

ヨメと俺のうるさい音に関する感じ方は全く逆。ヨメは長野県の超田舎で生まれて超田舎で育った。なのにカエルやセミの鳴き声をうるさく感じる。その逆にアラーム音は気にならない。アラーム音が気にならないから鳴りっぱなしでも気にしない。俺は耳が少し遠くなったけど小さなアラーム音は聞こえる。カエルやセミの鳴き声は特に気にならない。今朝、朝食終わった頃にセミが近くで鳴き出した。窓の外の簾に止まってミンミン鳴かれたらさすがにうるさかった。座ってる場所からほんの2~3mという近さ。写真を撮りに外に出たら鳴き止んだけど、「うるさい!」と言うとピタッと鳴き止むところが可愛い。

鳴いていたミンミンゼミ

名前からどんな蝶なのか想像がつきにくいのがアサギマダラ。先ず名前の後ろの方、マダラなんだけど、胴体がまだら模様がその由来。止まってる時に近寄って見ないと分からない。

胴体の模様がまだら模様だからアサギマダラ
名前の前の方、アサギはというと羽の白い部分が白ではなく浅葱色だから。と思ってたんだけど後羽の方は白だった。この写真見るまで気づかなかったし元々浅葱色の所も白だと思ってたから半分当たってたわけだ。

■←ネギの葉に因んだ浅葱色

名前の前の方、アサギはというと羽の白い部分が白ではなく浅葱色だから。と思ってたんだけど後羽の方は白だった。この写真見るまで気づかなかったし元々浅葱色の所も白だと思ってたから半分当たってたわけだ。


モンシロチョウより小さな、一見蝶のような蛾の中には変わった模様が多い。というより見慣れたアゲハなどと比べて見る機会が少ないってのもある。森の中を歩いてたら地味な風景の中で目立つ蛾が居た。調べたらキンモンガという初耳蛾で幼虫はリョウブの葉を食べるってあった。リョウブという木は最近知ってるけどそんな虫が居たなんて全く分からなかった。というよりこの木に虫が居るのをあまり見たことがない。
2週間経つ。何となく黒っぽくなったような気がするけど変化が無い。そもそも触ってもピクッとも動かないから寄生虫にでもやられてるんじゃないかと思ってた。でも蝶が出るもんだと信じてるヨメはちょくちょく見ていた。そして今朝、動いてると騒ぎ出したので見に行った。羽化するなら背中なんだけど横っ腹。残念ながら寄生虫確定だ。

頭が出て来た
数分で蜂が出て来た。ヨメが騒ぎ出してから20分くらいで出て来た。インターバル撮影の間隔は30秒にしたんだけど、それが固定なので最後の方は間隔が長すぎて出て来る様子は殆ど撮れなかった。蝶を見られなくて残念と思って直ぐに蜂を逃してしまったので蜂の全貌は撮れず終い。だけど出て来たのはアゲハヒメバチと思われる。

脱皮ではなく脱出
調べたら産卵されたのは動かない蛹の時ではなく幼虫の頃。まぁ知ってる限りではそうなんだけど何というかお前は既に死んでいる状態。加えて蛹になるまで待ってから食べてしまうという非情。今まで観察してただけでも卵から幼虫になって終齢幼虫になるのも稀。それが蛹になるのは更に稀なのは実感してる。中には出て来たところを鳥にパクッと食べられちゃうのも居る。自然界は厳しい。全員ハッピーエンドとはいかないんだなとつくづく。ところで人間のハッピーエンド率はどのくらいなんだろ。

数分で蜂が出て来た。ヨメが騒ぎ出してから20分くらいで出て来た。インターバル撮影の間隔は30秒にしたんだけど、それが固定なので最後の方は間隔が長すぎて出て来る様子は殆ど撮れなかった。蝶を見られなくて残念と思って直ぐに蜂を逃してしまったので蜂の全貌は撮れず終い。だけど出て来たのはアゲハヒメバチと思われる。

調べたら産卵されたのは動かない蛹の時ではなく幼虫の頃。まぁ知ってる限りではそうなんだけど何というかお前は既に死んでいる状態。加えて蛹になるまで待ってから食べてしまうという非情。今まで観察してただけでも卵から幼虫になって終齢幼虫になるのも稀。それが蛹になるのは更に稀なのは実感してる。中には出て来たところを鳥にパクッと食べられちゃうのも居る。自然界は厳しい。全員ハッピーエンドとはいかないんだなとつくづく。ところで人間のハッピーエンド率はどのくらいなんだろ。

昨日の朝、ヨメが家の近くを散歩しててサワガニを見つけた。用水路に住んでいてたまに道まで上がってくる。毎度大人げないのだがヨメは直ぐにちょっかいを出す。すると蟹は怒った。

ピンボケではあるけど怒ると口から泡を出すみたいだ。そこは人間と似てる。

髪切虫が進化してLEDの光に集まるようになった、ってことはない。以前LEDのヘッドランプ付けて自転車を走らせたら前方から虫が沢山飛んできて参ったことがある。LEDだからといって全く虫が来ないわけではない。でも蛍光灯よりはやはり少ないっぽい。
久々に大きなカミキリムシがやってきた。ここにやってくる大型種の殆どがミヤマカミキリ。

