マックンのメモ日記

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母の日に「お母さんにやさしい国」ランキング発表。日本は32位 韓国・アメリカを下回る!

2014-05-12 17:34:20 | その他
昨日は母の日でした。母の日は、日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表す日です。日本やアメリカでは5月の第2日曜日に祝いますが、その起源は世界中で様々であり日付も異なります。例えばスペインでは5月第1日曜日、北欧スウェーデンでは5月の最後の日曜日に当たると言った具合です。

アメリカでは南北戦争終結直後の1870年、女性参政権運動家ジュリア・ウォード・ハウが、夫や子どもを戦場に送るのを今後絶対に拒否しようと立ち上がり「母の日宣言」を発しました。ハウの「母の日」は、南北戦争中にウェストバージニア州で、「母の仕事の日」と称して、敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するために地域の女性を結束させたアン・ジャービスの活動にヒントを得たものですが、結局普及することはなかったのです。

ジャービスの死後2年経った1907年5月12日、その娘のアンナは、亡き母親を偲び、母が日曜学校の教師をしていた教会で記念会をもち、白いカーネーションを贈りました。これが日本やアメリカでの母の日の起源とされています。アンナは参加者全員に、母親が好きであった白いカーネーションを手渡した。このことから、白いカーネーションが母の日のシンボルとなったのです。

日本では、1931年(昭和6年)に、大日本連合婦人会を結成したのを機に、皇后(香淳皇后)の誕生日である3月6日を「母の日」としたのですが、1937年(昭和12年)5月8日に、第1回「森永母の日大会」が豊島園で開催された後、1949年(昭和24年)ごろからアメリカに倣って5月の第2日曜日に行われるようになり、母の日にはカーネーションなどを贈るのが一般的となっています。

ところで、子供支援の国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」が2014年の母の日に合わせて発表した「母親指標~お母さんにやさしい国ランキング」で、日本は昨年より順位を1ランク落とし32位だったそうです。1位はフィンランド、最下位の178位はソマリアでした。日本は韓国30位、アメリカ31位を下回り、先進7カ国中最下位。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、女性議員の比率の低さが評価を下げたと指摘しています。

一昨年に続き、今年も順位を1つ下げて32位となった日本は、先進7カ国(G7)の中でも最下位です。 保健・栄養、教育、経済の分野ではトップの国々と同じ水準であるにも関わらず、女性の政治への参加の指標となる女性議員の割合が昨年の11.3%よりも更に少ない10.8%となり、ランキングトップのフィンランドの42.5%から大きな開きがあるだけでなく、最下位ソマリアの13.8%よりも低い数字となっています。
調査は毎年行われ、今年で15回目。世界178か国で、5歳未満の子供の死亡率や女性議員の割合など5つの指標を比べています。5つの指標の中でも日本は女性議員の割合が低いという事ですが、母の(女性)の地位がまだ日本は低いという事なのでしょうか。