10日付けの日経新聞、朝日新聞に火事の記事がありました。
福島県いわき市の老人介護施設で昨年末に5人が死傷する火災があり、
出火原因はリネン室にあったアロマオイルを含んだタオルではないか・・と
調査中という内容です。
昨年もこうした記事を見かけたことが何度かありました。
大きなサロンやスパですと、使用したタオルをクリーニング店などに
まとめてだすところが多いと思いますが、なかなか取り扱ってくれるところを
探すのが難しいようです。こんな火事が増えると更に受けてくれないかも・・。
オイルの付着したタオルを乾燥機で乾燥中、もしくは乾燥後に発火する事故が
各地で起きているらしいです。
でもアロマオイル・・・ってことではないように思います。アロマオイル・・というと
精油を含んだオイルという意味だと思いますが、精油成分は揮発していきますし、
植物油に対して1%～2%の割合しか含まれていません。
なので原因は植物油・・にあるのだと思います。
正確にはアロマ・・に限ったことでななく、精油を使用しないオイルトリートメント
全般にいえることなんだと思います。
私はタオルが傷むので乾燥機は使用しません。そしてトリートメントのときは
タオルにオイルが付着するのを防ぐためにディスポシーツも利用しています。
そしてもちろんタオルは1人のトリートメントごとに取り替えます。
何人も同じタオルでトリートメントすると、やはりタオルがオイルをたくさん
吸うので、重くなり洗濯も容易でないのでしょうか・・。
アロマで火災・・というとろうそくで香りを焚くアロマポットがここ数年原因として
よくいわれています。私は個人的に精油をろうそくで焚く方法をおススメして
いません。火災の原因になるから・・というより、精油は熱に弱いので、お部屋
全体に香りを漂わせるならディフューザーの使用が一番だと思います。
せっかく自分のリラックスのために、香りを楽しむためにアロマテラピーを
利用するのなら、安全に楽しみたいですよね。
みなさんも気をつけてくださいね。