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Potential of aromatherapy

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バケツを持ち歩く私達

2007年02月28日 | 雑記
ナースのお仕事は、あまり綺麗じゃありません。
昔は3Kと呼ばれていました。

    危険 汚い きつい

それを払拭するように、ナースの仕事は素晴らしいと
様々な集会で言い続けてきたものです。

高校生の、一日ナース体験もあります。
皆さん、患者さんとのふれあいに感動して感想文を書いてくれます。

でも、一方では、本当に綺麗じゃありません。
ベッドの横で使用するトイレがあります。
思うように歩けない方は、それを使い、安全に過ごしています。
もちろん、トイレに一緒に行って介助することもありますが
患者さんの状態によっては、「自分ですること」も大事なので
使っていただいています。

その排泄物の入ったバケツを洗う仕事があります。
夜は、使う方が多く、朝方はそのバケツ洗いに走ります。

できるだけ早く処理してあげたいものですし・・・・・・・。

最高、一度に5個持ったわよ~と自慢するスタッフもいます。
まるで買い物籠でも抱えるように、持って行ったり。

でも、本当は患者さんの立場にしてみれば、自分の排泄物を
もって歩かれるのは屈辱に近いものです。

  「今でたのよ~」と、言って歩いているようなものです。

新しい病院では、各部屋にトイレを作る予定です。
でも、実際に使える患者さんは少ないとみています。
それよりも、部屋の中で排泄物を処理できるようにして欲しいと思うのです。

長い廊下を、排泄物をもって歩くようなことがないように・・・・・。

トイレの中に捨てることもできるのですが、便器の中を洗いたいのです。
けっこうバケツの側面は汚れます。
次に使うときに、気持ちよく使えるように、綺麗にしたいものです。

  今は45名に、8室のトイレですが
  今度は35名に、19個のトイレです。
  掃除もきっと大変でしょう。
  夢にでそうです。

部屋のナースコールのほかに、トイレのナースコールもなります。
一斉にトイレに入るのだけは、勘弁して欲しいと思いました



インドのライオンですわ。
逞しい・・・・・。

 排泄は自力でやりたいものですよね。   
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