がちょうのうたがきこえてくるよ

最初に言っておく。私は、今、仮面ライダー沼にハマっている!!

大人パンク

2009-06-24 | Music
ラストオーダーズのライブに行ってきました。
今まで、近くで見るのが恐れ多くて行けなかった、安斎さんのバンドを初めて観に行ったわけです。チョコベイビーズの時は、本当に腰が引けてました。
でも、いや、もう、なんというか、今まで思い切って行くことができなかったのを切実に後悔。
ステージの安斎さんは、本当にカッコよかった。
大きなイベントのライブは観たことがあるんです。
でも、数メートル先にいる安斎さんが歌ったりギターを弾いてるのは初めてで....。

まぁ、安斎さんは特別枠なので、置いておいて。
ラストオーダーズ。
去年、サマソニに出て、その反省会がタモリ倶楽部で行われたあのパンクバンドです。
そこに田口トモロヲ氏が新加入し、今回のオフレコ・ジャンボリーが行われました。
スキャンダルという女子高生コスプレロックバンドとリリー・フランキー氏が対バンとして参加。
なんで、いい歳したオッサンたちがこのコたちが対バン?!というスキャンダルは、可愛かったし、演奏上手だったし、意外と楽しめました。90年代だったら、確実に売れそうな感じですが、どうなるのかな?彼女たち。
リリーさんは、まったりとしたトーク中心に、弾き語りでご自身のバンドの曲をやったり、RCサクセションの曲をやったりしました。最後の方で、トモロヲさんが監督をやった映画「色即ゼネレーション」に出てくる、キャンプファイヤー・ソングを皆で歌おうってことになったりして、焦りましたが、これがね、リリーさんはその辺の誘導の仕方がうまくて、しっかりライブ会場に一体感を醸しましたよ!人身御供でリリーさんに指名されてステージに上がって歌うことになった男の子もしっかりしてて、頑張って歌ってたし、いきなり「吹け!」と言われたハーモニカも頑張って吹いていました。
そして、本命のラストオーダーズ。
トモロヲさん、往年のパンク魂爆発!!
その歌と笑顔の迫力、そしてセクシーなカッコ良さにクラクラしました。
当初、後ろの方でのんびり観ようと構えていたんですが、バンドの勢いに負け、いつのまにか腕を振り上げ、手拍子をし、ノリまくってました。正直、疲れました。
まぁ、ステージ演ってる、オーバー50のメンバーのほうがへたってましたけどね。
「ご休憩!」とか「小休止!」とかトモロヲさんが言って、がっつり休み休みのライブでした。
安斎さんなんぞ、マキさんやカホリーナの歌の時、座ったりしてたもんなぁ...笑。

パンクというのは基本的に若者の音楽なわけですが、このラストオーダーズのパンクは大人パンク。
社会のルールもからくりも分かりきってる大人のパンク。反抗より快楽を選ぶ大人パンク。
大人っていうのは、実は若者以上にいい加減でノーフューチャー、そんなバンドでした。

ライブの最後は、出演者全員(スキャンダルのメンバーの一人が高校生で、出れなかったんですけどね。)で河島英五の「酒と泪と男と女」パンクバージョンを歌っておしまい。
本当に楽しいライブで、また次の機会があったら、絶対に行く!って思いました。

ああ、安斎さん、やっぱりカッコいいなぁ...。
もう、どの辺に安斎さんが位置するのかわからないで、適当に場所をとったんですが、そこが安斎センターの位置でした...感動。でも、目のやり場に困った...。

アフロ万歳(改)

2009-06-20 | Music
マーズ・ヴォルタの新譜が出たわけです。
タイトルが「八面体」。8曲入りです。

今までのアルバムと比べるとおとなしくて、おまえら、どこいくんだよー?!っていうような混乱もなく、初め聴いた時、物足りなさを感じたんですが、メロディは今までで一番しっかりしてるかもです。しかも安心して聴ける構成。でも、なんというか、やっぱりマーズ・ヴォルタらしい変拍子やうねるような音、セドリックの声、そして演奏の基本的な巧さが逆に強調されて、怖いと言うか、カッコいいと言うか。
個人的には、やっぱりゴリアテのほうが好きです。
でも、これはこれで、素晴らしい。むしろ、素晴らしい。
聴けば聴くほど、良さが沁みる。
コペルニクスで泣けないヤツは音楽的インポテンツですよ、ホント。

