がちょうのうたがきこえてくるよ

最初に言っておく。私は、今、仮面ライダー沼にハマっている!!

チョイノリと私

2012-04-09 | Wheels & Engines
かれこれ、4年になろうかというつきあいである。
目の覚めるような水色のちっちゃなバイク...バイクというには、あまりにもつつましい、原動機付自転車というにふさわしいそれは、通勤用として私のところへやってきた。
日々、片道7kmの道のり、雨の日も雪の日も風の日も、私はそれに乗って職場に通った。

チョイノリという名前の、この乗り物は、おそらく、非力さではワールドクラスの乗り物である。国産バイクとしては、もちろん、最低スペックだ。50ccの4ストOHV単気筒エンジンの最大出力は2馬力。サスペンションはフロントのみ。タンクには3Lのガソリンしか入らない。
「必要な人に必要なものを必要なだけ載っけていくバイク」というコンセプトのもと、2003年から2007年にかけて製造され、10万台以上が世に出ていった。
その突出したミニマルと外観のマヌケな可愛さ。個性的な、あまりに個性的なチョイノリは、密やかに人気を爆発させ、一部に熱烈なファンを獲得した。
ちなみに、製造元はスズキである。

元々、私は2CVというシトロエンの車が大好きで、このチョイノリのコンセプトが、そのまま同じであったことから、発売当初から気にはなっていたのだ。2003年チョイノリの旅という、東京から九州までを走破する挑戦にも感動し、それがスズキを好きになるきっかけのひとつになったのも事実だ。
だから、いざ自分がチョイノリを所有する、ということになった時、初恋の相手に会うような、初々しい気持ちになったのを覚えてる。
2度の大きな故障で、エンジンを丸々移植したりもしているが、なんとか8000kmを超える走行をこなし、はたして、初恋の相手はよき友達となった。

屈辱的な退職勧告を受けた、あの日、けなげに走る水色のチョイノリに乗って、ぼんやりと思っていたのは、この小さきものとともに、大きな大きな太平洋を見に行こうということだった。
それは、ずいぶん昔から見ていた夢であり、誰に話しても、「やめておけ。」と、言われることだった。
しかし、時間がある今、それはどうしてもやってみたいことになっていた。
春の嵐が吹き荒れたあと、日曜日から天気がいいことを確認し、私は九十九里の白子温泉に宿を取った。

いざ取ったはいいものの、やはり不安だらけ。ルートをどうするか。どれくらいの時間がかかるのか。連続走行距離はどれくらいか。短い時間の中で、ネット検索をし、ツーリングマップルを片手に、私は不安を解消すべく、準備を進めた。そしていつしか、その時間がたまらなく楽しくなっていった。
積載重量の負担をさけるため、荷物は最低限。ルートは最短の成田・八街経由。連続走行距離は20kmで約1時間。休憩は最低30分。所々に観光を兼ねた休憩ポイントを、設けた。
いよいよ出発の朝。
今までのツーリングとは、まったく違った緊張感を覚えた。自分が頑張るのではなく、頑張るのが乗り物の方だったからだ。私は、この非力な小さきものを守りながら乗らなければならないのだ。こんな保護者のような気持ちで乗る乗り物が、ほかにあろうか?成田山に着いただけで、抱きしめたい気持ちになった。駿河屋のうな重を一緒に食べたかったくらいだった。
だから、一宮海岸で太平洋を一緒に見た時は、本当に泣いてしまったのだ。
遠藤賢司さんの曲に「寝図美よこれが太平洋だ」というのがあって、まぁ、なんというか、そんなBGMで。
普通に帰ってくればいいのに、次の日、林道みたいなとこに迷い込んでみたり、成田空港そばの、スピードがバンバン出る道を走ってみたり、チョイノリに無体なことをしたのは反省。
でも、しっかりと217kmを走破したチョイノリ。
いつもの1ヶ月分くらいを2日で走ったチョイノリ。
不機嫌になることなく、ずっと調子良く走った。
やはり、バイクとして生まれたからには、いろんなとこを走ってみたかったのかもしれない。ツーリング中、妙にチョイノリがいきいきしていたように思えた。(あんまり、ものを擬人化したりはしたくないけど、バイクは時に人格をもってるようにみえる。みえるんだから仕方ない。)
とはいえ、チョイノリにとって、ツーリングは負担以外の何ものでもないのも確かだろう。まず、帰宅するまで不安は消えることがなかったのだ。いつ止まるか?そのことが常に頭にあった。また同じような旅を企画するとしても、やはりずっと不安だろう。チョイノリは、あくまでもチョイノリなのだ。ツーリングをする乗り物ではないのだ。

