文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

森毅さんの入院報道に思う

2009-02-28 11:37:59 | その他
 数学者の森毅さんが、調理中こんろから服に火が移って、大やけどをし、入院されたそうだ。最近はテレビでもお見かけすることはなく、久しぶりに聞いた森さんのニュースが入院というのはなんとも残念なことである。

 森さんには、直接教わったことはたぶんないと思うのだが(何分学生時代ははるか昔のことなので記憶があいまいになっている。)、なかなか愉快なエピソードの多い先生で、勝手に親しみを抱いていた。大学の掲示板に「今年は鬼になるぞ」といった愉快な掲示がされていたのは今でも記憶に残っている。また、真偽のほどはわからないが、友人たちが「試験ができなかったらカレーライスのつくりかたを書けば単位が貰える」なんという話をまことしやかにしていたことも覚えている。

 厨房が電化されていたらこんな事故は起こらなかったかもしれないと思うと少し残念である。ご高齢なので少し心配だが、早く回復して、益々の活躍を願いたい。


森毅さん、大やけど=料理中、火が服に-京都(時事通信) - goo ニュース

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この会社のコンプライアンスはどこに

2009-02-27 22:44:17 | オピニオン
 gooニュースによると、オリンパス社員が、取引先から機密情報を知る社員を引き抜こうとする動きを知り、不正競争防止法違反(営業秘密の侵害)の可能性があると判断して、コンプライアンスヘルプライン室に通報したところ、同室の責任者が、その社員とのメールを、当事者である上司や人事部にも送信したため制裁人事を受けたとのことである。

 <オリンパス広報IR室は「本人の了解を得て上司などにメールした。異動は本人の適性を考えたもので、評価は通報への報復ではない」とコメントしている。>とのことだがあまりにも信ぴょう性が薄い。これだけ読んでも疑問点は、
・いったい何のために、上司に通報者とのやりとりをメールをする必要があるのか?
・本人が自分が不利になるかもしれないのに、メールを送ることになぜ了解をするのか?
・異動が本人の適性を考えたものなら、どうしてその適正のあるはずの部署で評価が下がることになるのか?
と出てくる。

 いったい、この会社のコンプライアンスはどこにあるのだろうか。

社内告発で制裁人事、オリンパス社員が人権救済申し立てへ(読売新聞) - goo ニュース

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このブログの各種ポリシー

2009-02-25 14:45:29 | 合格した資格試験一覧・ブログポリシー

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・資格試験のまじめな相談などには可能な限りお応えします。
・コメントのすべてに返事をつけるとは限りません。
・失礼なコメントには、相互主義の観点から、同程度の対応をしますので、それを了解のうえで投稿してください。

 なお、ゴキブリコメント、ゴキブリTBの類は、即削除いたします。また、個人の趣味でやっている以上、判断については私の主観で行わさせていただきます。


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弁護人の職務とは何か

2009-02-24 18:31:57 | オピニオン
 小倉秀夫氏は彼のブログ記事「手抜きをせよ,依頼者を裏切れ,サボタージュせよ」という外野の絶え間ない要求の冒頭で、<光市母子殺害事件では,刑事弁護人としての職務を全うした弁護人たちが囂々たる非難を受けました。>と述べている。

 しかし、これは普通の市民感覚からは極端にずれているのではないか。公判の当初の予定日に主任弁護人が欠席して弁論が翌月に遅延させたり、事件が母恋しさ、寂しさからくる抱き付き行為が発展した傷害致死であるという一般市民の良識からは理解できないようなことを主張するのが弁護人の職務を全うすることだと考えているのなら考え違いもはなはだしい。

 一般市民が刑事弁護士に求める役割とは、無実の者が刑に服すことがないようにすることと犯罪を犯したものが不当に重い罪を課せられないようにすることではないだろうか。本来刑に服すべきものがそれを逃れるための手伝いをするようなことは社会は望んでいないのである。

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○関連ブログ記事
雑読記
404 Blog Not Found
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カツマカツヨさんじゃなかったのね

2009-02-21 09:08:20 | オピニオン
ブログをやるようになって、最近勝間和代という人の名前をよく目にする。小飼弾氏のブログ「404 Blog Not Found」の最近の記事にも「assert(yourself); - 書評 - 断る力」という記事が紹介されていた。確かに実生活やビジネスの場で、断ることは重要である。それも相手に嫌な感じを持たせずにうまく断ることが。

 Wikiによれば、経済評論家で公認会計士のようだ。著書もたくさんあるようだが、残念ながらまだ読んだことはない。ところで、この勝間和代さんの名前、恥ずかしながら、ちょっと前まで「勝間勝代(カツマカツヨ)」さんだとばかり思い込んでいた。

 さすがに有名になる人は、名前も”aggressive”だと変に感心していたのだが、最近実は「和代」さんだと気がついた。さすがに「勝間勝代」なんて名前のわけないか。

 
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しゃべる名刺 こんなものいらねー!

