蓼科山は八ヶ岳連邦の北にある。八ヶ岳には何度も登ったことがあるがだいたい5月の連休頃にはもう雪は殆ど無い。全く無い年の方が多いくらいだ。
それが今年はけっこう残っている。雪がなかなか融けなかったのは雨が少なかったからだそうだ。一週間前に登った人の話だと雪はもっと多かったけど、先週の雨で相当融けたと言う。
雪があるからといって重たい登山靴は嫌だからこんな時はスキーのストックを持っていく。登りはまぁ滑る事が無いので使わないが下りの急斜面では使う。2本使えば転ぶ気がしないが今回は持ってなかった人に1本貸したのでまぁそれなりに慎重になった。
この蓼科山、佐久に来てから何度か登ってたし、八ヶ岳や南アルプスに登れば存在が分かり易い山で良く知っていた。ところがこの山が火山だというのは今回初めて知った。火口なんて無いじゃん、と思ってたら平らな山頂は中央部が僅かだが凹んでてそれが火口跡なんだという。家周辺は火山だらけだな。死火山と言われてた木曽の御嶽山(おんたけさん)も噴火したし…
人や動物が動く時に音は殆どしないけど、凡そ人間が作った動く物はうるさい。車にしろ電車にしろエンジンやモーターの音がするから騒音問題が起きる。
蓼科山(たてしなやま)の山頂で休んでいたら上空をグライダーが飛んでいた。動力が無いから勿論音はしない。離陸する時は車か何かに引っ張って貰うから音がするけど飛んでる時は風切り音だけ。でもその音も見てる方には聞こえない。直ぐ近くを音も無く飛行機が飛ぶというのは不思議な感じだ。飛行機といえば最もうるさい乗り物だからだ。
究極の趣味は空だな。山頂で休んでいると、ここからハンググライダーかパラグライダーで飛び立ちたいと思った事が何度もある。でも空の趣味をしようという度胸は出そうにない。
毎年6月の初めは市内清掃日。清掃登山の日でもある。人が捨てたゴミを拾うほど善人ではないけどヨメが山の会に入ってたりと諸々の事情で清掃登山というのに参加するようになった。今年は蓼科山(たてしなやま)に登った。今まで佐久市の山の会の担当の山ではなかったが、市町村合併ということで追加された。
今では山でゴミをポイ捨てする人は殆ど居なくなった。ゴミが多いのは登山口と山小屋の周辺。そして山頂。蓼科山で一番沢山あったのは山頂。大きな岩がゴロゴロしてるので岩の隙間に落ちてる、というより古いゴミを見つけちゃった結果だ。
今回登山道で目立ったのはガラスの破片。空き缶やペットボトルを捨てるのは困るけどガラス瓶は割れた後が始末が悪い。それでもゴミの絶対量は少ない。ゴミ拾いというよりはやはり山登りを楽しむ時間の方が多い。参加者の中には物知りの人もいるのでそんな話を聞くのも面白い。まぁそんな清掃登山だから参加してるわけだ。
市内一斉清掃の日は、集落によっては皆でドブ掃除したりするところもあるかもしれない。うちの集落では当番の人だけで、人数は10人未満。集落内に捨てられた自転車なんかを主に拾う。
この掃除の時期が絶妙である。前にも書いたけど草が茂り始めた頃なので拾うゴミは自ずと限られる。これが草が生えてない冬になんてやったら幾らやってもきりがない。
で、目に付いたり出かける場所で一番汚いのは河川だなぁ。川に流れ込むのもあるし、不法投棄なんてのもある。不法投棄というのはゴミの量は多いけどそれをする人は少ない。逆に人数が多くて始末が悪いのは釣り人とバーベキューする人かな。この人達のマナーが最低というのは子供の頃からずっと川の近くに住んでて感じる。後始末って言葉を知らないのか、と。
バーベキューは親子でやっている事も多い。後始末をしない親がやってるバーベキューに参加する子はやがて後始末をしない大人になるのか、それとも親みたいになりたくないと思う大人になるのか。車に乗っている時、道端を歩いてる子供が食べ物の包み紙や空き缶を捨てるのを時々見るが、そういう子はバーベキューを良くやるのかなぁ、と。
この掃除の時期が絶妙である。前にも書いたけど草が茂り始めた頃なので拾うゴミは自ずと限られる。これが草が生えてない冬になんてやったら幾らやってもきりがない。
で、目に付いたり出かける場所で一番汚いのは河川だなぁ。川に流れ込むのもあるし、不法投棄なんてのもある。不法投棄というのはゴミの量は多いけどそれをする人は少ない。逆に人数が多くて始末が悪いのは釣り人とバーベキューする人かな。この人達のマナーが最低というのは子供の頃からずっと川の近くに住んでて感じる。後始末って言葉を知らないのか、と。
バーベキューは親子でやっている事も多い。後始末をしない親がやってるバーベキューに参加する子はやがて後始末をしない大人になるのか、それとも親みたいになりたくないと思う大人になるのか。車に乗っている時、道端を歩いてる子供が食べ物の包み紙や空き缶を捨てるのを時々見るが、そういう子はバーベキューを良くやるのかなぁ、と。