あとどれくらい走れるかは分からない。
もしかしたら、ツーリング用に、ほかのバイクを買ってしまうかもしれない。
それでも、私は、この小さなバイクを生涯愛し続けるだろう。走れなくなっても、部屋に飾る準備はできている。

(詳しい旅程はツイッターで逐一報告しているので、ここであえて記述はしません。写真もずいぶんアップしたので、興味のある方は、のぞいてやってください。休憩を取りまくってるせいで、色々寄ってます。)



好きなもの

2010-10-28 | Wheels & Engines
今度の酒画視顔のテーマが「好きなもの」。
好きなものは、ハッキリしています。バイクとサッカーと音楽、そしてお絵描きです。
予習じゃないですが、大好きなバイクを描いてみました。

まずは、もちろん、グースですね。
グース350。
夏に転倒して右のフロント回りを全交換し、ついでにフォークをOH。ようやく直って、しばらく乗っていたのですが、乗る度にジーンズがガソリン臭くなるのでタンクをよく見たら、左側のエンブレムの下あたりのタンクの端が黒くなってる...。これ、まさか、ガソリン漏れてる?てなことで近所のSBSに持ち込んだら、やっぱりタンクが腐食してるとのこと。在庫のタンクはあるのか?と、かなり不安になりつつ調べてもらったら、あっさり出てきまして、二つ返事で交換を決めました。
フュエルホースも交換して、なにやら以前より調子のいい感じになりました。



そして、実はグースと同じタイミングで壊れてしまったチョイ。
突然エンジンがかからなくなりました。
なに、二台して一緒に壊れてんだよー!!そんなに仲良しアピールしなくてもいいから!!
と、涙ながらにチョイチョイもSBSに。
シリンダーヘッドがどうのこうのと言われましたが詳しくは覚えていません。とにかくかなりの重傷で、中古のチョイから移植手術が決定。グースより入院が長引きました。
まぁ、6000km。
ちょっと早い気もしますが、もともとおもちゃだと思って購入したので仕方がないと思っています。
とりあえず直ったしね。



で。
チョイが壊れた時に、手軽に乗れるバイクを!と思って考えたのが、バンバン75。
生年が私と一緒のバリバリ旧車。
太いタイヤに華奢なボディ。簡素なエンジンに簡素なメーター回り。
カッコいい!!
実は、今、本気で欲しいバイクです。

やっぱ、旧車がいいね。
シンプルな車がいい。
エンジンとタイヤがあって人が乗れれば、それでいい。
特にスピードやらコーナリング性能は求めません。トコトコ走れればいいです。
だから、グースはちょっと手に余ってるかな...。でも、惚れたバイクだからねぇ....。力の限り乗りたいです。時々ね、夢を見るんですよ。グースが突然いなくなっちゃって、悲しくて悲しくて泣く夢を。きっと、それくらい手放したくないバイクなんです。
本当はシトロエンの2CVが最終目標なんだけど、難しいかな~。
ああ~、車好き~。
バイクやクルマの絵を描くのも楽しいです。
あんまり細かく描くことが出来なくて、適当にしか描けませんが。
よし、再来週の湯島には、バイクと2CVの写真を持っていきます。写真なくてもある程度は描けるんですけどね~...自信ないから持っていきます。



隼違い。


Happy Birthday, Chris !!

