森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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つぶやき#20-基地移転/米に現実はどう映る
つぶやき(13日)から。
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- 自ら身を切れの議論で必ず出てくる議員定数削減。削減が少数政党の締め出しを意味することを重視するが、たかだか削減効果は民主党案で20億程度のものだから、いっそ政党助成金の削減にねらいを定めたほうがいい。20億など相手にならない削減効果があるのだから。そこに眼をむけたほうがよい。
- たかが一国の一アナウンサーの消息に一様の関心を寄せるわが日本国。へんな国。どうでもよいことなのに。
- 米議会が沖縄海兵隊のグアム移転経費の全額削除。何やらにおう。やはり・・・
- と、米議会の議決をにらんでこの発言。普天間移設のアセス評価書、年内提出方針変えず 防衛相。
- 稲尾弁護士、自己破産。資格取り消しへ、嗚呼。。
- 今の日本、ある種、英雄待望論に接続する議論が隆盛しているともみえるね。政権交代したが、すでに3代目でこのていたらくという感覚がそこにあるかな。
- ブログの更新頻度が下がり、久々に書こうと思っても140字以上の文章が書けなくなるのではないかという強迫観念にとらわれるという思いも分からないではないな。
- 会議を減らすことをまず考えよ。その上でペーパーレスが可能か否かだろう。
- 昨今?の状況はノイマンの沈黙の螺旋を参照しようと思わせるに十分。まずメディア。
- 訪米日程がまた先送り。野田を取り巻く環境の厳しさがここでも表現されている。加速して政治が動くかも。
- ローカルな話で一つ。福岡都市高速でシカがはねられると。以前にクマが出るという噂で一時期、盛り上がったことがあったが、実際にシカが事故にあうとはこれ如何?
- 強そうな意見に螺旋状に収斂していく意見。
- 米側が現実をみているということだ。グアム移転と普天間移転は対のものだから。
メディアまたは迎えられる者、疎まれる者
政治の世界はボクらの理解を少しも待ってはくれないようにみえる。国会の中の政権の右往左往に失望するばかりか、もはや見捨てるかのような、こちらからみると至極当然だと思える有権者のインタビューも現れるこのところ。一方、永田町周辺では、橋下が大阪市長に当選すると、否するやいなや、掌をかえして寄り添っていく国会議員がつぎつぎに出て来る始末。自らの保身もあるのだろう、政治家が勝ち馬に乗り遅れまいとする情景をいくつも報道は伝える。その脈絡を追っていくのも覚束ないめまぐるしさは一体どこからくるのか。
消費税増税反対を主張し、子分に署名活動をさせる小沢が橋下に秋波を送りつづける。野田政権発足以来、はじめて内閣支持率が不支持率を下回ったとメディアがいっせいに伝えると、今度は、政権党の中枢にあるはずの前原が、首相を通り越して、解散をちらつかせるというこれらの光景は、誰が迎えられ、誰が疎まれようとしているのかを鮮やかに示している。迎えられる一方で、疎まれる者がいるというのは、今この局面が確実に一つの過渡期だということを意味している。
こうした動きに協調して世論をつくりあげていく上でメディアが果たしている役割は大きい。今回の内閣不支持が支持を上回ったという世論調査は、野田の実行力のなさとセットにした、圧縮された情報として有権者にむけて旺盛に放たれている。各社の調査結果はほぼ同じなのだが、そのコメントの判を押したような切り口は、一面実に面白いのだけれど、これでよいのかという一種のとまどいとともに情報の一方通行に鈍感になってはいけないという思いがめぐる。
かつて小泉の政治を劇場として演出し、一役買ってきたのがマスメディアであった事実は衆目の一致するところとしてその後、語られつづけた。その議論の中では、当のメディア側から自らの加担を反省する意見も出ていたように思う。
けれど今また、同じ道を辿る。たとえば、こんな具合に。メディアのいう野田の実行力のなさの強調は、他方で、実行力のある(と受け取られるような)対極をあらかじめ準備している。いうまでもなくメディアにとってはその対極に措かれるべき存在が橋下だということになると思う。その証拠に、最近のテレビ番組の多くでは、橋下の行動力や実行力というものが、こちらが気恥ずかしくなるくらい大げさにいえば天井知らずで持ち上げられていて、マッチポンプそのもののように思えてならない。この報道姿勢と野田を語るときのメディアの語り口をひとたび比較検討してみたら、野田と橋下がはっきりと対置されているのが誰でもただちに分かると思う。
