ひっそり一口馬主

競馬(特に一口馬主)の恥をブログでさらす。

ラフィアン・ウインの募集馬が発表された

2013年05月12日 00時25分15秒 | 募集馬検討
シルクの2歳追加募集に続いてラフィアン・ウインの2013年度1次募集馬が発表された。

募集馬の配合で、父とBMSの段階で良さそうなものをひと通り調べてみたところ、合格点をあげられる配合馬はラフィアンがマイネジャーダの12、ウインはハリウッドローズの12とメジロシャープの12の2頭。数は少ないがどれもなかなか優秀な配合なので、積極的に狙っていきたいところだ。

シルクの2歳追加募集

2013年05月09日 12時22分46秒 | 募集馬検討
シルクホースクラブが外国産馬2頭を追加募集するということで、早速血統構成を調べてみた。

Great Deep Bayの11
 父Dunkirk
 母Great Deep Bay(Mr.Greeley)

Mr.Prospecterの4×5の系列ぐるみが主導、次いでSecretariatの5×5の系列ぐるみで、BMS内Gone Westを強調。主導の明確さ、米系の結合に良さがあり、近親交配ながら影響度バランスもよく、なかなかの好配合。

Turtle Creek Babeの11
 父Zensational
 母Turtle Creek Babe(Grand Slam)

Mr.Prospecterの5*5×4*5は中間断絶で、Nearcticの6×6*6が主導と思われる。父の母方Phone Trickの影響が強くスピード優位の形態だが、欧米の血の結合に難があり、瞬発力には欠けそう。適正は短距離か。


両者とも父の父がUnbridled's Songで、BMS内にGone Westを持つなど共通点は多いが、配合内容は全く異なっているのが面白いところ。五十嵐理論的にはGreat Deep Bayのほうが上位と見られる。カタログを見た上で出資を検討したい。

マイネシーアが入厩

2013年05月08日 20時29分01秒 | マイネシーア
ウインイルソーレに続き、マイネシーアが早くも入厩。イルソーレと違ってそれほど順調に来ていたようにも思えないので、とりあえずゲート試験を合格させて鉾田に入れるということになるだろうと予想。

馬体を見てもまだまだ幼く、血統構成から言っても決して早熟ではないので、この時期に無理はさせて欲しくないものだ。


マイネルホウオウ

2013年05月05日 16時32分44秒 | 五十嵐理論
NHKマイルカップを制したのはスズカフェニックス産駒のマイネルホウオウ。マイネル軍団としても久しぶりのGⅠ制覇。出資者の方々、おめでとうございます。

では、以下マイネルホウオウの血統評価。

マイネルホウオウ
 父スズカフェニックス
 母テンザンローズ(フレンチデピュティ)

自己評価 □□□□□△□○ 2B級 中距離向き

Northern Dancerの4*5×5で父の母内Fairy Kingを強調。シンプルさには欠け、バランスも良くはないが、強調されたFairy Kingは全開しており、またPrince john6×6の系列ぐるみからAllegedのスタミナを取り込んでおり、底力には優れた配合。


ヒラボクディープ

2013年05月05日 15時58分58秒 | 五十嵐理論
青葉賞を制したのはヒラボクディープ。

ヒラボクディープ
 父ディープインパクト
 母キャットアリ(Storm Cat)

自己評価 ○□□□○□□○ 3B級 中距離向き

Northern Dancerの4×5の中間断絶でStorm Catを強調し、主導はAlmahmoud。母の母方6代目にSolario、Mahmoudが並び、父のGainsboroughの血の流れは上手く再現された。同父産駒としてはスピード優位で早期有利なタイプ。スタミナはSomethingroyalの中間断絶からだがその生かし方は中途半端な上、主導との結合も悪く、その効果は今ひとつ。

残念、3着

2013年04月27日 20時16分36秒 | ラストインパクト
ラストインパクトは青葉賞で3着に終わり、これでダービー出走の夢はついえた。

結果的には前を早めに捕らえに行かなかったことが最後まで響いた形。切れが無くバテない馬なので、将来的には4角先頭の形を取れるように育って欲しいところ。

配合的には菊花賞に向いたタイプなので、秋を目指してしっかり調教をお願いしたい。

ラストインパクト、青葉賞に出走

2013年04月26日 22時32分18秒 | ラストインパクト
いよいよ明日、ラストインパクトがダービー出走を掛けて青葉賞に出走する。

相手を見渡してみると、前走アザレア賞を勝ったアドマイヤスピカ、ゆきやなぎ賞勝ち馬トウシンモンステラが公式評価で3B級、水仙賞勝ち馬ヒラボクディープも推定3B級と、有力馬どころが配合上位。加えて若葉S3着のサトノノブレス、東スポ2歳S2着のレッドレイヴンと、そこまで軽い相手ではない。

それでも、ラストインパクトが配合的には最上位の存在で、前走の内容も優秀、調教からも状態は良さそう。是非とも優勝して、ダービーに向かってもらいたい。

デニムアンドルビー

2013年04月24日 20時45分44秒 | 五十嵐理論
フローラSを制したのはディープインパクト産駒のデニムアンドルビー。

デニムアンドルビー
 父ディープインパクト
 母べネシアンドール(キングカメハメハ)

自己評価 ○△○□○□□□ 3B級 中距離向き


Northern Dancerの5×4*6*6*8を呼び水に、主導はAlmahmoudで母の母方Nureyevを強調。Nearcoが14連、Hyperionが17連と、次世代型の配合内容を示している。父と母の母フェアリードールの相性は大変良く、Hyperion~Gainsboroughの血の流れ、Mieuxce、Fair Trial、Gold Bridge、Papyrus、Ksarといった細かい血の生かし方など実に素晴らしい。問題は母の父キングカメハメハの世代がずれて影響が弱くなったことと、スタミナの核に欠けること。同父産駒としてはスピードに優れ、早期に有利なタイプ。

そういえば、血統クラシックロードはどうなったんだろう。

2013年04月17日 14時41分25秒 | 五十嵐理論
いつもの年なら桜花賞前に血統クラシックロードが発売されていたはずだが、どうやら今年は出ていない模様。ペガサス・ビューローに変わって、馬主や生産者相手の商売に切り替えた感があるので、そちらの商売が忙しいのだろうか。まあ、単純に本の売り上げが期待出来ないから、という可能性も高いのだが。

いずれにしても、何の告知もないので、毎年楽しみにしていた身としては寂しい限りである。

アユサン

2013年04月17日 14時29分21秒 | 五十嵐理論
今更ながら桜花賞馬アユサンの血統構成を見てみる。

アユサン
 父ディープインパクト
 母バイザキャット(Storm Cat)

自己評価 ○□□□○□□□ 3B級 中距離向き


Northern Dancerの4×5の中間断絶で母の父Storm Catを強調し、主導はAlmahmoudの、ディープ産駒にはよくある構成。母の母内7代目にHyperion、Mahmoudが並び、父の血の流れはそれなりに上手く引き継がれている。ただ、欧州系主体の父に対し母内は米系が強く、傾向はやや合っていない。スタミナの核にはやや欠けるが、スピードの血はよく生きており、適正は中距離。