文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

秋の七草検定

2010-09-25 23:09:54 | 資格試験受験関係
相互リンクしている、「べんちゃんさん」のブログで、「秋の七草検定」なるものが紹介されていたので、ちょっと知識を試すつもりでやってみた。「春の七草」なら、「せり、なずな、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、これぞ七草」といった覚え方がある。これは、南北朝時代の四辻左大臣こと四辻善成が作ったものらしい。しかし、秋の七草にそんな覚え方があったというのは聞いたことがない。

 しかし、上で紹介した、検定問題の中に、「秋の七草の由来となった「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花また藤袴 朝顔の花」という歌を詠んだ歌人は?」と言う問題があった。

 この歌が「そのまま秋の七草」の覚え方になっているではないか。ここで、尾花はススキ、朝顔は桔梗のことである。

 答えは、柿本人麻呂、額田王、山上憶良、山部赤人から選べと言うことだが、この中で、こんな歌を詠むのは憶良くらいだろうと思って選んでみたら正解だった。

 一応全問正解だが、このgooの糞ブログ(失礼)は制約が多く、合格証を貼り付けても、まともに表示してくれない。仕方がないので、「本の宇宙」の方に貼り付けてあるので、そちらを参照して欲しい。


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サラリーマン免許試験合格数日本一はもしかして私?

2010-09-25 07:00:00 | 資格試験一般
 先般このブログに「資格とはなんだろう」を書いたあとでちょっと気にかかることができた。

 それは、サラリーマン「免許」試験合格合格数は実は私が日本一ではないかということだ。確かに「免許」に「検定」を加えた広義の「資格」の数なら、私よりたくさん持っている人は結構いるだろう。しかし、それを、「一般に禁止・制限されている行為を行政機関が特定の人に対して許すことや、特定の人に権利を定めて地位を与える」(Wiki「免許」より引用)という狭義の資格すなわち「免許」に限定して、そこにサラリーマンという限定をつけたらどうだろうか。

 ただし免許に分類されるものには、講習などによって得れるものも結構あるので、もうひとつ「試験よって取得した」と言う条件もつけたわけだ。

 バナナのたたき売りのように、どんどん限定条件が増えているが、まあ、この方面ある程度言ったもの勝ちところもあるので、誰かもっと持っているよと言う人が現れない限り、「サラリーマン免許試験合格数日本一」(暫定)を自称しようか(笑)。

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放送大学の教材到着

2010-09-24 07:00:00 | 放送大学関係
 ブログやツイッターなどで、放送大学の教材が届いたという話題をよく目にしていたが、私のところにも、昨日やっと届いた。

 テキストは、「エネルギー学の基礎」と「現代物理」の2科目分。

 私は電気工学が専門だが、大学に入ると物理が好きになり、理学部にも聴講に行って物理関係の単位を取ったりしたものである。

 社会人になってからは、放送大学で時折単位を取っているくらいで、それほど熱心に勉強を続けていた訳ではないが、最近また物理学を勉強したいと思うようになってきた。

 数学フリークの人は結構いるが、私も物理学フリークへの道を歩み始めようか(笑)。

 「現代物理」のテキストをパラパラとめくってみると、結構幅広い話題について述べられている。これが一般向けの本だと、数式がないのでかえって分かりにくいのだが、適度に数式もちりばめてあり、錆びついた頭のリハビリにはちょうどよさそうだ。

 「エネルギー学の基礎」の方は、基礎科目と言うこともあり、数式などは使われていないが、エネルギーを語る場合に、常識的に知っておくべきことが書かれており、知識の再整理によさそうである。

 最近は、放送大学の方も、あまり身を入れて勉強した記憶がなく、試験前にちょっと勉強してお茶を濁していたような感がある。反省して、今回はきっちりと勉強しよう。


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資格とはなんだろう

2010-09-23 11:14:24 | 資格試験一般
 色々な人のブログを回っていると、「資格」についての定義が結構ばらついているのを目にする。考えてみると、これは案外難しいかもしれない。試しに、gooの国語辞典で検索してみると、「資格」の定義は、次のようになっていた。

1 あることを行うのに必要な、また、ふさわしい地位や立場。「理事の―で出席する」
2 あることを行うために必要とされる条件。「税理士の―を取る」
   (gooの国語辞典より引用)

 このように、「資格」と言う概念は、かなり幅広いのだが、資格マニアの方も自分の持っている資格について述べる時に、さすがに最初の定義で使っている人はいないと思うので、ここでは二つ目の定義の方について述べてみよう。

 しかし、この二つ目の定義も、一般に認識されている「資格」の定義からは不十分だと言わざるを得ない。確かに、法律に基づいて、「一般に禁止・制限されている行為を行政機関が特定の人に対して許すことや、特定の人に権利を定めて地位を与える」(Wiki「免許」より引用)という「免許」についてはこの通りなのだが、例えば「情報処理試験」などは情報処理の業務を行う上で必ずしも必要ではない。

