曲学阿世:真実を追求し、虚実の世間に迎合するようなことはしたくない。

真実を曲解し不正な情報によって世間の人々にこびへつらい、世間にとり入れられるような、ことはしたくない。

籠池容疑者「昭恵氏」の名前出し交渉

2017年08月03日 16時10分13秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

 

籠池容疑者「昭恵氏」の名前出し交渉
8/3(木) 13:35配信
Fuji News Network
 
 
Fuji News Network
学校法人森友学園に、国有地が格安で払い下げられた問題で、FNNが独自に入手した音声データから、籠池夫妻側が、安倍昭恵夫人の名前を出して、交渉していたことがわかった。
音声データで国側は、「支払った土壌改良費1億3,200万円が売値」と、答えありきで交渉していたことが明らかになっている。
この交渉の2カ月前、土壌を改良したはずの土地から新たなごみが見つかり、国は、瑕疵(かし)があったと落ち度を認めた。

籠池泰典容疑者「時間がたつことが大きな問題なんやから、なんかいい方法ないの?」
大阪航空局「うーん、公共工事というのは、われわれ国側から、ご存じのとおり入札というか...」
諄子容疑者「それは普通のやり方で、特例があるって言いはったの」
大阪航空局「その特例が使える、使えないというのがあるんですけど」

公募入札による撤去しかできないと説明する国側に、籠池容疑者らは切り札を出した。

籠池泰典容疑者「なんや、きのう税務省から出たとたんに、安倍夫人から電話ありましたよ。『どうなりました?』って。『頑張ってください』って言ってはったけど。なんて答えたらいいんやろ? わからへんわ。どうしよ。そちらの案は?そちらの案は?」

安倍昭恵総理夫人の名前をちらつかせたが、この場で国側の特例は出なかった。
国の説明と異なる売却の実態について、3日午後、民進党は、財務省の担当者から説明を求める。
 
※森友学園問題にしても、野党の民進党がもっとしっかりしているならば、
当然にすでに安倍政権を打倒することができるはずなのである、突っ込み
方が足りないのである。しっかりせよと言いたい。
 
 
 
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安倍内閣改造の猿芝居に対抗して、民進党は「小沢一郎」代表を発表せよ。それくらいの離れ業が出来なくて、政権奪還はあり得ない。

2017年08月03日 15時00分07秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

 

安倍内閣改造の猿芝居に対抗して、民進党は「小沢一郎」代表を発表せよ。それくらいの離れ業が出来なくて、政権奪還はあり得ない。

2017/08/02  日々雑感
 
安倍自公政権は日本のマスメディアを乗っ取って、連日どうでもよい内閣改造猿芝居を報道している。それに対して、森友・加計疑惑隠しの攻撃を一時休戦して野党までも傍観しているようでは政権奪還の機運が湧くはずもない。
 
なぜ民進党は代わり映えしない代表選を今後一月もかけて繰り広げようとしているのだろうか。国民は民進党のゴタゴタなど「まったく」といっていいほど関心はない。小沢一郎氏の自由党と電撃合併して、小沢一郎氏を党代表に迎え入れるくらいの「夏の夜の劇変」を演じようとしないのだろうか。
 
もちろん、民主党から小沢一郎氏を追い出した菅氏や野田氏などの第二自民党の面々はブーブー異を唱えるだろう。そんな連中は民進党から熨斗をつけて自民党に進呈すれば良い。
 
小沢氏を中心として「国民の生活が第一」の新マニフェストを作って、国民に訴える夏にしなければならない。この秋口にも安倍氏が解散の奇手を撃つかもしれないという憶測のある中、ノンビリと代わり映えしない面々でグタグタと代表選の興業芝居を打ったところで、国民はいささかも関心を示さないだろう。党勢衰退は覆すことの出来ない既定事実となっている。
 
そうした奇手を打つ策士は民進党にいないのか。ああ、世も末の人材枯渇政党だ。
 
自民党の別動隊・小池新党が旗揚げしようとしている昨今、このままでは民進党は瓦解の坂道を転がり落ちるしかない。
 
私は民進党のために書いているのではない、国民のために書いている。小沢一郎総理待望論は私だけでなく、多くの国民が抱いている。「小沢一郎民進党代表を再び」が「夏の夜の夢」で終わらせない策士が民進党内にいることを心から渇望する。
転載元転載元: 真実の報道
 
