磯崎哲也氏が彼のブログisologで「「漢検」で思った、公益法人の利益についての素朴な疑問」という記事を掲載している。
氏の疑問は一言で言えば「なぜ公益法人だからと言って利益を上げてはいけないのか?」ということだろう。
これに対する私なりの回答は、「フェアでない」ということである。公益法人には税制上の優遇がある。また、財団法人で文部科学省後援ということで多くの受験者を獲得してきたということもあるだろう。
もちろん、ある程度の利益がないと運営が行き詰るかもしれない。しかし優遇を受けている以上、それは必要最小限とするべきである。もっとも、株式会社化して、税制の優遇も文部科学省後援も返上すれば、いくら利益を上げようがかまわないのだが。
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氏の疑問は一言で言えば「なぜ公益法人だからと言って利益を上げてはいけないのか?」ということだろう。
これに対する私なりの回答は、「フェアでない」ということである。公益法人には税制上の優遇がある。また、財団法人で文部科学省後援ということで多くの受験者を獲得してきたということもあるだろう。
もちろん、ある程度の利益がないと運営が行き詰るかもしれない。しかし優遇を受けている以上、それは必要最小限とするべきである。もっとも、株式会社化して、税制の優遇も文部科学省後援も返上すれば、いくら利益を上げようがかまわないのだが。
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>氏の疑問は一言で言えば「なぜ公益法人だからと言って利益を上げてはいけないのか?」ということだろう。
ちょっと違います。
「公益法人の資金使途を(恣意性から中立であるとは全く言えない)政府がコントロールするのではなく、別にもっと望ましいガバナンスの仕組みがあるのではないか?」
ということです。
実際、海外のNPOやNGOは、同様に税制上の優遇措置を受けつつも、日本の公益法人より積極的に世界的に実績を上げている例は多いし、なおかつ、日本のような天下りや使い込みといった「問題」は少ないのではないかと思いますが、そういった組織が採用しているガバナンスの方法ではダメなの?ということです。
(ではまた。)
ロジックの流れからは、そこまでは読み取れなかったものですから。
ところで、ガバナンスの話なら、収入よりむしろ支出に注意を向けるべきでしょうね。
仮に悪いことをしようと思えば、それは帳簿の記入の有無にかかわらず、必ずお金が出ていっているはずですので。