体型は卵を持ってるメスっぽい
ノコギリカミキリかもと思ったけどやはりミヤマカミキリだった。それのメス。ヨメはどうしてメスだと分かるんだと聞くから「触覚が短いから」と俺は答えた。ヨメは「こんなに長くても短いんだ」と言うがあくまでもオスに比べたらの話。オスだったらこれの2倍くらいあるかな。

ミヤマカミキリのメス

家の周りは今時には珍しく10歳未満の子供だらけ。ここだけ昭和30年代。今年の流行は虫取り。ちょっと前は自転車。それがもう何処から飛び出してくるかという無法地帯。それよりは虫取りの方が平和でずっと良い。

朝の虫取り
久々に大きなカミキリムシがやってきた。ここにやってくる大型種の殆どがミヤマカミキリ。

ノコギリカミキリかもと思ったけどやはりミヤマカミキリだった。それのメス。ヨメはどうしてメスだと分かるんだと聞くから「触覚が短いから」と俺は答えた。ヨメは「こんなに長くても短いんだ」と言うがあくまでもオスに比べたらの話。オスだったらこれの2倍くらいあるかな。


家の周りは今時には珍しく10歳未満の子供だらけ。ここだけ昭和30年代。今年の流行は虫取り。ちょっと前は自転車。それがもう何処から飛び出してくるかという無法地帯。それよりは虫取りの方が平和でずっと良い。

アオツヅラフジにアゲハの蛹があるのをヨメが見つけた。場所はヨメ号を駐車してある地べた。壁などではないので草を切って家の中に持ってきた。ヨメは10日くらいで羽化するというのを調べた。あと何日だとか騒いでるけど見つけた日が蛹になった日とは限らない。
この蛹は山椒の木に居たのがやって来たと思われる。蛹になる確率ってのは何%か分からないけど相当小さい。アゲハの数はそんなに増えたり減ったりしてないっぽい。なので雌が産んだ卵の数が100個なら50分の1って計算になるのかな。100ではなく50なのは雄も関わってるから。以前住んでた借家で庭にパセリが生えていた。そこにアゲハの幼虫が出没するんだけど何時の間にか数が減ってしまって蛹を見るのは稀だった。毎年それを見てて自然界は厳しいなとつくづく。

車の下に居たのを見つけた時@7月10日

クリップで草をカーテンに止めた
羽化する時はもう少し黒くなるのかな。見つけてから8日経ったけどまだ羽化する様子なし。

(見つけてから)8日目の蛹
この蛹は山椒の木に居たのがやって来たと思われる。蛹になる確率ってのは何%か分からないけど相当小さい。アゲハの数はそんなに増えたり減ったりしてないっぽい。なので雌が産んだ卵の数が100個なら50分の1って計算になるのかな。100ではなく50なのは雄も関わってるから。以前住んでた借家で庭にパセリが生えていた。そこにアゲハの幼虫が出没するんだけど何時の間にか数が減ってしまって蛹を見るのは稀だった。毎年それを見てて自然界は厳しいなとつくづく。


羽化する時はもう少し黒くなるのかな。見つけてから8日経ったけどまだ羽化する様子なし。

朝起きたらヨメがナメクジがユリの花を食べてると言う。そのナメクジは去年の11月に見つけたマダラコウラナメクジらしい。でも行ってみたら居なかった。写真を撮っとけば良かったとヨメは言ってた。移動が遅いナメクジとはいえ写真はその時に撮らないとダメなことは多い。でも閲覧注意状態にならなかったのは良かったかも。このナメクジ、近所の道を横断してるのを見たんだけどそれなりにここに定着してるようだ。

ナメクジが食い散らかした花びら

オオムラサキは10年くらい前は近くの木の樹液を吸いにやってきた。今は樹液が出ないのでカブトムシなども居ない。それでもたまにはやってくる。昨日板に染み込んだ水を吸ってるのを見つけたヨメが撮影に成功。普段は螺旋状に丸まってる口吻で水を吸っている。吸う部分は外側みたい。

ヒーリング効果はあるか?

初めて見た名前の分からないアブが蜘蛛の巣にかかっていた。シロスジベッコウハナアブというアブだった。漢字だとシロスジが白条ってちと格好良すぎだ。トラ縞模様が多いなかでオレンジ、白、黒の組み合わせは綺麗。顔は正面から見るとベッコウ仮面って感じ。幼虫はクロスズメバチの巣に寄生して成虫の死体や幼虫を食べるんだそうだ。巣に潜入ってのが凄いね。成虫になるとハナアブという名前の通り花の密を吸って穏やかに生活というギャップ。でもスズメバチの巣に卵産みに行くからそうでもないか。

写真のモデルになってもらったのにアブをこのまま放置というのは白条、じゃなかった薄情だったかな。でも逃したら蜘蛛にとっては気の毒。なので出来る限り関わらないようにしてるつもりの素通り。

