文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

ビジネス著作権検定(上級)受験

2009-11-22 19:23:19 | 資格試験受験関係
 今日は、予定通り、「ビジネス著作権検定(上級)」を受験して来た。受験は予定通りしてきたが、勉強の方は全然予定通りできなかったのだが・・・

 会場は、発明協会広島県支部。集合時間は13時30分だが、ちょっと余裕を見すぎて、12時40分位には、建物の前に着いた。しかしここで思わぬアクシデントが!!

 入口のドアが開かないのだ。昼休み中とでも言うことだろうか?数々の試験を受けてきたが、受験会場に着いたのに建物に入れなかったのは初めての体験だ。仕方がないので、13時過ぎまで近所をぶらつくことにした。幸いにも、近くに健康科学館というのがあるので、建物の中に入って寒さを凌いでいた。

 さて、肝心の試験の方だが、あまり勉強できなかった割にはまあまあという感触か。使ったテキストは、税務経理協会から出ている「解いて覚えるビジネス著作権検定合格テキスト」で、初級、上級共に対応しているという優れものだ。出題された問題から判断すると、これ一冊をみっちりやっておけば、十分合格できるだろう。(みっちりできなかったのが残念!)

 結果は1ヶ月後位に連絡があるらしい。さてさてどうなることやら。

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著作権期間延長の必要はあるのか

2009-11-21 08:33:28 | オピニオン
 gooによれば、川端文部科学相が20日の閣議後会見で、「現在は著作者の死後50年としている著作権の保護期間を、死後70年に延長する著作権法改正に意欲を示した」そうである。

文科相、著作権保護期間70年への延長に意欲(朝日新聞) - goo ニュース

 「70年はある種、世界標準。その方向で進めるべきだ」という認識のようだが、私はこれ以上著作権というあいまいもことしたものを強大にすることには疑問がある。

 その理由は、幾つかあるが、まず第一の理由として、大きくは同じ知的財産権にくくられる特許権などの産業財産権とのバランスが悪すぎることがあげられるだろう。特許権の場合は、保護期間は原則出願から20年である。しかし、特許の場合は、特許庁の審査に非常に時間がかかるため、権利が確定するまでは5年程度の審査期間が必要なので、実質の権利期間はもっと短くなる。これに対して、著作権の場合は、創作時から権利が発生し、現状でも作者の死後50年は権利期間が続くのである。そして、特許などのような審査もなく、保護の要件となる「自らの思想・感情を創作的に表現」することは、一般にかなり広く解釈されるので、例えば幼稚園児の落書きのようなものでも立派に著作権の対象となる。だから、3歳の幼稚園児の落書きを死後70年も保護するとすれば、80歳まで生きたとして、150年近くも保護が続くのである。あまりにも長すぎはしないだろうか。もちろんこれは極端な例であるが、そもそも著作権法は、「著作者等の権利の保護」を図ることにより「文化の発展に寄与する」ことを究極目的としている。この目的に照らしてみると、著作者本人の権利を守ることには意味があるだろうが、孫やひ孫の代まで手厚い保護を行う必要があるかどうかは疑問である。そして、権利を与えられた者には、義務も生じる。その義務とは、権利期間終了後は、これを社会一般の共有財産として提供するということなのである。100年以上も権利が続くと、義務を果たさないうちに多くの著作物は消え失せてしまうだろう。権利と義務のバランスが極端に悪くなるというのが第二の理由である。

 そして、第三の理由は、著作権というもの自体が、元々かなりあいまいで複雑なものであるということだ。著作権は、表現を保護するのだが、ほとんどの著作物は、過去の遺産から多かれ少なかれ影響を受けているものである。だから、著作者は、限られた一部だけをみると、無意識に記憶の底にあった表現を使っているという可能性も否定できない。そしてどの程度似ていれば、侵害になるのかも今一つはっきりしない。著作権の場合は産業財産権と異なり、元の著作物に接していなければ、いくら似ていても著作権法には抵触しないのだが、この証明は一般にはまず不可能であろう。更に著作権は、これに付随して、著作者人格権や著作隣接権といった権利も付きまとうため、あまりにも複雑すぎる。複雑であいまいなものを必要以上に保護することにどれだけの意義があるのだろうか。しばらく前に、漫画家と歌手との争いがあったが、これがひ孫同士で行われているところを想像すると、もはや滑稽以外の何物でもない。
 
