昨日の続きですが・・・・・
鞍馬の火祭
思ったより、時代祭はマイナーだったので・・・・・
恐らくそれ以上にこの祭を知っておられる方は少ないでしょう・・・・・
わたしもこの祭の前日にはじめて知りました
でも、意外とこの祭・・・・もともとは940年ごろにきっかけとなったらしいのです
もともと、このメイン会場となる由岐神社はむかしは平安京の内裏にあったといいます。
当時、度重なる地震や争いのために治安情勢は不安定となり・・・・この由岐神社を鞍馬に移すということに決まり・・・・
その移転の最中に道々にかがり火が焚かれていたのに感動した鞍馬の住民がその出来事を伝えるがために始まったのが最初とされているようです
それでは本題にうつりましょう。
オープニングの動画は、松明を持って神社から下の集落に降りてきた人物が、集落にある松明に火をつけていくシーン
「神事に参らっしゃ~れ」と声を掛けながら神社の松明が階段下へと移動していくのです
また、それに応じるように集落から松明を持った家族が一緒に集落一帯を練り歩いて厄除けを図り・・・・
次第に神社に松明を集結させて・・・・・一箇所に焼き捨てられて・・・・・・
御輿が今度は降りてくるというシナリオですけど・・・・・・
私が見ることが出来たのはこの掛け声のシーンと、練り歩くシーンでしたね
この声が掛けられる時間は18時。ここに再び舞い戻ってくるのは21時ごろといい・・・・・
その時間は私は鞍馬から離れていなければ家に帰れない事態に陥っていたので・・・・・いっそ混雑覚悟で階段下に私も下りました
昨日お伝えさせていただいた鞍馬駅前・・・・これが本番となると
さらに混雑が増します
もう、ホントにシャレにならない状態
もともと鞍馬ってエリアが何千何万もの観光客を収容できる場所ではないのです
そのエリアに何千何万と来たらこの状態。神戸で例えていうなれば元町の高架下でルミナリエをやるようなものですね。
ホントに一人旅でよかったと思える場所です。カップルで来た人は、たとえケンカ中でも手を握っておかねば必ず人の波に溺れてはぐれる勢いです
さらに、子連れでここに来るのは持っての外って感じですね
何しろ、普通に歩いていたら・・・・・
熱っ!!って
気付けば目の前にでっかい松明があったりするのです
まぁ、この祭の存在に気付いた時も、そんなに乗り気でもなかったのですけど・・・・・・
この注意書きに逆に惹かれてまいりました
そこまで書く火祭はどんな感じなんだろう、どこまでリスキーな祭なんだろう・・・・
一人旅だから、気を使う相手もいないし、いってみるっきゃないって感じで
あの人だかりはそれなりにありましたけど・・・・・・それ以上に・・・・
辺りは電灯と松明どっちが多いのかって言う状態に・・・・・
さらにこの人の集まりと警察のあつまり、尋常ではございません
普通の松明を持つものがあれば・・・・・・・・・
動画でご覧頂きましょう・・・・
こんな考えられへんくらいの松明に火をつけようとするものもいます
先ほどの話に戻りますけど・・・
神社より「神事にまいらっしゃ~れ(神事が始まるよ、みんな集まれ)」っていう掛け声で・・・・・
こうやって各地の松明に火をつけるのですけど・・・・・・
神事に参られよの合図に各戸が・・・・・・
「サイレヤ、サイリョウ(祭礼や祭礼っ)」と、呼びかけに応ずる形をとっていくのです。
そして各戸も松明を持って街道を練り歩くのです
動画で表すとこんな感じになります
そして、立ち止まるのは厳禁なので・・・・・歩きながらの見物となります
では、歩きながら他の場所も歩くこととします。
(歩きながらなので撮影成功率が5割くらいなのですよね)
しかし・・・場所を変えても・・・・・
松明だらけで街道は明るく・・・・・・
松明の周りにはとんでもない人の集まり
少しでも押したり押されたり状態となれば、誰かがやけどするのは必定ですね。
なので、子連れはホントやめた方がいいのかもしれません
ただ、こんなバズーカを子供が持って「サイレヤサイリョウ」ですからね
画像をクリックし、動画でご覧くださいませ
おや、こちらでも松明を点火中
またバズーカ並みの松明で
ついたついた
他人の撮影シーンがとれちゃうくらい人口密度が過密。人が多くて道は狭いのです。
振り向いたらこんな視界ですからね・・・・・・