 
 
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〇 時局妙観(不思議な国の「政権受皿物語―TBS「風をよむ」事前VTRの現場にて)

2017年08月03日 14時25分35秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、
 

◎「日本一新運動」の原点―381

            日本一新の会・代表 平野 貞夫妙観

〇 時局妙観
(不思議な国の「政権受皿物語―TBS「風をよむ」
                   事前VTRの現場にて)

 7月28日(金)、TBS「風をよむ」の事前インタビューに
協力してくれとの要請があり、翌29日(土)にTBS放送セン
ターに出かけた。2週間前にも同じ番組で「国会劣化の原因」に
ついてインタビューを受けたばかりで顔見知りのスタッフだった。
 例によって約1時間いろいろ質問に答えても、番組に使うのは
2分~3分だ。実は番組に使わなかった部分が面白いというか、
急所を突いた話が多いのだ。テレビ局によっては録画を別の機会
に使うこともあるが、私はスタッフの勉強になるので、文句をい
わないことにしている。

 それにしても、7月23日(日)のフジテレビ「報道2001」
は酷かった、というよりも報道機関としての常識・良識をわきま
えていないことを改めて見せつけられた。というのも事前VTR
で約2時間も話をさせたうえ、極秘の政界裏話のメモも持してく
れというので「平野貞夫衆議院事務局日記」(全五冊)の原本ノ
ートも抱えて出かけ、それも撮影した。ところが肝心の番組では
2~3秒にひとことで何を喋ったのか私自身にも分からず、義理
で出して、私のイメージを失墜させた。
 事務局からは「人権問題として抗議せよ」と言われているが、
これが安倍反動政権にベッタリの「フジテレビ」の真の姿だ。
迂闊に出かけた私も反省だが、既に経営に問題が出ている。
 これに比べてTBSテレビは現在の日本政治の真実を掘り下げ
て報道する姿勢だった。そこで7月30日のTBS「風をよむ」
から、未放映部分を中心に紹介する。

1)民進党で野田幹事長と蓮舫代表が辞め、安倍政権で稲田防衛
大臣が辞め政界が激動しているが、どう思っているか。

平野 本来、安倍政権が総辞職すべき重大事件が続出している。
議会政治先進国では、安倍政権を追い込んだ野党第一党の代表と
幹事長が辞める日本は「不思議な議会政治国家」だと受け取って
いるよ。野党が機能しない議会政治は民主政治ではない。従って
民進党は政党とはいえない。単なる「国会議員の烏合の衆」に過
ぎないのだ。

2)防衛相の日報問題と加計学園問題をどうみるか

平野 「日報問題」は安倍首相の稲田防衛大臣任命責任だけでは
ない。自衛隊総覧者としての直接の責任者だ。この問題は官邸指
示で隠蔽との情報あり。「加計学園問題」は記録や記憶のあるな
しではなく国家戦略政策そのものが問題だ。戦前の満州国が日本
の国家戦略でつくったのと同じ構図だ。特定企業に特権を与え、
資金づくりをして特定の政治戦略に悪用した。それを地方振興と
称して国内につくり、経済成長の機動力にしようというものだ。
 加計学園問題に関係するほとんどが、日本会議の有力会員であ
ることを見落としてはならない。制度の中で法外な助成金などを
与え、それをキックバックすることがみそで、官僚の記憶になけ
れば犯罪にはなりにくい。