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一般論としての世界最高技術開発の必要性

2009-11-15 20:56:03 | オピニオン
 池田信夫氏は、彼のブログ「池田信夫blog part.2」で「沈没した「スパコンの戦艦大和」」として、京速計算機開発の事実上の打ち切りが決まったことに、当然であるとの記事を掲載していた。

 残念ながら、この問題に対して私はほとんど情報を持たないし、氏の指摘するような問題があることも事実かもしれない。ただ私が懸念するのは、すべての世界最高を目指す「日の丸技術」に意味がないという流れになってしまうことだ。

 世界最高の技術開発を行っていけば、その技術が直接目的とする分野だけでなく、そこから様々な派生技術が生まれ、思いもよらなかった応用が広がっていくこともよくあることだ。典型的な例が軍事技術からの派生であろう。軍事技術は、相手よりいかに優れた兵器などを作るかに尽きる。兵器が増えるのは困るが、そこから様々な民生用でも使える技術が派生してきているのは歴史が示すところだ。GPSもインターネットも元々は軍事技術からの転用である。

 一般論として、すぐれた技術を産もうとすれば、世界最高水準の研究開発が必要になってくるのだ。日本のような「モノヅクリ」で生きていかざるを得ない国には、技術開発は、特に必要なことだろう。

 池田氏は、スパコンを戦艦大和に例えている。確かに大和は、航空機中心となった戦闘の時代に、時代遅れのように現れた巨大戦艦である。しかし、それでは大和の開発が全くの無駄だったかというとそんなことはない。広島県呉市にある大和ミュージアムに行って見れば、大和で培われた、当時の最高技術が、その後の日本の発展にいかに役立ったが分かる。

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ビジネス著作権検定の受験票が来た

2009-11-14 19:43:45 | 資格試験受験関係
 仕事で、しばらく家を空けていたが、帰ると「ビジネス著作権検定(上級)」の受験票が届いていた。受験票と言えば、葉書かカードのようなものが多いが、これは、単にA4の事務用紙に印刷してあるだけ。この形式の受験票は記憶にある限りでは、初めてのような気がする。

 試験会場は発明協会広島県支部。試験日は、11月22日(日)と後1週間しかない。一応テキストに付いている過去問を初級と中級通してざっと解いてみたが、まあまあといった感触か。

 しかし、今月は公私共に忙しい。放送大学のレポート2通とR+から献本してもらった雑誌と本のレビューをそれぞれ一つずつ仕上げなくてはならない。こちらは、全く手付かずの状態だが、合間時間に少しずつこなしていくしかないだろう。


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勝間和代氏とマクロ経済学

2009-11-07 12:43:33 | オピニオン
 勝間和代氏が「まず、デフレを止めよう」と題したプレゼンテーションを行なったことについて池田信夫氏が彼のブログ「池田信夫blog」に、「勝間和代氏のためのマクロ経済学入門」という記事で、「出来の悪い学生の答案みたい」と批判していた。

 私は、あまり池田氏の意見に共感することは少ないのだが、勝間氏のプレゼン資料を見て、今回は彼に賛同したい。

 まずプレゼン資料に、「日本はデフレスパイラルの真只中にあることを再認識して下さい」として、「極端なお金不足により、モノの値段が下がるデフレが続いています」としているが、まずこの部分でぶっとんだ。

 確かに、今はデフレと言える状況かもしれないが、このデフレは、お金不足ではなく、需要と供給のアンバランスによるものではないか。企業は設備投資を控え、国民は将来への不安から、できるだけ目先の支出を控えようとする。需要が不足しているときに物の価格が下がるのは当然のことだ。しかし、これが「極端なお金不足」が原因であるというのはどうだろう。異常ともいえるゼロ金利政策が続いて、マネーの供給側からはじゃぶじゃぶに近い状態であったのではないか。しかし、マネー需要は増えず、いわゆる「流動性の罠」の状態に陥り、行き場のなくなったマネーがサブプライム問題にも加担したことを考えると、「極端なお金不足」という大前提はおかしいのではないだろうか。大前提となる認識がおかしい以上、後に続く主張はあまり意味のあるものとは言えないだろう。