(京都の市街地でもそんなにいないと思うくらい外国人観光客が多かった)
点火に歓声が上がると思えば・・・・・・
サイレヤサイリョウの声が絶え間なく続き、松明が移動するのです
画像をポチッとしていただき、動画でご覧くださいませ
サイレヤサイリョウの声がどんどん多くなってまいりました。
この前方の明かりは、すべて「火」ですからね
各戸に固定しておいてある松明は、尋常な松明ではありません。
キャンプファイアよりも大きなものがあるのです
熱くて、これ以上近寄れません
火の勢い・・・・動画で撮ってみました
熱いな~~~これ以上危険やな~~~~
って・・・・まだ予備の松明が4基もあるやないかい
ちょっと、伝わりづらいかもしれませんが・・・・ちょっと全体図をご覧頂くとすると・・・・・・
これは、火祭ではなくてただの大火事です・・・・・って感じになってきました
前方の明るいのはすべて松明で・・・・目の前の民家の向こうには火の粉がかなり飛び散っています。
この松明を過ぎたら・・・・・・迂回路でスタート位置に戻るのです
鞍馬駅から由岐神社に向かってどんどん街道を北上した後は・・・・・・
あぜ道に入り、スタート位置の鞍馬駅に戻るという・・・
止まって見物してはいけない祭です
(止まってはいけない祭も初ですがね)
ちょっと分かりづらいかもしれませんが・・・・灯りに沿って人が並んでいるのがお分かりになりますかね
交通整理の警官に聞いたのですけど・・・あぜ道入り口から鞍馬駅前までわずか200メートル程度・・・・・・
でも、練り歩いている松明を避けて通行せねばならないので・・・・200メートルを40分かけて通るという大渋滞振り・・・・・・
それを抜けたら、また松明の街道に戻り・・・・・鞍馬駅前到着です。
・・・・っていうのが20時までの火祭の様子ですけど・・・・・・
見物にかかる1周辺りの所要時間が非常にかかりますので、これで断念せねば家に帰れません
これでも、結構なリスキーで過激な奇祭と感じましたけど・・・・・・・
20時を過ぎたらもっと盛り上がるとの事ですね
これ以上の過激さってどんな感じなんだろう・・・・・また見てみたいなって思う次第であります。
その為には恐らく・・・・
鞍馬で宿泊するか・・・・・・
せめて叡山電鉄沿線にコインパーキング等で車を停めておかねばならないかなと思います
何しろ、火祭が過激になるのは21時ごろのようですし・・・・・・・
祭自体は深夜2時ごろに終わるそうです
次行く時は、出町柳か最悪京阪沿線まで車を持ってこようかな・・・・・・・(ただし、貴船口より北は午後から通行止め)
ただし・・・私が気付いた注意点は・・・・・・
子連れは絶対に危険。ベビーカー持参なんて絶対に非常識。
(ベビーカーなんて通れるところはなく、通路にも松明があるからやけどは大いにありえる)
なるべく少人数で
(大人数で一斉行動とるのは非常に困難。はぐれた後で待ち合わせる場所もほとんどなく、最悪・・・叡山の終着地出町柳で集合って言うのもありかも)
動きやすい服装を
(通路上、暗いあぜ道を通ります。ヒールの高いブーツ等で足元を取られる女性も何人か見かけました)
警官の指示に従って・・・・・
(警官にキレても、裁ききれないくらいのキャパの狭い鞍馬ととんでもない人数です。警官の力も限界があるし、そんなリスキーな地に踏み入れた時点で覚悟しておくべし)
21時までのイベントに向けて3時間ひたすら待つか・・・・21時のイベントが見れない覚悟で20時まで下に下りるかあらかじめ選択すること
(両方ともは地理上、ほぼ不可能)
っていうのを念頭に入れて行かねば、楽しめないかもしれません。
この混雑振りは私もそんなに体験したことありません(かつてクリスマスイブにあったルミナリエの方が大分まし)
と・・・・・言ったあたりで、撮影も難しかったので・・・・・なかなか上手く伝えることが出来ませんでしたが・・・・・
ホントに迫力のあった祭でした。今度は深夜帰宅覚悟で祭の後半も楽しもうかなって思ったlucinoでした。
明日の午前中は、火祭終了後を少ししゃべって・・・・・・夕方、アブダビGPの話をさせて頂けたらと思います。
(体力の限界によってはアブダビGPネタを中止するかもしれませんが)
それでは、鞍馬の火祭そのものはこれにて終了させていただきます。
本日もご覧頂きまして、誠にありがとうございました
