M・吉田のブログ

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M・吉田、ゲームセンターへ行く の巻 その3

2007-11-05 00:59:53 | ピュアでもない日々
「ウィザードリィ ピュアプレイ日記」が滞ってしまっている昨今ですが、
11月中には、なんとか再開できそうな兆しでございます。
プレイ+書き起こしまで、もうちょっと待っててね!


さて、未曾有の長期更新停滞中というさなか、
本日は、実に久々の更新となります。

えぇ、まぁ、ちょいと久々にですね、
多忙とか言いつつゲームセンターに寄ってきたりしたわけでして、
そこいらで得たネタをいくばくか、日記にしてみたく思いまして、更新をば。


ゲームセンターといっても、
当方、プレイするゲームといえば、
近年は専らシューティングゲームに傾いております。

格闘ゲームとかやっても負けるし
クイズゲームとかやっても無知を露呈して終わるので、
まぁ、シューティングが妥当かな、というわけです。

音楽ゲームとかもやってましたが、
あー、なんつうか、地元から消えたりとか、
諸々の事情により、これまた離れております。

その辺の事情は、前回前々回にも書きましたが、
とりあえず今日はシューティングゲームの話なので!
そこんとこよろしくお願いします!


シューティングと言えば、前回には、
「虫姫さま ふたり」は、ちょっと微妙~みたいな話を書いたような気がしますが、
なんつうか、今頃になって面白くなってきました。

発売後、1年たとうとしている今になって。
ごめんなさい、前、微妙って言ったの取り消すよ!
イケルイケル!


あと、これは前からオススメしている「ライデンファイターズJET」ですが、
これも、実戦ステージに行ける確率が急上昇してまいりまして、
これまたかなり、好感触です。

やっぱり「JET」は実戦ステージに行けると華ですね。
それまでの演習ステージも、攻略する、倒していく、という面白さに溢れていますが、
実戦になると「生き残ること」が難しくなるあたり、メリハリが効いていていい。

高速で飛来するステルス機(背景に溶け込んで見づらくしてある!)とか、
それまでのステージのような「普通のシューティング」っぽさを排除したかのような、
突然の難易度急上昇に、「実戦」感を感じさせつつ、笑いを込み上げさせてくれます。

