out of curiosity

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そんな好奇心から衝動的に作りました。

夏旅行2008 軽井沢 鬼押出し園

2008年08月19日 00時58分44秒 | travel

 昼食後は『鬼押出し園』に向かいました。

 鬼押出し園は天明3年(1783年)の浅間山噴火によって流れ出た溶岩の原の中に作られています。 園内を歩くと噴火の恐ろしさ、溶岩の中から再生されている木々の命の強さ、浅間山をバックにダイナミックな景観などを見ることができます。


 少しもどりますが、上の写真は長倉から国道146号線を上り、鬼押出し園に向かう為、鬼押ハイウェイに入ってから撮ったものです。
 鬼押ハイウェイは有料道路ですが、浅間山を眺めながらドライブを楽しむには最高のルートです。 途中売店やレストランが設置された休憩所もあり、そこから望む浅間山のスケールの大きさは格別です。 
 この日は雲が多くすっきりとした浅間山の写真が撮れず残念でした。 雲が無くてもやや逆光気味の位置にあるのかな。。。? 言い訳w

   

 鬼押ハイウェイを抜けると目に入ってくるのが左の写真の建物です。 なつかしぃっ! 小学校の移動教室でここを訪れました。 上の娘が小さい時にも一度来ていますが、それから数えても17~18年ぶりです。 
 右の写真奥には浅間山が見えるはずなんですが。。。w

   

 散策の始まりは写真左の門から。 まるで地獄の入り口? もちろんバックは浅間山が見えるはず。。。

   

 こんな雰囲気の中をテクテク歩いてゆきます。 前方には娘が歩いています。
 ものすごい溶岩ですが、木の成長もすごいです。 どうしてこんなところに木が生えてくるのか理解できません。
鬼押出し園の中は観光のために植えられた木もあるでしょうが、周りを見回せば樹海のような森になっています。 

   

 富士山の周りも、昨年行った裏磐梯もそうですが、噴火で焼けただれ、溶岩や火砕流で埋め尽くされた場所が、こんな緑になってしまうのですから、自然の力はすごいです。 

   

 散策路最後の方の岩陰に「ヒカリゴケ」を見ることが出来ました。 ヒカリゴケはそれ自体が発光しているのではなく、レンズ状細胞と呼ばれるものが光を反射し、葉緑体の影響でエメラルドに輝いて見えるのだそうです。 ここではヒカリゴケが自生しており国の天然記念物に指定されています。 どうやら東京の江戸城、埼玉の吉見百穴にもあるらしいけど。w

 鬼押出し園を見終わった後は、『浅間牧場』に行きました。 車でわずか10分足らずのところです。
 浅間牧場はリンク先にもあるとおり「♪丘を越え行こうよう」の歌のモデルとなった地です。 浅間牧場茶屋だけでなく、ぜひ丘を登ってみるといいですよ。 本当は天丸山まで登るともっとすばらしい景色らしいのですけれどね。 右の写真は「丘を越えて」の歌碑近くから眺めた景色です。 この左奥の方に鬼押出し園があるはずです。 手前の緑は牧草地ですが、この辺から牛を見ることはできないそうです。 とても広いからです。w
 すでにススキが赤くきれいでした。 一日目はここで終了。 夜は激しい雨が降りました。 翌日がちょっと心配です。