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ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

浄海坊(ジョウカイボン)

2022年05月29日 07時58分58秒 | 

浄海坊(ジョウカイボン)


 写真に撮ったのは初めてかもしれない。といって珍しい虫ではない。天才バカボンみたない変な名前だけど小学生の頃に図鑑で直ぐに覚えた。子供の頃の記憶力って凄いね。ずっとカミキリムシ科だと思ってたけどそうではなくジョウカイボン科。だけど昔はカミキリムシ科だったんじゃないのかななんて調子で調べたらこれまでに日本から23属250種以上が知られているなんてのがあったから昔っからジョウカイボン科だったっぽい。それとこの虫はカミキリムシよりホタルの方に近いそうだ。

 身体は柔らかい。甲虫なのに柔らかいのは触るとろくなことがない毒があるっぽいけどこれには無い。ジョウ…だと思ったら違う虫だったなんてことがあるので触らない方が無難。子供の頃に触ったきりだ。



十四星首長葉虫(ジュウシホシクビナガハムシ)@初耳虫

2022年05月28日 07時45分54秒 | 
 ヨメがチョッキリかって持って来た虫。触った感じが固いので一瞬そうかと思ったけど首が短い。ハムシっぽい。手元の図鑑には載ってなかった。検索すると模様が似てるのではイタドリハムシ。でも違う。その後中々分からなかった。昆虫質問箱で質問しようとして体長も測った。5.5mmだった。いきりな質問もアレなのでページをめくって質問を見ていたらハムシのがあった。それを読んでハムシにも色々あるのが分かった。クビナガハムシで画像検索したらジュウシホシクビナガハムシだと分かった。星と呼んでる黒い模様が14個という名前なんだけど数えるとそれより少なかったり多かったりで14個にならない。


十四星首長葉虫(ジュウシホシクビナガハムシ)


 アスパラの害虫とあった。じゃぁ庭のアスパラにも居るのかなと思って見に行った。2匹居たのでたまたまここに来たわけではないね。


アスパラにたかってた






 庭に小さな畑があってそこにアスパラが自生してる。初めヨメはキジカクシだなんて言ってたけどアスパラだった。隣家の畑から種が飛んできたのは間違いない。

大蟷螂(オオカマキリ)の孵化

2022年05月24日 09時24分17秒 | 

カマキリ「腹減ったから狩りにでかけるか」


 外に出しといた、というより出しっぱなしにしてた殺虫剤のスプレー缶にカマキリが卵を産んだ。卵の形から判断するとオオカマキリ。それが孵った。それを見てたヨメが「卵から孵ったらもう脱皮してる」と言った。近視のヨメは眼鏡を外すと小さな物が良く見える。まさかと思ったけど見ていると確かに細長い棒のようなものから脱皮して足が出て来るような動きに見えた。スプレー缶を家の中に持ってきて拡大スコープで観察した。そんな事は無かった。1分くらいかな、そのくらいの時間で胴体と一体になっていた足が段々離れていった。危うくヨメに騙されるところだった。








孵化したばかりのカマキリはちょっと押したら潰れちゃいそうなくらい柔らかうだ。守ってくれる親も居ない。大人のカマキリは昆虫界では強いほうだ。でもこんな子供はどれも最弱。前途多難の極み。何匹出て来たのか分からないけど無事子孫を残すまで成長出来るのが1匹居るのかどうか。





 カマキリの卵と書いたけど、『カマキリ 卵』で検索すると正確には卵鞘と言うのが分かった。もう1度『卵鞘』で検索したらGの話ばっかし出て来た。確かに卵鞘と言うならGの卵鞘の方がしっくりする。





 トンデモな事を言われた時、そんな馬鹿なと思いつつ確かめたくなる。でも中には確かめられないことがあるので困っちゃう。現役時代にもそういうのかあった。専門外の人は簡単に出来るでしょな事を言う。1つ言えるのはトンデモな事を言う人が俺を鍛える。

物干し場に黄色雀蜂(キイロスズメバチ)

2022年05月19日 09時38分17秒 | 
 物干し場にスズメバチが居るってヨメがギャーギャー騒いでた。見ると蜂は顔を洗ってたところだった。巣を作り出したら困るから早く殺虫剤で殺せって言う。ならば巣を作り出してからでいいじゃんかと無視。陽性を感染だと騒ぐようなもの。




