★自民党は例年通常国会召集前後の1月中下旬に開催予定の党大会を3月5日に行うという。政界に年末年始の解散説が根強くささやかれる強力な理由だ。その解散を巡り政界ではまた新たな動きが出始めた。
 ★23日、東京都知事・小池百合子に民進党代表・蓮舫が表敬訪問し「知事の向き合っている姿を見ると、力が出ます」とたたえ、記者団には「全てにおいて挑戦する力を見させてもらっている。行政改革で協力したい」ともろ手を挙げて協力するとした。また小池が新党含みで開催する政治塾「希望の塾」についても「都政のための政治塾という考え方は極めて合理的だ。われわれの仲間も勉強の機会があれば参加させていただきたい」と民進党議員の参加を奨励した。
 ★25日には民進党幹事長・野田佳彦がテレビ番組で、自民党が野党時代に策定した憲法改正草案について「国民の権利を軽んじ、国のあり方を変える中身としか思えない。撤回してもらうところから始めないと議論は進まない」と指摘。自民党幹事長・二階俊博は「すぐさま撤回するつもりはない」としたが含みを持たせた。
 ★民進党関係者が言う。「これで点と線がつながり始めた。不必要な小池・蓮舫会談は今後、維新の党を含めて小池新党が民進党崩壊後、または分裂後の受け皿になる可能性を示唆したものだ。野田の自民党憲法草案撤回発言は、しばらくして自民党が折れるだろう。これで民進は憲法改正のテーブルにつく用意があることを示唆したことになる。野田は幹事長になり今公認されている落選議員たちの公認取り消しも辞さないだろう。新潟の知事選候補の扱いを見れば明らか。党内リベラル系を排除するか、野党と選挙協力などせずに彼らを落選させ、議席の少なくなった民進と維新を合併させ、小池新党を橋頭堡(ほ)に自民党と連立を組みたいのだろう。憲法改正のための大政翼賛会への積極的参加ということだろう」。野田の野望が見えてきた。(K)※敬称略
 
 
 
 
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