 私は、「資格」には広義の資格と狭義の資格があると思っている。そして、狭義の資格とは免許のことであり、広義の資格には、これに検定を加えたものだ。検定とは、ある技術・技能等を持っていることを保証する制度のことである。また、芸事では慣例として「免許」と言う言葉を使うこともあるが、これは法的な根拠は無いので、分類としては検定に含まれるだろう。そして免許はほぼ無条件に「資格」としてカウントできると思う。

 更にもうひとつ、これはあまり明示されてはいるものにお目にかかったことはないのだが、特に検定の場合は、私は、「社会通念上一定の評価ができるもの」というのがあると思う。なぜなら、一定の評価がされているような検定でない以上、その人の技術・技能等が保証されているとは言えないからである。

 これらに照らしてみて、迷い易い個別の事例について検討してみよう。まず「学位」である。これは、法律に基づいて、学位を名乗るということができる権利を与えるものだから、資格としてカウントできるだろう。

 次に、講習だけで取得できるようなものだが、社会通念上一定の評価がされているようなものなら、取得の方法にはよらないだろう。しかし、怪しげな民間資格やネット検定の多く、通信教育の修了などは、仮に資格と自称していても、社会的な評価と言う意味で、資格として扱うには疑問がある。

 また、最終的に資格を取得するための部分的な要件となっているようなものは、それ自体を資格として扱うべきではないというのも普通の感覚だろう。だから、資格試験の科目合格や、学位を得るための条件となっている大学等での単位取得を独立した資格として数えるべきではないと考えている。


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終身雇用制と日本文化 ゲーム論的アプローチ

2010-09-23 07:00:00 | 書評:学術・教養(人文・社会他)
 長引く不況を背景に、労働市場の自由化など、市場のメカニズムに過大な期待を寄せる論調をよく目にするようになった。日本経済が絶好調だった頃はあれだけもてはやされた、「終身雇用制度」を背景とする「日本的経営」は、、今や日本企業の競争力を阻害している元凶のように言われることも多い。

 しかし、それでは、自由市場に一番信奉を置いているアメリカの場合はどうだろう。クーリエ・ジャポンの2010年3月号は、「『貧困大国』の真実」として、アメリカの病める姿を鋭く描き出していた。この実態を見れば、市場というものは、決して諸手を挙げて礼讃できるようなものでもないのだろう。もちろん、昔の社会主義諸国のような計画経済などは論外であり、解は、自由市場に近いところにはあるのだろうが、市場は必ずしも安定ではなく、そこになんらかのコントロールというものは必要なのである。

 市場に信頼を置くのは、「新古典派経済学」の考え方なのだが、私自身、安易な自由競争への期待に対して、ずっと懐疑的な気持ちを持ち続けて来たのだが、先般「終身雇用制と日本文化 ゲーム論的アプローチ」(荒井一博:中央公論新社)を読んで驚いた。まさに、私が感じている疑問に対して真っ向から論じていたのだ。発行は、1997年だからもう10年以上も前である。大抵のことは、既に誰かが考えて、論じているということのよい事例であろうか。

 要点をごく簡単にまとめてみよう。

 日本は伝統的に信頼を非常に重視した社会であり、そのような文化のもとでは、終身雇用制は、協力を促進するので、企業にも労働者にもメリットが大きい。

 反面、終身雇用制は、インフォーマルグループというものが組織内に形成されやすく、組織全体のためではなく、自分たちの利益のために動きがちである。信頼を非常に重視していた日本社会自体も急激に劣化が進行している。

 日本的システムは欠陥が露呈しているものの、歴史や文化を無視して、そのままアメリカの真似をしてもアメリカ以下にしかなれない。何よりアメリカ人の大多数が日本人より幸福という訳ではない。結局は、倫理的側面と制度的側面から日本的システムを改善してやっていくしかない。

 最近の経済学関係者たちの論調に少し辟易していた身には、いちいちうなずけることばかりである。ところで、本書には、経済学徒について、面白い実験結果が紹介されている。経済学徒は(もちろん平均的な話で個々には例外があるのはもちろんだが)、一般の人と比べて、「合理的」に行動したり非協力出会ったりする傾向が優位に現れるというのだ。ここでの「合理的」とは、「経済人」の持つ合理性ということで、つまりは自己の利益を最大にするように行動するということだ。経済の専門家の主張することが、時に違和感を持ってしまうのも、案外このあたりの感覚のずれから来るのかもしれない。


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続々・理系と文系

2010-09-21 20:28:43 | オピニオン
 理系と文系は何を持って区分するのかと言えば、これはなかなか難しい問題である。もちろん、人間自体を理系と文系に分けることの馬鹿らしさは、以前このブログでも述べたとおりである。ここで言うのは、学問における理系と文系ということだ。

 これは、最近フラ夫さんのブログでもコメントしたことなのだが、私は、理系の学問とは、自然科学に基礎を置くものであると思っている。ここで言う自然科学とは、自然法則などの自然に関することを研究するものということだ。すなわち、物理学、化学、生物学、地学などとこれらを応用するような学問が理系ということになる。だから工学の多くや医学などは理系の学問ということになる。しかし、例えば工学でも、建築史などは、理系とは言えないだろう。