3)戦後の政権受皿づくりといえば、細川非自民連立政権ですが、
小沢さんが考えたと言われている。どんなことがあったのか。

平野 総選挙で自民党が過半数を割った。翌日小沢さんから野党
幹部に「非自民政権をつくる努力をするから自民少数政権を了承
する発言をするな」との要請が出たが誰も本気にはしなかった。
しかし、武村新党さきがけ代表は総選挙中から自民党との連立工
作をしていた。小沢さんの動きに誰を首相にする気か、腹を読め
ず困惑していた。民間政治臨調副会長の内田健三法大教授からの
問合せに「もめて話がつかない時は、年の順でも良い」と私が無
責任な説明をした。内田氏がこの話をすぐ武村氏に伝えたので、
自分が首相になれると思い込み自民党との連立協議に難問を提示
し決裂させた。小沢さんは、最初から受皿政権首相に細川さんを
考えていて必死に関係者の説得に当たった。ようやく本人も了承
し細川日本新党と新党さきがけは共同会派をつくるなど、親密な
関係にあり最後の説得は武村さんのみとなった。小沢―武村会談
が深夜にわたって続き、ようやく説得した後、小沢さんはホテル
で待機する私に「武村氏は自分がなりたかったようだ。最後まで
細川首相を了承しなかった」と、疲れ切って経過を話した。内田
氏への私の無責任な話があったので、細川首相が実現できたが、
武村氏の権力欲に火を付ける結果となる。

 細川政権は8ヵ月、羽田政権は2ヵ月と、改革政権の命は短く、
平成6年6月自社さ政権に交代する。その策略は武村氏だった。
細川首相が退陣した直後「武村氏は官房長官だったが、細川政権
成立の日から倒閣運動をやっていた」と私に語った。理想と正義
のない政治は地獄だ。

〇 国会つれづれ 10  
(佐藤長期政権の基盤をつくる園田副議長)


 大磯の吉田ワンマン邸で挨拶を済ませた山口・園田衆議院正副
議長は、午前11時に開会される議院運営委員会理事会に間に合
うように、ワンマン道路を都内の国会議事堂に向かって専用車を
走らせていく。副議長車内で、園田副議長が機嫌良く「吉田さん
の選挙区は高知だった。昨日、知野事務次長が君の履歴書を持っ
てきたが、出身が高知だった。吉田さんとどんな関係だったのか」
との話。
 明治時代の国会開設運動から、土佐の幡多地域で先祖が同志と
して活動した。土佐自由党から政友会への発展し戦後も吉田自由
党を支援してきた。吉田さんや又従兄弟の林譲治(元衆議院議長)
さんとは親戚付き合いだった・・・・・など。学生運動で親を怒
らせていた私が、吉田さんや林さん世話になり、衆議院事務局に
勤めるようになったのも二人の意向だった、と説明した。
 黙って話を聞いていた園田副議長は「佐藤総理から、日韓国会
で野党から信頼を失った。国民は国会不信だ。単なる正常化では
なく、国会の信頼回復を目指してくれ」と指示されていると語り、
「君は事務局派遣の秘書という考えを捨ててくれ。私の政治活動
全体の秘書として活動してくれ」と注文をつけられた。

(最初の仕事は、某社会党議運理事の「オネダリ」処理だった)
 当時通常国会は国会法で12月に召集されることになっていた。
第51回通常国会召集日の翌日の12月21日、師走の慌ただし
さのうえに常会スタートの多忙な1日が終わろうとする午後5時
頃、園田副議長から相談があるとのこと。話を聞いてみると社会
党議運理事の某氏から「娘がピアノを習い始めてピアノを欲しが
っている」とのこと。野党第一党の議運理事といえば自社55年
体制談合政治でもっとも大事なポストだ。
「対応してやることが国会対策だ。自分には手持ち20万円しか
ない。それなりのものが買えるかどうかだ。軍隊時代の部下が日
本楽器の銀座支店長をやっている。明日にでも会って二人で知恵
を出してくれ」とのこと。これが野党対策の最初の仕事だった。
翌日、日本楽器銀座支店長に会い相談すると「免税処置ならそれ
なりピアノを購入できます」との返事。個人の所有物なら免税に
なるはずはない。違法な手続が必要となろう。
「詳細な手続は私の方でします。貴方は届け先と現金を〝極秘〟
に私に渡してください。それ以上は知らないことでやりましょう」
と対応してくれた。これが「自社55年体制」を裏で動かすこと
かと実感した。

(国会運営の最初は「赤字国債発行法案」の
                  成立見通しをつけたこと)