2009-02-20 20:17:11 | オピニオン
 「俺と100冊の成功本」というサイトに「口ベタなあなたを救う しゃべる名刺」という本についての書評が出ていた。これは、以前小飼弾氏のブログ「404 Blog Not Found]でも紹介されていたものだ。

 「しゃべる名刺」といっても、別にIC回路が組み込まれていて、本当に名刺から声が出るわけではない。(それはそれでうっとうしいが)
 
 ここで言う「しゃべる名刺」というのは<普通の名刺4枚分の大きさのものを、普通の名刺の大きさに折りたたんだ名刺>で、そこに長々と、自分のPRなどを書きこんだもののようだ。しかし、受け取る側としては、こんなものをもらってうれしいだろうか。私なら、こんな名刺をもらってもすぐ捨ててしまう。かさばって保存に不便だし、初対面の人間の興味のない自己PRなんてまず興味を持てないからだ。

 それよりは、顔写真でも入れていれば、次に会った時まで覚えていてくれる確率が高いし、PRしたいことがあれば、簡潔に目立つようにして入れておけばよい。普通の名刺4枚分の名刺なんて自己満足にしか過ぎないと思うのだが。

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池田氏と小倉氏にはもっと大事な議論を望む

2009-02-19 20:26:40 | オピニオン
 池田信夫氏小倉秀夫氏が「新自由主義」という訳語の元の用語が「neoliberalism」か「libertarianism」ということでお互いのブログで議論を繰り広げている。

 ハッキリ言ってどうでもいい。

 影響力のある2人のことである。こんなことで議論をするよりもっと社会が良くなるようなテーマで議論してほしいものだ。

 ちなみに理工学系の私にとっては、「○○主義」という言葉自体が胡散臭い。「○○主義」と言ったとたんにそこで思考停止になっているような気がするからだ。

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解雇自由で労働生産性はあがるのか

2009-02-18 20:12:33 | 経済学
 今日も、池田信夫氏が彼のブログ記事「北欧モデル」で労働市場の自由化を述べている。

 <北欧の労働生産性が高いのは、解雇自由で労働移動がすみやかなことが原因といわれているが、このモデルに普遍性があるかどうかはわからない>と述べながら、結局は、<北欧型の積極的労働政策には学ぶべき点が多い。解雇自由にする代わりに、職業訓練などによって労働移動を円滑にする制度を、労組や政府ではなくビジネスベースで実現するしくみが必要だろう。>と括っている。

 しかし、私には現実を全く見ていない空論に思えてならない。解雇自由となれば、不況期には巷は失業者であふれるのではないか。それがまた不況を加速するといった負のスパイラルに陥りはしないか。そんな状況下で、職業訓練などで本当に労働移動が円滑になるのか?仮に次の職が見つかったとしても、労働者の処遇は一層悪くなり、それが新しい職に就くたびに加速するようなことはないのか。

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○関連ブログ記事
404 Blog Not Found
雑種路線でいこう
keitaro-news

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ビジネス・キャリア検定の受験票到着

2009-02-18 08:00:00 | 資格試験受験関係
 昨日家に帰ると「ビジネス・キャリア検定」の受験票が来ていた。受験するのは「経営戦略2級」。
 まったく勉強はしていないが、この方面よく本を読んでいることもあり、先般過去問をやってみたら、合格圏内にあった。

 しかし油断は禁物。テキストは買っていないが、家にある戦略関係の本を1~2冊読んで行こう。

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いねむりしたっていいじゃないか!だってにんげんだもの!

2009-02-17 19:17:03 | オピニオン
 中川財務・金融相がG7後の居眠り会見で、とうとう辞任という羽目になった。

「いねむりしたっていいじゃないか!だってにんげんだもの!」(○○みつお風)

 それにしても、昔の大物政治家なら、この位の非難はウィットの利いた言葉で切り返していたように思う。最近は政治家も小粒になったか。もっとも、最近の社会の風潮を考えるとかえって墓穴を掘ることになるかもしれないが。昨日の記事にも書いたが、どうも最近は何かあればすぐ他人の足を引っ張ろうという風潮が我が国に蔓延しているようで気持ちが悪い。

「あなたがたの中で罪なき者が、まずこの女に石を投げよ。」(ヨハネによる福音書、第8章)

中川財務・金融相が辞任、G7後の醜態会見で引責(読売新聞) - goo ニュース

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○関連記事
「なんか、今ってすごい時代だよなあ」:たけくまメモ


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