Long Ming Diary ~I'll show you myself honestly~

イルミネーションが街を彩ります。このblogは幅広い話題で彩りますよ

「ローマ字入力」と「かな入力」

2006年09月05日 23時02分07秒 | つれづれ日記
今月から新しい派遣社員の方がいらっしゃいました。

彼女は今まで販売の仕事をしてたみたいですが、私たちの仕事は事務仕事も結構あるのでパソコンを結構使うんです。

で、初日に「どれぐらいパソコンは使えるんですか?」と聞いたら、「エクセルとワードは少し。パワーポイントは使ったことがない」ということでした。ま、別にバリバリ使える人が欲しいわけではないし、パソコンなんて若い人ならちょっと使い方を覚えればなんてことはありません。

でもその後に続いた言葉が気になりました。

「私、かな入力なんですよ」


いや、別に「かな入力」でもいいんじゃない?世の中の流れが「ローマ字入力」ってわけでもないですし。「かな入力」のほうがいいこともあるわけだし。ちょっと自信をなくしかけてそうだったので励ましたのですが。

で、ちょっと考えてみました。ちなみに私は「ローマ字入力」です。やっぱり、大学のときに卒論を書く(いや、打つって表現が正しいですね。)ことで、さんざんとアルファベットを打ちましたからね。アルファベットのほうが配置がわかります。でも、ローマ字入力が全然楽かといわれると、必ずしもそうじゃないんですよ。

例えば電話をしながらパソコンに向かって入力する作業があるんですけど、そういうときは、ローマ字入力がこれまた時間がかかるんですよ。その点、かな入力なら早く打てるわけですよ。だって、ローマ字で「か」と打つときは「KA」と2つ押さないといけないのですが、かななら「か」と1つ押すだけでいいんですよ。ざっと考えて、ローマ字入力は2倍時間がかかるわけですよ。

ところが、ローマ字入力の利点もあって、撥音とか拗音はかな入力だとシフトキーを押しながら入力しないといけないんですが、ローマ字入力ならシフトキーを押す必要もない。たとえば、「きっぷ」と打つとき、かな入力なら「き」、シフトキー+「つ」、「ふ」+゜という流れになり、左右の指を使わないといけませんが、ローマ字入力なら「kippu」と打てばいいんですね。指1本で打てますね。

こうやって考えるとホントに一長一短があるんだなと思いますし、こういった入力方式が分かれるというのも日本語らしいとも思いますね。英語なら入力方式なんてことがないですからね。

ちなみに、同じ漢字の国である、中国語ではどのようにパソコンで文字を入力するかというとですね。漢字の読み方を入力して変換するんです。例えば、「我」という漢字、「私」っていう意味ですけど、これを出すには、「wo」と打つんです。すると「wo」と発音する漢字が出てくるので該当のものを選ぶんです。

もちろん、同じ読みでも違う漢字っていうのもありますし、中国語では発音の違いもあるんですけど、入力するときは発音は考慮しないので、そういった漢字も出てきます。「馬」と「麻」は発音は違うのですが、発音の記号部分を除くと「ma」となるので、両方変換されます。

ことば(その2)

2006年09月05日 22時41分52秒 | つれづれ日記
ずっと以前にblogに書いていたのですが(こちら)自分が話したり使ったりする言葉が実は方言だったということを知ると「そうなの?」という新たな発見がありますね。

以前のblogでは、『机をつる』と『放課』を紹介しました。どちらも名古屋近郊ではよく使われていますが、全国的には意味が違う言葉として使われています。

今日、お昼ご飯を食べてたときなんですが、ちょっとこのような話題になりました。もちろん、定番の『放課』も出てきたのですが、ある先輩がこんなのもあるよということで言ったんですよ。

それは、『おぼわる』という言葉です。今日、言われるまで自分でも名古屋弁だとは気がつかなかったんですよ。普通は『覚える』ですね。何かを覚えると。でも『おぼわる』は、「覚えて理解する」ことを言うんです。ただ覚えるだけじゃなくて、理解するっていう意味も含まれるみたいです。

私も学生時代からよく使ってましたね。「英単語が全然おぼわらん」とか。言われてみると大阪にいたときは誰も使ってなかったですね。大阪と三重で育った先輩が言うには、『おぼわる』はなかなかいい言葉だということだそうですよ。

あと、方言かどうかわからないのですが、名古屋近郊の小学校では通じる言葉として、『B紙』が出てきました。『B紙』というのは、一般的に言う「模造紙」ですね。名古屋近郊では「びーし」というと通じます。というか、B紙でしか通じないともいえるかも知れないくらい一般的で、模造紙と言う人は私の周りにはいませんでした。おそらく、B4の紙を何枚かつなげたくらいな大きさなので、「B紙」というのだろうとは思いますけど、正直、B紙が通じないと知ったときはショックでしたね。ちなみに気づいたのは会社に入ったときの新入社員研修でした。B紙にいろいろと書いて発表するんですけど、そのときに知りましたね。

これら以外にも、探せばいっぱいあるんでしょうね。