スター誕生

　物語を表現する方法は色々ある。文字だけなら小説、役者がやるのなら映画、歌舞伎、オペラ・・・と沢山ある。その中でこれはちょっとというのがミュージカル。例えば 「 赤城の山も今宵かぎり、可愛い子分の手前たちとも別ればなれになる門出だ 」 「 親分！ 」 って場面で仰げば尊しを皆が歌いだすようなもんかな。とんねるずの食わず嫌い王決定戦なら参りましたって感じだ。

　そんなミュージカルを甲府で見ることになった。他でもない美人アクサイが出演するのとうちのアクサイがこういう観劇が好きだからだ。プロが１～２人で残り１００人くらいが素人という大所帯なんだけど通行人Ａみたいじゃなぁ、と思ったら出番も多いらしい。でもね、鳥肌が立つほど下手ってこともあるしなぁ、と恐る恐る観ることになった。

　その声を聞いた時に驚いたね。へぇー、あんな良い声だったのかい。しかも物怖じする様子も無く堂々とやっている。それと最初からこの役になってたわけでなく途中で 「 アクサイ君は踊れるし声がいいね、しかも美人だから(ヨイショモード)この役をやってくれないか 」 なんて感じで抜擢されたんだろうな。スター誕生だね。

　とはいえただ友達が出るだけって動機の義理観劇、内容には全く興味が無いから余計な事が頭に浮かぶ。これだけの演技をするくらいだから相当な練習をしたんだろうなぁ。という事は家庭に与える影響も・・・　陰で支えるダンナの姿が目に浮かぶと涙が止まらない(uso)。これからは良妻に変身、これはちょっと厳しいか、でも今日からはダンナをかまって上げてね。

お寺の名前

　うちの近所にはちょっと気になるお寺の名前がある。ソウセイジって読むのかなぁ、って寺とか小林寺と書いてショウリンジ。コバヤシデラじゃなかったんだ、と知ったのはつい最近。

　昨日甲府に行ったらこんな名前のお寺があった。自然寺っていうならなんとなく納得なんだけど、天然寺って一体何なんだろう。

チェロ奏者

　ミュージカルを一緒に観に行った人は最近サックスを買ったと言って見せてくれた。サックスって金色の尿瓶みたいなやつ？　と茶化したらクラリネットのような真っ直ぐな形のもあるんだね。ソプラノサックスだと言う。知らなかった。

　ミュージカルは北斎と広重の版画を見に行った時に縁のある県民文化ホール。その周辺には文化ホールだよなぁと思わせる人がチラホラ。楽器を奏でるっていいよね。でも大きな楽器は持ち運びが大変だよなぁと以前から思ってたんだけど、まさにそんな感じの女性が歩いてた。

　このケースの中にはチェロが入ってるんだろうな。大きいから大変そうだ。でも目に入った時、この人には悪いんだけど亀が歩いてるみたいだった。だけどこの人が 「 では弾きます 」 と言ってバッハの無伴奏チェロ組曲なんかが始まったら凄いよね。もしかするとそんな凄い人かもしれないね。

ＪＴは日本の良い未来を密かに考えてる企業だと思った

　この記事によると、タスポ対応の自販機が建物の中にあるとピーピーうるさいんだそうだ。すると買ってる人は一瞬ではあるけど注目されるわけで、上司に怒られたばかりの人がたまたまタバコを買ったりしてその上司に見られたりすると嫌な気分になると思う。

　タスポなんていう天下り利権ぽい仕組み、しかもおマヌケな仕様を考えたＪＴはとんでもない人達だと思っていた。でも最近その考えはもっと深い所にあるんじゃないかと考えた。そうやって買うのを面倒臭くすれば売れる数も減る。国民の健康には良い。コンビニがあるだろ、って突っ込みは取り敢えず無視ネ。

　ＪＴフーズの毒入り餃子の事を思うと更に確信が強まる。あの事件以来中国産野菜などの輸入が減ったけど、少しは国産のを食べようという気分が生まれた。それまでは日本は金持ってんだから買えばいいんだよ、と言ってるエライ人やエラそうな人達が多かった。だけど、ここの所の食料高騰だの燃料高騰なんかのニュースを見ていると金持ってたってどうしようもないかも、という気がする。

　しかし健康のため吸わない方が良いというタバコを売ってるような企業が手の平返して日本のためにはこうした方が良いと言っても誰も信用しない。そこで毒入り餃子事件が起きるような布石を打ったりタスポ導入なんて事を考えたんだと思う、ってそんなハズはないか。