2010-06-20 | Wheels & Engines
ああ~、1日遅れた~。
W杯だから仕方ないよね!頑張ったんだけどなぁ。

今年、WSBKへ舞台を移し、初戦のフィリップアイランドで大事故。時速200kmでタイヤウォールに激突し、右膝に大ケガを負いました。5月のモンツァで復帰しましたが、イマイチ結果のでない日々。ファンとしてのテンションもダダ下がりですが、まだまだ期待しています。

愛の質量は決まってるんだなぁとかも思います。
ずっと心に歯止めをかけていた安斎先生追っかけを始めてしまったおかげで、今まで愛していた人たちへの愛着が薄まった気がします。まったくもって失礼な話です。
でも、安斎先生が好きなんだもん。もう、20年近いんだもん。
とはいえ、やっぱり好きなものは好きです。
クリスもピルロも大好きです。(ピルロの誕生日の時は体調悪過ぎでなにも出来なかった...orz)
今だって、エジル好きが高じてヤバいです。ヴーさんどころか、今後の活躍次第ではピルロも越えるかもです。8年ぶりの大ヒットな予感。
サッカー大好き。
今は毎日楽しくてしょうがないです。
あと、お絵描きが楽し過ぎる。
友人のMに「シルバが似てない。」とクレームを受けたりしますが、イケメン描くのは苦手なので許してください。だいたい、今回のW杯スケッチは、ほぼ記憶スケッチです。印象で描いてるので似てないことも多いはず。
でも、絵は楽しい。
さて。愛の質量の問題です。
決まってるんですよ、質量。
いつか手の届かない人じゃない人に注げる日は来るんでしょうかね?
つか、誰かに愛されたい気持ちもあったりもするんですけど、愛は物々交換ですよ?
ま、いいんですけどね。
好きになれる人がいるだけでも良しとします。

さて。
失意のドイツと日本オランダでも描くか...その前に寝ます。
カメルーン対デンマーク観たいけどね!

ヤケクソ☆ツーリング

2010-04-25 | Wheels & Engines
アイスランドの噴火でモトGPの日本開催が延期になりまして...ええ。せっかく取った3連休ですしね、ツーリングに行ってきましたよ!もう、ほとんど思いつきで、ヤケクソ入ってましたねー。
もともと、25日は安斎先生が名古屋で「あいちトリエンナーレ2010」のPRイベントで温水洋一さんとトークショーに出ることになっていて、行き先は名古屋に即決でした。でも、せっかく東海地区に行くなら、あそこに行かなきゃダメでしょう!つか、むしろ、そっちがメインだろ!?と、スズキ歴史館行きも決定。せっかくだからと大橋JCT経由も決定。正直、楽しい計画になりました。

でも計画は裏切られるね!
土曜日の大橋JCTは混み混みでぐるんと回ってる感はあまり感じられず、上り坂+急カーブのノロノロ走行で疲労感が...ゆっくり見物できたのは楽しかったんですが、東名にのる前にドッと疲れました。
天気の方もね、土日は良くなるというので、わりと楽観してたんですよ。気温の低さは覚悟していたものの、まさか雨に本気でふられようとは...。高速道路って、考えてみれば山沿いですもんね。山沿いは雨って言ってましたよ、確かに。朝9時に出発して沼津あたりから浜松までずっと雨でした。
そんなこんなで、予定を1時間以上もオーバーしてスズキ歴史館に到着。浜松ICからちょっとは迷うかと思いましたが、わりと素直に着けてビックリしました。きっとね、道雄が手を引いてくれたんだね!やさしいんだよ、道雄は!!ありがとう、道雄!

