森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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総選挙前に皆、思惑がある-つぶやき#16
予想される衆院選と再来年の参院選を前に、共産党が第4回中央委員会総会(4中総)を開催し、両選挙の方針を確認した。新聞各社の大方は、これを共産党にとって背水の陣という論調で伝えている。すでに一点共闘など方針上の強調点があらかじめ報じられていたが、会議では現民主党政権にたいする同党のスタンスが決定され、目新しい。これまでの是々非々という態度から対決に変更された。むろんこれは政権交代後の民主党政権の評価と深くかかわっている。
メディアでは、全選挙区での候補者擁立が前面に報道されている。ボクの最大の関心事はつぎの点。共産党の政策や同党綱領の中身をいかに国民に届けるのか、その力をいかに発揮できるのかが現時点での共産党の最大の課題のように思える。政策や綱領に示される共産党の路線が国民には届いていない。したがって、選挙の際、多くの有権者の選択肢からは実際上はずれているというのが実情だろう。支持率にすべて表れ、尽きているとは思わないが、1~2%の支持率の水準に低迷しているという世論調査の結果にもそれは示されてはいないか。
自民党政権を引き継いだ民主党政権は、従来の保守政治の域を出ず、たとえばTPPにしても消費税にしても基地移転問題でも、自民党政権以上に財界にも米国にもよりいっそう肩入れをする姿勢をむしろ強めている。選べる道がなくなっている。その意味で、先の共産党4中総で強調されたような、ゆきづまりという表現はまちがってはいないように思う。
こう考えると、共産党が前進するには、有権者との接点をどのようにして多くつくり、そのありようをいかに高めるかに端的にいえばかかっているようだ。しかし、それは容易ではないようにみえる。
11月、大阪府知事・大阪市長選がおこなわれ、いずれも橋下徹率いる「維新の会」が勝利した。民主・自民をはじめ、共産党をのぞく政党は、大阪の府・市首長選の結果を経て再編の過程に位置づけられたといってよいように思う。とくに自公、みんなの党、そして国民新党の秋波は、恥も外聞もない程度に露骨なものに映る。また、政権党の民主党は、前防衛局長の発言を契機に、いよいよかつて有権者を惹きつけてきた、自民党にないものをもっている政党という有権者の期待そのものもほぼ消えうせ、その傾向はさらに加速してしまったかのようだ。新しさの強調は、それ自体、自己否定を意味する。時とともに新しさは古さに転化してしまうのだから。いうまでもなく、民主党の新しさとは、期待以上のものではなく、むしろ自民党と少しもかわらないところが有権者に見抜かれてしまったともいえる。その有権者のもっていきようのない感情を、橋下が大阪市長選で巧みにつかみとったといえそうだ。だから、当分は、民自公をはじめ、あるいは共産党もこれらとはちがった位置からではあるが、それぞれ橋下の動向に注目せざるをえない状況にもあるのだろう。
ざっくりとらえ、(1)民自公などの諸政党と(2)共産・社民、この2つのグループに分けるとすると、この間の国政選挙でのそれぞれのグループの得票率は大きくは変化していないとボクは考えている。より正確な傾向をいえば(2)のグループの得票率が漸減といえる。次の選挙で、この傾向がどのように変わるのか((1)>(2)、(1)<(2))、あるいは変わらないのか、それが今後の日本政治の動向を変えていくのだろう。橋下の登場は、この点で、(1)のグループの維持もしくは拡大を図ろうとするものだといえると思う。(1)グループの中でのそれぞれの伸長が当然気になる民自公も、(2)のグループも、橋下の今後の動向に注目せざるをえないわけだ。ボク自身は、おそらく次の選挙でもこれまでの傾向はかわらないだろうと予測する。その状況はもちろん共産党にとって避けなければならないものだから、先の中央の会議であらためて強調されたのは、閉塞状況を打開するための特別の奮闘だということになるんだろうけど。
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メディアでは、全選挙区での候補者擁立が前面に報道されている。ボクの最大の関心事はつぎの点。共産党の政策や同党綱領の中身をいかに国民に届けるのか、その力をいかに発揮できるのかが現時点での共産党の最大の課題のように思える。政策や綱領に示される共産党の路線が国民には届いていない。したがって、選挙の際、多くの有権者の選択肢からは実際上はずれているというのが実情だろう。支持率にすべて表れ、尽きているとは思わないが、1~2%の支持率の水準に低迷しているという世論調査の結果にもそれは示されてはいないか。
自民党政権を引き継いだ民主党政権は、従来の保守政治の域を出ず、たとえばTPPにしても消費税にしても基地移転問題でも、自民党政権以上に財界にも米国にもよりいっそう肩入れをする姿勢をむしろ強めている。選べる道がなくなっている。その意味で、先の共産党4中総で強調されたような、ゆきづまりという表現はまちがってはいないように思う。
こう考えると、共産党が前進するには、有権者との接点をどのようにして多くつくり、そのありようをいかに高めるかに端的にいえばかかっているようだ。しかし、それは容易ではないようにみえる。
