out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

いちょうの木

2005年12月02日 01時30分21秒 | weblog
 東京都清瀬市と埼玉県新座市にまたがるとある場所に「米軍大和田通信所」という施設があります。もとは「旧日本海軍気象通信所」だった物だそうですが、詳しいことはこちらこちらを参考にされてください。
 
 本日はこの施設のことではなく、ここにある立派ないちょう並木を見ていただきたくて。。。いちょう並木だけでなくこの写真のように広々とした牧場を思わせる敷地内では、今とてもきれいに色づいた木々が見られます。

 とは言うものの、米軍基地内ですから当然敷地内に立ち入る事はできません。フェンスの外からの風景です。フェンス越しからなんとか美しいショットを狙ってみたのですがどうでしょう?堂々としたたわわないちょうの感じがわかるでしょうか?

 この施設脇の道路はまるで黄色いいちょうのトンネルのようです。この下を車で走りぬけると、太陽の光を通したきれいないちょうの葉がキラキラと輝きそれはそれは美しいのです。ただし、大量の銀杏も落とすので、窓は閉めておいたほうが良いです。w

 通信所ということもあり、外からも変わった形のアンテナが見られます。

 奥の遠くのほうですが、見えますか?

 これも奥のほうですが、とても高い鉄塔です。小さい写真では見にくいので、写真をクリックして大きくして見てくださいね。

 夜ともなるとこれらのアンテナがオレンジ色の電灯に照らし出され、なんとも不思議な景色になります。

 いちょうの木は「生きた化石」とも呼ばれとても起源の古い、生命力の強い木なのだそうです。こちらなどを読むと、なるほどと思います。神社などにいちょうがあるのは、なにか不思議な偉大なものを昔の人も感じたからかなぁ。

 よく通ったこの道に車を走らせ、高く澄んだ青い空、輝くいちょうの葉を見上げると懐かしい曲がかかった。なぜか涙が溢れてきてしまいました。切ない感じがこみ上げて、止めることができませんでした。
 けど、運転中に泣くのは非常に危険です。w