いよいよ物語も佳境です。
ネタバレの可能性もありますが、特に隠したりとかしないので、
ご承知おきください。
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さて、ヘルゲートの開け方だが…
何かわかりそうだけど、わからないというのが現状。
唯一のヒントが
「X-09 Y-05 32-F
モットモ タカイ…」
である。
なんとなーく、座標っぽいが、
どこからの座標なのか。
BSコントローラを見てみる。
全体MAPからの座標だとして、原点(0,0)を左上隅(最北西)に設定するとしたら、
X-09、Y-05の位置はヘルゲートの中である。
だから、そんなことはない。
仮に原点を左下隅(最南西)に設定するとしたら、
X-09、Y-05の位置は山の中(移動不可)である。
これもない。
ううーむ。
わからん。
わからんし、進まないので、ここは一つ無駄遣いしてみることにした。
そう、たまりにたまった賞金が今、400000Gくらいあるのだ。
もはや後先考えずに使いまくる。
まずは王道としてマリア先生に寄付。
ひたすら寄付。
しかし、相変わらず少額しか受け取ってくれない。
次に、このゲームには家具が売っているのである。
ゲームの進行には全く関係ないが、まあ贅沢品である。
家具を買うと、ヨシダの家に置かれ、
家がゴージャスになっていく!
って
お前、勘当されてたんじゃないのか。
ポプレ・オプレ、トレーダーキャンプ、などなど
あちらこちら全部まわって、ひたすら家具を買い漁る。
家に戻って家具を確認してみる…おおっ。
序盤の日記では、編み物をしている姉ちゃんだったが、
中盤になると料理をしてたり、
今の段階になると、部屋で掃除機をかけてたりと、動きも多種多様だ。
製作者、気合入ってるね。いいね。
あれ?
そういえば、買った家具の量に比べて、
配置されてる家具が妙に少ないような…
ちゃんと届けられてないのか?
と思ったら、家具の一部がベランダに追いやられている。
高かったのに!
これは姉ちゃんか、親父の仕業か…
まあ家具はよし。
次は戦車でも改造してみるか…
イル・ミグラの町まで飛び、颯爽と改造。
とりあえず、今つけている装備を、買える中で最もゴージャスなものに変更。
さらに、攻撃力を最大限まで改造する。
ついでに、シャシーの防御力も上げてみる。
いくつまで上げたらいいか目安が無いので、
とりあえず、全車両を、今のところ一番防御力の高い、大門と紅丸と同じになるまで上げる。
さて、次は何するかなあ…
お、そうだ。どこかの町で、
転送センターは変なところにワープされる事故があるとか聞いたな…
わざとワープされるまでやってみるか。
もしかして、話が進むかもしれないし。
・
・
・
と思って、食事がてら延々30回くらいワープの試行の結果、
見事事故発生。
ィヤホホ~イ!
…事故と呼ぶのだろうか、これは。
ワープした先は、
序盤、ビッグキャノンが倒せないときに見つけた「生命科学研究所」だ。
金網で覆われていて、ロックハッカーでも金網の扉が開かなくて入れない場所だったが…。
中を捜索すると、せかいじゅのは、
もとい再生カプセルというアイテムを手に入れる。
なんと、死んだ人間を生き返らせられるのだ!
でもレッドウルフには使えないんだろうなあ…
ただ、戦闘中は使えないので、場合によるけどあまり役に立たないかもしれない。
Dr.ミンチの所まで戻るのが面倒なときは良いけど。
さて、この研究所は狭く、これしかなさそうだ。
せっかくだから、金網の扉を開けて、ここから出るか。
と。
ふと、目にとまる研究所の看板。
大したことは書いてないと思うが、
調べずにいられないのが、RPGユーザーのさがである。
>しらべる
ヨシダ生命科学研究所
ヨシダ!?
ちょっと待てい!
え、え、これって何ですか、
ここに再生カプセルがあるってことは…
俺が再生カプセルを発明したのか~!
さすが俺!
Dr.ミンチも真っ青だね☆
いやしかし、ちょっと待ちなさいよ、あなた。(誰だ)
これって、まさか「主人公の名前 + 生命科学研究所」って風についてるとか
いや、まさかそんなことはないだろうし…
なんですか、初日にも書いた気がするが、
このプレイってやっちまったネーミングだったようですな!