蜘蛛の巣に引っかかってたので写真は全部逆さま

写真のモデルになってもらったのにアブをこのまま放置というのは白条、じゃなかった薄情だったかな。でも逃したら蜘蛛にとっては気の毒。なので出来る限り関わらないようにしてるつもりの素通り。

見つけたのは森の中。なのでダニの類かと思ったけど足が6本ぽい。調べた結果、意外な虫だった。それは亀虫。見慣れた形ではないのは孵化直後だからだ。紋黄角亀虫(モンキツノカメムシ)の幼虫だけど成虫はいかり肩。これはなで肩。このカメムシ、親は卵が孵化するまで卵を見守るんだそうだ。

体長は1mmくらいかと思ったけど実際は2mm


メメも拾ったばかりの頃は可愛かった
13年後
↓

「一々うるさいなぁ」




先週まであったコガタスズメバチの巣は壊されていた。スズメバチは怖い存在ではあるけど近づかなければ平気なことは多い。近くに飛んできても無視していれば刺されることもないしそのうち何処かに去っていく。でもそうやってるうちに俺は刺されたことがある。場所は足の裏。当時俺は岩場ではビーチサンダルだった。踵とサンダルとの隙にあろうことか蜂が入ってきたのだ。岩場によく居るキイロスズメバチだった。そして踵を下ろしたら蜂は逆ギレして俺の足を刺した。お前がここに来たからだろ、ボケが!

1週間前までの姿
壊されたのは岩場にあった巣。ヨメはロープを落とした時に蜂を刺激するからって言うけどそこにはルートが60本くらいある。そのルートを今年封印しても全然困らないので俺は放っておいた。しかも女王蜂1匹だけでここまで作ったのを壊すなんて忍びない。しかも巣の中には子供が居るはずだ。山の中で遊ぶというのはそういう住民と共存するのも大事なんだと思う。でも今思えば「ここに蜂の巣がある」などと注意書きでもしておけば壊されずに済んだかな。というよりその逆の結果になった可能性のが高いかな。

残骸

壊されたのは岩場にあった巣。ヨメはロープを落とした時に蜂を刺激するからって言うけどそこにはルートが60本くらいある。そのルートを今年封印しても全然困らないので俺は放っておいた。しかも女王蜂1匹だけでここまで作ったのを壊すなんて忍びない。しかも巣の中には子供が居るはずだ。山の中で遊ぶというのはそういう住民と共存するのも大事なんだと思う。でも今思えば「ここに蜂の巣がある」などと注意書きでもしておけば壊されずに済んだかな。というよりその逆の結果になった可能性のが高いかな。

オオムラサキは庭にも時々飛んでくる。だけど周辺に家が増えたりで微妙に環境が変わったせいか夏を代表する虫、カブトムシ、クワガタがあまり来なくなった。ミヤマカミキリなんかは夜窓によくやってきたけど最近は全然。こう書くと早速やって来ることがある。
初めはチラチラ飛んでたアサギマダラを撮るつもりでいたけど中々近くに来なかった。その代わりこのオオムラサキがやって来て地面に止まってくれたので撮ることが出来た。久々にオオムラサキを見たけど黄色い点がこんなに沢山あった覚えがあまり無かったので違う蝶かと思った。

オオムラサキのオス
初めはチラチラ飛んでたアサギマダラを撮るつもりでいたけど中々近くに来なかった。その代わりこのオオムラサキがやって来て地面に止まってくれたので撮ることが出来た。久々にオオムラサキを見たけど黄色い点がこんなに沢山あった覚えがあまり無かったので違う蝶かと思った。



たまに岩場で会う長野県南部の人が居る。会った日にこのルリボシカミキリがやってきた。綺麗な色だよねって話しかけたらその人は毒々しくてあまり好きではないと言っててそれが意外だった。その後少しその話をしているとどうやら食べる目線の感想っぽく聞こえた。長野県の人は虫を食べることがあって特に県南部ではザザムシっていう不気味な虫を食べる。なのでそんな見方になるのかなと勝手に想った。南の海に居る魚も鑑賞目線だと艶やかで綺麗だと感じるが夕飯目線だとちょっとねってのと似てる。


ハルゼミは標高が1000mくらいの森の中で4月だか5月頃になると鳴き出す。相当な数のセミが鳴いてるけど姿を見たことがない。岩を登ってたらそこに小さなセミ。それを捕まえることが出来た。柔らかい感触だったので羽化したばかりかと思ってたけどその逆でボチボチ寿命なのかもしれない。掴んだセミをチョークバックの中に入れた。

白いのはチョークのせい
ここのところ登り終わるとチョークバックを腰から外して口を閉じる。昼食をし終わった頃、セミをチョークバックに入れっ放しだったのを思い出した。口を閉じてあったのでまだいたけど口元のところに顔を出していた。白いセミではない。白いのはチョークのせい。

夏のどのセミよりも小さい

ここのところ登り終わるとチョークバックを腰から外して口を閉じる。昼食をし終わった頃、セミをチョークバックに入れっ放しだったのを思い出した。口を閉じてあったのでまだいたけど口元のところに顔を出していた。白いセミではない。白いのはチョークのせい。
