最近こういうメールが立て続けに送られてきた。今朝、テレビでも取り上げられていた。メールのヘッダーにあるタイムゾーンは +0800 でお約束の from china だ。本文はというと、そこには『客勛』という初耳言葉。うっかり中国語を使ったみたいで意味は 額 らしい。e-tax はしてないし税金払うような収入は無いからドキッとすることも無い。ちなみに e-tax はしたことがない。確定申告はちょっと早めに行けば空いている。しかもおねぇさんが説明しながら全部やってくれる。パソコン相手にしてるよりずっと心が豊かになる。
佐久の市役所から特別徴収開始なんて葉書が届いた。特別とは何か。俺だけ特別に税金を余計に取られるのか。ざけんじゃねぇ、と市役所に乗り込むほどキレる老人ではない。説明を読んでも何処が特別なのか分からなかった。そこで電話。そしたら年金から天引きするという意味だった。「それって誰でも知ってることですか」と聞くと「う~ん、・・・、知らないかもしれませんね」という返事。ならば表現方法を変えてくれとお願いした。今まではこうだったけど次からはこうしますと書けば尚良し。特別徴収なんて言葉を見たらドキッとするよ。
ヨメは佐久にある自然観察園にミヤマウズラを見に行った。でも首の辺りが変。軽いデイパックでこんなんじゃぁ重いザックは無理。まだ傷めてから2週間だ。でもクライミングに行きたがる。じゃぁってんでアプローチゼロの某岩場(日本100岩場に載ってない岩場)に行くことにした。ウォーミングアップは何時もの mother earth(5.8) と 再会(5.10d) で、これを往復。そして近くにある錦秋(5.12a)を2年ぶりにやることにした。苦手なので長いルートだと思ってたけど30mちょいのロープで十分足りた。ヨメは意外にも平気で力を出せた。傷めた場所が場所だけに慎重にやってたけど思ってたよりも軽く済んでたようだ。
以前登り方を教わったけど正確に思い出せないので苦戦。写真-3、白い丸で囲んだところに右足のヒールフック(踵を引っかける)して矢印の辺りを左手で取りに行くんだけどあと10cmが届かない。当時より体重が2kg増えたせいかな。左足を色々試行錯誤してようやく届いたんだけどその瞬間頼りのヒールフックした右足が外れてしまい、身体が回って落ちちゃう。このやり方ではダメだ。
ヨメがやってるのを見ててトゥフック(爪先をひっかける)にしたら良さそうだと思って「トゥフックでやったらどうだ」と言ったら出来た。オレが手順を解決してヨメが先に登っちゃうというパターンだ。オレもやってみた。トゥフックは滅多にやらないけどヒールフックより距離が出るので目的に場所に丁度届くというのが分かった。しかも矢印の所を掴んでもフックした足が外れないのでこの登り方を採用。翌日、ヨメの筋肉痛は僅かだったそうだ。オレの筋肉痛の方が酷かったかも。体重に関して身長がほぼ同じヨメと10kgも違う。このハンデは馬鹿にならない。何とかせねば。
日を改めてオレもミヤマウズラを見に行った。近寄って撮った写真を見たら小さな花に毛が生えていた。