でもね、聴いてて思ったのは、これ、アレンジ次第じゃゴリアテ並みの大混乱も出来たんじゃないか?ってこと。料理でいったら、塩だけで焼きました!みたいな。生でもいけるぜ!とれたて野菜!みたいな。白魚の踊り食い、みたいな。
マーズ・ヴォルタの魅力は、カオスや狂気だと思ってた節があるのですが、これを聴くと、もう、それ以前に根本的な音楽の才能がずば抜けてるんだなって、改めて思い知らされました。
オマーは、やっぱり、世界で一番好きなギタリストです。

マーズ・ヴォルタは、本当にいいなぁ...。
このバンド、奇跡だよなぁ...。
ロック好きとしては、せめて10年は早く生まれたかったわけなのですが、このバンド一つで、どうでもよくなったもんなぁ...。
純粋に音でいったら、一番好きなバンドかもです。

はやくライブが観たいです。
もう、初来日から観てますが、とにかくライブが最高なのですよ。

いつも思うのは、最悪、音楽さえあれば生きていけるな、ってこと。
逆に、音楽が聴けなくなったら、冗談抜きで廃人になると思います。

いい音楽を聴くと、人間の素晴らしさに涙が出ます。
エコなんてどうでもいいんだよ。
人間は人間らしく、欲望や感情やそんなものをまきちらして生き延びればいい。戦争だって天変地異だってなんだって起こればいい。
滅びるなら滅びればいい。
一番良くないのは、人間が人間に縛られること。魂の自由がなくなること。
地球の環境よりも、本当にやらなきゃいけないののは、一人でも多くの人が人間らしい暮らしができる環境を整えることだと思う。それは、精神的にも物理的にも。

金子光晴という詩人は人間のために、人間であるために戦うんだと言いました。
私も、人間であることの努力だけはあきらめずに生きていたいです。

分からなくていいことが分かってしまった人間の神様

2009-06-16 | いろいろ
世の中には分からなくていいことっていうのがあって、多分、ボビー・ギレスピーの言うことも分からなくていいことなんだと思います。
神様は、信じられるものなら信じてた方がいいし、政府のやってることにも目をつぶれる方がいいし、あえて法の外に出なくたっていい。もう、自殺した方がマシなくらい惨めな気分で見る朝日の衝撃なんて、知らなくていいし、太陽より高いところなんて目指さなくてもいい。プライマル・スクリーム(人間の根本にある、本能の感情)なんて、知らなくていい。
でも、分かってしまった人間は、もう後に戻ることは出来ないんです。

神様を素直に信じられる人がうらやましいです。

もし子供に戻れるなら、信心深くなりたい。そして病んだりはしたくない。(Out of the void)

深く根付き、爪を立て、疼く、そんな感じが振り払えない。
自分の中にある恐怖から逃れられない。
宗教はいらない。ジーザスには僕を救えるはずがない。
何かを祈ることはしない。愛するものをのぞいては。
そして、僕は言う。
愛おしい人よ、愛してる。君を信じてる。(Jesus Can't Save Me)

まぁ、ボビーは、こうゆう歌を歌う一方で、 「Jesus」という歌で、ジーザスに「戻ってきて」と願ったり、その返歌とも取れる「I'll be there for you」を歌ったりします。「Space Blus#2」という審判の日を歌った曲もあります。
結局、神様を信じてるんだとは思います。
ただ、救ってくれたり癒してくれる絶対的なものではないんですね、ボビーの神様っていうのは。
ただ、そこにいてくれるだけのもの、友達なんです。
つまり、友達なんです。