 蝿がよく手をすってるけど昆虫はよく手足を舐めたり顔を手で擦ったりする。蜘蛛やムカデはあまりそんなことしてないような気がする。小さくて良く見えないけど、見てて綺麗になったなと思ったことはないなぁ。何を気にして顔洗ってるんだろ。


顔洗ってる時に見るんじゃねぇって思ってるかな






 見ただけで殺しちゃう虫はハエ、蚊、そしてGだ。この中で直接の害を与えるのは蚊だけ。他は気の毒だけど嫌いだからという差別的理由。ま、不衛生ってことはあるだろうけど。ハエは汚い所にたかってる。だけどもしかするとGはそれほど汚くないのかも。個人の感想です。

縞刺亀(シマサシガメ)の幼虫

2022年05月11日 08時17分58秒 | 
 庭に変な虫が居るとヨメが言ってきた。触覚が長くて口が蝶みたいだ、と。まるで見当がつかないけど見に行ったらこんな小さな虫。




俺には良く見えないけど羽が無くて足が6本の虫といったらバッタ、カメムシ、Gの幼虫だ。羽はあるけど無いように見えるのならハネカクシかハサミムシ。足の数は分からなかったけど蜘蛛ではないのは分かる。これはカメムシ、その中のサシガメの幼虫だと思った。『サシガメ 幼虫 黒 黄』で検索したら直ぐに分かった。でも縞というよりは破線。写真では葉を食べてる虫に見えるけど、このサシガメは肉食系。葉を食べに来る虫を狙ってここに居るようだ。




蝶のような口は見当たらない


長い触覚

同じ頃に『××かぶり』が出没

2022年05月08日 09時39分12秒 | 
 MサイズのGが出てソファーから降りられず固まった、とメールが来た。その時、普段はダメ呼ばわりされている旦那が出来て「バシッ」と一撃。メールにはGのことを『ごきかぶり』と書いてあった。出身地では皆そういうのかと言うのか聞いたら言葉はあるけど皆4文字で言っているそうだ。その人はこの方が語感が柔らかいから使っている、と。こんなGの名前にそんな事を考えてる人が居るとは驚いた。

 実は同じ頃うちにもGが出た。それがまたヒラヒラと飛んできた。カミキリムシかと思ってたらGだったので少し取り乱した。Gを仕留める方法は熱湯。魔法瓶の湯を「ビャッ」とかける。それが無い時は「じっとしてろよ」と念じながらフライパンに水を入れて沸かし、沸騰したら「ビャッ」とかける。殺虫剤だと追い回す羽目になったり後で拭き取らないといけないけど熱湯は後始末が簡単だ。薬剤耐性に比べると熱湯に耐えられるように進化するには長い年月が必要だからこの方法はほぼ不滅。

 ゴキブリの語源は御器嚙(ごきかぶり)だというのは薄々知っていた。それが4文字になったのは図鑑の載せた時の誤植だというのは今回初めて知った。その語源に似た虫をヨメが庭で見つけた。それがマイマイカブリ。マイマイはカタツムリの事で図鑑には殻の中に頭を突っ込んでる絵があったりする。カタツムリを食べるために頭の方が細く進化したのかな。


マイマイカブリ


 マイマイカブリはナメクジも食べると思われる。最近この辺りに出没する外来種である巨大なマダラコウラナメクジを退治して欲しいけどこの虫より大きいから退治は無理っぽい。それにしても殻が無いだけで何故ナメクジは不気味なんだろ。それとGとコオロギは親戚筋なので横から見ると似てる。触覚をユラユラさせるのも似てる。でもGは見るのも嫌という不思議。

行方不明だった二紋脚長蜂(フタモンアシナガバチ)が出て来た

2022年04月08日 08時41分43秒 | 



 昨日、家の中で蜂が飛んでたんだけど捕まえるための網を取りに行ってる間に見失ってしまった。それが今朝、窓の方を見るとこっちを向いていた。飛んでるのを捕まえるのは厄介だけど床で大人しくしてたので助かった。写真撮った後お引取りを願った。薪の中で冬眠してたのを薪と一緒に連れてきちゃったようだ。


