中学の頃、一部のオバカ生徒の間で贋札作りが流行った。といってもノートを切った紙だったか藁半紙に鉛筆で書いたものでどう見ても札には見えない代物。贋札作りだなんて言ってても教師に叱られるどころか相手にもされないものだった。透かしがなかなか難しかったという微かな記憶。
社会人になった頃、オイルショックの尾を引いてたせいで景気が今一つだった。大手企業では節約節約と言ってケチケチしてたけど電電公社(今のNTT)は節約とか倹約とは全く無縁の別世界だった。そこには最新式のコピー機があって世の中には凄いもんがあるもんだと思った。
試しに手元にあった500円札をコピーした。感心するほどの出来栄えだった。それは白黒だったけど券売機は贋札だと見破る事が出来るのかなぁという興味が湧いた。駅に行っていざポケットから出そうと思った時これはまずいって事で止めたけど、もし小学生だったらやっちゃっただろうなぁ。その時は電車賃を浮かそうなんて全く思ってなかったけどその言い訳は通じないんだろうなぁ。
今のハイテク機器はジェームズボンドを越えるものばかり。誰にも分からないように盗聴したり盗撮するなんて誰でも出来る時代になった。それだけにそれをやらずに済ます事が出来る道徳心は昔より遥かに高いものが要求されている。この子はそんな事は親から全く教えられずに育ったんだろうなぁ。
表と裏をぴったり合わせてコピーするのは難しいのですが、経験してますから(^^ゞ
あまり上手く出来たら試したくなります。ましてや子供のことですから、商店のひと本当に騙されたのか、それともその場で気がついたのか、もしもその場で気付けば一喝して終わりにしたいところです。
誰かが透かしを実現するためにやってました。
> もしもその場で気付けば一喝して終わりにしたいところです。
子供が万引きして警察に通報されたら逆ギレして「捕まえる前に諭すべき」という親が居るそうですが、
これについては一喝で終らせたいですね。