lucinoのおしゃべり大好き

第2弾ブログを開設しました。サッカー、お笑い、F1、マラソン等を中心に第1弾より楽しい記事に出来たらと思います。

時代祭 室町南朝時代の行列編

2009-10-26 00:00:00 | 近くへ(遠くへ)行きたい
時代祭 (ブログ版)








ようやく室町とその手前の南朝時代に突入しました。
まぁ、石田三成だの織田信長だの・・・・花形武将が安土桃山時代で終わってしまいましたが・・・・
行列全体を見るのならば、この室町の方が結構興味深い行列のように感じました
今日は、安土桃山よりも画像が多いと思うので、早速参りましょう。
それでは、時代祭 室町・南朝時代参ります














まずは室町時代から・・・・・





室町幕府執政・・・つまり室町幕府の重役達ですね





政所(行政大臣ってところかな)の伊勢氏




そして、足利の将軍です






そして、室町幕府№2のポジションである管領の細川氏・・・・・





将軍に代わって手綱捌きのパフォーマンスをしてくれました





その後ろは侍所、○軍大臣ってところでしょうかの山名氏





たぶん国会の○議院議長って感じかな、評定衆の二階堂氏

その後ろに続くのが・・・・・
















この商工会議所の会員と思われる人々が扮する行進
この人々はどの時代の隊列にも出てくるのですけど・・・・・・

どの時代もこの服装で出てきます

せめて彼らも時代毎の服装をしてくれたら、もう少しいい流れなのに・・・・
ちょっとKYの行列ですね



気を取り直していきましょう。室町幕府執政の行列最後は・・・・・・・


















動画の最後にご注目を






清掃係が堂々と隊列の真ん中を歩くな~~~~~~紛らわしい!!
(まぁ彼らは申し訳なさそうに&恥ずかしそうに歩いていたので、クスクス笑いをゲットしていましたけど)。
そういうここまで真面目な行列やってきて何のボケを入れてんねんって思いましたけど・・・・・
でも、この武士だけでも時代の流れを感じるようになりましたね








これが安土桃山時代の織田家の猛将、柴田勝家
鎧を比べてみましょう






室町時代の伊勢氏
肩の辺りを見ますと、鎧が室町の方が重装備ですよね
軽装備でも十分対応できるようになるくらい、鎧も進化したように思えますね








室町時代の行列の面白さは、武将だけでなく町民の行列もあるのがよかったですね


















室町洛中風俗列
室町時代から町衆によって盛んに行われた風流踊りの再現されておりました。








団扇が先陣を切り・・・・・







動画でご覧くださいませ
京の街らしく、祇園祭で使われているようなコンチキチンを奏でられていますね。






見所はこのでか過ぎる傘でしたね。これも動画でご覧くださいませ


















続いて吉野時代。南朝時代のことですね。
鎌倉幕府崩壊後、京都(北)と奈良の吉野(南)に天皇が2人いた時代ですよね、それが南北朝時代で・・・・・
この行列は鎌倉幕府から隠岐に流された後醍醐天皇が戻ってきたのを楠木正成が迎えに行ったという行列ですね





楠公上洛列参ります





ほら貝が鳴り響く中、列が来ますところを動画でご覧くださいませ




楠木正成は天皇に対して大きな功績を認められ、天皇家の紋章である菊の紋章を掲げるのをゆるされたが・・・・
本人は恐れ多いとして、下半分を水の流れの図で菊水紋を楠木家の旗印としたようです





その割にはキッチリ菊の紋章、錦の御旗が掲げられて・・・・・・





大将、楠木正成が入るのです。




こんな超若武者に護衛されつつ・・・・・・



副将の楠木正季(くすのきまさすえ)が登場します





えらいメタボリックな馬に乗っての登場です






この時代になると、武将だけでなく下級武士も重装備で歩きます
階級は一緒なれど戦国時代の足軽よりも私はカッコイイと思います
そんな様子を動画でご覧くださいませ

















この後は安土桃山~室町~吉野時代までの女性も登場します。
女性は歴史上の人物だけでなく、町の女性も再現して登場です






京都の郊外の大原にいる大原女(おおはらめ)
(大雑把過ぎにいうなれば、大原はもみじの名所京都の東北部)





京都の街へ薪や墨を売りに行く様子です。





同じく京都の郊外、桂に住む桂女(かつらめ)
(大雑把にいうなれば、桂はもみじの名所京都の西部、嵐山側)





京都の街へ雨や鮎を売りに行く様子です。




みちこさんの話によれば、名古屋まつりは歴史上の女性が・・・・中高齢だったという嘆きがありますが・・・・
どうやら時代祭りは歴史上の女性は比較的キレイな若い女性が務めています・・・・・







先ほどの女性は豊臣秀吉の姫、淀君ですね









続いて「十六夜日記」の著者である藤原為末の室は・・・・





旅人姿での登場です(京都から鎌倉への道中の模様のようです)






そして、最後は源義経の妾で、悲劇の女性として知られる静御前






気品があって少し、カッコよかったですね








と、静御前とその童女が傘を持って通り過ぎた時点で・・・・・
室町時代・南北時代の話はこれにて終了です。
有名人が揃う明治や安土桃山の方が期待してしまいますし、実際撮影枚数はとんでもなく多いのですけど・・・・・
終わってみれば、武士だけでなく女性や町衆の様相も演じた室町の方が私は面白かったです
明日は後半部の鎌倉時代に突入したいところで、本日はこれまでにしたいと思います
本日もご覧頂きまして、誠にありがとうございました