out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

天空回廊 + 30min

2013年05月25日 01時51分27秒 | 栃木県霧降エリア

2013年5月18日

 天空回廊1,445段を上り、お天気も良く気分も良く、天女になって浮かれていた私はもうちょっと上の方まで登りたくなりました。
 上り始めたのが8:15a.m.ごろ、一番上の展望台に到着したのが9:10a.m.ごろ。 この後の予定を考えると30分くらい登ってみて、また写真を撮りながらゆっくり降りてくるとちょうど良いかな、ということで決定。

 上の写真は展望台先を少し上がった「キスゲ平 標高1,635m 」と書かれた道標のある場所です。 ここが小丸山なのかな?


 もう少し上に登ります。 左側に見える谷や崖にアカヤシオがたくさん咲いているのが見えます。 あのかわいらしいピンク色のアカヤシオのイメージがなんとなく変わります。 厳しい自然の中でこんなにたくましく咲いているんだなぁ、と。


 木の種類にもよるのでしょうが、標高の低い所では新緑が見られます。 


 歩いてきた所を振り返るとこんな感じです。 一枚目の写真が右端中央の平らに見える所からだと思います。


 歩いている右側には丸山が見えます。 後からこの丸山をぐるっと回ってレストハウスに戻る地図をもらいました。 途中赤薙山と丸山方面の分岐があったのは確認しました。


 その丸山の斜面にこのアカヤシオを見つけた時には「行ってみたいなぁ」と思ったのですが、そうする勇気はありませんでした。 そこまで行って戻ってきても良かった。 こんなにお天気が良くて、あんなにきれいな色で咲いていて、こんな機会はもう無いかもしれない。 この後の予定はまたの機会でも大丈夫じゃない?
 などと思ったりもしましたが、なかなか臨機応変に予定を変えたりできない私です。


 岩がゴロゴロしているちょっと広めの所まで来ました。 ここで写真を撮って帰ろう、と決めました。 すると後からきた若者三人が景色を眺めています。
 明るい青の帽子、赤のザックがカッコ良いです。 とてもファッショナブルな三人でした。 


 二人が先に行き、一人が自分撮りでしょうか。 かわいいですね。 ちょっとラ○ドネチックな写真になったかな?w


 最後に階段途中から撮った日光市内方面の景色を。 中央に銀色の丸い建物が見えますが、これがいつも私の行っている霧降アイスアリーナでしょう。 その右の方のとんがったお山。 うん。 確かにいつもアリーナから見えてたと思う。
 アリーナよりちょっと左奥に見える緑の屋根が東武日光駅? そこから更にちょっと左奥が日光宇都宮道路日光口? みたいです。


霧降天空回廊にて天女になる

2013年05月23日 14時43分06秒 | 栃木県霧降エリア

2013年5月18日(土)

 先日の土曜日、霧降高原キスゲ平園地に行って1445段の階段「天空回廊」を制覇してきました!w

 本当は20日、月曜日に行こうと思っていたのですが、天気予報を見るとどうやら月曜は雨とのことで万障繰り合わせて土曜日に決行。 結果こんなにいいお天気。 むしろびっくりしたわぁ~ w(°0°)w

 実はその前の週にも奥日光に行っており、中禅寺湖他の桜など撮ってはいるのですが、まったく写真の整理が間に合わない。 だって、この週も「天空回廊」はもちろんだけど、湯元で桜が満開、と聞いてはジッとしていられなくなっちゃったわけですよ。 ま、そのほかにもあれとかこれとか気になるものもあって。。。

 とりあえず、桜の方はあとで思い出話としてまとめるとして(ぇ?w)、たまには旬な物を出したい、と思ったわけですが既に5日が経とうとしている。 あぁぁぁ~。w

 けど、たぶんキスゲ平はこれからツツジの季節を迎える。 そして7月にはキスゲが咲き乱れる。 その前にキスゲ平園地の様子をちょっとお伝えいたします。



 タイトルの天女ですが。 「天空回廊に上った女」を略して天女?w まぁ、何でもいいんだけど。w この空に近い所からの眺め、さわやかな風に吹かれてたなびく雲を見ていると、誰でも天女気分が味わえます。
 もちろん階段を上っている時にはヒーヒーなんだけど、写真を撮りながら、休み休み上っていると最上段まで上がるのもそんなに苦ではありませんでしたよ。

 まず、左の園内マップを貼っておきましょう。 A地点、G地点などの名前が出てきたらこの図をご覧ください。

(これは昨年撮ったものですので、通行止めなどは現在の物とは違います。 けれど、まだ階段部以外に侵入出来ない場所もありましたので、詳しいことはキスゲ平園地にお尋ねください。)


    

 さて、では一段目から行きましょう。 左の写真を見ていただけるとわかりますが、バスで来られた方。 バス停降りたらすぐ一段目です。w
 そんなに急がなくてもこの写真右側の方にレストハウスがあります。 そこで一休みするのもOKですね。 けど、レストハウスは午前9時オープンです。 それ以前に到着された方、お手洗いがレストハウス内なのでちょっとビビリます。 そんな時にはちょっと歩きますが、県道を越えた先の第3駐車場に行くと24時間オープンのお手洗いがありますので、そちらへ行きましょう。 階段から先にお手洗いはありませんからね~。 
 それにしても、山の斜面に一直線に登る階段。 下から見上げるとちょっと萎えます。w けど「割と短い?」なんて思っちゃったりもします。