鞍馬の火祭
思ったより、時代祭はマイナーだったので・・・・・
恐らくそれ以上にこの祭を知っておられる方は少ないでしょう・・・・・
わたしもこの祭の前日にはじめて知りました
でも、意外とこの祭・・・・もともとは940年ごろにきっかけとなったらしいのです
もともと、このメイン会場となる由岐神社はむかしは平安京の内裏にあったといいます。
当時、度重なる地震や争いのために治安情勢は不安定となり・・・・この由岐神社を鞍馬に移すということに決まり・・・・
その移転の最中に道々にかがり火が焚かれていたのに感動した鞍馬の住民がその出来事を伝えるがために始まったのが最初とされているようです
それでは本題にうつりましょう。
オープニングの動画は、松明を持って神社から下の集落に降りてきた人物が、集落にある松明に火をつけていくシーン
「神事に参らっしゃ~れ」と声を掛けながら神社の松明が階段下へと移動していくのです
また、それに応じるように集落から松明を持った家族が一緒に集落一帯を練り歩いて厄除けを図り・・・・
次第に神社に松明を集結させて・・・・・一箇所に焼き捨てられて・・・・・・
御輿が今度は降りてくるというシナリオですけど・・・・・・
私が見ることが出来たのはこの掛け声のシーンと、練り歩くシーンでしたね
この声が掛けられる時間は18時。ここに再び舞い戻ってくるのは21時ごろといい・・・・・
その時間は私は鞍馬から離れていなければ家に帰れない事態に陥っていたので・・・・・いっそ混雑覚悟で階段下に私も下りました
昨日お伝えさせていただいた鞍馬駅前・・・・これが本番となると
さらに混雑が増します
もう、ホントにシャレにならない状態
もともと鞍馬ってエリアが何千何万もの観光客を収容できる場所ではないのです
そのエリアに何千何万と来たらこの状態。神戸で例えていうなれば元町の高架下でルミナリエをやるようなものですね。
ホントに一人旅でよかったと思える場所です。カップルで来た人は、たとえケンカ中でも手を握っておかねば必ず人の波に溺れてはぐれる勢いです
さらに、子連れでここに来るのは持っての外って感じですね
何しろ、普通に歩いていたら・・・・・
熱っ!!って
気付けば目の前にでっかい松明があったりするのです
まぁ、この祭の存在に気付いた時も、そんなに乗り気でもなかったのですけど・・・・・・
この注意書きに逆に惹かれてまいりました
そこまで書く火祭はどんな感じなんだろう、どこまでリスキーな祭なんだろう・・・・
一人旅だから、気を使う相手もいないし、いってみるっきゃないって感じで
あの人だかりはそれなりにありましたけど・・・・・・それ以上に・・・・
辺りは電灯と松明どっちが多いのかって言う状態に・・・・・
さらにこの人の集まりと警察のあつまり、尋常ではございません
普通の松明を持つものがあれば・・・・・・・・・
動画でご覧頂きましょう・・・・
こんな考えられへんくらいの松明に火をつけようとするものもいます
先ほどの話に戻りますけど・・・
神社より「神事にまいらっしゃ~れ(神事が始まるよ、みんな集まれ)」っていう掛け声で・・・・・
こうやって各地の松明に火をつけるのですけど・・・・・・
神事に参られよの合図に各戸が・・・・・・
「サイレヤ、サイリョウ(祭礼や祭礼っ)」と、呼びかけに応ずる形をとっていくのです。
そして各戸も松明を持って街道を練り歩くのです
動画で表すとこんな感じになります
そして、立ち止まるのは厳禁なので・・・・・歩きながらの見物となります
では、歩きながら他の場所も歩くこととします。
(歩きながらなので撮影成功率が5割くらいなのですよね)
しかし・・・場所を変えても・・・・・
松明だらけで街道は明るく・・・・・・
松明の周りにはとんでもない人の集まり
少しでも押したり押されたり状態となれば、誰かがやけどするのは必定ですね。
なので、子連れはホントやめた方がいいのかもしれません
ただ、こんなバズーカを子供が持って「サイレヤサイリョウ」ですからね
画像をクリックし、動画でご覧くださいませ
おや、こちらでも松明を点火中
またバズーカ並みの松明で
ついたついた
他人の撮影シーンがとれちゃうくらい人口密度が過密。人が多くて道は狭いのです。
振り向いたらこんな視界ですからね・・・・・・