11月、大阪府知事・大阪市長選がおこなわれ、いずれも橋下徹率いる「維新の会」が勝利した。民主・自民をはじめ、共産党をのぞく政党は、大阪の府・市首長選の結果を経て再編の過程に位置づけられたといってよいように思う。とくに自公、みんなの党、そして国民新党の秋波は、恥も外聞もない程度に露骨なものに映る。また、政権党の民主党は、前防衛局長の発言を契機に、いよいよかつて有権者を惹きつけてきた、自民党にないものをもっている政党という有権者の期待そのものもほぼ消えうせ、その傾向はさらに加速してしまったかのようだ。新しさの強調は、それ自体、自己否定を意味する。時とともに新しさは古さに転化してしまうのだから。いうまでもなく、民主党の新しさとは、期待以上のものではなく、むしろ自民党と少しもかわらないところが有権者に見抜かれてしまったともいえる。その有権者のもっていきようのない感情を、橋下が大阪市長選で巧みにつかみとったといえそうだ。だから、当分は、民自公をはじめ、あるいは共産党もこれらとはちがった位置からではあるが、それぞれ橋下の動向に注目せざるをえない状況にもあるのだろう。
ざっくりとらえ、(1)民自公などの諸政党と(2)共産・社民、この2つのグループに分けるとすると、この間の国政選挙でのそれぞれのグループの得票率は大きくは変化していないとボクは考えている。より正確な傾向をいえば(2)のグループの得票率が漸減といえる。次の選挙で、この傾向がどのように変わるのか((1)>(2)、(1)<(2))、あるいは変わらないのか、それが今後の日本政治の動向を変えていくのだろう。橋下の登場は、この点で、(1)のグループの維持もしくは拡大を図ろうとするものだといえると思う。(1)グループの中でのそれぞれの伸長が当然気になる民自公も、(2)のグループも、橋下の今後の動向に注目せざるをえないわけだ。ボク自身は、おそらく次の選挙でもこれまでの傾向はかわらないだろうと予測する。その状況はもちろん共産党にとって避けなければならないものだから、先の中央の会議であらためて強調されたのは、閉塞状況を打開するための特別の奮闘だということになるんだろうけど。
- 共産党の中央会議。一点共闘は別に新しいものではないが、共同の戦線を構築できるかどうかが政治を前に進める条件か。たとえば橋下のようにメディアへの露出は望めないわけだから、数で対抗するしかない。報告にある「党を語る力」とは、結局、その量と質を指すのだろう。そうなると・・・
- やはり野田に自公がむかった。推測どおりの展開。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2011120400112 - 事態収拾にとって一川辞任は避けられない、と判断するだろう、政権と民主党。自身の任命責任追及を野田がどうかわすか、つぎの焦点になる。
- 米国は沖縄県内基地移転に執着していないという言論がいよいよ強まってきた。
- 卑屈な外交姿勢、何をかいわんや。批判をかわすために盟主の力を借りようというのだから。国民への説明不能を別の表現したということ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2011120402000049.html
- 相手国の代表補の意見、筋が通っている。
- 海外生産をさらに拡大する方向を強めるとか。国内空洞化に拍車がかかる。TPPといい、これといい資本の論理は貫徹されているようだ。(2011.12.05)
- 税の問題は、誰からとるのかという問題にいきつく。政府を支える基盤がどこにあるのかという2つ目の問題と密接に結びつく。消費増税について「反対」が54%と「毎日」(4日付)。(2011.12.05)
- 思考・思想が言語で表現されるかぎり、語彙が思考・思想の深みと幅をもたらすだろうが、もっと本を若いうちに読んでおくべきだったと思うことしばしば。想像力の射程が違ってくる。(2011.12.05)
- 政権出発の時、ノーサイドという言葉を野田は使った。民主党内の敵味方はこれでおしまいという意味だろうが、そのつけが今、回ってる。一川、山岡といずれも小沢グループ。政権の基盤を掘り崩しかねない事態に、ノーサイドという派閥均衡(力学)を前提にした人事で野田が追い込まれている。(2011.12.05)
- 衆院予算委は一川・山岡問題一色だ。追及する自民党は過去をふりかえるべきで、追及している内容そのものは自らに跳ね返ってくるものばかりで、たとえば沖縄県民の気持ちが分かるかなどの自民党の言葉は、厚顔ばかりが強調されてしまう。民自を明確に区別する境界はない。(2011.12.05)
- 国会答弁で「一般論として」という答弁は止めたほうがよい。質問者は個別の具体的な事例について問うが、正面から答弁するのを拒否する場合にしばしば「一般論として」の前置きが使われ、質疑がそこですれ違う。(2011.12.05)
- 小沢喚問に野田が首を立てにふらなかったところに、今現在の民主党の意思決定にオザワの陰を感じる。一川・山岡の処理も同様でしょうね、たぶん。(2011.12.05)
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