コンニャク

　京都市でドラム缶が１００ｍも吹っ飛んで新幹線の高架を越えてった。幸い怪我人は無かったのでこういうニュースは笑って見るのが良い。原因は過酸化水素と水酸化ナトリウムが激しく反応したためだった。この２つの物質はまぜるな危険の定番のようだ。

　水酸化ナトリウムは苛性ソーダとも言うが脈絡も無くソーダを使ってコンニャクを作るってのを思い出した。このソーダは調べてみたら炭酸ナトリウムだった。

　山梨では婆さんがコンニャクを家で作った。その味はお店で買ったコンニャクとは全く違う。初めてその味を体験したのは東京から引っ越して間もない頃だった。子供ながらに家で作った方が美味しいと思った。その理由は売ってるのはコンニャク以外のジャガイモか何かが入ってるからだと言っていた。たまにソーダの加減を間違えてちょっと変な味になっていた。

　今では親がやってるがコンニャク芋からではなくそれを精製した粉から作ってる。理由は畑に自生してたコンニャク芋が絶滅したのと芋から作るのでは面倒臭いってことだ。だけど味に癖は無いのは良いが芋から作ったのと比べると今一つって感じ。もしかすると味が毎回同じなのでそう感じてるのかもしれない。

　牛乳が好きだったのに上京したら飲めなくなったなんて漫画があったけどコンニャクに関してはわざわざ買ってまでして食べたくない。でも峠を越えて群馬の下仁田辺りに行けば美味しいコンニャクが庶民価格で買えるのかな。で、ボチボチそういう手作り技でも伝授して貰う時期かなぁと思う今日この頃。

ＰＤＦファイルのコピー禁止属性を無視して表示するソフト

　シートベルト着用率の統計についての記事には統計ってのは鵜呑みにするのは危険だというのが良く分る突っ込みがあって面白い記事だった。ところがその分析のためにＰＤＦのデータはコピー出来なかった。そこでエイヤッと自分で入力し直したそうだ。

　ＰＤＦファイル、特にＷｅｂ上にあるのが嫌いなんだけど、まぁそれは個人的な嗜好の問題か。このファイルのデータを引用しても文字をコピー出来ないことがある。コピー禁止属性ってのがかけられているためだ。

　自分でもたまにはコピーしたい時がありそうなのでダメ元でそれを解除する方法はないものかと思い PDF コピー禁止 解除 で検索したらその方法が見つかった。カノログというブログにブラバ！リーダーというのが紹介されていた。禁止属性を無視してＰＤＦファイルを表示するソフトだった。

　インストールすると再起動を要求されるんだけど早速使ってみた。でもコピーの方法に癖がある。範囲を指定してコピー出来たのは画像形式だった。おいおいこんなんならスクリーンショットで出来るからこの機能は要らない、というか紛らわしいので無い方が良い。もう少し探ってみたところ文字でコピーする方法が見つかった。

　方法は、メインメニューの編集　→　選択　→　マウスで選択　→　Ctrl＋Ｃだった。メインメニューを選ぶのにマウスを使わないといけないってのも今一つだがこれでコピー禁止属性がかかったＰＤＦファイルから文字を取り出せた。表の値をコピーすると数値が１行になってしまうなどこちらで勝手に思い描いた通りにはならないようだ。だけど、Shift キーを押しながらマウスで選択するとブロックコピーが出来る。例えば１０列ある表の中から２列だけコピーすることが出来る。ダウンロードはこちら。