私は仏教が好きなので、神様と言うと、仏像の姿を思い浮かべます。
どんな曠野にいようと、誰かがそばにいてくれることになってるのが仏教です。
辛いときは、観音さんがなにかしらに変化して、笑かしてくれたり、和ませてくれることになってるのが仏教です。
例えば、今日、マーズ・ヴォルタの新譜が出るのも、観音さんなんです。この考え方が仏教です。
まぁ、仏教というのは、宗教というよりは哲学や世界の解釈の仕方なんですけどね。
でも、仏像の素晴らしいのは、確実に神!です。
生きることの悲しさや生きることの騒ぎを分かってしまった絶望の中、出来ることをやりながら、枠を外れて生きる。そんな辛い旅のような人生。
素直に具体的な神様を信心することは出来ませんが、大きな手のひらで世界のさらにまたその外側をも包んでいてくれるような存在は信じていたいと思います。

ああ。仏像が見たい...。その、大きな手のひらを実感したい。
そして、戒められたい...。

身も心も...

2009-06-13 | いろいろ
疲れてるんだな。

というか、まぁ、どっちも頑丈じゃなんだけどね。
勤め先の定期身体検査でも、ちょいと腎臓に問題ありかも?って出たしなぁ...。
いや、日本GPの直後だったから、どストレートに疲れが出てただけなのかもですが。あの頃、廃人寸前でしたしね...はは。
でも、このごろなんとなく、体調が悪くて、生活のリズムが狂っちゃってて、どうしょうもなくて。
でも、なんとかやってるから大丈夫なんだけど。

本当はなにがしたいんだろう?

最近、よく考えます。
自分勝手に生きていこうと思えば、そうできるんだと思うのですが、何か、自分がやれること、やらなきゃいけないことがあるような、そんな期待と不安があって、ちょっとややこしいです。悩んだりして苦しいこともあります。

でも、まぁ、タモリ倶楽部で安斎さんを見てたら、ちょっと色々楽になりました。
すごいな、安斎肇。

スペイン最強伝説、始まった?

2009-06-12 | MotoGP
バルセロニスタなのは知っていたさ。
多分、イタリアGPのとき、CLの決勝も観に来ていただろうなとは思っていたさ。
そして、このベタなコラボレート。

スペインを代表する芸術家ダリのデザインしたチュッパチャップスの次は、バルサだよ、バルサ。
メットだけじゃなくて、バイクもバルサ仕様。
これで優勝がロレンツォだったら完璧です。

時代はスペイン。

クリロナもズラタンも、きっとスペインに来る。

ロレンツォは好きです。
ボブ・ディランに似てるから。

しかし。
チーム・メイトはインテリスタだよ?
あ、でも、前にバルサの試合を観に来ていたような?

神の子の移籍

2009-06-10 | Football
リッキーが、とうとう白いチームに移籍です。

きっとミランのバンディエラになんてなってくれんだろうと思っていたし、いつまでたっても借り物な感じがしていました。だから、シェバが移籍した時のようなショックはありません。
神の子は、救世主、メシアの名の通り、ちゃんとミランを「クラブチーム世界一」というてっぺんまで連れて行ってくれました。去年、CLに出れなくて腐っていた時も、見捨てずに、ちゃんとCLの出場権を取り戻すまで手助けしてくれました。
でも、神の子はミランのものではなく、あくまで救世主でした。

CLを獲った時のリッキーを見ていて、思ったのは、この子はミランに、イタリアにいたらもったいないな、ということでした。なんとなく、ミランもイタリアサッカーも落ち目の時期に入った頃で、リッキーはその中で窮屈にしている感じがしたのです。
もっともっと上を飛べる子なのに、って。
それでも、それから2シーズンもミランにいてくれたのは、ある意味奇跡でした。

機が熟した、という言い方も出来るのでしょうか。
レアル・マドリーが本格的にチームの改革に乗り出す時期に移籍。これで、あと数人の規格外な選手が集まって、夢のようなチームが出来るのなら、純粋に、サッカーを見る側としてはワクワクするものがあります。バルサにズラタン、という話もありますし、きっと、クリロナもやってくるでしょう。
去年はユーロをスペイン代表が制し、今年はバルサがCLを獲りましたし、スペインサッカーが復権する時期なのかもしれません。