さてさて。
普通の人がスルーするような所で無意味に興奮したところで、
次は何をするべきか…
うーむ。
うーむ。
・
・
・
全部の町でおだいじんしてみるか。
ネタが尽きてきたぜ。
まあ、ドッグシステムがあれば、サクサクっと行けるしね。
ん? 俺のドッグシステム、どこに行ったんだ?
あ、ごめーん、私が借りてたの!
一度私も使ってみたかったから…
あれ、美雪、ドッグシステムって使ったこと無かった?
うん、わたし機械ニガテだから触ったことなかったけど…
ねえねえ、はじめちゃん、これってどうやって使うの?
ハハハ、こんなの簡単さ。
移動したい先の町の番号を指定すればさ…
へえー。簡単なのね!
で、次はどうすればいいの、はじめちゃん?
…はじめちゃん?
…そうか…
謎は すべて解けた!
そのとき、ある考えが天啓のように僕の頭に浮かんだ。
そう、あの「X-09 Y-05」の意味…
09とか、05というのは町番号だったのだ!
9は改造でも訪れたイル・ミグラの町、
5は、マッド・マッスル戦の前に訪れた、ロッコの村だ。
それらと、X座標、Y座標が一致する場所は…
ソルの町。
下水でミュータントワニを倒し、装甲車ディフェンダを手に入れ、
賞金首ツェッペリンを倒した、デビルズタワーがある町である。
コロナビルじゃなくて、デビルズタワーだったか…。
15F+数階までしか行ってなかったからなあ…。
全然「モットモ タカイ」と思わなかったな。
そういえば、今思い返してみれば、
動かなかったものの、エレベーターがあった。
ツェッペリンも倒したし、動かせるんじゃないか?
そうとわかれば、早速デビルズタワーに再突入。
残念ながら、ツェッペリンを倒したからといってエレベーターが動くわけではなかったが、
前回、捜索を中止した8F以降から、ビル内をくまなく探したところ、
エレベータの動力を管理するコンピュータを発見。
他の階は無視して、早速32Fへ!
見事にパスワードを発見。
ついに、ヘルゲートをオープンだ!
・
・
・
さて、いよいよ決戦だな。
真・最強の賞金首、バッド・バルデスの元に!
戦車用、人間用ともに万全の準備をし、突入する。
ヘルゲートの中は、いよいよ最後というにもかかわらず、
サンタ・ポコ周辺よりはやや狭いものの、それなりに広大な砂漠地帯だ。
とりあえず、一帯を捜索。
捜索していると、なにやらクレーターだらけの、
一段とヤバそうな荒野を発見。
コーヤコーヤ星もビックリだ。
…いかにもここが最後だぜ…。
まだMAPを全部見回っていないが、とりあえず、下見だけ…
と思って近づくと、いつぞビッグキャノンに撃たれた時のような砲撃が!
うおっ、危ない危ない!
…と思わず引き返してしまったが、今は戦車に乗っているし、戦車も殆ど傷ついていない。
あせることはない。
大丈夫大丈夫。
意を決して、砲撃をくぐりながら進む。
その先には、巨大な建物が見える。
軍事施設のようでもあり、研究所のようでもある。
ここがラストダンジョンなのか…!?
いざ、中へ!
この建物の名は…
地球救済センター
ヤヴェーッ! 絶対ラストダンジョンだよこれ!
ヤバイ組織ですよ、これは。
だいたい、普通の地球「救済」センターが、
近づいてくるヤツに砲撃するだろうか?
よって、ここはラストダンジョンだ。
それに、結界みたいなのが張ってある。
怪しさ十分!
とりあえず、MAPを埋めるまでは、ここは後回しだ。
ヘルゲート奥の砂漠一帯を散策する。
ザコもかなり強まってきた。
まあ基本的に1ターンで終わるけど。
この辺りの砂漠は、やたら広い割には、
地球救済センターの他に、洞窟が1個あるくらいしかない。
元がファミコンのゲームだし、容量が足りなかったんだろうか。
明らかにラストダンジョンな地球救済センターは後回しにして、
洞窟に行ってみる。
裏ゼルダのLEVEL9迷宮みたいな位置にありやがるぜ。
洞窟名「犬の穴」。
何の情報も無く、たどり着いたが、ここは何なんだろうか。
一応、戦車で入れるが…。
入って、少し進むと、
画面の奥から犬が猛烈な勢いで突撃してくる!