JETやるからには、実戦ステージを目指したいよね!


~~~~~


さて、数ヶ月前まで、
それらの旧作をプレイしていたわけですが、
今回は、最近出たばかりの新作シューティングをプレイする機会に恵まれました。

そのうちのひとつが、
オトメディウス



あまりのタイトルに、名前だけ先走って、知名度は高そうです。
コナミの思う壺というやつです。


その語尾から容易に推察できるように、
一応、グラディウス、または、パロディウスを踏襲しているゲームなわけですが、
自機がオトメ。だからオトメディウス。

これで、トメさん(78)というお婆ちゃんが主役のグラディウス風ゲームだったらば、
いろんな意味で革新的なゲームだったかと思いますが、
残念ながら、「乙女」で「オトメ」であるようです。

さて、そんな「オトメディウス」は、
タッチパネルを採用した専用筐体の上に、オトメな感じの巨大POPを装備した、
なんつうか完全武装のいでたちで、ゲームセンターに配置されておりました。

恥と外聞を気にする人なら、ちょっと近寄りたくない感じであり、
知性と品性を兼ね備えたM・吉田は、その場にはそぐわなかったのですが、
まぁ市場調査のために、あえてプレイしましたよ…あえて、仕方なくですよ!


さあーて、喜び勇んで筐体の席につきましたM・吉田、
「オトメディウス」を前にしてのファーストインプレッションは!



「画面小っちゃ!」



いや、タッチパネルを採用しているから、予算的になのかもしれませんが、
テレビで言うと何型くらいになるかわからないですが、なんとも画面が小さい。
21~25以上のアストロ筐体に慣れた身分としては、画面の小ささがどうも気になる。

まぁいいさ!俺にはオトメが待っている!
早速、オトメディウスのピュアプレイ、始めるぜ~~~!!GO!!
(ビッグバイパーでプレイ開始、以下プレイの様子)


お、キャラクターのポリゴンはイラストの再現率高いな。
     ↓
おおっと、思わず最初のザコで死ぬとこだったぜ。
     ↓
「グラディウス」シリーズ最強の敵は、最初のザコだからな!
     ↓
サクッと最強装備を揃えたぜー!(間違えてダブルにしちゃったけど)
     ↓
お、なんだ、オトメディウスって、最初からフォースシールド装備してるのか。
     ↓
とりあえずカプセルはバリアの位置に合わせとくかな。
     ↓
あら、敵弾食らったなあ。
     ↓
とりあえず、バリアを張り替えようか。
     ↓
わざと敵弾を食らいまくるぜー!
     ↓
敵弾くらったらバリアを張れず死亡。 (`・Д´・;)!?


いやいや、なにやら、
オトメディウスの、パワーアップの一番右は「バリア」ではなく、
「ボム」の補充だそうで。

(ノ`Д´)ノ彡 ┻━┻ 知るかっ!


いや、インストカードやゲーム説明は読んだつもりだったんですが…
思わぬ罠にはまってしまった模様。

このゲームは、ボムが鍵になってくるんでしょうか、ねぇ。


まぁ、その1機目のミスを根に持ってるわけじゃないけど、
根に持ってるわけじゃないけど、ちょっと、オトメディウスは楽しめなかったなぁ~。

まず第一点として、タッチパネルを使うボムがあるこのゲームだけども、
うーん…これ、タッチパネルが本当に必要だったのだろうか?
DS人気にあやかっているだけのような気がしてきてしまいます。

なんか、DS初期ごろ(今でも?)に頻出した、
「とりあえずタッチパネル使っとけ」的なニオイが感じられてしまうのが悲しいところ。
タッチパネルを使うタイミングが限定され過ぎているのでは。

いや、タッチパネルが良い悪いという問題というよりは、
それによって、画面が小さくなるんなら(そして価格が高くなるのなら)、
無理してつける必要なかったんじゃなかろうか、とか。

このへん、どうなんでしょうねえ…。


あと、最大に気になる点としては、
このゲーム、色遣いが一考の余地ありですね。

画面写真からは、実にポップな雰囲気が伝わり、
色彩検定だとか、そういう配色的には、問題が無いものかもしれませんが、
なんとも、ゲーム的には。

空気遠近法的な色遣いがないのか、他ゲームほどはっきりしていないのか、
とにかく、オブジェクトが、目の前にいるのか、(あたっても平気な)背景であるのか、
そこが非常にわかりづらかったんですよね。少なくとも初回プレイでは。


「ああ、こいつ、さっきの奴と形同じで大きさ違うけど、
 背景の奥にいたわけじゃないのか。」


なんて思うことがあったり…うーむ。

絵としては、キャラクターのポリゴンの出来は良いのですが、「虫姫さま」同様、
実際にゲームを始めると、オトメかどうかはどうでもよくなるので、
そこも、残念な部分ではあります。カットインが入ってもねぇ。

それらを含め、映像面では非常に残念な部分が多かったです。
3D横スクロールシューティングの世界では、ゲームの映像は、


  「最低基準がグラディウスV


であるんじゃないかなあ、と思います。
かつて、FF7がリリースされたとき、3DのRPGがそのように言われたように。
実に後続に厳しい状況ですが!
(ちなみに3D縦なら斑鳩ですかね。)


「ゲームは絵じゃない」とは、
プレステ時代から、よく聞かれる言葉とはなっていますが、開発元が違っても、
同社からグラVが発売している以上、これは譲れない点ですよね。

もちろん、シリアス系とポップ系の路線の違いを考慮したうえで、
ゲームのプレイのしやすさ、という点だけに絞ったとしても。



そんなわけで、「オトメディウス」、
「こう見えて実は面白いんじゃ!」と、密かに期待していたために、
残念な結果という第一印象を受けてしまったわけですが。

まぁ「虫姫さま ふたり」みたいに、
印象が変わったら、またいつか、書きますよ!



さて、その次にプレイしましたるは、
CAVE作の、これまた横シュー「デススマイルズ」。

以前の記事「翼をください」に書いたとおり、
「やたら羽根をつけたがる症候群」に堂々と乗っかったゲームであり、
あからさまに狙いすぎたデザインが印象的です。

このゲーム、オトメディウスと違って、
正直なところ、前評価としては最低ラインなゲームでした。


が。


いやこれ、すごい良く出来てるよ!面白いよ!

あー、なんて言うんだろう、
アーケードのシューティングゲームにおいて長らく忘れられていた、
「雰囲気作り」とか「演出」といった言葉が、ここに復活しているよ!

ゲーム的にも、前後から来る敵キャラに対して、
A、Bボタンによって左右への打ち分けし、また、ロックオンすることで、地形を貫いて攻撃など、
直感的かつ、システムを消化したゲームバランスが良好で、小気味良いです。

かつ難易度も(難しくできるっぽいけど)かなり抑え目であるために、
M・吉田のように、さほどシューティングが出来るような人間じゃあなくても、
ちゃんとゲームを操作しつつ演出を楽しめるという配慮。
いいですね!

10年くらい前までは、
当時は良いメーカーだったタイトーとかがやってましたね。
なんだか、ちょっと思い出させてくれます。

あとは牛。
牛が良いですね!!!!

この「デススマイルズ」は、
新作ゲームの中で、個人的には、稀に見るヒット作。
ゲームセンターに行った甲斐があったってもんですよ!


~~~~~


それにしても、左右への打ちわけだなんて、セクションZ以来ですね。
シューティングでなく、重力が無いタイプのアクションゲームのようにも感じられます。

左右を向くことができる+壁に当たらない、という、
人間型のキャラを使うゲームとしては、当然のことができるだけで、
ゲームとしての説得力が随分上がったものです。面白い。


「デススマイルズ」、
折を見て、プレイしていきたいゲームですね!



あ、もちろん、
「ウィザードリィ ピュアプレイ日記」はそろそろ更新しますよ!



コメント (8)
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