大船渡 折々の記

大船渡の風景、釣り、菜園、献立、日々雑感

ごっつぁん ホタテ貝ありがとう

2016年05月31日 18時52分54秒 | 野菜づくり

    「稚貝の耳釣り作業の手伝いにいって、余った稚貝をたくさん貰ったので持ってきたが…」
と、吉浜の友人が、どっさりホタテの稚貝を届けてくれた。
  三陸のホタテ養殖は、「耳吊り方式」といわれ、前年夏1mm~2mmの稚貝を採取し、海中の中間施設で7~8cmほどに成長させ、さらにその稚貝の耳に小さな穴をあけ、1個ずつ紐に吊るして、沖合の耳吊りホタテ設置場所の海中で養殖する。 4月中旬から5月末まで続く耳吊り作業が、養殖漁家にとって年間一番の多忙期と言われる。

      
 友人が届けてくれた稚貝。平均6~8cm位にぞっくりと見事にサイズが揃っている。鮮度もよく触れると勢いよく蓋を閉ざす。
           
          
 お玉の柄で貝柱まま、実の部分を剥す。まことに残酷であるが…
      
 身の部分を沸騰したお湯に入れ軽く煮上げ、冷凍保存すると、必要に応じて食材としていろいろな用途に利用できるとか

          
 我が家の夕食は定番のホタテの刺身。稚貝ではあるが味覚や食感は普通大のホタテと何ら変わることなし。まことに美味である。

  因みに、この時期、耳吊リ作業を経て、沖合の海中で養殖されたホタテは、来年は3年目で収穫、出荷され、食卓をにぎわすことになります。

 酒蒸し、チーズ煮、炊き込みご飯、照り焼きその他レシピはたくさん。おっと、「ホタテの紐の煮付け」も辛党には珍重されるレシピ・食材である。
     どんどはれ! The end  

 


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