赤い土地のほうは厳しいので、まだ行っていない道沿い…
2日目に到着した門の逆側、「アギール湖北」方面に向かう。
祝福の近くをうろついていた騎兵を倒していると、
どこからともなく声がする。
「おーい、こっちへきてくれー」
「なんでみんな俺を無視するんだい…」
なにやらこちらを呼ぶような声がする。
しかし、遺跡の裏側、表側、上、茂み、樹上、あちこち探すも、
声はすれども、姿は見えず。
うーん、鉄拳アレクサンダーみたいな友好的な奴かと思ったが、
そもそも見つからないのではどうしようもない…。
あのときと違って見晴らしがいいだけに、
探しようが無いというか。
仕方が無いので、無視して先に進む。
川を渡す橋沿いにまた兵士がいる。
なんとか倒すことができるが、ポーションを3個ほど使わされてしまう。
いやー、リソース厳しいな…そろそろ祝福が欲しい。
道沿いを歩いていくと…その先に巨人が2体いるのが見える。
うへえ、巨人かあ。
しかも2体…。
勝てる気がしない。
ここまで兵士を倒してルーンを稼いでいるし…
もったいないので、いったん帰還しよう。
他にまだ行っていない場所は無いか、とあてもなく彷徨う。
MAP上の探索していないあたりをぐるぐると探し回る。
その結果、「曇り川の岸上」なる祝福を発見。
おお、こんな辺鄙な所にも祝福が。
近くを探索すると、なにやら風が吹き上げる崖がある。
谷底(川?)から風が吹き上げているようだ。
Tipsによると、霊馬に乗って風にダイブすれば高高度から着地できるらしい。ほ~。
しかし、この崖の付近には血痕が多いのが気になる。
血痕=他プレイヤーのYOU DIEDの痕跡を調べて、
その死亡したときの動きを見てみる。
なにやらいくらなんでも遠すぎる位置から風にダイブして届かずに落ちてたり、
ほかにもジャンプし損ねてそのまま崖下にダイブして落ちてたり、
そもそも霊馬に乗らずに我が身一つでダイブしてたり、
…なかなかの強者な褪せ人が多くここを通ったようだ。
いや、これ前回の自分みたいに、ここでTipsが表示されなかったとしたら、
風を見て「もしかしてイケるかも?」と試しにダイブしてみた、
そんな可能性もあるな…。
そんな他世界の褪せ人たちと同じ轍を踏まぬよう、
過剰に慎重に崖に構え、いざ、霊馬でジャンプ!
無事に崖下へ。
さて、周囲を見渡すと…おっ?
なにやらクラゲがたくさんいる場所がある。
あれが「霊クラゲ」ってやつか?
などと考えを巡らせていると、周囲からスケルトン兵が2体。
ポーションを使いつつ、なんとか倒す。
さて、霊クラゲがいる方面と、逆側にも道が続いているが、どちらにいくか。
霊クラゲといっても、あれたぶん敵対的だろうし、
それだったらモンスターハウス状態で危険…。
と考えていると、スケルトン兵が起き上がり攻撃してくる。
ああ、あの舟のボスのときもそうだった、こいつら死なないんだな!
また1匹倒す。が、もう1匹に手間取っている間に、倒した1匹が起き上がる。
もう1匹の方を倒している隙に攻撃をくらい、
倒した1匹とまた対峙。
そうしている間にまた倒した奴が復活。
ちょいちょいちょい、これは厳しい!
クラゲと逆側の谷間にダッシュし、MAPが開ける状態になるまで逃げまわる。
なんとか戦闘状態が終了し、命からがらファストトラベル。
あぶねーーー。
しかし、こうして見つけた新天地?も敵が強い…。
いかんなあ、どこいっても敵が強くてかなわない。
うーん……なんかいい防具とかなかったっけ?
今はそのへんの兵士から剥いだ、ゴドリック兵の手甲、具足、大樹となんちゃらのサーコート、
あとは雑兵の帽子みたいなものだ。
もうちょっといい武器防具がないかどうか、円卓に帰ろう。
~~~~~
円卓。
あっ、そういえばD!さん、グラングに会ってきたぞよ!
と話しかけると
「死者のせいで黄金律がダメになっちゃてるんだZE」
「だからどんどん死者を倒していこうZE☆」
と誘われる。
アッハイ。
そしてD!さんから祈祷の売り出し。
以下のラインナップ。
死を正す聖律 →周囲に聖属性ダメージ
聖律の剣 →右手の武器に聖属性を付与
こっ……!
これだーーーーーー!
きっとコレでしょ!
