M・吉田のブログ

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みずだまあつめ と きのこ狩り

2005-07-16 23:59:59 | ピュアでもない日々
もう2、3年前になるんですが、
みずだまあつめと言うゲームをやってた時期がありまして、
最近もまた、ちょこちょこと起動したりしているのですが、
いやー、なんともハマってしまうパズルゲームでございます。
(作者様サイト→

一見「落ちモノゲーム」なので、ところがどっこいな造りに、最初は戸惑うかもしれませんが、
いやはや、なんとも、よく考えられた造りです。
M・吉田は40000点が壁でございます。


昨今、パズルゲームが出ることは少なくなりましたが、
もし、パズルが出たとしても「テトリス」とか「ぷよぷよ」と言った、
落ちモノ系以外には出ないような状況が長らく続いていますね。

昔は、「ロードランナー」や「倉庫番」、「バベルの塔」や「エッガーランド」と言った、
オリジナルなパズルやアクションパズルの類が多種多様に出ていたように思いますが、
いやはや、これはまったく、昨日触れたクイズ番組のごとく、
今まさに氷河期なジャンルと言えるでしょう。

というか、今の時代は、なかなか売れないのかも知れないですね。
時間をかけて解くと言う方向性であるし、ライトユーザー向きではないと考えられているでしょうし、
かと言って、「面クリアタイプ」なものである場合、
「オマケ要素」の付加が難しい→ヘビーユーザーにも売れにくいと予想されることでしょう。
需要はないわけでは無いと思うんですけどね。


そんなわけで、不足したパズルゲーム分は、フリーソフトで補う時代になったのかも知れません。
無料だからこそ、一つの優れたアイデアで完結できる、と言うのもあるでしょうしね。

最初から価格設定を下げられたソフトと言うのもありますが、
「安いから、5800円の一般作からは見劣りするかも知れませんよ」ということが前提なゲームの場合、
それで失敗すると、「安いから仕方ない」と無理矢理納得せざるを得ないというのも、
なんだか健全な社会じゃない気がします。

価格設定を考えたり、競合製品と比較すると、単機能で終わらせるとアピールが弱い。
もしくは、とっとと売られてしまう→別の人が中古購入、と言う流れで、セールスが上がらないかも知れない。
そういう点を考慮すると、不人気なジャンルは、フリーソフトになっていく時代かもしれません。

日本人気質としては「安かろう悪かろう」と思いがちですが、
いや、たしかにそういうのも多数あるんですが、フリーソフトのゲームと言うのも、なかなかイイモノがあったりするものです。
単機能であるがゆえに、シンプルで手軽に起動できる、みたいなことも、
フリーソフトのメリットと言えるかもしれません。


そんなわけで、最近、元気の無いパズルゲームですが、
まだどこかで、ナイスアイデアの片鱗が輝いているかもしれませんね!




~~~~~


ちなみに、上で紹介した「みずだまあつめ」の元となったソフトはこちら「きのこ狩り」です。
色の見易さと、消え方などでは、こちらがオススメです。
ちょっと画面が小さいのが、メリットでもあり、デメリットでもあり。
(作者様サイト→


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