 もうひとつ池田氏が指摘していないことを言っておきたい。フィリップスカーブによって、デフレの問題点を指摘しようとしていることの意味が分からないのだ。もともと、フィリップスカーブは、インフレ率と失業率の間にはトレードオフの関係があるため、どちらかを改善しようとすると、どちらかが悪くなるので、そこそこのところで満足する必要があるということを示しているものだ。景気が悪くなりデフレ状態に陥れば、失業率が高くなるというのはトレードオフの関係でも何でもなくむしり当たり前とも言え、ここで説明されている内容を考えると、わざわざフィリップスカーブを出して言うようなことでもない。自分の主張の権威付けのために、持ち出しているのかもしれないが、意味のない使い方をしても仕方がない。

 私のような経済学の素人にも突っこまれる位だから、菅直人副総理は納得しなかったというのも当然のことだろう。

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消費できないものに対価は不要か

2009-11-03 11:19:52 | オピニオン
 小飼弾氏が彼のブログ404 Blog Not Foundの記事「ビジネスが終わり、エコノミーが始まる - #書評_ - ネットビジネスの終わり」で、気になることを主張していた。

 この本自体には読んでないので、特にどうこう言うことは無いのだが、引っかかったのは、弾氏の「対価をきちんと支払って情報を得る」というのは、情報本来の姿ではないのだ」という部分である。

 この部分の彼のロジックを、もっと分かりやすく纏めて見るとおそらくこうなる。

 (大前提)対価が必要なものは消費できるものだけである。⇒(小前提)情報は消費できない。⇒(結論)情報に対価を払うのは本来の姿ではない。

 しかし、このロジックがおかしいことは、すぐに分かると思う。対価が必要なものは、消費できるものではなく、市場価値があるものなのである。だから、企業のノウハウや借地権などといった諸権利は、対価と引き換えに市場で取引される。また現実世界にきちんとして形を持つ土地にしても、消費はされないのだ。

 ネット上の情報に限るのなら、情報一般と言った論の立て方ではなく、もっとネット自体の特性に基づいた論を立てるべきだろう。

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城繁幸氏の新入社員のライン研修に関する疑問

2009-11-02 08:12:41 | オピニオン
 城繁幸氏が彼のブログに、「トヨタに学ぶ「日本型雇用の守り方」」という記事を書いていた。

 しかし、これは分かりにくい記事であり、何回読んでも、何を言いたいのかがはっきりしない。なぜ分からないのかを考えてみると、城氏が、大前提をどう考えているのかが、この記事を読んだだけでははっきりしないということに気がついた。

 この記事から読み取れるロジックを、大前提を推測しながら2つばかり考えてみた。

<その1>
【大前提】
・工場の製造ライン業務は、非正規労働者の職の確保のために必要である。

【小前提】
・製造ライン業務に新入社員を配置するのは、非正規労働者の職を奪うものである。

【結論】
・ 新人のライン業務への配置はやるべきではない。

<その2>
【大前提】
・日本型雇用のシステムは間違っている。

【小前提】
・あらゆる職をローテさせるのは日本型雇用の典型である。

【結論】
・ローテにより、雇用調整をするのは間違っている。

 間違っていたら申し訳ないが、なんとなく城氏の価値観が垣間見えるような感じがする。ただ、一時的な雇用調整をどうやるかは企業の裁量だろうし、現場業務を知らないものが本社の管理部門で机上の空論を振りまわないためには、3か月位は製造ラインに入ることは決して悪くないのではないかと思う。

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思考のバイアス

2009-11-01 12:43:32 | オピニオン
 先般より、当ブログに寄せられた私の記事に対して、bobbyさんより色々とコメントをいただいたり、反論記事をbobbyさんのブログに掲載していただいたりしている。先般も私の「解雇自由に関する私の意見(まとめ)」をはじめとする私の記事に対し、「風竜胆さんの意見に対する見解」という記事を載せられていた。

 bobbyさんの記事には、私の見解に関して様々な反論が述べられていたが、私の見解の要旨は、上記「解雇自由に関する私の意見(まとめ)」の通りであり、一番重要な部分なので、これに対する見解から述べておこう。

 bobbyさんは、私の記事に対して、「私の目からは理論に飛躍があり、その飛躍を埋めているのは、企業と労働者を並べて検討しているのではなく、労働者の利益により近い価値観であると感じる事。その背後にあるのは、労働環境や労働市場に対する知識や経験が(国内のものに)限られていて見識が狭く、「日本企業の古き良き伝統」みたいなものを過大評価しているのではないか」と述べられている。