(京都の市街地でもそんなにいないと思うくらい外国人観光客が多かった)
点火に歓声が上がると思えば・・・・・・
サイレヤサイリョウの声が絶え間なく続き、松明が移動するのです
画像をポチッとしていただき、動画でご覧くださいませ
サイレヤサイリョウの声がどんどん多くなってまいりました。
この前方の明かりは、すべて「火」ですからね
各戸に固定しておいてある松明は、尋常な松明ではありません。
キャンプファイアよりも大きなものがあるのです
熱くて、これ以上近寄れません
火の勢い・・・・動画で撮ってみました
熱いな~~~これ以上危険やな~~~~
って・・・・まだ予備の松明が4基もあるやないかい
ちょっと、伝わりづらいかもしれませんが・・・・ちょっと全体図をご覧頂くとすると・・・・・・
これは、火祭ではなくてただの大火事です・・・・・って感じになってきました
前方の明るいのはすべて松明で・・・・目の前の民家の向こうには火の粉がかなり飛び散っています。
この松明を過ぎたら・・・・・・迂回路でスタート位置に戻るのです
鞍馬駅から由岐神社に向かってどんどん街道を北上した後は・・・・・・
あぜ道に入り、スタート位置の鞍馬駅に戻るという・・・
止まって見物してはいけない祭です
(止まってはいけない祭も初ですがね)
ちょっと分かりづらいかもしれませんが・・・・灯りに沿って人が並んでいるのがお分かりになりますかね
交通整理の警官に聞いたのですけど・・・あぜ道入り口から鞍馬駅前までわずか200メートル程度・・・・・・
でも、練り歩いている松明を避けて通行せねばならないので・・・・200メートルを40分かけて通るという大渋滞振り・・・・・・
それを抜けたら、また松明の街道に戻り・・・・・鞍馬駅前到着です。
・・・・っていうのが20時までの火祭の様子ですけど・・・・・・
見物にかかる1周辺りの所要時間が非常にかかりますので、これで断念せねば家に帰れません
これでも、結構なリスキーで過激な奇祭と感じましたけど・・・・・・・
20時を過ぎたらもっと盛り上がるとの事ですね
これ以上の過激さってどんな感じなんだろう・・・・・また見てみたいなって思う次第であります。
その為には恐らく・・・・
鞍馬で宿泊するか・・・・・・
せめて叡山電鉄沿線にコインパーキング等で車を停めておかねばならないかなと思います
何しろ、火祭が過激になるのは21時ごろのようですし・・・・・・・
祭自体は深夜2時ごろに終わるそうです
次行く時は、出町柳か最悪京阪沿線まで車を持ってこようかな・・・・・・・(ただし、貴船口より北は午後から通行止め)
ただし・・・私が気付いた注意点は・・・・・・
子連れは絶対に危険。ベビーカー持参なんて絶対に非常識。
(ベビーカーなんて通れるところはなく、通路にも松明があるからやけどは大いにありえる)
なるべく少人数で
(大人数で一斉行動とるのは非常に困難。はぐれた後で待ち合わせる場所もほとんどなく、最悪・・・叡山の終着地出町柳で集合って言うのもありかも)
動きやすい服装を
(通路上、暗いあぜ道を通ります。ヒールの高いブーツ等で足元を取られる女性も何人か見かけました)
警官の指示に従って・・・・・
(警官にキレても、裁ききれないくらいのキャパの狭い鞍馬ととんでもない人数です。警官の力も限界があるし、そんなリスキーな地に踏み入れた時点で覚悟しておくべし)
21時までのイベントに向けて3時間ひたすら待つか・・・・21時のイベントが見れない覚悟で20時まで下に下りるかあらかじめ選択すること
(両方ともは地理上、ほぼ不可能)
っていうのを念頭に入れて行かねば、楽しめないかもしれません。
この混雑振りは私もそんなに体験したことありません(かつてクリスマスイブにあったルミナリエの方が大分まし)
と・・・・・言ったあたりで、撮影も難しかったので・・・・・なかなか上手く伝えることが出来ませんでしたが・・・・・
ホントに迫力のあった祭でした。今度は深夜帰宅覚悟で祭の後半も楽しもうかなって思ったlucinoでした。
明日の午前中は、火祭終了後を少ししゃべって・・・・・・夕方、アブダビGPの話をさせて頂けたらと思います。
(体力の限界によってはアブダビGPネタを中止するかもしれませんが)
それでは、鞍馬の火祭そのものはこれにて終了させていただきます。
本日もご覧頂きまして、誠にありがとうございました