実家管理のために家を空けていたが、帰ってみると、放送大学から2021年度1学期のテキストが来ていた。1学期は2科目。「生活と福祉コース」が終わると、7コース卒業になり、もう全課生では再入学できなくなるので、のんびりやるつもり。
実家管理のために家を空けていたが、帰ってみると、放送大学から2021年度1学期のテキストが来ていた。1学期は2科目。「生活と福祉コース」が終わると、7コース卒業になり、もう全課生では再入学できなくなるので、のんびりやるつもり。
本書は、「ホリエモン」として知られる堀江貴文さんの語録といったところか。それまであたりまえだと思っていたことがつぎつぎにひっくり返っていく。なお、言い方が非常にストレートなので、人によっては苦手と思うかもしれない。本書を読んでいると次の言葉が私の頭に浮かんだ。
人の行く裏に道あり花の山
ただ、本書に書かれていることを全部そのまま実行しても、うまくいくとは限らない。むしろ失敗する確率の方が大きいだろう。それはその時々や各自置かれているシチュエーションが、人によって違うからだ。それを無視して真似をしてもうまくいかないだろう。全部真似できたとしても、ミニホリエモンができるだけである。それは、堀江さんの言っていることから外れてしまうだろう。要は、内容をよく咀嚼して取り入れられるものは取り入れたらいいということだ。ただ常識に捕らわれないことは大切だと思う。常識に捕らわれていては、常識的な成功しかやってこない。
なお、本書は、小学館集英社プロダクションさまからの頂き物です。ありがとうございました。
☆☆☆
※初出は、「風竜胆の書評」です。
今日、近くのコンビニから2021年度1学期の学費を振り込んだ。また夕方今回卒業した情報コースの学位記が届いた。これで放送大学6つ目の学位記だ。あと今回入った「生活と福祉コース」でコンプリートとなる。早めに終わらせて、他の大学の通信教育を受けるか、今度入った生活と福祉コースを目いっぱい引っ張るかは悩みどころだ。
本書は嵐山さんが沖釣り(船釣り)をしている様子をユーモラスな文体で描いた釣りエッセイという形で纏めたものだ。紹介されている釣り場は東京近辺が多いが、中には香川県、新潟県、長崎県などにも遠征している。なお、文中「タコの介」なる人物がよく出てくるが、これは、沖釣り専門誌の「つり丸」編集長(当時)の樋口正博さんのことである。なおネット情報によると、樋口さんは2019年7月に亡くなられているようだ。
タイトルの通り、釣った魚を船上で開いて干して、美味しく食べるのだがすべての魚という訳ではない。例えば、ヒラマサのように大きな魚は開いて干すという訳にはいかずに他の食べ方をしている。
実は、私にも昔釣りに凝っていた時期があった。船は酔うので、もっぱら堤防からの投げ釣りなのだが、夏はキス、冬はカレイがよく釣れた。今は当時住んでいたところとは別のところに住んでいるので止めているのであるが。
釣りと言えば面白いことがあった。昔勤めていた会社でのことだ。釣り大会で皆船で繰り出した。私も最初は船に乗っていたのだが、酔ってしまって、近くの波止場で下ろしてもらった。やることもないので、一人寂しくサビキ釣りなどをしていたのだが、なんと私が一番の大物を釣り上げてしまった。確かウマヅラハギだと記憶している。同僚は皆呆れていたが、波止場でこれだけの大物が釣れるのなら、船っていったい・・・・。
本書を読んでいると、色々な魚を対象とした釣りが紹介されており、また釣りを再開したくなってきた。
☆☆☆☆
※初出は、「風竜胆の書評」です。
鉄道マニアの少女二人が九州を中心に鉄道旅をする物語。竹書房が発行する「まんがくらぶ」に、2017年12月号から2019年8月号まで連載されていたらしい。
鉄道マニアの女性を俗に鉄子というが、この物語の特徴は、四コマ漫画でストーリーが進んでいくことと、二人の鉄子がものすごい美少女なこと。
さて、二人の鉄子だが、一人は、一条咲良という有名企業の超お嬢様女子高生。一条グループは枕木販売で財を成したという設定のため、「視察」と言う名目で色々なところに鉄道旅をしているが、その実態は単なる乗りテツ。
もうひとりは、霧島月詩という、こちらは超庶民な同じ高校に通う女子高生(但しクラスは違う)。同じ鉄道マニアだったことから咲良と仲良くなり、二人で旅をするように。
二人の通う高校は、鹿児島県にあるので、九州地方の鉄道の話題が多い。なぜ鹿児島と思ったのだが、作者がどうも鹿児島県在住らしい。ただし山陰迂回貨物を見るために、山陰本線の大田市駅まで行っている話が入っている。
九州地方の鉄道などに興味がある方なら、楽しみながら読めるだろう。そうでなくても、実際にこんな美少女が鉄道案内してくれたらいいと思う人も多いのではないかと思う。
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※初出は「風竜胆の書評」です。