 第51回国家冒頭の最大の難問は、日韓国会で遅れていた不況
対策や公務員の給与の対応で昭和40年度第2次補正予算とその
財源法を年内に成立させることであった。野党は補正予算に賛成
しても財源法案にはこぞって反対した。理由は「税収不足を補填
するため公債を発行」するもので、昭和40年度に限定して財政
法4条の特例として「赤字国債」を発行しようとするものである。
平成時代の今日まで続く「赤字国債」の元凶のスタートである。
野党は防衛費の削減を要求した。
 佐藤首相は、自民党国対に「大晦日になっても成立させよ」と
指示した。ようやく正常化となって1週間も経たずに強行採決と
は、園田副議長は苦悩する。そこで民社党(社会党から分裂し、
自民党に近い政党)に働きかけることになる。私に指示して親友
の春日一幸民社党委員長に福田赳夫大蔵大臣を院内の密室で会談
させて協力要請した。
 その上で、園田副議長が副議長公邸に、同じ民社党で犬猿の仲
の春日委員長と池田禎二国対委員長を別々に呼び、首相官邸から
届いた〝白封筒〟を渡し、対応策を伝えた。全野党が審議拒否と
の態度だったが民社党は大蔵委員会に〝出席して反対する〟との
態度に変更したため、他の野党も同じ対応となった。「赤字国債
法案」は12月28日の御用納めの日に衆議院を通過した。参議
院で翌年の1月中旬に成立させるという園田副議長の知恵が成功
した。
 この交渉の中で困ったことがあった。園田副議長が民社党との
交渉を佐藤首相に報告する度に、竹下官房副長官から電話がある
ので、「副議長に代わります」というと、「君に用事があるんだ。
佐藤総理が『園田直から報告があったが、確かかどうか、平野君
に聞いてくれ』とのことだ」。
 どうして佐藤首相が私のことを知っていて、園田副議長の言動
の裏取りをするのか、政界が恐ろしくなった。    (続く)




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サプライズ人事10月総選挙シナリオを打ち砕く

2017年08月03日 12時59分19秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

                          

 

                  「植草一秀の『知られざる真実』」

                             2017/08/02

           サプライズ人事10月総選挙シナリオを打ち砕く

           第1810号

   ウェブで読む:http://foomii.com/00050/2017080220580740378
   EPUBダウンロード:http://foomii.com/00050-40969.epub
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安倍首相が8月3日に自民党人事および内閣改造を行う。

内閣支持率が急落し、東京都議選で歴史的大敗を喫し、仙台市長選でも野党共
闘候補に敗北した。

党勢を回復し、閣僚の顔ぶれを変えて、内閣支持の回復を目指そうということ
だろう。

しかし、この対応は、安倍首相が問題の本質を正しく捉えていないことを自白
しているものであると言える。

安倍内閣に対する主権者国民の支持の低下は、政権閣僚に対する不支持の増加
によるものではない。

安倍首相本人に対する不支持の急激な上昇によるものである。

内閣不支持の理由のトップは、「首相の人柄が信用できない」というもの、で
あり、メンバーの一新による内閣支持の回復を目指すのであれば、不支持の原
因を取り除くことが必要で、それは、安倍首相自身が辞任することである。

また、内閣支持が急落している主因は、森友、加計、山口三兄弟疑惑に対し
て、安倍首相が真摯な姿勢を示していないことによる。

森友学園問題の核心は時価が10億円は下らないと見られる国有地が1億34
00万円という破格値で払い下げられたことである。

この破格値払い下げが行われた背景に、安倍昭恵氏の深い関与があると見られ
ている。

森友学園の籠池泰典前理事長は、安倍昭恵氏が小学校新設にあたり、100万
円の寄付をしたと証言しているが、安倍昭恵氏サイドはこの指摘を否定してい
る。

安倍昭恵氏が公の場に出て説明しない限り、真相究明は難しいのが現状で、安
倍首相に真相を明らかにする意志があるなら、安倍昭恵氏の証人喚問を実現す
るべきだというのが、主権者国民多数の意見であると考えられる。



