森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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つぶやき#19-離合集散のことなど
つぶやきから。
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- 時間は循環しない。一つの座標軸。(2011.12.11)
- 経験的〇〇論の形容矛盾。たとえば運動論は、経験なくして語れない。(2011.12.11)
- 顔が見えることを重視する立場は信用を前提とするということ。(2011.12.11)
- 前原が生活保護費の内訳のうち医療扶助が50%を超えていることをとりあげ見直すよう主張している。過剰診療、過剰な薬の投与を想起させると。半分に達していることと過剰な医療、過剰投薬があることとは別の問題。推測でものいって事実によらないではね、話を半分にして聞けということか。(2011.12.11)
- マツコ・デラックスが生理痛の薬のCMに登場、小さいほうがいいといわせている。ありえない話の妙。面白い。(2011.12.12)
- 公共性とは、自分とは異なる他者とのコミュニケーションがあってはじめて成り立つ。(2011.12.12)
- 森喜朗まで登場か。左の思想を持っている人を思い切って振りほどけというが、同じ枠組のなかでの話だろうに。再編は、同じ器のなかのブラウン運動。(2011.12.12)
- 微粒子の不規則な離合集散というわけ。勢いのあるところに集まる、それが誰であろうと。今は橋下がそこにいる。(2011.12.12)
- 前原、解散をちらつかせる。内閣支持率が不支持率を下回るという報道をみすえたものか。野田の顔もつぶす発言也。(2011.12.12)
- 不支持の理由は、実行力なしをメディアは押し出している。政党支持率はほぼ変化なし。NHKでは自民>民主という結果だとか。。(2011.12.12)
橋下は市長として務まるか。。
個人がどのような意見をもっていようと、憲法に謳う思想・信条の自由に照らせば、それを封殺することは誰にもできない。ただ、その意見が事実にもとづいていなかったりすると、たちまち事実無根、名誉毀損などと主張され反撃にあうことも覚悟しなければならない。「僕の民意と違う」とか「向こうの考えている二重行政は分からない」という大阪市職員の声が事実無根であったり、あるいは名誉毀損にあたるとはボクには到底、思えない。
民意とは、多くが説明するように、国民の意見、あるいは人民の意思と解釈すれば、それは多様だといってよい。選挙であっても、争われるそれぞれの個別の問題にたいして有権者の意見は当然、それぞれ多様でありうるものだといえる。そして、有権者は、自身のもつ意見と政党・候補者の主張とを大なり小なり比較・検討し、相対的に選択していくものだと思う。先の大阪市長選では、その結果、得票率が58・96%だから半数を上回る6割近くの票を得て橋下が当選したという事実をとりあえず確認すればよい。尊重されなければならないのは、この事実だと思う。ただ、この事実は、橋下が他のどの候補者よりも多くの票を獲得したということを明確に伝えてはいるが、民意が橋下の政策をすべて支持しただとか、ましてや橋下に白紙委任したと断定することはできない。
だから、橋下が「民意を無視する職員は大阪市役所から去ってもらう」と語るとき、すでにそこにおかしさがある。さらに、橋下の思うところとは異なる意見を(職員が)発言したという事実を確認させた上に反省を求めた行為は、先に彼が民意無視なら去ってもらうとのべたという報道(参照)と重ねあわせると、明確に意見の封殺を意味すると思えてならない。どんな企業や団体・組織であっても、その中にいる個人の考えがまったく同じ方向を向いていて単一だという事実はたぶんどこにもない。だからこそ、企業や団体・組織の存在をある意味で規定するはずの経営目標や組織目標というただ一点をとってみてさえ、かかげる以上、それを組織全体に徹底し貫徹するようなんどもなんどもミーティングを設定するなど意思の一致を図ろうとするのだと思う。ましてや個人をとりまく社会にかかわる個人の意見は千差万別といってよい。
橋下は公人だということに反対する人はいないだろう。公共性とは、自分とは異なる他者とのコミュニケーションがあってはじめて成り立つとしばしばいわれるが、橋下であっても他のだれであってもこの前提に立てばこそ大阪市長が務まると思える。その政治手法がさまざま語られてきた橋下徹。多数の意見であれば絶対と理解し行動する彼の思想は、そもそも公共を否定する立場を表わしているのではないか。ついつい自分の信条のなすがまま吹き、首長として自分は務まらないと告白しているようなものだと思う。
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民意とは、多くが説明するように、国民の意見、あるいは人民の意思と解釈すれば、それは多様だといってよい。選挙であっても、争われるそれぞれの個別の問題にたいして有権者の意見は当然、それぞれ多様でありうるものだといえる。そして、有権者は、自身のもつ意見と政党・候補者の主張とを大なり小なり比較・検討し、相対的に選択していくものだと思う。先の大阪市長選では、その結果、得票率が58・96%だから半数を上回る6割近くの票を得て橋下が当選したという事実をとりあえず確認すればよい。尊重されなければならないのは、この事実だと思う。ただ、この事実は、橋下が他のどの候補者よりも多くの票を獲得したということを明確に伝えてはいるが、民意が橋下の政策をすべて支持しただとか、ましてや橋下に白紙委任したと断定することはできない。
批判職員突き止め「反省の弁」…橋下氏「一件落着!」 「僕の民意と違う」-。大阪ダブル選の選挙結果について、テレビインタビューで感想を述べた市職員を問題視していた大阪市の次期市長、橋下徹氏は、市総務局に事実確認を指示。当該の市職員を特定し、部局を通じ「反省の弁」を述べさせていたこと明らかにした。 この職員は、投開票日翌日の11月28日、市役所に出勤した際にマスコミのインタビューに応じ「僕の考えている民意とは違う」とコメントしていた。 このほか、別の番組で橋下氏が代表を務める大阪維新の会について「向こうの考えている二重行政は分からない」と発言した職員についても、同様の措置を取ったという。 総務局長から「職員は真摯(しんし)に受け止め反省している」との報告を受けたという橋下氏。「この2人の職員との問題は一件落着した」と溜飲(りゅういん)を下げた様子。一方で「行政上の主張や反対論はしっかり言ってほしい」とも語った。 |
だから、橋下が「民意を無視する職員は大阪市役所から去ってもらう」と語るとき、すでにそこにおかしさがある。さらに、橋下の思うところとは異なる意見を(職員が)発言したという事実を確認させた上に反省を求めた行為は、先に彼が民意無視なら去ってもらうとのべたという報道(参照)と重ねあわせると、明確に意見の封殺を意味すると思えてならない。どんな企業や団体・組織であっても、その中にいる個人の考えがまったく同じ方向を向いていて単一だという事実はたぶんどこにもない。だからこそ、企業や団体・組織の存在をある意味で規定するはずの経営目標や組織目標というただ一点をとってみてさえ、かかげる以上、それを組織全体に徹底し貫徹するようなんどもなんどもミーティングを設定するなど意思の一致を図ろうとするのだと思う。ましてや個人をとりまく社会にかかわる個人の意見は千差万別といってよい。
橋下は公人だということに反対する人はいないだろう。公共性とは、自分とは異なる他者とのコミュニケーションがあってはじめて成り立つとしばしばいわれるが、橋下であっても他のだれであってもこの前提に立てばこそ大阪市長が務まると思える。その政治手法がさまざま語られてきた橋下徹。多数の意見であれば絶対と理解し行動する彼の思想は、そもそも公共を否定する立場を表わしているのではないか。ついつい自分の信条のなすがまま吹き、首長として自分は務まらないと告白しているようなものだと思う。
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