野田にとってのとりまく環境の厳しさは、メディアのこうした姿勢や野党の動向だけでなく、何よりも、小沢や前原の主張にも尽くされているように本来、政権を支えていくべき民主党内部の動揺があからさまに明らかになるほどに徐々に沸点に近づく与党の姿に表現されていると思う。「鳩山・菅両政権の蛇行を経てきたのかもしれないが、野田政権は支持基盤の要求に沿い、肩入れはいよいよ加速している」とエントリでふれた。蛇行を重ねた結果、登場以来、野田はかじとりを、政権を支える基盤の要求に応える方向に明確にきってきた。その選択肢しかなかったともいえる。片方で、それは国民の少なくない部分にとって不満や反発をかきたてるものにほかならなかった。なので、その上に立って今度は、有権者の不満を吸収し、事態をなんとか打開するための新しい展開が必要となる。小沢や前原の、もっといえば橋下の言動や主張は、そのための彼ら側の対応だといってよい。それだから、逆に野田が疎まれる存在としてメディアで語られるシーンがいよいよ頻繁にボクらの前に映し出されてくると思う。
潮目がはっきりしてきたといえそう。
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消費税増税反対を主張し、子分に署名活動をさせる小沢が橋下に秋波を送りつづける。野田政権発足以来、はじめて内閣支持率が不支持率を下回ったとメディアがいっせいに伝えると、今度は、政権党の中枢にあるはずの前原が、首相を通り越して、解散をちらつかせるというこれらの光景は、誰が迎えられ、誰が疎まれようとしているのかを鮮やかに示している。迎えられる一方で、疎まれる者がいるというのは、今この局面が確実に一つの過渡期だということを意味している。
こうした動きに協調して世論をつくりあげていく上でメディアが果たしている役割は大きい。今回の内閣不支持が支持を上回ったという世論調査は、野田の実行力のなさとセットにした、圧縮された情報として有権者にむけて旺盛に放たれている。各社の調査結果はほぼ同じなのだが、そのコメントの判を押したような切り口は、一面実に面白いのだけれど、これでよいのかという一種のとまどいとともに情報の一方通行に鈍感になってはいけないという思いがめぐる。
かつて小泉の政治を劇場として演出し、一役買ってきたのがマスメディアであった事実は衆目の一致するところとしてその後、語られつづけた。その議論の中では、当のメディア側から自らの加担を反省する意見も出ていたように思う。
けれど今また、同じ道を辿る。たとえば、こんな具合に。メディアのいう野田の実行力のなさの強調は、他方で、実行力のある(と受け取られるような)対極をあらかじめ準備している。いうまでもなくメディアにとってはその対極に措かれるべき存在が橋下だということになると思う。その証拠に、最近のテレビ番組の多くでは、橋下の行動力や実行力というものが、こちらが気恥ずかしくなるくらい大げさにいえば天井知らずで持ち上げられていて、マッチポンプそのもののように思えてならない。この報道姿勢と野田を語るときのメディアの語り口をひとたび比較検討してみたら、野田と橋下がはっきりと対置されているのが誰でもただちに分かると思う。
野田にとってのとりまく環境の厳しさは、メディアのこうした姿勢や野党の動向だけでなく、何よりも、小沢や前原の主張にも尽くされているように本来、政権を支えていくべき民主党内部の動揺があからさまに明らかになるほどに徐々に沸点に近づく与党の姿に表現されていると思う。「鳩山・菅両政権の蛇行を経てきたのかもしれないが、野田政権は支持基盤の要求に沿い、肩入れはいよいよ加速している」とエントリでふれた。蛇行を重ねた結果、登場以来、野田はかじとりを、政権を支える基盤の要求に応える方向に明確にきってきた。その選択肢しかなかったともいえる。片方で、それは国民の少なくない部分にとって不満や反発をかきたてるものにほかならなかった。なので、その上に立って今度は、有権者の不満を吸収し、事態をなんとか打開するための新しい展開が必要となる。小沢や前原の、もっといえば橋下の言動や主張は、そのための彼ら側の対応だといってよい。それだから、逆に野田が疎まれる存在としてメディアで語られるシーンがいよいよ頻繁にボクらの前に映し出されてくると思う。
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