さっきのスケルトンとか、ずっと復活してきたけど、
きっと聖属性で攻撃すれば消滅させられるとか、そういう奴でしょ!?
伝説のオウガバトルとかでそういうの見たことあるよ!!!
早速購入……はできない!
3000ルーン!?高っけええ!!!!!
いやでも、これはアンデッド対策には絶対的に必要では!?
たしか、呼び水の村付近にもアンデッド集団いたけど、
そのへんの退治もできるだろうし!
そうと決まれば、金稼ぎ決定!!!!
どこで?
すぐに思いついたのが「嵐の丘」のボロ屋の祝福付近だ。
あの近くにはゴドリック兵が4体ほどうろついていて、
祝福に戻るたびに復活(リスポーン)するようだったので、
とりあえず、あそこでひたすら稼ぐかな…。
~~~~~
ファストトラベルで嵐の丘へ。
兵士×4を倒す。
1回あたり300弱くらいかな…?
祝福に戻る。
兵士×4を倒す。
祝福に戻る。
兵士×4を倒す。
祝福に戻る。
兵士×4を倒す。
祝福に戻る。
兵士×4を倒す。
祝福に戻る。
レベリングの基本は心を無にして、負けない相手をひたすら倒すなのである。
聖水を撒けば、はぐメタ1確!
なんて時代は90年代の遺物なのです……!
感受性を殺す技術((c)異世界おじさん)はレベリングのために用いるものなのだ……
でも、機械的にやるほど敵が弱くないのが辛いところだ。
真面目に戦って、ときには隙をついてポーションを使わないと死にかける。
ちゃんとしゃがみで近づいて背後から襲撃しないと、
複数人に囲まれてしまい、一気に窮地に陥る。
しかも気付かれてからは、基本的には敵の攻撃をガードしてから攻撃しないと
こちらの振りかぶりが遅いせいか先に攻撃されてしまうし、
攻撃を当てても、3回攻撃をあてて倒せるか倒せないかだし…。
結構神経を使う。
どうしたもんかなあ……
あっ、そういえばまだ「火付け」の祈祷を使ってなかったな。
「性急な回復」が残念だったせいで、
コリカスから買ったまま放置していたわ。
こっちも期待しないで使ってみようか。
というわけで、兵士×3を倒した後に、
残りの1匹に対して「火付け」を試す。ファイヤー!
Yosidaの手から炎が噴き出る。
しかしこれは兵士に盾を構えて防御されてしまうが、
その状態でも敵のHPを 50% ほど削り取る。
えっ?これ強くない?
もう一度発射。あっさり兵士を撃破。
なんだこれ!めっちゃ強いやんけ!
たしかにFPは使うけども、どうせ祝福で回復するから問題ない。
もっと早く使えばよかった!
どんどん使っていこう!
味をしめてこれで兵士を倒していくが、
しかし、「火付け」も多少リーチはあるもののモーションは遅いので、
接近されるとちょっと危ういことに気付く。
どうしたものか。
あ!そうだ、
たしかコリカスが「火投げ」っていうのも売っていたな。
あれを使ってみよう!
円卓に戻り「火投げ」を購入、
また嵐の丘に戻る。
そして「火投げ」を試すと、その名のとおり、遠隔から火を投げつけられる。
ダメージも「火付け」と同等程度で、ガードされなければ2発で倒せるし、
周囲を巻き込めば一発で複数倒せる。
わざわざ背後をとらなくても、
離れた位置から火の玉を投げつけまくり、一気に敵を殲滅できる。
これは革命きたね!?
火投げ革命きましたね!?
俺の火投げはレボリューションだ!!!
なんだろう。
サマルトリアの王子がギラを覚えたときみたいな
「俺TUEEEEEE!」(今だけ)感があるな。
しかし「火投げ」も回避されることがあるし、
立て続けに回避されればFP不足で「火投げ」できなくなる。
また、接近されれば「火投げ」をし続けるのは厳しい。
そんなときには兵士からのドロップ品「ダガー」を使うことを覚える。
リーチは短いものの攻撃速度が速いため、
相手の攻撃をガードしてからの反撃でなくとも攻撃を当てられる。
もちろんバトルアックスよりは弱いが、「火投げ」で削った後なら簡単に倒しきれる。
うーん、これは中々いいんじゃないのか?
ていうか、これ武器としてはダガーけっこう好きかも知れん。
やっぱり攻撃速度って正義ですわ。
レベリング効率が増したので、
さっさと「聖律の剣」を買うのではなく、
Yosida自身のレベルアップも行っていく方針に変更しよう。
そんなわけで、しばらくはレベリングです。
続く!