    

 この時期新緑の葉が出始めた木と、まだ茶色い木が混在しています。 でも、この柔らかな緑は今だけだな~、と気持ちよく登ってゆきます。 階段には100段ごとに右写真のようなプレートが付けられており大変励みになります。w
 上の園内マップを見ていただけるとわかりますが、階段を上り続けるだけでなく、つづら折りの横道にそれることもできます。 これからどんどん色々な植物が花をつけたり、昆虫が集ってきたりするでしょうから、そちらの方からゆっくり登るのも楽しいですね。

    

 B~E地点辺りの木の多い所での写真です。 ツツジはまだ咲いてはいませんでしたが、階段沿いで左写真くらいのトウゴクミツバツツジの蕾が数か所見られました。 他の種類のツツジもあるでしょうが、色のついた蕾はまだ見られませんでした。 
 右写真はオオカメノキですが、これはたくさん見られました。 もうどんどん散ってゆくのかな?


 ここでG地点。 500段くらいのところです。 この辺から上の地点では散りかけのカタクリが見られました。 
 そうそう。 「園地のスタッフブログ」ではエンレイソウなどのお花も紹介されていたのでちょっと気にしていたつもりなのですが、フデリンドウしか見つけられませんでした。 まぁ、この日は登ることがミッションだったので、またの機会に。。。

    

 ここで避難小屋のあるL地点です。 左写真が振り返って下を見た景色、右が上を見上げた景色。 ここからが真っすぐ最上段へ上がる「天空回廊」です! 小さくて読みづらいですが、10段目には「700段」の文字があります。 ここで約半分なんですねぇ。

    

 上り始めました~! 真っすぐですね~!!w 右写真のようにところどころ出っ張りがあり、さえぎるもののない景色を見ることができます。 
 なんか、そんなにたくさんあるように見えないのですが、さすがに上れど上れど着かない、みたいな。w なので、3か所ある展望デッキで景色を眺めながらゆっくりいきましょう。

    

 こんな景色が見られますよ♪ ね。 天女気分でしょ? 
 右写真では右上隅の方から中央上端の方に向かって平らな部分が見えますが、その辺が今市あたりではないでしょうか。 手前くねくねと見えるのが県道169号かな。 この日もたくさんバイクが走っていましたね。

        

 とうとう来ました、1,445段!! おめでとーっ!!\(^O^)/ いやこれマジ、落ちたらゴロゴロゴローッ! 避難小屋へドッスーンッ! って、ディズニーみたいな映像が頭に浮かんじゃうね。w


 はい。 最上段から見下ろすこの景色。 ちなみに展望台は左に行ってさらに10段くらい階段を上ってくださいね。w



 最上段展望台まであがったものの。。。背後からは小丸山がこちらを見下ろしている。 お天気も良くなんかそんなに遠くない感じ? 
 ということで、このあとちょびっとだけ小丸山に向かって歩いてみました。 しかし、この日はこの後の予定もありましたし、登る気持ちの準備もなかったので、ほんとにちょっとだけ。
 でも、気持ち良かったなぁ。 こんどは本当に登ってみたいな。 展望台から小丸山頂上までは標高差20mくらいだから。 出来たらその先赤薙山にも行ってみたい。 
 お隣の丸山へのトレッキングコース地図もいただいたんだ。 本当に今度は行くかもね~。

    

 ということで、この日はちょっと展望台付近を散策後下界へと舞い降りました。 右写真、奥に見えるのが丸山です。

 最上段へは整備された階段を行けばいいので軽装のかたも多いです。 けど、やはりそこは山。 突然の雨とか雷などもあると思うのです。 私はちょっと心配なので足元は登山靴、リュックには雨具、飲み物、お菓子、はやっぱり持って行きました。

 霧降高原は梅雨に入ると雨、霧の日が多いそうです。 「キスゲの時期も大抵雨だ。」とよく聞きます。 昨年は2日行って2日ともあまりいいお天気ではありませんでした。(2012年7月8日7月9日

 それでもやっぱり今年も行きますよ。w だってやっぱり霧降は私にとってホームだから。(ぇw


霧降高原 カエルをたずねて隠れ三滝

2013年05月16日 14時37分05秒 | 栃木県霧降エリア

2013年4月29日(月・祝)

 先日5月13日(月)に奥日光の桜を見に行きました。 モブでそんな様子をアップしましたが、まだ4月のカエル旅が残っているので、そちらを先に。

 4月28日、奥日光の西ノ湖でも戦場ヶ原でもガマ合戦が見られなかった。。。どころかカエルの一匹も見られなかったので、翌日は霧降高原へ向かいました。 情報筋によると霧降ノ滝近くの池でカエルの卵を見た、ということなので行ってみたのでした。