これが名前の由来

梅にスズメバチ

2022年04月07日 09時28分15秒 | 
「 何か来てる、蝿かな、蜂かな 」
「 蝿と蜂じゃぁ色が全然違うだろ 」
「 黄色くて縞模様だ 」
「 じゃぁ虻だろ 」
「 スズメバチだ 」
「 そんなの来るわけないだろ 」


な会話をしてたけど見に行ったら本当にスズメバチだった。このキイロスズメバチは、秋、熟した柿の実なんかにもやってくる。でも蜜蜂みたいにいわゆる花に密を吸いに来るなんてのはあまり見たことないな。


庭の梅の花はようやく満開


 ここに引っ越した時に貰った梅の苗は10年くらい全く成長しなかった。ずっと50cmくらいのまま。よく枯れなかったもんだと感心する。それがようやく伸び始めて今は1mくらいになり花も咲かせるようになった。でもウグイスが来るような木になるにはまだ当分先。





 キイロスズメバチと言う割りに色はオレンジ色か茶色。由来は巣の色から来てるのかと思ったけどそうでもなく身体の色からみたいだ。

柏槇髪切(ビャクシンカミキリ) その後

2022年03月30日 08時45分35秒 | 
 先日初めて知ったビャクシンカミキリ、その後も家の中に出没。全部合わせたら10匹くらいになるかも。昨日、大きな虫が歩いてるなと思ったらカミキリの二重連。こんな時は後ろがオスなんだけど、写真で確認すると後ろの方が触覚が長かったのでオス。


メス「あんたさっきからしつこいわよ」と言ってるのかは不明


 ふと髪切虫では何故オスの方が触覚が長いのか、そんなことが頭に浮かんだ。検索欄に『カミキリ オスの方が触覚が長い』まで入力したら『理由』がサジェストされた。今まで見栄えが良いからくらいでそんなこと考えたこともなかったけどこんな質問が多いようだ。検索結果の先頭に『カミキリムシの触角が他の虫と比べて特別太く、長い理由は何なんでしょうか? 』なんてのがあった。そのベストアンサーに選ばれた回答にはメスを探すためとあった。人間はというと、鼻ではないな。といって耳でもない。やっぱり目か。





 問題解決を安易に検索ってのは良くないとは思う。でも髪切虫の髭はなんて疑問、20年前までならどうやって解決したんだろ。もっと前からインターネットはあるぞと思うかもしれないけど質問の答えになるものはまだまだ少なかった。図書館などで調べれば膨大な回り道になりそうだけど、その途中で知る事も捨てがたい。まぁでも検索だってやりようによったら幾らでも寄り道出来そうだ。物は使いようかな。

柏槇髪切(ビャクシンカミキリ)

2022年03月26日 10時04分12秒 | 

体長10mm


 こんなカミキリムシが家の中をうろついていた。ラガーシャツっぽい縞模様で初めて見るカミキリだ。調べたらビャクシンカミキリだと分かった。ビャクシンってのも初耳言葉なのでまた調べた。そしたらビャクシン属(柏槇属、ビャクシンぞく、学名:Juniperus)は、ヒノキ科の針葉樹の1属。ネズミサシ属とも呼ばれるとあった。今年、薪を貰った。その中にヒノキのようなのがあって数日前にその束を薪棚から持って来た。カミキリはその中に居たと思われる。その後2匹出て来た。一番大きいのは体長15mmとこの写真のより大きかったので別種かと思った。

冬眠明けの並天道(ナミテントウ)は腹ペコのようだ

2022年03月13日 07時59分48秒 | 
 ヨメが何処からかてんとう虫を捕まえてきた。後で写真撮ろうと思っふ小物入れとして使っているフィルムケースに入れといた。そこにやはり写真を撮ろうとした蚊。その蚊はボッケ家の中で冬眠しようとしていた蚊だ。てんとう虫がそれを食べていた。下の写真、目に見えるのは胸部の模様。


