カモのいろ色日記~今日は何色?

日常の出来事、感動した事、ときめいた事etc

映画「彼らが本気で編むときは、」

2017-03-09 | 映画
「彼らが本気で編むときは、」観て来ました。
川崎のシネコン、レディースデイもあるのか満席
監督は、「カモメ食堂」「メガネ」などの荻上直子監督
主人公リンコ役には生田斗真くん!
心優しいトランスジェンダーの女性・・
リンコのすべてを受け入れ、支える恋人役マキオ桐谷健太さん
生田くんの女装は、キレイ足細くてキレイ!
それでもやっぱり・・・
「大きな手でしょ。」と言うシーンがあります・・

お話は、ある日、五年生のトモ(柿原りんか)が叔父のマキオのところにやって来る。
マキオの姉が男を追って姿を消してしまったよう!
以前にも同じようなことがあったせいか、2人ともさほど驚く様子もなく、トモはマキオのところから学校に通うことに。
今回はマキオは恋人のリンコと暮らしていた。


トモも最初はリンコに戸惑うが、リンコの優しさに触れ、手料理をふるまわれ、
母から与えられなかった家庭の温もりを知り、家族のように3人の生活が始まる。
それでもまわりからは不審がられたり、いろいろなことがあるが、
リンコは全ての思いを編み物に編み込んでいく。
その目標に、マキオとトモも協力し編み物を始める。
リンコが編んでる物、聞いてビックリです
でもリンコさんのけじめなんでしょう!
いろいろな今日の社会問題をも垣間見つつ、愛は全てを救えるのかもと思わせてくれるお話に~
マキオのリンコのすべてを受け入れる優しさにも。
そして、リンコを認め守るリンコの母(田中美佐子)の強さも。
ちょっと前から思えば、トランスジェンダーも理解されるようになったとはいえ、まだまだ生きにくいこの世の中。
リンコもマキオもトモもいろいろな問題を抱えながらも、先ずは一日一日を大切に生きていこうと。

こういった作品を観ると、日々の何気ない日常がかけがえのない大切な時間だなあ!と、
改めて思えてきます