うぉっ!ビビッたぜ!
バズーカドッグ ×1
突然、始まった戦闘。
しかもボス曲だ。
なにかよくわからないが、火力全開で行くぜ!
マッスルカーの攻撃…
バズーカドッグのプロテクターを壊した!
ヨシダ戦車の攻撃…
936のダメージ!
バズーカドッグを倒した!
あれ…?
なんか、こんな終盤で出てくるにしては、えらく弱いボスだなあ…
と思いきや、その後、何匹も出てくるバズーカドッグ。
なるほど、FF4のラストダンジョンみたいに、
ここは曲が違うのか…?
しかし、それならココは何なんだろうか。
ザコ敵は、接触すると先頭になるバズーカドッグばかりだ。
特別な場所であると思わざるを得ない。
牢屋が何部屋かある。
その中に入るには降りて進まなくてはならない。
牢屋を開けた途端、
バズーカドッグが奥から猛スピードで走ってくる!
接触される前に、大急ぎで戦車に戻り、
急いで乗り込む。
ふー。危ない危ない。
いきなりアクションゲームみたいな場所になったぜ。
しかも、パーティのうち一人でも、戦車で移動不可能な場所にいると、
戦車に乗ることが出来ない。
微妙に緻密な操作を要求されるぜ。
だが、牢屋の中にはどこも、目ぼしい物は無い。
下の階に向かう。
そこには、牢屋に閉じ込められている人たちがいます。
この階にはバズーカドッグはいないようだ。
中の人たちに話を聞く。
「バルデスは恐ろしい男です!
もう何人もの賞金稼ぎを返り討ちにしているとか…
でもウルフというハンターだけは恐れているみたい」
どうやら、この犬の穴の奥に、
「世界最強」と言われる男、バッド・バルデスがいるらしい。
しかし、ここでレッドウルフの名前が出てくるとは…。
さらに続く情報で、
レッドウルフの恋人である、ニーナを人質にしているということがわかる。
バルデスは、レッドウルフの留守中に、
彼の故郷の村を襲い、ニーナを誘拐したという。
うーむ、「世界最強」な割にはセコイ奴だぜ!
日記では、レッドウルフの恋人、ニーナの話も1行くらいしか書いてないと思ったから、
ゲームをやってない人は覚えている人が少なそうだぜ。
まあ、プレイヤー的にも、レッドウルフの最期のときに聞いた限りだが…。
ともあれ、この先に、最後の賞金首である、バッド・バルデスがいるとのことだ。
念には念を入れて、砂漠の徘徊と、バズーカドッグ戦での消耗を回復するため、
一度町に戻って戦車を補給する。
犬の穴に戻る。
なんか倒したバズーカドッグ復活してるし。
補給の意味が…!
まあ、今度はネタがわかっているため、
機銃で、一掃する。
特に一撃目は、何撃ってもプロテクター破壊になってしまうしな…
下の階に降り、牢を抜け、さらに奥に進む。
なにやら周りに溶岩が吹き出る、線対称の広間に出る。
そして、そこに行ったらイベントが発生しそうな幅1マスの道。
いかにも、ここにボスが出るって感じだぜ。
線対称の広間に入る。
ここには階段があって、戦車では進めないようだ。
補給に戻る必要なかったぜ。
仕方なく降りて進むと、すぐ目の前の玉座に座る男。
こいつがバルデスだろうか。
こんなところにいて暑くないのか。
バルデス「その真っ赤な戦車… てめえ…レッドウルフか!?」
名前表示でバルデスと判明。
ここで「はい」にしても面白そうだが、
ちょっと迷って「いいえ」。
バルデス「ほう…」
「じゃあ こいつを見てみやがれ!!」
すると、奥から出てくる一人の女性。
この人がニーナだろうか。
バルデス「さあ、どうするレッドウルフ!
オレさまに逆らえば、この女の命はねえぞっ!」
どっち選んでも一緒っぽかったな。
まあ、こんなのはよくある話です。
しかし、レッドウルフの顔も知らないとなると…
噂だけでレッドウルフを恐れているのか、こいつ。
世界最強じゃなかったのか、お前。
ニーナ「あ は は は は は!