加計学園疑惑は、安倍政権が安倍首相の「腹心(ばくしん)の友」である加計
孝太郎氏が理事長を務める加計学園の要望を満たすために、加計学園による獣
医学部新設認可を、適正な行政プロセスを歪めるかたちで実行したとの疑惑で
ある。

獣医学部新設認可については、昨年8月の内閣改造から本年1月にかけて急進
展した。

この間の国家戦略特区諮問会議の議事内容を見ても、獣医学部新設問題が一部
のメンバーから唐突に示されて、これを山本幸三地方創生相が強引に決定に持
ち込んだ事実が浮かび上がる。

国家戦略特区諮問会議の竹中平蔵氏、八田達夫氏、元愛媛県知事の加戸守行氏
と山本幸三氏の連係プレーで、加計学園の獣医学部新設が強引に決定されて
いったと言ってよい。

「意思決定のプロセスに一点の曇りもない」

という諮問会議メンバーの言葉は、明らかに事実に反している。

この問題について、前川喜平前文部科学事務次官は、

「行政プロセスが歪められたことが問題」

だとするが、この言葉が強い説得力を持っている。

安倍首相は国家戦略特区諮問会議の議長を務めている。

この立場にありながら、国家戦略特区における獣医学部新設の事業者である加
計学園理事長の加計孝太郎氏を飲食、ゴルフを繰り返していた。

一部の飲食費などについては、接待饗応されていたことも、安倍首相が言明し
ている。



安倍首相は「李下に冠を正さず」という言葉を繰り返したが、言葉の意味を知
らずに発言しているように見える。

「李下に冠を頻繁に正していた」

というのが現実であり、焦点は、

「李(すもも)をくすねていたのかどうか」

に移っているからだ。

客観的な事実は、「李をくすねていた」ことを示唆している。

森友問題にせよ、加計学園問題にせよ、問われているのは、安倍首相の政治私
物化、政治腐敗なのである。

これらの問題を、内閣改造で対処するというところに、安倍首相の認識が決定
的に不足していることが表れている。

内閣改造の前に、安倍首相が主権者国民に対する説明責任を果たすべきではな
いのか。

安倍昭恵氏および加計孝太郎氏の証人喚問が必要不可欠である。

森友問題では、安倍昭恵氏の深い関与を明らかにした籠池泰典夫妻が逮捕、勾
留されるという卑劣な行動が示された。

中国の人権活動家である劉暁波氏が中国政府によって犯罪人にされたことを批
判する資格など、安倍政権にはない。

森友学園の補助金受給に対する疑惑にメスを入れる前に、財務省が森友学園に
激安価格で国有地を払い下げた疑惑にメスを入れるのが先であることは言うま
でもない。

内閣改造をしようが、自民党役員を異動させようが、説明責任を果たさず、真
実を告発する者を不当逮捕するような政権を、このまま存続させるわけにはい
かない。

次の衆院総選挙に向けての主権者国民の側の対応を急がねばならない。



加計学園疑惑では昨年8月の内閣改造以降に獣医学部新設問題が急進展したこ
とが焦点である。

山本幸三氏が地方創生相に就任し、山本氏と30年来の関係を有する竹中平蔵
氏が蠢(うごめ)く国家戦略特区諮問会議を舞台に、行政プロセスを歪める獣
医学部新設が強行決定されていった。

農水省がブレーキをかけなかったのは、農水相に山本有二氏が居座っていたた
めであると考えられる。

山本有二氏が、度重なる失態にもかかわらず、農水相を罷免されなかった最大
の理由は、加計学園による獣医学部新設を強引に進めるに際して、農水相がイ
ンナーサークルの人間である必要が強かったためであると思われる。

