out of curiosity

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そんな好奇心から衝動的に作りました。

長野県 青鬼(あおに)の棚田

2011年05月23日 22時08分41秒 | 田んぼ ・ 棚田

5月1日撮影


 今年のゴールデンウィーク。 ひょんなことから長野県に行くことになり、ついでに以前より行きたかった白馬村の青鬼の棚田に寄ってきました。 
 白馬と言えば1998年の長野オリンピックで船木、原田、岡部、斉藤選手によるジャンプが忘れられません。 特に失敗ジャンプを克服した原田選手には泣けましたー。 
 また白馬は関東、関西から多くのスキー客が訪れるスキーのメッカです。 まるでヨーロッパの村に紛れ込んだようなしゃれたホテルやペンションがそこかしこに見られます。

 そんな白馬スキーエリアからJR大糸線を挟んだ向かいがわに、江戸後期の時代から残されている古い民家の並ぶ小さな青鬼集落があります。 その美しい歴史ある建造物と石垣の棚田、向かいには白馬連山を望む大展望から、今では私のような者も写真を撮りに訪れるわけです。 上の写真がその景色です。 あいにくの天気で峰は雲に隠れていますが、どうですか。 これが晴れていたら、と想像してください。w
 雪をかぶった山のふもと、中央よりやや右辺りに緑色のスロープが見えますが、これが長野オリンピックのジャンプ台です。









 まぁー、ここまで美しいと、晴れていて、青空で、田植え直後の小さい稲が植わっている田んぼに白馬の山々が写っていて、と妄想してしまいます。 実際今頃だろうな。。。とか。w


 小さな村ですが、棚田百選にも選ばれ、重要伝統的建造物群保存地区にも選定されていますから、観光バスが入ることもあります。 村の入り口には駐車場があり、そこから先には車が入れないのがいいです。 

 私が行った時には天候が悪かったこと、まだ田に水が張っていないことなどからそれほど観光客はいませんでしたが、どうやらいい時期にはベストショットポジションを確保するのに苦労するほど人が訪れるようです。 うぅむ。

 村の入り口の売店にはこの村一番のご長寿ガイドさんがいらっしゃいます。(写真右端) 大正生まれだそうですが、シャキシャキしていらっしゃいます。 村のことは何でも教えてくださいます。 売店には栂池のサイダーが売っていますが、息子さんが栂池でお土産屋さんをやっていらっしゃるのだそうです。


 なんだかおとぎの国のようなつづら折れの坂道を上がってゆきます。


 いい石垣ですねー。 白木蓮がまだ咲いていました。

 田んぼの隅に残っている白いものは雪ですよー。w



 最後に八方のジャンプ台です。

 どうしてあそこから飛べるんだか。。。