*道雄。

とまれ。スズキ歴史館。
これね、すごいですよ。もう、最初に見せさせられる館内での注意事項の映像からしてイイ!マヌケですごいカワイイんです。そして、展示についてる説明の映像もまた、良く出来てる!説明の言語も日本語と英語で選べるんですよ。ボタンを押すと色んな仕掛けや趣向で映像が出てくるのが面白かったですね。...まさか、去年リズラの3人が来たとき、デニング氏やカピ先生がアルバロさんを差し置いて大人げなく説明の開始ボタンを押しまくってたんじゃ?と、不安になりました。個人的には二輪車創世記の飛び出す絵本みたいな鈴木俊三物語が好きです。
自動織機から自動車までの展示も観てて楽しかったですね。
特に、初期のスズキはロゴがカッコよくて、デザインの勉強にもなりました。
二輪はもちろん、すべてにドキドキわくわくでしたが、クルマも旧車の部類に入るものは目が輝きましたね!スズライトは2CVにも負けない健気な可愛さで、メロメロでしたよ~。
本当は2Fの工場見学みたいなところや色々観たかったんですが、3Dで観る工場見学をかろうじて観られた程度で、3Fを堪能して終わってしまいました。1時間半じゃ、無理です!!3時間は欲しいですよ!!そして、すべてのボタンを押しまくりたい!!
これで、グッツ販売コーナーがあれば完璧ですよ!売ろうよ!グッツ!!スズキサブレとか作っちゃえよ!
まぁ、閉館1時間半前だったからなのか、土曜日なのにガラガラだったスズキ歴史館...大丈夫なのか?!自販機のジュースが100円で大丈夫なのか?

そんなこんなで予定は大幅に狂い、それでも道雄の案内(?)で迷うことなく浜松西ICに辿り着き、名古屋へ。伊勢湾岸道路の
横風がハンパなく、100km/h出したらよろけて「無理!無理だから!!」と80km/h走行。ホテルに着いたのは夜の7時。モトGP関連の友人と飲み、美味しい豚と手羽先を食べました。その夜は、ぐっすり眠れて寝覚めが良かった!

次の日はナディアパークで安斎先生のトークイベント♪
しかーし。ここで問題が!名古屋にはバイクを停められる駐輪場がない!!結局ホテルに戻り、ホテルの駐車場に引き続きお金を払って停めさせてもらうことに。もうバイクで名古屋には来ない...ちょっとね、決意しましたよ。
1時間半も前に会場に着いたのに、すごい人だかりでビックリしてたら、どうやらメインはアイドルグループなようで...。
イベント開始まで館内に併設されているロフトやビームスなどを見て回り、戻ってみたら、さらに人が増えてる!なんとかステージが観られる端っこに陣取り、安斎先生の出番を待ちました。トークショーの前にあいちトリエンナーレ・クイズみたいなのをやっていて、観客に挙手してもらって一人を選んで答えてもらうみたいなのだったんですが、最後の問題の景品が安斎先生と温水さんのサイン入りポスターだったんですよ。それはね、なんと、小さな男の子がゲット!その価値が分かるような大人になってくれたらいいと思いました。
そしてメインイベーント!安斎先生登場!!
まぁね、これだけのためになんで名古屋に来てんだよ?と、自問自答ですよ。
でも、安斎先生が出てきたとたんに、どうでもよくなりました。
「現代アートを探る」というテーマだったんですが、温水さんと二人で大人げない話に始終する安斎先生。でも「アートってビックリさせること」「今はこの場所もアート」って少し真面目に話す場面もありました。自分も参加したいっぽいことも言ってましたが、真意は分かりません。でも、安斎先生も立派な現代アーティストですし、正式に招聘してもいいんじゃないかと思ったり。
あいちトリエンナーレでやる予定になっているイベントの紹介で、「36のサーチライトを集め、空に向かって成層圏に届くほどの光の柱を立てる。」というのがあって、それはかなり惹かれました。時間が許せば行くと思います。もちろん、安斎先生が参加するとなれば、それも見たいですけどね!てなことで、前売り券購入!

