MサイズのGが出てソファーから降りられず固まった、とメールが来た。その時、普段はダメ呼ばわりされている旦那が出来て「バシッ」と一撃。メールにはGのことを『ごきかぶり』と書いてあった。出身地では皆そういうのかと言うのか聞いたら言葉はあるけど皆4文字で言っているそうだ。その人はこの方が語感が柔らかいから使っている、と。こんなGの名前にそんな事を考えてる人が居るとは驚いた。
実は同じ頃うちにもGが出た。それがまたヒラヒラと飛んできた。カミキリムシかと思ってたらGだったので少し取り乱した。Gを仕留める方法は熱湯。魔法瓶の湯を「ビャッ」とかける。それが無い時は「じっとしてろよ」と念じながらフライパンに水を入れて沸かし、沸騰したら「ビャッ」とかける。殺虫剤だと追い回す羽目になったり後で拭き取らないといけないけど熱湯は後始末が簡単だ。薬剤耐性に比べると熱湯に耐えられるように進化するには長い年月が必要だからこの方法はほぼ不滅。
ゴキブリの語源は御器嚙
(ごきかぶり)だというのは薄々知っていた。それが4文字になったのは図鑑の載せた時の誤植だというのは今回初めて知った。その語源に似た虫をヨメが庭で見つけた。それがマイマイカブリ。マイマイはカタツムリの事で図鑑には殻の中に頭を突っ込んでる絵があったりする。カタツムリを食べるために頭の方が細く進化したのかな。
マイマイカブリ
マイマイカブリはナメクジも食べると思われる。最近この辺りに出没する外来種である巨大なマダラコウラナメクジを退治して欲しいけどこの虫より大きいから退治は無理っぽい。それにしても殻が無いだけで何故ナメクジは不気味なんだろ。それとGとコオロギは親戚筋なので横から見ると似てる。触覚をユラユラさせるのも似てる。でもGは見るのも嫌という不思議。