2日目に到着した門の逆側、「アギール湖北」方面に向かう。
祝福の近くをうろついていた騎兵を倒していると、
どこからともなく声がする。
「おーい、こっちへきてくれー」
「なんでみんな俺を無視するんだい…」
なにやらこちらを呼ぶような声がする。
しかし、遺跡の裏側、表側、上、茂み、樹上、あちこち探すも、
声はすれども、姿は見えず。
うーん、鉄拳アレクサンダーみたいな友好的な奴かと思ったが、
そもそも見つからないのではどうしようもない…。
あのときと違って見晴らしがいいだけに、
探しようが無いというか。
仕方が無いので、無視して先に進む。
川を渡す橋沿いにまた兵士がいる。
なんとか倒すことができるが、ポーションを3個ほど使わされてしまう。
いやー、リソース厳しいな…そろそろ祝福が欲しい。
道沿いを歩いていくと…その先に巨人が2体いるのが見える。
うへえ、巨人かあ。
しかも2体…。
勝てる気がしない。
ここまで兵士を倒してルーンを稼いでいるし…
もったいないので、いったん帰還しよう。
他にまだ行っていない場所は無いか、とあてもなく彷徨う。
MAP上の探索していないあたりをぐるぐると探し回る。
その結果、「曇り川の岸上」なる祝福を発見。
おお、こんな辺鄙な所にも祝福が。
近くを探索すると、なにやら風が吹き上げる崖がある。
谷底(川?)から風が吹き上げているようだ。
Tipsによると、霊馬に乗って風にダイブすれば高高度から着地できるらしい。ほ~。
しかし、この崖の付近には血痕が多いのが気になる。
血痕=他プレイヤーのYOU DIEDの痕跡を調べて、
その死亡したときの動きを見てみる。
なにやらいくらなんでも遠すぎる位置から風にダイブして届かずに落ちてたり、
ほかにもジャンプし損ねてそのまま崖下にダイブして落ちてたり、
そもそも霊馬に乗らずに我が身一つでダイブしてたり、
…なかなかの強者な褪せ人が多くここを通ったようだ。
いや、これ前回の自分みたいに、ここでTipsが表示されなかったとしたら、
風を見て「もしかしてイケるかも?」と試しにダイブしてみた、
そんな可能性もあるな…。
そんな他世界の褪せ人たちと同じ轍を踏まぬよう、
過剰に慎重に崖に構え、いざ、霊馬でジャンプ!
無事に崖下へ。
さて、周囲を見渡すと…おっ?
なにやらクラゲがたくさんいる場所がある。
あれが「霊クラゲ」ってやつか?
などと考えを巡らせていると、周囲からスケルトン兵が2体。
ポーションを使いつつ、なんとか倒す。
さて、霊クラゲがいる方面と、逆側にも道が続いているが、どちらにいくか。
霊クラゲといっても、あれたぶん敵対的だろうし、
それだったらモンスターハウス状態で危険…。
と考えていると、スケルトン兵が起き上がり攻撃してくる。
ああ、あの舟のボスのときもそうだった、こいつら死なないんだな!
また1匹倒す。が、もう1匹に手間取っている間に、倒した1匹が起き上がる。
もう1匹の方を倒している隙に攻撃をくらい、
倒した1匹とまた対峙。
そうしている間にまた倒した奴が復活。
ちょいちょいちょい、これは厳しい!
クラゲと逆側の谷間にダッシュし、MAPが開ける状態になるまで逃げまわる。
なんとか戦闘状態が終了し、命からがらファストトラベル。
あぶねーーー。
しかし、こうして見つけた新天地?も敵が強い…。
いかんなあ、どこいっても敵が強くてかなわない。
うーん……なんかいい防具とかなかったっけ?
今はそのへんの兵士から剥いだ、ゴドリック兵の手甲、具足、大樹となんちゃらのサーコート、
あとは雑兵の帽子みたいなものだ。
もうちょっといい武器防具がないかどうか、円卓に帰ろう。
~~~~~
円卓。
あっ、そういえばD!さん、グラングに会ってきたぞよ!
と話しかけると
「死者のせいで黄金律がダメになっちゃてるんだZE」
「だからどんどん死者を倒していこうZE☆」
と誘われる。
アッハイ。
そしてD!さんから祈祷の売り出し。
以下のラインナップ。
死を正す聖律 →周囲に聖属性ダメージ
聖律の剣 →右手の武器に聖属性を付与
こっ……!
これだーーーーーー!
きっとコレでしょ!
