ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

東京行の電車で南越谷に行く

2010年12月22日 09時07分21秒 | 思ったこと
 越谷は埼玉県にある町で上野駅から東武鉄道の伊勢崎線で30分くらいだったかなぁ。そこにJRで行くには何と東京行の電車に乗るのだ、という謎。

 南越谷には佐久から上野まで新幹線で行き、そこから東武鉄道の伊勢崎線に乗ればいいのかなぁくらいに考えていた。そしたら大宮で降り、南浦和まで行ってから武蔵野線で行けるというのを教わった。時々常磐線に乗るので新松戸を通るけど、ここから大宮に行けたというのも初めて気が付いた。勿論武蔵野線の存在は出来た時から知っていた。でも隅田川から向こう側、千葉県や埼玉県の土地鑑は無かったのだ。ちなみに隅田川の向こう側はまだ東京都だけどね。

 ウン10年ぶりの大宮駅は大きかった。わけも分らず高崎線のホームに行って 「 浦和に行きますか 」 と聞いてしまった。本当は南浦和と聞かないといけなかったのだ。♪ウラワ、ウラワ、ウラウラワ、浦和にゃ七つの駅がある。お陰でその駅には止まらず赤羽まで乗せられてしまった。バカダネ。

 電車は頻繁にあるから助かる。赤羽から直ぐに引き返して南浦和で降りて武蔵野線のホームに立つ。すると 「 間もなく東京行きが… 」 というアナウンス。これでまた電車を間違えたのかという錯覚に陥った。




 武蔵野線は確か船橋辺りまでと思ってたので東京行きという言葉を聞いて訳が分らなくなった。しかもその日は曇りだったので方角が分らないからまさか府中本町方面に行ったらまた引き返さないといけない。東京行きの電車で東京から離れた場所に行くなんて変だけど、この電車で南越谷まで無事行けたのだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何故かわくわくして出かけた

2010年12月22日 09時06分27秒 | 思ったこと
 普段会う機会の無い人からの電話の内容、若い頃だと結婚だけどこの歳になるとろくな話はない。だから用事が無くても電話したりした

「 元気でやってる? 」
「 それだけが取り得でね 」
「 ところで富士夫君の具合が悪くてね 」
「 そうなんだ 」
「 今入院してて皆で行ってきたところだ 」
「 ありゃま、それで何の病気よ 」
「 末期の肺癌でステージ4なんだよ 」
「 4って、数字が大きいほど良くないんだよね 」
「 正月までは大丈夫だけどその先は分らない 」
「 正月ってあと10日しかないじゃん 」
「 ボッケ君が来てもいいか聞いてみたよ 」
「 そしたら? 」
「 落ち着いたら来て欲しいってさ 」
「 そんな落ち着くわけないじゃん、明日行くよ 」


 こんな会話してる時にも肺癌、、、ステージ、、、フォ~~~ッなんて言葉が浮かんでしまう自分の頭の構造を恨みつつ電話を切った。

 正月以降のことが分らないというのは息が詰まった時に心不全が起きることらしい。しかしそんな旧友に久々に会うのと上京するということで何故かうきうきわくわく状態。

 病室に着くと1つだけカーテンのかかっているベッドがあった。何か処置中なのかと看護婦に聞くとそうらしいのでカーテンが開くまで待った。数分したらカーテンが開いてた。癌に侵された人を2人知っているが何れも入院当初は健康な人とそれほど変らなかった。なのにもう体重も減って立派な病人という風情の男が横になっていた。

 会話は普通に出来た。不思議なことに話している間に昔の顔に見えてきた。肺動脈の周りに出来たこぶし大の癌の話をレントゲン写真とMRI写真付きで聞く。レントゲン写真には大きな白い雲が写ってた。この丸印で囲んでるのは何よって聞くとこれも癌。おいおいどうすんだよ、これぇ。会話が出来るといっても声が小さいので適当に相槌をうつこともしばしば。先週見舞いに行った姉さんの話では声は普通だって言ってた。どうやら坂道を転がり出したんじゃないかという嫌な予感。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする