M・吉田のブログ

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29日目(まとめ)

2005-07-10 02:39:55 | 魔界塔士Sa・Gaピュアプレイ日記
終わりましたね。
ええ、終わりました。
いや、実に楽しむことができました。
ちょっと、時間かかりすぎですが。

途中でも書きましたが、電車の待ち時間とか、電車に乗ってるときとか、
もっぱら、通勤時間プレイ、ボス戦だけ(戦闘をメモるために)じっくり、みたいなやり方をしていたので、
なんだかクリアするのに1ヶ月かかるゲームみたいな錯覚を持ってしまった方もいるかと思いますが、
いやいや、そこまでのボリュームはないのでご安心(?)を。

日記として書き始めた当初も、この半分くらいで書き終わるつもりでしたが、
ちょうどスタートした直後から、実生活が忙しくなってまいりまして、
延びに延びたというわけでございます。



さて、このゲーム、ロマサガの初代もそうですが、
突拍子もないシステムが魅力溢れるものの、完成度は低いゲームでして、
ところどころ、妙に難しかったり、なんにしてもバグが多かったり、穴があったりとするゲームなのです。

たとえば、最初の町でアイテムをキャンセルボタンで使うだけで、力がいきなり99になったり、
人間用のパワーアップアイテムが、エスパーやモンスターに使えるようになったり、
なんの前触れもなく、種族を問わず突然、キャラクターがゾンビに変化したりとか、
素敵なフィーチャーがたっぷりとありました。
補足:これは初回プレス版のバグらしいですね。

しかもこれ、少年時代に普通にプレイしてても普通に遭遇できたことなわけで、
裏ワザ・バグ技が、一般に浸透すると言う、当時は、一種異様な「Sa・Ga業界」になっていたと思います。
そんな風潮も、魅力の一端を担っていたと言えるわけですが。


そんな裏ワザの中にも、特に有名な、むしろSa・Ga未プレイの方にまで有名な裏ワザが、
そう、「かみ」に「チェーンソー」というわけでございます。

一応説明すると、敵を一撃で倒す武器として「チェーンソー」というものがあるのですが、
これがなんと、「かみ」や「アシュラ」などのボスに効くんです、このゲーム。
で、使った時のメッセージが



かみ は バラバラになった



と言うわけです。
「デス」や「ブレイク」など、通常の一撃必殺は効かないんですが、これだけは効くんですねー。

「かみ」は、日記にも書いたとおり、普通に戦ったら、えらく強く、
最終フロア到達時点の強さでも、勝てないなんてことはザラにあるわけでして。
もうある種、「チェーンソー」で倒すことが業界標準みたいな風潮までありました。
今もかな?




で、ここから本題です。(遅)
今回のピュアプレイの目的として、そういうプラスになるような



裏ワザ、バグ技、有利になる有名テクは使わず、正攻法で、まともにゲームクリアできるのか



というものがありました。

この点に関しては、「楽しんでクリアできる!」と結論づけたいと思います。

今回のようなパラメータ・装備構成でなくても、
工夫とレベル上げ(レベルは無いけど便宜上)しだいで、どのボスにも勝てるでしょう。

とはいえ、「かみ」に関しては、
マサムネとか、エクスカリバーとか、フレアのしょ とかを、ポイしてたら危険な気はしますが。
まあ、そんなんする人はいないと思いますけどね!



さらに、目的はもう一点。
どんなメンツでゲームをプレイするかというのも、プレイヤーの自由なこのゲーム、



モンスターもっさり構成でも、ボスたちに太刀打ちできるのか



というものもありました。
いや、本当は4人ともモンスターにしようかと思ったのですが、「アライのメット」の要望もありますし、
なによりアイテムが魅力的+エスパーの突然変異もSa・Gaの面白い要素ということもあったので、
現在の形になったわけです。

で、これに関する結論は…



「楽しいけど勝てるかどうかは微妙。但し、全員有利なのに揃えれば勝てるかも」



となります。
日記に書いている限りは、ボスたちには、意外と楽に勝っていますが、
電車内プレイの結果かどうか、何故か異常に上がったエスパーの魔力に助けられている部分が多々あるので、
果たして、たとえば全員がモンスターだった場合、うまくいくのか?というと、
なんとも不安が残るところです。

パーティをモンスターで構成するにしても、
いくら有利になるとは言え、「パーティ内に同じモンスターは含めない」というスタイルでプレイしました。
序盤はそういうこともありましたが。

せっかくのシステムなんですし、全員同じモンスターにするということは、
プレイする方も見ている方も、たぶん退屈しそうなので、意図的に避けました。
たとえば今回なら、全員を「フレア」が使える「リッチ」にするとかですね。

FF3で「にんじゃ・にんじゃ・けんじゃ・けんじゃ」では味気ないってもんです。
あと「たまねぎけんし・たまねぎけんし(ry」
もっと言えば、FF5の「すっぴん×4」も、個人的には、なんか華がないなあ、と感じるところです。
バラエティに富むのが良いと思うのです。
バラモスの色遣いは派手で素敵です。

無属性・非物理攻撃では、スライム系モンスターの「とかす」とかが強力で、
全員を最強のスライムであるスーパースライムにするということもできますが、
相変わらずのネーミングセンスに感服できるだろうということを除けば、
モンスター全員をそれにするのはためらわれます。

というわけで今回は、重複したら避けると言う前提で、
何も考えずに肉を食べていって、最終的に変化したモンスターで構成しました。

まあ、ラスボスおよび、前半戦のボスたちに勝てるかどうかはアヤしいですが、
モンスターだらけの、

「その場で肉をたべまくる」
「装備とか買い換えない」
「思いもかけないモンスターになったり、意外に強かったり」

というプレイは、とっても楽しかったですよ!
お金も最終的に、60万ケロまでたまりました。


そんなわけで、偏ったパーティ編成のプレイは、それはそれで面白い思います。

助けられた、とは書いたものの、むしろ、あんまりエスパーの魔力が上がらずに、
モンスター並みの魔力で、弱々しく魔法を使っていた方が、面白かったかも。かも。
少なくとも、日記のネタ的には。




以上をまとめまして、やはり、裏ワザ・バグ技が一般知識として手に入るゲームではあるものの、
やっぱり普通にプレイしても、十分に楽しく、クリアも可能なものでありました。
それって、一般的なゲームなら、それは当然、ゲームとしてのあるべき姿なのですが、

前述したとおり、裏ワザ系の知識が先行しているので、敢えてその確認をしました

ですので、魔界塔士Sa・Gaを未プレイの方も、
機会があれば、是非とも、偏見無くプレイをしていただく思います。






そして、今回、名前を使用させていただいた
kuroo0さん、リオンさん、トオルさんには、
深く感謝し、厚く御礼申し上げます。






魔界塔士Sa・Ga ピュアプレイ日記





コメント (7)
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