さっきのスケルトンとか、ずっと復活してきたけど、
きっと聖属性で攻撃すれば消滅させられるとか、そういう奴でしょ!?
伝説のオウガバトルとかでそういうの見たことあるよ!!!
早速購入……はできない!
3000ルーン!?高っけええ!!!!!
いやでも、これはアンデッド対策には絶対的に必要では!?
たしか、呼び水の村付近にもアンデッド集団いたけど、
そのへんの退治もできるだろうし!
そうと決まれば、金稼ぎ決定!!!!
どこで?
すぐに思いついたのが「嵐の丘」のボロ屋の祝福付近だ。
あの近くにはゴドリック兵が4体ほどうろついていて、
祝福に戻るたびに復活(リスポーン)するようだったので、
とりあえず、あそこでひたすら稼ぐかな…。
~~~~~
ファストトラベルで嵐の丘へ。
兵士×4を倒す。
1回あたり300弱くらいかな…?
祝福に戻る。
兵士×4を倒す。
祝福に戻る。
兵士×4を倒す。
祝福に戻る。
兵士×4を倒す。
祝福に戻る。
兵士×4を倒す。
祝福に戻る。
レベリングの基本は心を無にして、負けない相手をひたすら倒すなのである。
聖水を撒けば、はぐメタ1確!
なんて時代は90年代の遺物なのです……!
感受性を殺す技術((c)異世界おじさん)はレベリングのために用いるものなのだ……
でも、機械的にやるほど敵が弱くないのが辛いところだ。
真面目に戦って、ときには隙をついてポーションを使わないと死にかける。
ちゃんとしゃがみで近づいて背後から襲撃しないと、
複数人に囲まれてしまい、一気に窮地に陥る。
しかも気付かれてからは、基本的には敵の攻撃をガードしてから攻撃しないと
こちらの振りかぶりが遅いせいか先に攻撃されてしまうし、
攻撃を当てても、3回攻撃をあてて倒せるか倒せないかだし…。
結構神経を使う。
どうしたもんかなあ……
あっ、そういえばまだ「火付け」の祈祷を使ってなかったな。
「性急な回復」が残念だったせいで、
コリカスから買ったまま放置していたわ。
こっちも期待しないで使ってみようか。
というわけで、兵士×3を倒した後に、
残りの1匹に対して「火付け」を試す。ファイヤー!
Yosidaの手から炎が噴き出る。
しかしこれは兵士に盾を構えて防御されてしまうが、
その状態でも敵のHPを 50% ほど削り取る。
えっ?これ強くない?
もう一度発射。あっさり兵士を撃破。
なんだこれ!めっちゃ強いやんけ!
たしかにFPは使うけども、どうせ祝福で回復するから問題ない。
もっと早く使えばよかった!
どんどん使っていこう!
味をしめてこれで兵士を倒していくが、
しかし、「火付け」も多少リーチはあるもののモーションは遅いので、
接近されるとちょっと危ういことに気付く。
どうしたものか。
あ!そうだ、
たしかコリカスが「火投げ」っていうのも売っていたな。
あれを使ってみよう!
円卓に戻り「火投げ」を購入、
また嵐の丘に戻る。
そして「火投げ」を試すと、その名のとおり、遠隔から火を投げつけられる。
ダメージも「火付け」と同等程度で、ガードされなければ2発で倒せるし、
周囲を巻き込めば一発で複数倒せる。
わざわざ背後をとらなくても、
離れた位置から火の玉を投げつけまくり、一気に敵を殲滅できる。
これは革命きたね!?
火投げ革命きましたね!?
俺の火投げはレボリューションだ!!!
なんだろう。
サマルトリアの王子がギラを覚えたときみたいな
「俺TUEEEEEE!」(今だけ)感があるな。
しかし「火投げ」も回避されることがあるし、
立て続けに回避されればFP不足で「火投げ」できなくなる。
また、接近されれば「火投げ」をし続けるのは厳しい。
そんなときには兵士からのドロップ品「ダガー」を使うことを覚える。
リーチは短いものの攻撃速度が速いため、
相手の攻撃をガードしてからの反撃でなくとも攻撃を当てられる。
もちろんバトルアックスよりは弱いが、「火投げ」で削った後なら簡単に倒しきれる。
うーん、これは中々いいんじゃないのか?
ていうか、これ武器としてはダガーけっこう好きかも知れん。
やっぱり攻撃速度って正義ですわ。
レベリング効率が増したので、
さっさと「聖律の剣」を買うのではなく、
Yosida自身のレベルアップも行っていく方針に変更しよう。
そんなわけで、しばらくはレベリングです。
続く!