2014年スタートの月桃コース。
こちらで使用するMOON PEACHについてちょっとご紹介。
MOON PEACHには「クレンジング」という粧材はありません。
あら、じゃあどうやってメイクは落とすの？？と疑問が・・・。
サーキュレイトオイルという商品を使います。天然の美容オイルです。こちらのオイルでメイクを落とすんです。
実は私はオイルクレンジング反対派。なぜか？オイルが悪いわけではなく、みなさんの使い方に問題が。
保湿のために使うオイルはべたつくから・・・と敬遠される方がたくさんいらっしゃいます。
そのせいかオイルクレンジング後、そのべたつきを敬遠され、必要以上に洗い過ぎる方が多いんです。
自分に必要な皮脂までも取り去ってしまっているんです。
そしてその後の保湿も足りてなく・・・、悪循環に陥ってしまっている肌に・・。
先ほどオイルが悪いわけではない、と書きましたが、通常オイルクレンジングの粧材には洗浄剤が添加されて
います。純粋なオイルではありません。
MOON PEACHがクレンジングに使うオイルはホホバ油に月桃の根、葉、茎を生の状態で漬け込んでいます。
熱を加えない冷浸法という方法です。
このオイルをメイクに馴染ませ、汚れを浮かせ、月桃のハイドロゾル（芳香蒸留水）で拭き取ります。
前の記事でもご紹介した開発者のうすきさんの言葉になるほど～、と感心したことが。
私はアロマセラピストなので、香り（精油）を使うことが必須です。精油を植物から抽出するには大量の植物が必要です。
自然環境のことを考えると、香りを採るために沢山の植物を伐採しなくてはならないことは果たしていいことなのか？
答えはそれぞれあると思いますが、基本的にはむやみな伐採はNOですよね。
現にローズウッドという香りはその木が香りを採るまでに育つのに年数がかかるのですが、むやみな伐採によって
絶滅の危機に陥り、現在この香りを販売しているメーカーを目にるすることはほぼありません。
なので私は精油の瓶から落ちる1滴1滴は植物からの大切な恵み・・と心から思い、大切に大切に使っています。
香りをとるときに芳香蒸留水が副産物として得ることができるのですが、MOON PEACHは精油をとるためにこの植物を
使うのではなく、この芳香蒸留水を採るために伐採しているんです。ということは、伐採する植物の量は精油を採るために
使う場合と比較すると、かなり少なくて済みます。副産物として香りが採れるんですよね。
そういったお話をうすきさんから伺ったときに、違う視点から物事を捉えるって大切だなぁ～と思ったのと同時に、とても
新鮮でした。
化粧水は南で育つ月桃と北で育つ白樺のハーモニー。肌に染み渡っていく感触と、和の落ち着いた香りがなんとも言えません。
そして保湿は先ほどのオイルを。乾燥がすすんだ肌にはクリームやバームが用意されています。オイルとブレンドして使うことも
できます。
かなりのシンプルスキンケア。植物の力をシンプルにダイレクトに感じられる商品となっています。
ぜひぜひみなさまに肌にもからだにも心にもスーッと染み渡っていく感覚を体験いただきたいと思っております。
月桃コース、ispotのページにも本日よりアップされましたのでご覧になってみてくださいね。