蚊を食べるナミテントウ


ナミテントウの模様は色々。



微妙にハートマーク


干からびて不味かったのか大して食べずに放棄。



アカイエカかな

マダニではなく蜘蛛のようだ

2022年02月25日 09時28分41秒 | 
 ヨメが山から帰ってきた。ジャケットを脱ぎ始めたら茶色い粒が腕の辺りからポトリと落ちた。それが歩き出した。後で測ったら大きさは2mmちょっと。またマダニかと思ったけど足が早いから違うっぽい。でも一応観察。動き回るから絆創膏を貼った。知ってるマダニは平べったいけどこれは違う。上から見ても前から見ても蜘蛛っぽい。今思ったけど、糸を出すかどうか確認すれば良かったな。


上から


前から


 くすぐったいというのは身体に小さな悪い虫がたかったかどうかが分かるための反応だそうだ。だけどヨメは鈍感なのでマダニによく襲われる。気がついたら小豆か大豆くらいの大きさだったりする。マダニだけではない。蚊にもよく刺される。同じ場所に居て俺が刺されないのにヨメだけ何箇所も刺される。避雷針、じゃなくて避蚊人だ。ちなみに避雷針そのものは雷を避けるのではなく自分が雷に打たれる。受けた電気は地下に逃がす。それによって周囲の建物などは雷に打たれないで済む。

この殺虫剤は効かない?

2022年02月16日 08時39分45秒 | 
 小さな飛行物体がたまに家の中を飛び回る。動きは速くないけど小さいので捕まえにくい。飛ぶ方向が変わると見失う。焦点を合わす力が衰えたんだろうな。老眼をまた実感。


写真-1 猩々蝿(ショウジョウバエ)かな?


写真-2 写真-1より小さいハエ


玄関の外にぶら下げておいた殺虫剤を思い出して野菜などを置いてある小部屋にぶら下げてみた。でも状況は変わらず。次に居間に置いてみた。全く状況は変らず。小バエだから効かない? そんなことあるかな。この殺虫剤、まだ有効期限内だけど本当に効くのかな。それよりも今まで効いてたのかな。家の中で効かないくらいだから…


玄関の外にぶら下げていた殺虫剤






 写真-2のはハエ呼ばわりしたんだけど、アブでない根拠は何だってのが頭に浮かんだ。『ハエ アブ 違い』で検索したら「アブ」と「ハエ」の違いを解説!えっ差はそれだけなの…?にサナギの殻を破る時に直線的に割れるか丸く割れるかの違い。なので初めて見た成虫だとどちらなのか分からないってわけだ。

黄立羽(キタテハ)は外へ

2022年01月14日 09時43分26秒 | 
 何時の間にか家の中に入ってきたキタテハは暖かくなると動き出した。蝶を何処かに持って行こうかなんて考えてたら2日目、メメがちょっかいを出した。そこで窓を開けて外に出すことにした。行き先は蝶任せ。


自由を希望している模様


 今朝は雪景色。夜中に少し降っただけなので大したことはないけど蝶は何処を宿にしたやら。


夜中に降った雪が3cm程積もった


先日、蝶がアロエの葉にぶら下がってたけど雪や雨に直接当たらない知恵なのかな。


これなら雪をかぶりにくい






 ちと気になるのは薪と一緒に入ってしまったアシナガバチ。これは蝶と違って暖かくても外に出たがらない。


天井で冬眠しようとしてるアシナガバチ

家の中にキタテハ

2022年01月11日 08時27分22秒 | 
 和室は二重窓。透明なガラスの戸と障子に見立てた磨りガラスの戸。天気の良い日に磨りガラスの方を開けることがある。夕方になって窓を閉めようとしたらそこに蝶々。何処から入ってきたんだろ。薪の中にでも居たのかな。羽をゆっくり開いたり閉じたりしていた。閉じた時、エルタテハだと思った。この白いのが丸いとシータテハ。エルはLでシーはCのこと。


Lの字が見えた


 ヨメに蝶が居るのを教えたら見に行った。図鑑を引っ張り出してキタテハかもと言い出した。えっ、と思った表側の模様を確認するとキタテハのようだ。キタテハにもこんなL字模様があるとは知らなかった。というより忘れたのかな。




 アロエの葉に水をやったらそれを吸ったそうだ。部屋の中は20℃くらいだけど今朝見たら不動の冬眠姿勢。


タテハチョウなので見た目の足は昆虫にあるまじき4本