トークショー終了後、速攻ホテルに帰り、帰路につきました。
帰りは帰りで御殿場から横浜町田が大渋滞。
なんとか日付が変わらないうちに戻ってこられましたが、へとへとでございます。
まぁ、グースで高速にのって片道400kmも走る事自体が間違いな気もしますが...でも、グースにスズキ本社を見せてやりたかった...とかなんとか...。

もう、スズキ歴史館は心残りがいっぱいで、また行かなきゃ!って思っています。


昼のお菓子~。

ちなみに。ヤケクソ第一弾は、茂木に持っていくはずだったグッツの通販。
こちらからどうぞ。
リズラスズキモトGP反芻記録・通販祭会場

上州の風に吹かれて

2009-09-12 | Wheels & Engines
もう、今回の「バイクで行こう!伊香保温泉休養」は出発がバタバタで...。
台風は逸れて晴れの予報だったのに、朝から曇ってたし、夜の8時半に仕事場から出たのですが、私の住む千葉北西部ににわか雨が!しかも、結構などしゃ降り!コンビニの駐車場にバイクを止めて雨装備をかためたものの、5分もしないうち、埼玉に入ったとたんに止むんだからやりきれませんでした。でも、面倒くさくてカッパを来たまま三郷から高速にのったんですが、思った以上に寒くて、ジャケットだけなら凍えていた可能性もありだったし、まぁ、結果オーライみたいな感じでしたが。
雨で手間取って、伊香保に着いたのは11時でした。
コンビニでおつまみとビールを買って、ホテルに着いてすぐに温泉へGo!浴場が12時までなので、焦りましたが、まぁ、30分もあれば満足に入れますね。
最上階の露天風呂では満天の星ときれいなお月様。出発時の雨はなんだったんだっつーくらいのいい天気。
しかし、寝待ち月が空のてっぺんにのぼるくらいの時間に到着というのもなぁ...と、やっぱり遅番で出発は無謀だったと反省しました。でも、仕事の後にバイクで温泉に行くというのは楽しいんですよ。

で、ホット一息ついて、ビールを空け、ネットを開いてみたら...バタバタ第二弾!
GPoneにクリスのWSBK行きの話が!
うおっ!と、のけぞりましたわ。
アプリリアと交渉中だとかなんとか...あらあら...。
イタ語だったのが救いで、なんとかさっくり訳してみましたが、ちょっと複雑な気分に。本人はモトGP残留に向けて頑張るって言ったそばからこれですからね...。
しかも、そのあとにスズキという話まで出てきて、のんびりとなにもしないでゆっくりするつもりが、スズキブログの更新にちょっとした時間を使ってしまいました。
どっちでもいいし、どうでもいいし、クリスが決めたことならついていくまでだし、とにかく正式な発表を待つばかりですが、本心を言ってしまうと、スズキGSX-R1000でチャンピオン争いをしてほしいです。
確かに、モトGPに残留してほしいという気持ちもあります。でも、東洋には「牛のシッポになるよりも、鶏のアタマになれ」という格言もありまして、クリスはWSBKでてっぺん目指すのが一番いいような気がするのです。それがスズキでなら、これほど嬉しいことはありません。

さておき。
なにもしないと言っても、石段の温泉街をふらふらしたりはしましたよ。伊香保神社も行ったしね。
上州名物けんちんうどんも食べました。
そして....バンポを発見!!



バンポー!!!
私が今までの人生で最高に愛したアイスです。
まだ残ってたんですねぇ...。
正直、ミニストップのハロハロを越えてます、バンポ。
おばあちゃんがぼけっと店番してるような、商品のすべてに、果物からお菓子にまで小さな値段がシールで貼ってあるような、えらく寂れた商店で売ってたのですが、古びたアイスケースに入っていたクセに保存状態もよく、久々に食べましたが、美味い!!美味過ぎ!!でした。
あと、近くのパン屋で売ってた野沢菜パンもおいしかったです。パンの中にいっぱい野沢菜の炒めたヤツが入ってて、おやきをパンにしましたみたいなのでしたが、おいしかったです。でも、みそパンは不味かったな...パンに甘いみそが挟んであるんですが...いや、みそソフトも不味かったからなぁ~...みそはダメなんだろうな。



帰りは温泉まんじゅうを買って、上里SAで豆腐ソフトやおやきを食べて、素直に帰宅。
高速で幌付きラパンを見ましたよ!!びっくり!あれ、幌つけられるんですねぇ...。
でも、そのあと、えんじとグレーのチャールストン2CVを見て、やっぱ、2CVのほうが断然ステキなことを認識。ラパンもいいけど、やっぱ、越えられない壁があるんだよなぁ...。

