lucinoのおしゃべり大好き

第2弾ブログを開設しました。サッカー、お笑い、F1、マラソン等を中心に第1弾より楽しい記事に出来たらと思います。

西方見聞録 終の章 1の話

2009-10-16 00:00:00 | 日帰り"DANGAN"ツアー
すみません・・・・サッカーの記事・・・・
まだしばらく書けそうにありません・・・・・
何しろ、画像を集めるのに相当な時間がかかっちゃいまして・・・・
今回はゴールシーンも多かったですからね。
現実的に見たら恐らくは・・・日曜日かなと推定いたします。
公約違い、誠に申し訳ございません



これからお話させていただく話は写真はすでに集まっているので・・・・
こっちにしましょうかね。
いつの間にやらこっちも結構なニュースとなっているのです
それでは、番外編的な話をさせていただきましょう






西方見聞録 終の章 1の話





をお送りさせて頂きます。
はっきり申し上げまして、私らしくない数年に1度あるかないかのクソ真面目な記事です。
私のブログの歴史史上、かつてないくらい笑いがないです。
しかし、見聞録って名乗った以上は、これも見聞録のうちかなっていうのを書かせて頂きたく思います



今日のニュースは結構これが出ていましたね


ヤフーニュースより

鞆の浦訴訟、広島県が控訴=「公共事業への影響も甚大」
10月15日12時51分配信 時事通信

 広島県福山市の景勝地「鞆(とも)の浦」埋め立て架橋計画で、県は15日、差し止めを命じた広島地裁判決を不服として、広島高裁に控訴した。藤田雄山知事は「今後の公共事業に与える影響も甚大」と指摘した。景観保護と開発の在り方が改めて控訴審で争われる。
 記者会見した県の大野宏之土木局長は、判決について「景観の価値を偏重し、住民の安全・安心や生活利便向上は大幅に譲歩すべきだという考え方」と批判した。
 住民らが良好な景観を享受する「景観利益」の範囲や内容を特定せず、県の裁量権を極めて狭くとらえており不当だとしている。
 広島地裁は1日、鞆の浦の景観を「国民の財産というべき公益」と認定。景観保護を理由に公共事業の差し止めを命じた初の判決となった。
 


って記事。
オープニングはその鞆の浦から出ている渡し舟からの動画です
鞆の浦を埋め立てて、橋をかけるという広島県の主張に・・・・・
自然を守るべきという地域住民との戦いで・・・・・
広島地裁は架橋計画を中止するように命じたのに対して、広島県は不服としたっていう話・・・・・


そこで、私も現地へ行ってみたのですけど・・・・・・・・



最初に、一言断ってから書かせていただきますけど・・・・・・




もちろん、私も「自然は守るべき」派です


この周辺を埋め立てたら・・・・・





この海の風景も・・・・・・・・





この弁天島も・・・・・・





あれだけ楽しんだ船も・・・・・・・




みんな犠牲になってしまいます


その地を埋めるっていうのだから・・・・・・・
こんな見事な大自然を壊すっていうのは、やっぱり反対です、私は



しかし・・・・・・埋め立て賛成派の住民がいるのも事実のようです。
その人たちは、やっぱりここ鞆の浦で生活している人たちです。
私らのように一生に一度来るか否かの観光客がここを見て・・・・・

「あ~キレイだな~~~」って







生活している人らにとって、そんな観光客気分ではいられない現実もあります








そういう人らの主張も・・・・・ここに来て・・・・・・何となく言い分も分かるっていうのも事実でした









こうやって現実に埋め立ての理解を求めているPRモニタも見かけました
地域住民みんながみんな反対って言うわけでもないのです・・・・・・
道があったら、どれだけ便利になるのかって思っている住民だっているっていうことが分かりました


