森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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四面楚歌の政権または橋下-つぶやき#23
野田佳彦には悪いが、どこからみても八方ふさがりの政権。
こんどはあの鳩山由紀夫が野田を批判した(参照)。野田は、これまでの民主党政権以上に自らの支持基盤に肩入れする方向を鮮明にしている。それしかとるべき選択肢がないともいえる。ところが、政権党の先輩ともいえる小沢や鳩山が野田を批判する。どうみても尋常ではない事態と考えざるをえない。まさに四面楚歌。脱党を堂々と主張する若手も出てくる事態は、野田にとって後がない、崖っぷちの状態にあるといえそうだ。
野田にたいする厳しい視線は国内ばかりではない。わが日本国の世論を敏感に察した米国議会はグアム移転費用を予算から外した。賢明な判断だとは思える。この米国の決断は、沖縄県民のほとんど多数が普天間基地県内移転に反対していて、もはや野田の信頼度はゼロに等しいと思える日本の実情を考えてみるときわめて自然なことのように思う。それなのに野田はアセス提出を近々、予定しているようだし、身の程知らずとのそしりを免れない局面に相対している自分の姿を客観視できない首相には、ただただ哀れみの感情を禁じえないというところか。年が明け、政治の世界は加速度的に動き出す予感すら迫ってくるのは少なくないかもしれない。
少しだけ振り返ると、小泉が政権から退いて以降、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎と続き、そこで自民党は政権を離れた。だけど、交代した民主党もそれ以来、安定的な政権の構築をこれまで果たしえていない。鳩山も菅も、安倍、福田、そして麻生同様、いずれも1年前後の短命で政権の座から降りている。今になって、あえていえばまたぞろ、橋下の大阪市長当選は既成政党批判の表れだとの喧伝がメディアからたれ流されている。けれど、果たしてそうか。少なくとも小泉のあとの安倍ら三代の自民党政権の否定形として、民主党を選択したのは有権者であった。自民党にないものを民主党に求めて、しかも違和感のない程度の交代要員として選んだのではなかったか。さらに、遡れば小泉の登場自体が自民党を壊すといってはじまったのだから。それならば、橋下の登場を、そもそも既成政党にたいする批判と受け止めることに無理があるだろう。しかも、彼の率いる維新の会の議員たちの多くは自民党からの鞍替えにすぎない。議員たちの頭の中が異質のものにかわったというのではなく、潮流にのって帰属を変えたという以上のものではないように思える。当選した松井一郎をみよ。その器が大阪府をしきるだけの広く、大きく、深いものだとは到底、思えない。頭の中は回転の速くない自民党府議会議員のままであって、せいぜい橋下の意向にそって動くので精一杯だと考えてしまう。
橋下をたとえば小泉と重ねてみるし、ボクはこれからも当分はそうみていく。スタンスはほぼ同じだと思う。自民党の多数とは異なる主張を少しはするかもしれないが、その主張の表面をひっぱがして、より深部をながめてみるとどうだろうか。ここから先は予測にすぎないが、おそらくは内部でつながっていて、実は同じものに帰着するという可能性は少なからずあると思う。磁石の両極のように反発するものであるのなら、橋下当選後の双方からのエールがあれほど自然に行き交うことはまずありえない。事態は、大きな連立にむかっていく第一歩がどんな形になるのか、いよいよそれを決める段階に移りそうに思えてならない。その中心の一人に今は橋下がいる、それだけは確実なように思える。
つぶやき(18日)から。
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こんどはあの鳩山由紀夫が野田を批判した(参照)。野田は、これまでの民主党政権以上に自らの支持基盤に肩入れする方向を鮮明にしている。それしかとるべき選択肢がないともいえる。ところが、政権党の先輩ともいえる小沢や鳩山が野田を批判する。どうみても尋常ではない事態と考えざるをえない。まさに四面楚歌。脱党を堂々と主張する若手も出てくる事態は、野田にとって後がない、崖っぷちの状態にあるといえそうだ。
野田にたいする厳しい視線は国内ばかりではない。わが日本国の世論を敏感に察した米国議会はグアム移転費用を予算から外した。賢明な判断だとは思える。この米国の決断は、沖縄県民のほとんど多数が普天間基地県内移転に反対していて、もはや野田の信頼度はゼロに等しいと思える日本の実情を考えてみるときわめて自然なことのように思う。それなのに野田はアセス提出を近々、予定しているようだし、身の程知らずとのそしりを免れない局面に相対している自分の姿を客観視できない首相には、ただただ哀れみの感情を禁じえないというところか。年が明け、政治の世界は加速度的に動き出す予感すら迫ってくるのは少なくないかもしれない。
少しだけ振り返ると、小泉が政権から退いて以降、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎と続き、そこで自民党は政権を離れた。だけど、交代した民主党もそれ以来、安定的な政権の構築をこれまで果たしえていない。鳩山も菅も、安倍、福田、そして麻生同様、いずれも1年前後の短命で政権の座から降りている。今になって、あえていえばまたぞろ、橋下の大阪市長当選は既成政党批判の表れだとの喧伝がメディアからたれ流されている。けれど、果たしてそうか。少なくとも小泉のあとの安倍ら三代の自民党政権の否定形として、民主党を選択したのは有権者であった。自民党にないものを民主党に求めて、しかも違和感のない程度の交代要員として選んだのではなかったか。さらに、遡れば小泉の登場自体が自民党を壊すといってはじまったのだから。それならば、橋下の登場を、そもそも既成政党にたいする批判と受け止めることに無理があるだろう。しかも、彼の率いる維新の会の議員たちの多くは自民党からの鞍替えにすぎない。議員たちの頭の中が異質のものにかわったというのではなく、潮流にのって帰属を変えたという以上のものではないように思える。当選した松井一郎をみよ。その器が大阪府をしきるだけの広く、大きく、深いものだとは到底、思えない。頭の中は回転の速くない自民党府議会議員のままであって、せいぜい橋下の意向にそって動くので精一杯だと考えてしまう。
橋下をたとえば小泉と重ねてみるし、ボクはこれからも当分はそうみていく。スタンスはほぼ同じだと思う。自民党の多数とは異なる主張を少しはするかもしれないが、その主張の表面をひっぱがして、より深部をながめてみるとどうだろうか。ここから先は予測にすぎないが、おそらくは内部でつながっていて、実は同じものに帰着するという可能性は少なからずあると思う。磁石の両極のように反発するものであるのなら、橋下当選後の双方からのエールがあれほど自然に行き交うことはまずありえない。事態は、大きな連立にむかっていく第一歩がどんな形になるのか、いよいよそれを決める段階に移りそうに思えてならない。その中心の一人に今は橋下がいる、それだけは確実なように思える。
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- 帰属意識はもともと薄いだろうけど>民主党:若手議員数人が年内離党の動き 消費増税に反発(毎日)。
- 野田、四面楚歌>「原発」「消費税」で野田首相批判=鳩山氏(時事)
- 海を超えても日本にたいする厳しい態度。米国もまた同じ>異例の対日強硬も妙案なく=関係者「残念な会談」-韓国大統領(時事)
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