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そんな好奇心から衝動的に作りました。

アカヤシオの鳴虫山で泣く #2

2014年05月03日 22時39分11秒 | 山登り in 日光エリア

2014年4月27日(日)

 4月27日、鳴虫山に登った続きです。
 頂上は団体で登ってきた方もいらして結構混雑していましたが、みな口々に「きれいねぇ~。」「良く咲いているわねぇ~。」と語り合い、晴れ晴れとした気持ちはみんな一緒です。


 座ってお昼ごはんを食べ、見上げるとこのアカヤシオ。 ついこの前まで雪で真っ白だったことが幻のようです。
 さて、時間はまだ11時20分ごろ。 できれば下山後もう一か所行きたいところがあったのでさっさと下山します。

    

 頂上直下にはこの階段。 近くの奥様方が「まぁ。これができて良くなったわねぇ!」とおっしゃっていましたから、最近できたのでしょうか。 結構急な階段です。 それを過ぎるとこのやせ尾根。


 登ってきた鳴虫山山頂を振り返るとアカヤシオの桃色が美しい。 けど、枝が切れる場所がないんですよね。(ToT)

      

 街を目指して下ります。 が、登りもきつかったけど、下りがまたすごくきついのよ。(;´д`)
 合方(がっぽう)、独標(どっぴょう)とピークを越してゆくのですが、なんだかすごい下り。 そして各ピークに至るためにまた登り。 鳴虫山に登ってくる3倍くらい下ったのではないかと思うくらい下りました。 そして街はすぐ近くに見えているのに「いつになったら着くの~!(ToT)」というくらいヘタりました。w

 出発前にyukoさんがメールを下さり「下りが大変だから気をつけてね。」と教えてくれました。 そのおかげでポールを持って出たのですが、本当にこれが役立ちました。 yosiさんのレポを見て「持って行かなくちゃ」と思ったのに忘れていたのです。 本当に良かった。 持つべきものは友です~! (*ノωノ)

 しかし、こちら側から登ってくる人たちにも何組か出会いました。 これ、大変だろうなぁ。。。

    

 そんな険しい下り道にもスミレの葉。 たぶんピンクのスミレ。 ここではつぼみも見られましたが、もっと標高の低い杉林の当たりではいくつか咲いているものも見られました。 けれどこの時私はすでに小さなお花を撮る気力も集中力もなく、ひたすらヘロヘロになって歩いていました。
 ようやく清滝に向かう高速道路近くの発電所まで来て鳴虫山を振り返る。 「遠かったなぁ~。」と。 けど、街まで出るにはもうひと歩き。 はひぃ~(;´д`)


 含満ヶ淵の化け地蔵様まで来ました。 ハイカーと観光客が出会うポイントです。 含満ヶ淵では新緑も見られ、まだ桜もきれいに咲いており、とても和やかな景色です。


 秋には美しい紅葉を見せてくれた浄光寺さんでは桜が咲き誇っていました。
 「日光桜回遊」は4月30日まででしたが、本当に4月いっぱい、もしくはそれ以降も、日光では桜の花が楽しめますね。


 大谷川、神橋より少し上流から。 新緑に抱かれた日光金谷ホテルが美しいですね。

 さて~! ここまでくればもう少し! 神橋を越えたらおやつですよ~!(^O^) おやつ、おやつ~!!

    

 まずはベー太さんから「日光湯波ふじや」さんの「さくらのゆばゼリー」がおいしそうだ、という情報が。 「ほうほぅ。湯波屋さんのスゥィーツですか。」 で、寄ってみる。 ところが売り切れ(ToT)

 そこで、お向かいの「湯沢屋」さんへ。 「yosiさんとnaoさんが美味しそうな物召し上がっていたわよねぇ~。」と。 もう即決で水羊羹サンデー!(^O^)
 水羊羹サンデーは水羊羹の上に豆乳ソフトクリームが乗っているのですが、これ、お~いしぃ~!!\(^O^)/ ソフトがちゃんと豆乳の味!! 特にこの日は暑かったし、体力も使ったからねぇ。 けどみなさん。 湯沢屋さんのスペシャリテは酒饅頭ですのよ。 お忘れなく。(モモクリさんの受け売りww)

 ということで、下山後もう一つ行きたかった場所は疲労のため却下となり、おやつタイムとなりました。 だって、神橋に着いたのが午後3時ごろですからね。 なんと下山に3時間半かかった、ということだわ。(;´д`)

 ということで、この日のタイム。

御幸町駐車場8:00 - 神ノ主山山頂9:05 - 鳴虫山山頂10:45 (お昼ご飯)- 山頂出発11:20 - 独標12:50 - 発電所13:40 - 神橋14:55(おやつ)- 御幸町駐車場 16:00

 写真を撮っていたというのもありますが、やっぱり時間かかり過ぎ~。 というか、このくらいかかるのだわ、わたしは。


 この日は中禅寺湖畔で一泊しました。 奥日光に向かう道すがら、開けたところから見えた鳴虫山とその周辺。 奥の中央が鳴虫山ですよね? 実はこの日初めて認識しました。
 「そうかぁ~。」と改めて見渡して、感慨にふけったのでありました。 街から「ちょっと登ってくるよっ!」というくらいの距離にこれだけのお山があるのですから。 やっぱり日光。 すごいです。