
東京の府中でも40年前までは田んぼや畑が沢山あった。今は家だらけな府中本町(ふちゅうほんまち)駅の西側には家は殆ど無かったのだ。そんなせいか知らないが田んぼのある風景が好きだ。
写真を撮ったところは佐久市だけど合併前は浅科村だった。ここの米は美味しいという評判で高い値段で取引されている。それだけに減反に応じる農家は少ないようで 「 減反に応じろ 」 「 いやだ 」 という問題が絶えない。上手い米を作ったところでそうでない米だのミニマム米と一緒くたにされるんじゃぁやってらんないってところだろう。
減反されてないので一面田んぼが広がって、その向こうに浅間山。目障りな電線も目に入らない。これぞニッポンの風景って感じだ。この景色も良いが撮影地点より更に後ろ、集落のちょっと上の小高いところからの景色がまた良い。