山本幸三氏、山本有二氏、竹中平蔵氏、八田達夫氏、加戸守行氏が安倍首相と
連携して、加計学園による獣医学部新設が強引に決定されたものと考えられ
る。

「広域的に獣医学部のない地域に限り新設を認める」

「1校に限り新設を認める」

「2018年4月開学を条件とする」

という要件が定められたのは、加計学園による獣医学部新設を確定するためで
あった。

岩盤に加計という文字を切り取って、加計だけが通れるようにしたことは間違
いない。



したがって、内閣改造では、文科相、農水相、地方創生相に、この問題を厳正
に検証できる人物を登用することが必要不可欠である。

とりわけ、疑惑の総合商社と化している国家戦略特区諮問会議の徹底検証と人
心一新が不可欠である。

この国家戦略特区諮問会議こそ、不正と利益誘導の吹き溜まり戸化していると
言って過言ではないのである。

しかし、主権者国民に対する説明責任すら果たそうとしない安倍首相が、内閣
改造で疑惑を徹底検証する体制を敷くとは考えられない。

むしろ、疑惑に蓋をするために、内閣改造を行おうとしているのではないかと
考えられる。

内閣改造の前日夜になっても外相と蔵相ポストが明らかになってこない。

ここに「サプライズ人事」をはめ込んで、世間の目をそらすことが目論まれて
いるとも考えられる。



しかし、主権者国民は、巨大不正疑惑隠しを絶対に許してはならない。

何よりも重要なことは、

安倍昭恵氏

加計孝太郎氏

の証人喚問を実現すること。

また、憲法の規定に従い、安倍内閣に臨時国会を召集させること。

野党は、この二つを絶対に押し通さなければならない。

また、森友学園への国有地払い下げの交渉を行った、森友学園側の代理人であ
る酒井康生弁護士の参考人招致を必要不可欠である。

森友疑惑の本丸は財務省・近畿財務局である。

すでに核心に触れる事実も浮かび上がってきている。

問題の告発者である籠池泰典氏夫妻を逮捕して、本丸捜査に踏み込まないよう
では、日本の検察は完全なご臨終である。



そして、いま、最重要の課題が、民進党の分離・分割問題である。

前原誠司氏や枝野幸男氏は、党首になりたいなら、まず「悪徳民進党」を民進
党から分離独立させて、そのコップの中で代表戦を行うべきである。

安倍首相は10月22日の衆院補欠選挙に合わせて衆院総選挙を実施する可能
性がある。

今回の内閣改造にサプライズ人事を盛り込み、その勢いだけで衆院総選挙を乗
り切ってしまおうとの思惑が持たれておかしくない。

野党陣営の対応が遅れることを見込んで、先手必勝の戦術で総選挙を仕掛けて
くる可能性がある。

民進党の対応が遅れるなら、主権者国民自身が選挙対応の先頭に立たねばなら
ない。

その際の決め手は政策である。

原発廃止

戦争法廃止

消費税率5%

を公約に明記する候補を、すべての選挙区にただ一人擁立する。

党派は問わない。

政策選択選挙を実現するのだ。

民進党候補の多数が、この主権者連合=政策連合の候補にはなれない。

なぜなら、主権者連合=政策連合は、

原発推進

戦争法容認

消費税8%容認

の候補者を支援することはできないからだ。

内閣改造を契機に10月総選挙の見通しが急浮上することもあることを前提
に、政策連合の確立を急がねばならなくなる可能性がある。


                                                           


福田元首相、安倍政権を批判「国家の破滅近づく内閣人事局

2017年08月03日 12時42分24秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

福田元首相、安倍政権を批判「国家の破滅近づく内閣人事局

 

福田元首相、安倍政権を批判

「国家の破滅近づく
        
2017/8/2 20:24共同通信社
画像
インタビューに答える福田元首相
 福田康夫元首相は2日、東京都内で共同通信のインタビューに応じ、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画や「森友学園」への国有地払い下げなどを踏まえ、安倍政権下の「政と官」の関係を批判した。「各省庁の中堅以上の幹部は皆、官邸(の顔色)を見て仕事をしている。恥ずかしく、国家の破滅に近づいている」と述べた。2014年に発足した内閣人事局に関し「政治家が人事をやってはいけない。安倍内閣最大の失敗だ」との認識を示した。
 中央省庁の公務員の姿勢について「官邸の言うことを聞こうと、忖度以上のことをしようとして、すり寄る人もいる」などと指摘した。
 
 
 
 
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