今何処(今の話の何処が面白いのかというと…)

マンガ、アニメ、特撮の感想ブログです。

サイトの引っ越しとか…。

2008年12月09日 | 備忘録
ここ何日かかけて、自分のHP「漫研」のメインエンジンの部分を引っ越ししていました。(http://www.tsphinx.net/manken/ )過去ログや、コラムを格納している部分も随時、引っ越して行き1年後くらいには今のドメイン管理を打ち切る予定です。

それに合わせてページ内のCGIプログラムも、設計含めて、リライトしなおしています。…まあ、これまでperlで書いていたスクリプトをPHP5に書き直しているだけなんですけどね。
今年「漫研」の方は今年開設して10周年を迎えたわけですが、大体2001年頃から自作のCGIプログラムを導入しており、自分の気の向くまま、遊びたいままに、機能の追加や他のプログラムとの連動を行ってツギハギだらけ、ディレクトリの構造もガダガダのぐだぐだだったものを、組み直す機会が持ててよかったです。

最近のウェヴサーバーのperlの処理速度はけっして遅くはないのですが、やっぱりPHPは処理の早さや、開発のしやすさで一歩上という感じがします。敢えて言うと文字コードの処理でPHPでしばしば困る~文字コードベースがEUCでサーバー管理者じゃないとその設定を変えられない~事が多いのですが、perlではその処理で困った事はほとんどありません。…まあこれはperlそのものがどうとかじゃなくってjcode.plがものすご~く!優れたプログラムって事なんですけど。(まあ、そういった環境含めてプログラム言語のよさって事ではあると思いますw)つか、Shift_jisの日本語文字コードとしてのだらしなさは何とかならないものか(汗)まあ、妙に普及している以上、文字コードの苦労は慢性的に背負い込んでいる方がいいのでしょうけどね…orz
しかし、そこらへんの苦労含めてプログラムというものは面白い!です!!最近、GiGiさんのブログでゲームの「面白さ」について語られていましたが、http://d.hatena.ne.jp/GiGir/20081130/1228025852 これにもやっぱり「娯楽の核」があって「解決可能な問題」を(他の事例を見たり、解決できそうだと頭の中で整理しないと取りかからないからね)「継続的に提供」される装置だと思いますw

まあ、ブログ隆盛でWeb2.0と言われて久しいこの時代にナロー・バンドっぽさ丸出しのサイトなんですがw(汗)「漫研」を今後ともよろしくお願い致します。

予定メモ

■「電視の部屋」イナズマイレブン → ともかく一本書かないといかんよ。

■「クラナドアフター」 → ちょっと作画チェックを入れたいところ。…ってかKeyのゲーム一通り遊んだ方がいいよなあ…。

■「ユニット構造」の考察 → 次回、今週の一番の雑記書く時に「アスクレピオス」をWF分類のサンプルとして遊べないか?

 ・「アイシールド21」 → セナ~蛭魔~栗田、セナ~モン太~蛭魔、蛭魔~栗田~ムサシ、メモ書き…ん~(思考中)

■書評 … 「ギャンブル!」の解説にとりかかる → 「伊賀の影丸」の話タイトルは「伊賀の影丸忍法帳」でいこう。
※すっげ~遅れているけど、これ終わらなきゃ「影丸」にとりかかれない。

■私が愛した悪役たち … 風見博士の次は、メンデル博士…と思ったけど「キャシャーンSins」記念でワルガーダってのもありかも。

今週の一番:11月第4週:月光条例 第7条[わらしべ長者]

2008年12月09日 | マンガ
http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10388.html#563



この回で少し言い足りなかったというか「HxH」のネームはやっぱりすごいなあ…って話があって。この回、特にこの画ですよね。最初に竜に乗った王とネテロの画が目に入ります。あ、場面が変わったなと。それで視線を少し遊ばせると、右下の方に何かある…あ、これも王とネテロだという。これねえ…2枚の見開き画を1枚の見開きに収めているんですね。そして実際に、2枚分の見開きを観た効果がきっちり出ているんですね。……あっと、仕組み的には3枚の画って言った方がいいかもしれませんね。1枚目=王&ネテロ(大)、2枚目=王&ネテロ(小)、3枚目=背景、ですね。アニメのセル画をイメージして欲しいのですが、3枚目の背景は1枚目と2枚目の背景を共有しているわけです。背景のだまし画というか…。その情報を読む“間”がね……もう、何というか時間と空間が凝縮された画になっています。
僕はよくマンガのネームの批評で「情報が詰まっている」って話をするのですが「情報詰める」って正にこういう事を言っていて、それは何もコマを細かく割って言ったり、セリフを長々と書き連ねたりする事で高まって行くものではないんですよね。無論、最初は情報を俎上に上げるだけ上げておく必要があるのでしょうけど、その上で、今度は切れるだけ切って行く。その前に、情報を兼ねるだけ兼ねて行く。そうやって必要な大ゴマ、見やすい読みやすい画のスペースを確保して行く。俳句や短歌の作り方に近い感覚になってくるんですが、そうやって練り込まれたネームというのは、それだけで感動があります。富樫先生のネームは、少なくとも少年ジャンプ的なネームの組み方を極めた感がありますね。…それは、えらく時間を得た上で練り込んで描かれているものではあるんですけど…(汗)しかし、時間をかければ誰でもできるというものではないので、とても貴重に思っています。