 だからと言って、それ以外が文系と言う訳ではない。文系の学問とは、基本的には、自然に対して人間の営みに関するものを研究するものだと思う。文学、社会学、法学などがその典型的な例だろう。しかし、理系と文系と言うのは2元論ではない。それらの境界は曖昧模糊としていて、どちらの素養も必要な学際的なものも存在する。

 さらに、理系と文系の共通的な基盤となる学問もあるだろう。典型的なものが数学だ。数学は、若干の公理や定義から、世界を紡ぎだしていく学問だ。しかし、それは本来の自然とは直接関係はない。よく数学は理系だと言われるが、単に理系の学問の方で使いこなされる場合が多いと言うだけで、経済学や心理学などでも数学は使う。論理学や哲学なども、こちらに含まれるべきものだろう。


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大学・大学院での現在までの取得単位数

2010-09-20 10:19:45 | 放送大学関係
 だいぶ前に、大学・大学院での取得単位を数えてみたが、あれから放送大学での取得単位がいくらか増えているので、久しぶりに数え直してみた。

 現在までの取得単位は、

○放送大学での取得単位(既に2回卒業):121単位
○専業大学生(京都大学)時代の単位:179単位
○専業大学院生(京都大学大学院)時代の単位:36単位

 合計336単位である。のんびりと、興味の赴くまま生涯学習としてやっているにしては、なかなかの上出来かもしれない。しかし、専業大学生時代には、放送大学で10年以上かけて積み上げてきた1.5倍もの単位を、わずか4年で取得しているのだから、今更ながら、当時のパワーはすごかったものだと感心する。

 これに加えて取得資格数は81個。数を稼ぐことには、それほど興味がないのだが、とりあえず節目として400単位、100資格を目標としている。しかし、だいぶペースダウンしている現状では、いつのことになるのやら(笑)。

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昔の大学院合格通知

2010-09-18 20:56:00 | 資格試験受験関係
 時折、ツイッターなどで、大学院入学試験の話を目にする。私もウン十年前に大学院を受験した経験があるので、そんな記事を見ると、懐かしくなる。

 もう記憶も定かではないのだが、確か夏休み明けくらいに、試験があったような覚えがある。だから、4回生の夏休みは、帰省もせずに受験勉強に励んでいた。しかし、夏は暑く冬は寒いと言う典型的な盆地気候の京都では、住んでいた学生アパートは昼間は灼熱地獄となる。私たちのころは、下宿先にエアコンなんてものは絶対と言っていいほどなかったのだ。だから、昼間は、大学内の図書館など、涼しいところを求めて、放浪の旅であった。

 受験したのは2校。母校である京都大大学院の電気系専攻と九州大大学院のエネルギー変換工学専攻だ。幸い両方とも合格した。写真右は京都大の、左は九州大の合格通知である。

 大学で学んだことも、そのままでは単位を取ってしまえば、次第に忘却の彼方と言うようになりかねない。しかし、大学院入試の勉強のため、もう一度主要な科目を繰り返すことによって、一層理解が深まり、本当の「知識」が自分の物になった気がする。大学院入試とは、入試に通るためのものだと言うのはもちろんだが、もう一度自分が学んできたことを整理して、更に理解を深めるための機会でもあるのだ。


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我が家の積読艦隊

2010-09-14 06:22:42 | その他
 写真は、我が家の積読艦隊。既に目を通したものもいくつかあるが、レビューを書くまでは読了とはしないという縛りをかけているので、駆逐するよりは、敵が増強するスピードの方が速い。もちろん、既に読了した本は別に本棚や押し入れにしまってある。

 実は未読の本は、これでもまだ一部しか写っていない。果たして、この山を無くすることができる日が来るのだろうか。こうなってくると、読書も知的格闘技だ。(笑)

 ジャンルについては、それほどこだわりはないので、興味を持った物は手当たり次第である。しかし、どうしても小説が多くなってしまうので、意識的に、学術的なものやビジネスに関するものを多くしようと最近は思っている。

 読んだ者から、このブログの姉妹ブログである「時空の流離人」や「本の宇宙」にレビューを掲載していくので、興味のある方はそちらの方も覗いて欲しい。
 

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放送大学履修科目決定通知

2010-09-13 19:45:14 | 放送大学関係
 先週、放送大学から2学期の履修科目決定通知と振り込め用紙が来ていたのだが、色々と忙しくて払い込む余裕がなかった。

 本日やっと、振り込んできたので、後は教材が届くのを待つだけである。履修科目は、前にも書いたが、以下の通り。

(放送授業)
・エネルギー学の基礎(’07)
・現代物理(’08)

(面接授業)
・沿岸海域環境の保全と再生
・環境と資源の文化人類学


 自専攻の専門科目は3単位分。順調にいけば、この後、3単位取れば、3回目の卒業である。

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