人違いよ、バルデス! この人はウルフじゃないわ!」
バルデス「なにィ…!?
それじゃ この女、
人質にもなんにも ならねーじゃねえか!
アホ丸出しです。
ほんとに世界最強なんでしょうか、この人。
バルデス「しかたねえ…
どうせ このオレ様より強えヤツが
この世にいるはずがねえんだ。
ぶっ殺して犬のエサにしてやるぜ!」
ここまで小さいラスボス(?)も珍しい。
悪レベルは高そうだが、間抜けかつ腰抜け。風格も教養も無い。
良いのは名前の語呂くらいだ。
それによく考えてみれば、なんでこんな世界の端っこでチマチマ生活してるんだ。
部下は犬だけだし。
しかし、腐っても世界最強の賞金首。
全身全霊で挑むぜー!
勝負!
バッド・バルデス ×1
おお…ッ!
普通の賞金首と同じ戦闘音楽!
いかにもラスボスじゃない感たっぷりだぜ!
これがバッド・バルデスか…ッ!
ヨシダの攻撃…
バッド・バルデスに76のダメージ!
ミッキーの攻撃…
バッド・バルデスはダメージを受けない!
タニアの攻撃…
バッド・バルデスに108のダメージ!
むむ…
さすがに世界最強だけはあるな。
しかし、敵からの攻撃は、
ダストフランケンのパンチや、ロドリゲスのへんてこなミサイルに比べると弱い。
とにかく、硬いし、避けることだけが厄介か…。
よし、ここは一つ…
これまでに3個手に入れた濃縮メチルで、
全員で濃縮メチルぜめだぜ~!
ヨシダは濃縮メチルをふりかけた…
バッド・バルデスに376のダメージ!
タニアは濃縮メチルをふりかけた…
バッド・バルデスのプロテクターを破壊した!
ミッキーは濃縮メチルをふりかけた…
バッド・バルデスに489のダメージ!
ウホッ いいダメージ…
これはいけるぜー!
こちらのプロテクターが破壊されるごとにプロテクターを取り替えつつ、
濃縮メチル撒きまくる。
敵もよく攻撃を避け、地味ながらもこちらを削ってくるが、
ついに…
タニアの攻撃…
バッド・バルデスに394のダメージ!
バッド・バルデスを倒した!
よーし!
ついに世界最強の賞金首を倒したぜー!
っていうほど強くなかったが。
バルデス「へ…へへへ…
地獄でまってるぜ…
ウルフと三人で、
誰が一番強いかハッキリさせようじゃねえか…」
今、ハッキリ勝負がついたじゃん。
そして、「ぐふっ」といって倒れた後に
なぜか爆発する。
ロケット弾とかが爆発したのか?とも思うが、
すぐ近くにいるニーナにまったく影響が無いほどこじんまりとした爆発だ。
なんなんだ。
まあそれは、さておき。
人間は、最期には本音で語るというが…
人質を取ってレッドウルフと戦おうとしてた割には、
少年マンガのライバルのようなセリフで死ぬじゃないか。
不思議なヤツだ。
バッド・バルデスが倒れた後、ニーナがこちらに話しかけてくる。
ニーナ「あなたは…?
どうして、あなたがウルフの戦車に…?」
「ああ、まさかウルフは…!」
「まっててウルフ、今あなたの元へ行くわ…!」
いかにも、レッドウルフの後を追いそうな言葉だ。
イヤな予感がする。
そして、ヨシダたちの脇を走りぬけていく。
止めろよ! 幅1マスの道なんだから!
あわれニーナはレッドウルフの後を追い、
自ら狂犬たちの元へゆき、自殺してしまう。
すまんレッドウルフ…。
再生カプセルあるのに…
ちょっと振り返ってみると、セリフから察するに、
レッドウルフの戦車に乗っていかなければ、
ニーナは自殺しなかったんだろうか。
大門と紅丸でなくヨシダ戦車wに乗り換えてれば!
こういうシーンなのに変な名前つけたせいで
とっても微妙なシーンになってしまった。
良い子のみんなは、まともな名前をつけてプレイしましょうね!