今回、リッキーがそれでもミランに残るなら、ようやく神の子としてではなく、一人のミラニスタとして受け入れられるような気がしていました。
でも、やはり、リッキーは神の子でした。
ミランが大きな借金をしていたというのが一番のネックで、お金のため、というのが隠しようのない事実だと思います。
とはいえ、全般にサッカーファンが見たいのは、これからレアル・マドリーが作るであろう、新しい銀河系集団なんだろうな、って、それは時代の要請で、神の子の宿命なのかもしれません。お金のためだけじゃない、というのも、リッキーの本心だと思います。

ミランに関しては、しばらく生暖かく見守るより術はないようですな。
レオナルドには期待してません。
グアルディオラみたいなことができるとは思っていません。

今回の移籍に関して、一番の注目はローマです。
スパレッティが残留するらしいので、大丈夫な気もしますが、どれだけの選手が出て行くのか...CLも出れませんし、心配です。
あとは、まさかの降格のニューカッスルの選手たちか。ミドルズブラも降格なんだよなぁ...。

移籍とは関係ないんですが、ただ今、ブレシアが昇格プレーオフ中です。
今年も無理っぽいですけどね。

しかし...リッキーの絵はいつもうまく描けません。

GSR400に乗ってきた♪

2009-06-02 | Wheels & Engines
今日、グースの定期点検に行ってきまして、待ってる間にGSR400の試乗をさせてもらいました。
ずっと乗ってみたくて、前から「乗りたいッ!」って言ってたんですが、まぁ、いい機会でしたね。
「1時間くらい乗ってきていいよ」というお言葉に甘えて、がっつり1時間乗ってきました。

アプハンだし、振動少ないし、ブレーキもギアも滑らかだし、倒し込んでも安定してるし、ビックリするくらい乗りやすく疲れにくい!
...って、まぁ、普段グースに慣れてるから、なおさらで、今時のバイクはみんなこんなんなのかもしれませんが。
VTR250(初号機)も、こんなに乗りやすくはなかったですからねぇ。
しかも、すごい静か。四輪に乗ってるみたいでした。
でも、なんつーか、つまらない。
「しれっとしたバイクでしょ?」
と、SBSの兄ちゃんも言ってましたが、確かにつまらない。
トルクどうの馬力どうの、っていうより、なによりも、音がつまらない。
FIだからなんだろうな。
キャブのようなドコドコした感じがまったくないんだよね。
あと、計器系。あの、デジタル表示が、あまり好きになれない。
グラディウスも似たような感じなんだろうな。
でも、長距離乗るなら、ああゆうのは楽だろうな。

今年のモーターショーには、逆輸入が決まったグラディウスを含め、面白いバイクが結構出てくるんじゃないかということで、楽しみです。

帰りにグースに乗って、改めてグースの乗りにくさと可愛さを確認。
そして、お家にはお腹をすかせたチョイノリが待っていました。

今日は、あまり体調が良くなくて、本当はライコに洗車用の洗剤やらワックスやらなんやらを買いに行く予定だったんですが、出来ませんでした。次の休みに行ってきて、洗車をしなきゃです。
今年はどこ行くかなぁ...とりあえず熱海には行きます。

とまれ。
33歳にもなって、一人でふらふらしてると、人間として失格な気分にもなります。
正直、一人で生きていくのは淋しい気もします。
でも、最近は泣いてしまうほど辛いこともなく、どちらかといえば、いかに自分が自立出来るかを目指さなくては、と思っています。
もちろん、愛し愛され生きるのさ、という人生にも憧れますけどね。
そのまえに、自分の人生をきちんと愛して生きていけるようにならなきゃね。
その先に、安斎さんみたいにステキな人がいたらいいと思います。

とりあえず、バイクと音楽とサッカー、そして絵を描いていくこと、それが満足にできればいい。
あとは、喜怒哀楽、のびのびと楽しく生きていたいな。
本当は、日本で暮らすのがちょっぴり窮屈です。
努力が苦手なので、海外で暮らせるようになるなんて、無理な話ですが、本当は東南アジアかヨーロッパで暮らしたいです。
まぁ、せめて、年に1回くらい海外旅行に行けるようになればいいかな。
クリスがWSBKに移ったら、まぁ、否が応でもそうなりそうですが。