 私の見解は、理論(Theory)と呼ぶほどのものでもなんでもなく、単純な論理(Logic)からの帰結なのだが、それはさておき、もう一度私の記事を読み直してみていただきたい。どこにも、特定の価値観などは入っておらず、ごく単純に経済学の知識から派生するような論理を組み立てているにすぎない。飛躍があるというのなら、どこに飛躍があるのかを具体的に示すべきだろう。これが、飛躍があると思えるのは、おそらく、bobbyさんの主義や信条から、思考にバイアスがかかっているためだろう。bobbyさんは、私に対して、「知識や経験が(国内のものに)限られていて見識が狭く」と書かれているが、これは裏を返せば、「自分は知識や経験があり見識は広い」と自認しているということであり、そのことがかえって思考のバイアスを形成しているのではないだうか。

 ここで、私の立場を言わせていただけば、別に「労働問題」に興味があるわけではない。趣味で、「経済学」関係のことを勉強しているのだが、影響力のある人が、論理的に納得のできないことを言っているのを時折目にするので、それに対して「おかしいでしょう?」と言っているだけなのである。残念ながら、ほとんど反響がないので、今回のように議論できるのは、大変ありがたい。なお、俗に「政治経済」というように、「経済」と「政治」は密接に結びついているのだが、残念ながら「政治」の方にはほとんど興味がわかないので、あまりそちら側に入りすぎるような議論については、ご遠慮申しあげる場合もある。

 さて、上に述べたことが、私の主張のキモであり、後は、どちらかと言えば派生的なことなので、それほど議論に熱意はわかないのだが、一応見解を述べておこう。

 bobbyさんは、私の、「需要超過の場合はうまくいくでしょうが、需要のないところに市場だけあっても、それは、既卒者と新卒者が同じパイを奪いあうだけなので、需要と供給の関係により、より悪い条件での再就職となることでしょう」という見解に対して、「柔軟な労働市場の構築は、その社会(企業と労働者とその家庭)に選択の幅と柔軟性を与える事ができます。ご指摘のように、不況時には労働市場の利用度は低下しますが、好況になれば増します。」と書かれている。これは、反論なのかどうかは、よく分からない。私もこの部分について特に述べることはないし、案外私とbobbyさんの見解は近いのではないかとも思われる。しかし、一つ指摘しておきたいのは、解雇の自由と労働市場の流動性を高めることは、関連はあるものの別の概念であるということだ。現在の仕事が意に染まないものは、新たな職を探せばよい。企業が新卒採用偏重を改めるべきだというのは、bobbyさんと意見が一致するところだと思う。

 さらに、モラルハザードについて「どのような情報の非対称性により、株主の意に染まないどのような事を行うのでしょうか。意味が良くわかりませんので、具体例をお願いします」と書かれている。情報の非対称性によるモラルハザードについては、「非対称情報の経済学」(藪下史郎:光文社)などに割と詳しく書かれているので、そちらを参照していただきたい。

 最後に、bobbyさんは、「ロボットに追い出された数千人のラインワーカーの行き先はどうするつもりですか。行政が先手を打ち、その人達の労働需要を吸収する別の産業(介護その他)を用意する必要があると思われませんか?」と書かれているが、これはおそらく私とbobbyさんが念頭に置いている「労働者」の区分に差があるのだろう。bobbyさんの言われる「数千人のラインワーカー」は、現状でも非正規雇用者の割合が多いと考えられ、これらの方々にきちんとした職を用意できるようにすることも行政の責任であるということには別に異存はない。

 なお、bobbyさんは、自分のブログのトラックバック機能を殺しておられるようだ。こちらからも、時折トラックバックを差し上げたいと考えるので、ぜひ活かして欲しいものである。

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