ともあれ、ひとまずは帰還。
"C"の店から、200000Gの賞金を受け取る。
最高額だぜ。
さて、これで最後の賞金首も倒した。
ハンターとしては、もはややることが無いが…
しかし、やはり最後はあそこに行くしかないだろう。
次回、最終決戦。
地球救済センターへ…。
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何かわかりそうだけど、わからないというのが現状。
唯一のヒントが
「X-09 Y-05 32-F
モットモ タカイ…」
である。
なんとなーく、座標っぽいが、
どこからの座標なのか。
BSコントローラを見てみる。
全体MAPからの座標だとして、原点(0,0)を左上隅(最北西)に設定するとしたら、
X-09、Y-05の位置はヘルゲートの中である。
だから、そんなことはない。
仮に原点を左下隅(最南西)に設定するとしたら、
X-09、Y-05の位置は山の中(移動不可)である。
これもない。
ううーむ。
わからん。
わからんし、進まないので、ここは一つ無駄遣いしてみることにした。
そう、たまりにたまった賞金が今、400000Gくらいあるのだ。
もはや後先考えずに使いまくる。
まずは王道としてマリア先生に寄付。
ひたすら寄付。
しかし、相変わらず少額しか受け取ってくれない。
次に、このゲームには家具が売っているのである。
ゲームの進行には全く関係ないが、まあ贅沢品である。
家具を買うと、ヨシダの家に置かれ、
家がゴージャスになっていく!
って
お前、勘当されてたんじゃないのか。
ポプレ・オプレ、トレーダーキャンプ、などなど
あちらこちら全部まわって、ひたすら家具を買い漁る。
家に戻って家具を確認してみる…おおっ。
序盤の日記では、編み物をしている姉ちゃんだったが、
中盤になると料理をしてたり、
今の段階になると、部屋で掃除機をかけてたりと、動きも多種多様だ。
製作者、気合入ってるね。いいね。
あれ?
そういえば、買った家具の量に比べて、
配置されてる家具が妙に少ないような…
ちゃんと届けられてないのか?
と思ったら、家具の一部がベランダに追いやられている。
高かったのに!
これは姉ちゃんか、親父の仕業か…
まあ家具はよし。
次は戦車でも改造してみるか…
イル・ミグラの町まで飛び、颯爽と改造。
とりあえず、今つけている装備を、買える中で最もゴージャスなものに変更。
さらに、攻撃力を最大限まで改造する。
ついでに、シャシーの防御力も上げてみる。
いくつまで上げたらいいか目安が無いので、
とりあえず、全車両を、今のところ一番防御力の高い、大門と紅丸と同じになるまで上げる。
さて、次は何するかなあ…
お、そうだ。どこかの町で、
転送センターは変なところにワープされる事故があるとか聞いたな…
わざとワープされるまでやってみるか。
もしかして、話が進むかもしれないし。
・
・
・
と思って、食事がてら延々30回くらいワープの試行の結果、
見事事故発生。
ィヤホホ~イ!
…事故と呼ぶのだろうか、これは。
ワープした先は、
序盤、ビッグキャノンが倒せないときに見つけた「生命科学研究所」だ。
金網で覆われていて、ロックハッカーでも金網の扉が開かなくて入れない場所だったが…。
中を捜索すると、せかいじゅのは、
もとい再生カプセルというアイテムを手に入れる。
なんと、死んだ人間を生き返らせられるのだ!
でもレッドウルフには使えないんだろうなあ…
ただ、戦闘中は使えないので、場合によるけどあまり役に立たないかもしれない。
Dr.ミンチの所まで戻るのが面倒なときは良いけど。
さて、この研究所は狭く、これしかなさそうだ。
せっかくだから、金網の扉を開けて、ここから出るか。
と。
ふと、目にとまる研究所の看板。
大したことは書いてないと思うが、
調べずにいられないのが、RPGユーザーのさがである。
>しらべる
ヨシダ生命科学研究所
ヨシダ!?
ちょっと待てい!
え、え、これって何ですか、
ここに再生カプセルがあるってことは…
俺が再生カプセルを発明したのか~!
さすが俺!
Dr.ミンチも真っ青だね☆
いやしかし、ちょっと待ちなさいよ、あなた。(誰だ)
これって、まさか「主人公の名前 + 生命科学研究所」って風についてるとか
いや、まさかそんなことはないだろうし…
なんですか、初日にも書いた気がするが、
このプレイってやっちまったネーミングだったようですな!
