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それでも町は廻っている 5巻

2009年03月10日 | マンガ


■エビちゃんがいいのねん
とある町(丸子町)の商店街…の近くにすむ嵐山歩鳥ちゃんを中心とした日常の物語ですね。歩鳥は商店街にあるシーサイドという突然、メイド喫茶(風)の営業をする事を思い立ったお婆さんの店でバイトをしています。ちなみに一緒にバイトする事になった辰野俊子(タッツン)は商店街の魚屋の真田くんが好きなんですが、真田くんは歩鳥の事が好きです。




…で、このマンガ出てくる女の子たちって、みんなすごく可愛いので気に入っているのですけど。(男キャラも練ってあるけど基本的には女の子たちにフレームが入るように描かれていますね)中でも4巻あたりで出てくる歩鳥の弟・タケルくん(小学生)のクラスメート・伊勢崎エリちゃんが好きですねえ。いや、多分ツンデレキャラなんですけどね。「か、勘違いしないでよ!?…べ、べつにあんたのタメなんかじゃないんだからね!」みたいなフォーマットなセリフは原則口にしないんですよ。実際「ツンとデレがあるキャラクターってどういうの?」っていうか、作者がフォーマットに拠らない解釈で「キャラ組んでいる」感じですね。…というか、歩鳥の弟のタケルくんがまた、良い少年で……。このカップル自体が好きってところがありますね。…まだカップルになってないけどw




まあ、とにかくエビちゃんは、殴ったり、強めに指突きしたり、ボディ・タッチが乱暴ですwこれテレ隠しっていうか……元々、やんちゃしている男子生徒を注意したりする学級委員タイプの気の強い女の子なんで、タケルにも主張が強くなるというか…こう“殴る”という…本当にタケルが好きなんだろうか?と思わせる「所作」が堪りませんwんでも、タケルの言動とかにいたく感動していたりするから、やぱりタケルが好きなんですよねえ…んじゃら、殴っちゃダメじゃん?w
んで、エビちゃん普段もかなりそっけないから、一度、タケルはエビちゃんは自分の事好きなのかな?と思ったはずなんですけど、殴られて、思い直して、その後もうエビちゃんの事は気にしていないんですよね。で、もうずっとその距離感。タケルが一緒に作った学級新聞の取材(学校の観察池にいると噂の怪物の正体を調べる)をやり切った時も、エビちゃん、タケルに惚れ直すくらい感動しはずなんですけど、そっけない態度はそんなに変わらなくって……でも、目一杯の主張で、タケルが「痛い」って思うほど、タケルに強く指突きするんですよね。もう、何かね…その距離感が甘酸っぱすぎる。そんなワケで、登場回数ってそんなに多くないんですけどね。エビちゃんがいいのねん。