 まずは霧降ノ滝へ寄り、アカヤシオとのコラボはどうかなぁ~、ということだったのですが、残念ながら今年は既に終了。 昨年は4月30日でこの咲き具合だったのになぁ。
 昨年は寒かったし、今年は暖かかったし、なのでしょうがないですね。 アカヤシオは無いですが、その代わり新緑の色どりが出てきています。

    

 紅葉の時期も良かったですが、新緑の時期もいいですねぇ。 いや、伝わっていなければごめんなさい。 けど、淡い緑のグラデーション。 そこに春の紅葉も加わり、何ともいえず初々しい。


 この日は赤薙山、女峰山も良く見えました。 華厳の滝は大きな中禅寺湖から流れ出る、と言う感じですが、霧降ノ滝は山の奥からずっと流れてきた水が滝となって落ちてゆく、という様子がよくわかりますね~。

    

 さてカエルですが。 残念ながらここでもカエルを見ることはできませんでした。 カエルがいた痕跡は卵として残っていたのですけどねぇ。 見事なチューブ状が見えるので「ヒキガエルはチューブ状だっけ? これはヤマアカガエル?」などと言っていたのですが、アズマヒキガエルの卵がチューブ状だそうです。 ということは、前日に見た卵がヤマアカガエルかなにかの卵だったみたいですね?

 霧降ノ滝を離れ、チロリン村さんに向かいました。 霧降高原隠れ三滝を廻ってみようという計画です。 水辺を歩けばカエルに出会うかもしれないし。
 それに以前私は隠れ三滝を下の娘と散策するつもりが、最初の滝までもたどり着けずに引き返した経緯があるので、今回こそは三滝全て見てやるぅ~、という意気込みでした。w

 隠れ三滝を廻る際、チロリン村さんで車を置かせていただけるので大変助かります。 当然散策後の疲れた体には天然氷のかき氷や美味しいコーヒー&ケーキが最高です!
 霧降隠れ三滝の地図もチロリン村さんのサイトからダウンロードできますよ!

 と言う訳で、歩き始め、急な下り坂を私が先頭で歩いてしまったため、後ろからの山狸プレッシャーを感じ写真がありません。w
 ニリンソウがたくさん咲くポイントまで来たところで先頭強制終了!w まぁ、ほんの15分くらいのところなんですけどね。 山狸妻殿にお花を見ていただきたかったので、ニリンソウが咲いていて良かったわぁ~。


 今年もはいつくばって撮りました。w しかしカタクリには間に合わず。 その他ネコノメ類ですか? それもちょっと見えなかった感じで。 またのお楽しみですなぁ。


 そして最初の滝「丁字ヶ滝」 来た来た~\(^O^)/ きれい~(^O^)

    

 さらに10分ほど歩き川を越えてゆくと次に見えてくるのが「玉簾(たますだれ)の滝」でございます。 この滝も見ごたえあります~。 横に広くまさに簾のように水が流れ落ちる様はすばらし~。


 少し進んだ高い所には展望台も設けられております。 上からの眺望も良いですねぇ~。

    

 ところどころ歩きにくい場所もありますが、ほとんどの場所がきちんと整備されまた道標もあるので迷うことなく歩けます。 左手に玉簾の滝の上流を見ていますが(右写真)なんか川床がとても赤いんです。 滝の岩も赤かったですが、何でしょう? 鉄分が多いのでしょうか?

        

「えいやっ!」とこんな坂も登りました。 こういうのが苦手なの~(;´д`) そしてほどなくするとマックラ滝へ向かう木橋へ。 ここに500mmの大砲を持った写真家さんがいらっしゃいますが、この方私たちが歩いている最中ちらちらお見かけしました。 最初の方の地点では「オオルリがいるよ~。」と言ってカメラをのぞかせてくださいました。 惜しいことに逆光ぎみで鮮やかなブルーが見られなかったのですが(肉眼でも)うれしい体験です。 ここではカワガラスを撮っていらしたかな。


 はい。 これで隠れ三滝制覇です! 最後の「マックラ滝」。 北向きの滝で、とても珍しいのだそうです。 右側に見える大きな木は「サワグルミ」で樹齢350年だそうです。

 いやいや~、無事三滝廻れて良かったです~!\(^O^)/ 
 「どの滝も出来ればもう少し滝に近づきたかったね~。 夏に濡れても良いシューズ持参でまた来よう!」と話し合った私たちでした。 

 帰り道はダラダラと登りの管理道路(進入禁止になっています)を歩きました。 アスファルトで足元は良いですが、この最後のダラダラ登りも結構辛い!w
 けれど道路わきにはたくさんのスミレや小さな花、カタクリの葉もたくさん見え、また来年の春、妖精たちがたくさん咲いている頃に来れるといいな、と思いました。

 ちなみに聞いたところのトレイル情報によると、チロリン村さんの地図、⑥からツツジヶ丘方面に向かうルートと、⑬から伸びるルートは道が荒れているそうです。 行かれる方は①からか、通行止めの道路のゲートからのエントリーが良いようです。

 そう言えば、私たちが歩いたのが4月29日。 145年前だったら大変なことになっていたよーっ!!www(1868年4月29日 戊辰戦争。六方越えに使われた道の一部が近くを通っています。)