さてさて。
普通の人がスルーするような所で無意味に興奮したところで、
次は何をするべきか…
うーむ。
うーむ。
・
・
・
全部の町でおだいじんしてみるか。
ネタが尽きてきたぜ。
まあ、ドッグシステムがあれば、サクサクっと行けるしね。
ん? 俺のドッグシステム、どこに行ったんだ?
あ、ごめーん、私が借りてたの!
一度私も使ってみたかったから…
あれ、美雪、ドッグシステムって使ったこと無かった?
うん、わたし機械ニガテだから触ったことなかったけど…
ねえねえ、はじめちゃん、これってどうやって使うの?
ハハハ、こんなの簡単さ。
移動したい先の町の番号を指定すればさ…
へえー。簡単なのね!
で、次はどうすればいいの、はじめちゃん?
…はじめちゃん?
…そうか…
謎は すべて解けた!
そのとき、ある考えが天啓のように僕の頭に浮かんだ。
そう、あの「X-09 Y-05」の意味…
09とか、05というのは町番号だったのだ!
9は改造でも訪れたイル・ミグラの町、
5は、マッド・マッスル戦の前に訪れた、ロッコの村だ。
それらと、X座標、Y座標が一致する場所は…
ソルの町。
下水でミュータントワニを倒し、装甲車ディフェンダを手に入れ、
賞金首ツェッペリンを倒した、デビルズタワーがある町である。
コロナビルじゃなくて、デビルズタワーだったか…。
15F+数階までしか行ってなかったからなあ…。
全然「モットモ タカイ」と思わなかったな。
そういえば、今思い返してみれば、
動かなかったものの、エレベーターがあった。
ツェッペリンも倒したし、動かせるんじゃないか?
そうとわかれば、早速デビルズタワーに再突入。
残念ながら、ツェッペリンを倒したからといってエレベーターが動くわけではなかったが、
前回、捜索を中止した8F以降から、ビル内をくまなく探したところ、
エレベータの動力を管理するコンピュータを発見。
他の階は無視して、早速32Fへ!
見事にパスワードを発見。
ついに、ヘルゲートをオープンだ!
・
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さて、いよいよ決戦だな。
真・最強の賞金首、バッド・バルデスの元に!
戦車用、人間用ともに万全の準備をし、突入する。
ヘルゲートの中は、いよいよ最後というにもかかわらず、
サンタ・ポコ周辺よりはやや狭いものの、それなりに広大な砂漠地帯だ。
とりあえず、一帯を捜索。
捜索していると、なにやらクレーターだらけの、
一段とヤバそうな荒野を発見。
コーヤコーヤ星もビックリだ。
…いかにもここが最後だぜ…。
まだMAPを全部見回っていないが、とりあえず、下見だけ…
と思って近づくと、いつぞビッグキャノンに撃たれた時のような砲撃が!
うおっ、危ない危ない!
…と思わず引き返してしまったが、今は戦車に乗っているし、戦車も殆ど傷ついていない。
あせることはない。
大丈夫大丈夫。
意を決して、砲撃をくぐりながら進む。
その先には、巨大な建物が見える。
軍事施設のようでもあり、研究所のようでもある。
ここがラストダンジョンなのか…!?
いざ、中へ!
この建物の名は…
地球救済センター
ヤヴェーッ! 絶対ラストダンジョンだよこれ!
ヤバイ組織ですよ、これは。
だいたい、普通の地球「救済」センターが、
近づいてくるヤツに砲撃するだろうか?
よって、ここはラストダンジョンだ。
それに、結界みたいなのが張ってある。
怪しさ十分!
とりあえず、MAPを埋めるまでは、ここは後回しだ。
ヘルゲート奥の砂漠一帯を散策する。
ザコもかなり強まってきた。
まあ基本的に1ターンで終わるけど。
この辺りの砂漠は、やたら広い割には、
地球救済センターの他に、洞窟が1個あるくらいしかない。
元がファミコンのゲームだし、容量が足りなかったんだろうか。
明らかにラストダンジョンな地球救済センターは後回しにして、
洞窟に行ってみる。
裏ゼルダのLEVEL9迷宮みたいな位置にありやがるぜ。
洞窟名「犬の穴」。
何の情報も無く、たどり着いたが、ここは何なんだろうか。
一応、戦車で入れるが…。
入って、少し進むと、
画面の奥から犬が猛烈な勢いで突撃してくる!