彼らはわれわれたまに来る程度の人間と違って・・・
ここで生活をしないといけないのですから・・・・
道が出来て、生活が便利になるようにって祈る人らがいるっていうのも理解をしないといけないなって思いました
(誤解しないでくださいね、私はやっぱり橋をかけるのは反対派ですから)







この美しい港町・・・・・・
港となれば、もちろん漁業もあるのは当然・・・・トラックだって行き来します



しかし・・・・この近辺を歩くと・・・・・








軽自動車が何とか通れるくらいの道っていうのが結構あったりするのです
観光客も増えて・・・・観光バスも増えたことでしょう・・・・・
幸い、私は日が暮れる直前にここに入ったため・・・・道路渋滞って言うのはなかったですけど・・・・・・・









さらにこれより道が狭くなるって表示が出たり・・・・・・


この辺りの車道にもかかわらず・・・・・







譲り合ってっていう標識があるくらいすごい狭いところなんです
しかも、ここ一方通行ではありませんし・・・・待避できるところも結構少ないですからね



こんな道で高速道路が土日1,000円となった今・・・・・
ポニョの舞台となるわ・・・・
ここから山陽自動車道までいうほど離れていないわとなると・・・・・
こんな道で普通車同士が対向しまくって、かつ歩行者が左右に散らばったら・・・・・完全に交通が麻痺するなって・・・・
客観的にそう感じたのも事実です、もちろんわれわれ観光客も危ないですしね・・・・・

ここから、福山市街地まで車でおよそ20~30分
ただし、これも空いていればの話。
混雑していれば、あんまり回り道が出来そうな気配もしないこの鞆の浦周辺
ともなると・・・自分らの市の中心部まで行くのにそれくらいかかるとなると・・・・他の都市へ行くには毎日相当な難儀に会うでしょう

何より、ここまで道が狭くて混雑ともなると・・・・・







急病人が出ても、救急車も急ぐに急げないなって感じたのも事実です
(この細い道で対向車ありだったら、救急車が入ってきても避けることは不可能ですから)



何度もいいますけど、私は反対派です。この景色は残して欲しいです
しかし、多分私は観光者目線で話しているから全く揺らがないだけであって・・・・・私がここに住んでいたら、どっちを取るかなんて正直分かりません
美しい景色を守りたいって言うのもありますし・・・・・便利な街になってほしいって思うかもしれません。


なので、もし可能なのであれば・・・・




なんか共通の妥協点みたいなものがあればいいな・・・・


って願ったりします。



ここのシンボルの常夜灯付近に張られていたもので・・・・








トンネル案が出されているのもあるみたいで・・・・・・
そのトンネルは埋め立てて橋を建てるよりも経費は安いし、この鞆の浦の背後の山にトンネルを作るっていうので
交通事情は改善されるし・・・この景色も守られるという・・・・・・
地元の人でもないので、これだけを鵜呑みには出来ないですけど・・・・・・
どっちの意見も実現可能なものが出来れば、それが一番かなって思いましたね




景色が素晴らしいのも事実、道が狭く感じたのも事実




やっぱり、私は自然を守って欲しいですけど・・・・そこで生活している人がいるのも考えないといけない

トンネル案なども1つの選択肢・・・・




両方ともの願いがかなう妥協案・・・・あるといいな





・・・・・・・・・・・って思いながら鞆の浦を歩いていました。

と・・・真面目な記事を書くとは全く私らしくないですけど・・・・・
今日のニュースでも出ていましたし、この控訴のニュースの前時でさえこの事件に関心を持ちながら歩いたのも事実
見聞録の番外編は軽く書いてからこのニュースの話もしようかなって思っていましたけど・・・・・・これもまた見聞録

また次回からは自分らしい記事を書きたいと思いますので、どうかお付き合いくださいませ。
本日もご覧頂きまして、誠にありがとうございました



















とはいっても、やっぱりこの景色は私は好きだな
(終の章 2の話はまた少し日にちを明けて更新することでしょう。サッカーも残っているし、ブラジルGPも目前ですから)