Long Ming Diary ~I'll show you myself honestly~

イルミネーションが街を彩ります。このblogは幅広い話題で彩りますよ

マジっすか?

2004年01月12日 22時51分00秒 | ハオハオ!北京滞在記
今日は中国語のレッスンでした。日本では「成人の日」ということで、「日本では何歳で成人なんですか?」「20歳ですよ」などと話をしているうちに、年齢の数え方の日中比較の話になりました。以前に「中国では生まれたときがすでに1歳だ」と聞いたことがあったのですが、これは日本にもある「数え年」で、中国語では「虚歳」といいます。これに対して、満年齢のことを「周歳」といいます。

また、これは以前TVの中国語講座で見たのですが、人に年齢を尋ねてはダメで、その代わり「ニーシュイシェンマ」とたずねます。意味としては「あなたは(ニー)何に(シャンマ)属しますか(シュイ)?」ということで、つまり、十二支を聞くわけです。中国でも日本と同じといいますか、日本が中国を習ったので当然同じ十二支を使います。「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」ですよね。ちなみに私の場合は、1978年生まれなので「午年」です。

中国でも今は新暦を使って学齢簿などを作りますが、誕生日や季節のお祝いなどは旧暦も現役です。特に今月22日は旧暦の元日に当たる「春節」です。中国というか、中華圏は今でも春節のほうがお正月なのです。

さて、私の十二支は「午」ですが、ここで先生から思わぬ発言がありました。中国では十二支も旧暦で動くというのです。つまり、すでに新暦では1月を迎えていますが、旧暦ではまだ年が明けていません。というわけで、もし今日生まれた子がいれば、その子の十二支は「申」ではなく、「未」となるわけです。春節は毎年変わりますから、それに従うと同じ西暦生まれの人でも十二支が違う人がいるのです。

私の感覚では、日本での十二支はすべて新暦の西暦にあわせていると思っていたので、これにはビックリです。しかも、春節は1月中旬から2月中旬の間で毎年変わってます。ということは、私の誕生日である「2月3日」はもしかしたら春節前だった可能性があるのです。そうした場合、私の十二支が変わってしまうことになるのです。

というわけで、早速私の生まれ年、1978年の春節を調べてみました。そしたら、驚愕の事実が。なんと、その年の春節は「新暦2月7日」だったのです。つまり、私が生まれたときは、旧暦ではまだ12月26日。私の十二支は「午」ではなく「巳」だという事実が発覚しました。

これには思わず「マジっすか?」と声を出してしまいました。25年間生きてきてはじめて知る事実。これからは「巳年生まれ」の人の占いを見ることにします。

もし1月中旬から2月中旬の誕生日の方は一度調べてみると面白い、というか、人生変わるかもしれませんね。

下は「こよみのページ」というページで旧暦が確認できます。
http://koyomi.vis.ne.jp/mainindex.htm