うぉっ!ビビッたぜ!
バズーカドッグ ×1
突然、始まった戦闘。
しかもボス曲だ。
なにかよくわからないが、火力全開で行くぜ!
マッスルカーの攻撃…
バズーカドッグのプロテクターを壊した!
ヨシダ戦車の攻撃…
936のダメージ!
バズーカドッグを倒した!
あれ…?
なんか、こんな終盤で出てくるにしては、えらく弱いボスだなあ…
と思いきや、その後、何匹も出てくるバズーカドッグ。
なるほど、FF4のラストダンジョンみたいに、
ここは曲が違うのか…?
しかし、それならココは何なんだろうか。
ザコ敵は、接触すると先頭になるバズーカドッグばかりだ。
特別な場所であると思わざるを得ない。
牢屋が何部屋かある。
その中に入るには降りて進まなくてはならない。
牢屋を開けた途端、
バズーカドッグが奥から猛スピードで走ってくる!
接触される前に、大急ぎで戦車に戻り、
急いで乗り込む。
ふー。危ない危ない。
いきなりアクションゲームみたいな場所になったぜ。
しかも、パーティのうち一人でも、戦車で移動不可能な場所にいると、
戦車に乗ることが出来ない。
微妙に緻密な操作を要求されるぜ。
だが、牢屋の中にはどこも、目ぼしい物は無い。
下の階に向かう。
そこには、牢屋に閉じ込められている人たちがいます。
この階にはバズーカドッグはいないようだ。
中の人たちに話を聞く。
「バルデスは恐ろしい男です!
もう何人もの賞金稼ぎを返り討ちにしているとか…
でもウルフというハンターだけは恐れているみたい」
どうやら、この犬の穴の奥に、
「世界最強」と言われる男、バッド・バルデスがいるらしい。
しかし、ここでレッドウルフの名前が出てくるとは…。
さらに続く情報で、
レッドウルフの恋人である、ニーナを人質にしているということがわかる。
バルデスは、レッドウルフの留守中に、
彼の故郷の村を襲い、ニーナを誘拐したという。
うーむ、「世界最強」な割にはセコイ奴だぜ!
日記では、レッドウルフの恋人、ニーナの話も1行くらいしか書いてないと思ったから、
ゲームをやってない人は覚えている人が少なそうだぜ。
まあ、プレイヤー的にも、レッドウルフの最期のときに聞いた限りだが…。
ともあれ、この先に、最後の賞金首である、バッド・バルデスがいるとのことだ。
念には念を入れて、砂漠の徘徊と、バズーカドッグ戦での消耗を回復するため、
一度町に戻って戦車を補給する。
犬の穴に戻る。
なんか倒したバズーカドッグ復活してるし。
補給の意味が…!
まあ、今度はネタがわかっているため、
機銃で、一掃する。
特に一撃目は、何撃ってもプロテクター破壊になってしまうしな…
下の階に降り、牢を抜け、さらに奥に進む。
なにやら周りに溶岩が吹き出る、線対称の広間に出る。
そして、そこに行ったらイベントが発生しそうな幅1マスの道。
いかにも、ここにボスが出るって感じだぜ。
線対称の広間に入る。
ここには階段があって、戦車では進めないようだ。
補給に戻る必要なかったぜ。
仕方なく降りて進むと、すぐ目の前の玉座に座る男。
こいつがバルデスだろうか。
こんなところにいて暑くないのか。
バルデス「その真っ赤な戦車… てめえ…レッドウルフか!?」
名前表示でバルデスと判明。
ここで「はい」にしても面白そうだが、
ちょっと迷って「いいえ」。
バルデス「ほう…」
「じゃあ こいつを見てみやがれ!!」
すると、奥から出てくる一人の女性。
この人がニーナだろうか。
バルデス「さあ、どうするレッドウルフ!
オレさまに逆らえば、この女の命はねえぞっ!」
どっち選んでも一緒っぽかったな。
まあ、こんなのはよくある話です。
しかし、レッドウルフの顔も知らないとなると…
噂だけでレッドウルフを恐れているのか、こいつ。
世界最強じゃなかったのか、お前。
ニーナ「あ は は は は は!
人違いよ、バルデス! この人はウルフじゃないわ!」
バルデス「なにィ…!?
それじゃ この女、
人質にもなんにも ならねーじゃねえか!
アホ丸出しです。
ほんとに世界最強なんでしょうか、この人。
バルデス「しかたねえ…
どうせ このオレ様より強えヤツが
この世にいるはずがねえんだ。
ぶっ殺して犬のエサにしてやるぜ!」
ここまで小さいラスボス(?)も珍しい。
悪レベルは高そうだが、間抜けかつ腰抜け。風格も教養も無い。
良いのは名前の語呂くらいだ。
それによく考えてみれば、なんでこんな世界の端っこでチマチマ生活してるんだ。
部下は犬だけだし。
しかし、腐っても世界最強の賞金首。
全身全霊で挑むぜー!
勝負!
バッド・バルデス ×1
おお…ッ!
これがバッド・バルデスか…ッ!
ヨシダの攻撃…
バッド・バルデスに76のダメージ!
ミッキーの攻撃…
バッド・バルデスはダメージを受けない!
タニアの攻撃…
バッド・バルデスに108のダメージ!
むむ…
さすがに世界最強だけはあるな。
しかし、敵からの攻撃は、
ダストフランケンのパンチや、ロドリゲスのへんてこなミサイルに比べると弱い。
とにかく、硬いし、避けることだけが厄介か…。
よし、ここは一つ…
これまでに3個手に入れた濃縮メチルで、
全員で濃縮メチルぜめだぜ~!
ヨシダは濃縮メチルをふりかけた…
バッド・バルデスに376のダメージ!
タニアは濃縮メチルをふりかけた…
バッド・バルデスのプロテクターを破壊した!
ミッキーは濃縮メチルをふりかけた…
バッド・バルデスに489のダメージ!
ウホッ いいダメージ…
これはいけるぜー!
こちらのプロテクターが破壊されるごとにプロテクターを取り替えつつ、
濃縮メチル撒きまくる。
敵もよく攻撃を避け、地味ながらもこちらを削ってくるが、
ついに…
タニアの攻撃…
バッド・バルデスに394のダメージ!
バッド・バルデスを倒した!
よーし!
ついに世界最強の賞金首を倒したぜー!
っていうほど強くなかったが。
バルデス「へ…へへへ…
地獄でまってるぜ…
ウルフと三人で、
誰が一番強いかハッキリさせようじゃねえか…」
今、ハッキリ勝負がついたじゃん。
そして、「ぐふっ」といって倒れた後に
なぜか爆発する。
ロケット弾とかが爆発したのか?とも思うが、
すぐ近くにいるニーナにまったく影響が無いほどこじんまりとした爆発だ。
なんなんだ。
まあそれは、さておき。
人間は、最期には本音で語るというが…
人質を取ってレッドウルフと戦おうとしてた割には、
少年マンガのライバルのようなセリフで死ぬじゃないか。
不思議なヤツだ。
バッド・バルデスが倒れた後、ニーナがこちらに話しかけてくる。
ニーナ「あなたは…?
どうして、あなたがウルフの戦車に…?」
「ああ、まさかウルフは…!」
「まっててウルフ、今あなたの元へ行くわ…!」
いかにも、レッドウルフの後を追いそうな言葉だ。
イヤな予感がする。
そして、ヨシダたちの脇を走りぬけていく。
止めろよ! 幅1マスの道なんだから!
あわれニーナはレッドウルフの後を追い、
自ら狂犬たちの元へゆき、自殺してしまう。
すまんレッドウルフ…。
再生カプセルあるのに…
ちょっと振り返ってみると、セリフから察するに、
レッドウルフの戦車に乗っていかなければ、
ニーナは自殺しなかったんだろうか。
大門と紅丸でなくヨシダ戦車wに乗り換えてれば!
こういうシーンなのに変な名前つけたせいで
とっても微妙なシーンになってしまった。
良い子のみんなは、まともな名前をつけてプレイしましょうね!
ともあれ、ひとまずは帰還。
"C"の店から、200000Gの賞金を受け取る。
最高額だぜ。
さて、これで最後の賞金首も倒した。
ハンターとしては、もはややることが無いが…
しかし、やはり最後はあそこに行くしかないだろう。
次回、最終決戦。
地球救済センターへ…。