そんなこんなで、色々ありつつも「上州の風」という、勝手に観光協会の曲を鼻歌でうたいながら、ボーッと過ごした伊香保温泉休養。なんだかんだで癒されたことには癒されました。温泉、いいね。
さぁ、これから、がんばるよ!
何を?って、内緒です。ふふ。

ただ、残念だったのは、伊香保のお湯は普通だったってことですな。
草津や熱海に勝てなかった...。
温泉の命はお湯の質!
でも、温泉まんじゅうの美味さは白眉です。

墓参ツーリング

2009-07-13 | Wheels & Engines
雨が降らなきゃ、バイクで熱海に行く。
と、決めていたのですよ。
ずっとずっと行きたかった、友人の墓参りです。
たぶん、この先、年に一度の恒例行事になるであろう、それの第一回目。
共通の友人と二人で、今年に入ってから、いつ行くかをずっと話し合っていたのですが、命日が2月なのに、今頃となってしまったのでした。日本GPが春になったことがあって、私の方が時間を取れなかったのです。

去年、30歳の若さで急な病に倒れてなくなってしまった友人は、プログレとヤマハSRを愛する、仏様のように優しい女の子でした。本当に、笑った顔と驚いた顔しか思い出せないくらい、温厚で素直で、皆に愛されていました。
私とは、まったく性質の違う子だったのですが、不思議と話が合うのは、音楽の趣味が近かったことやバイク乗りであるという共通点だけではなかったと思います。
とにかく、大切な友人で、大好きな友人で、亡くなってしまったことが、いまだに半分くらい受け入れられてない気がします。
だから、墓参りに行くのです。
もう、いないんだってことを自分に分からせるために熱海に行くのです。

幸い雨の様子はなく、午後5時、日曜日の勤務終了後、グースで熱海へ向かいました。
時間優先で有料道路を使いまくって、3時間弱で到着。でも、厚木ICを通り過ぎ、大井松田ICまで突っ走ったのは内緒です。
真っ暗な海岸線(西湘バイパス+真鶴道路+R135)は、けっこうスリリングで、前を行く車をペースメーカーにして、ぴったりくっついて熱海まで引っ張ってもらいました。
連れの友人(彼女は電車利用。)とは予約していたホテルで現地集合。
夜の海を堪能し、飯を食い、ビールを飲み、温泉に入り、他愛のないことを喋り、午前2時就寝。
まぁ、副次的な目的として「温泉」というのが外せない熱海。源泉掛け流しのお湯はとろんしていてしょっぱくて、至福でありました。もちろん、朝風呂にも入りました。
翌朝は、秘宝館のあるあたりまで歩いて散歩。
熱海の似非南国っぷりと哀愁たっぷりの寂れた町並み、そして、まだ茜に染まる前のトンボの群れを堪能しました。
梅雨明け間近の海岸は、けだるくどんよりとした雲に覆われ、それでも、もう太陽は夏のそれでしかなく、中途半端な熱気にボーッと意識が遠くなるような気がしました。白昼夢でも見ているような感覚で、秘宝館の入り口ロープウェイでドンチャックの看板を見たときは、そのユルい空気にクラッとしました。その後、さらに、ダイドーの自販機で「アメリカンコーヒー」という350mlの缶コーヒーや1000mlペットボトルのMIUを見て、もう、トリップ寸前、ダウナー系脳内麻薬が大量放出でした。



そして、お昼を回り、墓参りへ。
事前にかの友人の実家には連絡を取ってあり、熱海駅まで迎えにきて下さるということだったので、電話をかけたところ、お昼を一緒に、という話になり、ご両親といっしょに海鮮料理の店で海鮮ミックスフライ定食を食べました。お昼を食べてから行く予定だったのですが、地元の人に連れて行ってもらうお店というのは、確実ですね。あんなに美味しい魚介のフライは久々でした。
本当なら、月に一度とか、娘さんとこうして外食してるはずなんだよなぁ...と思うと複雑で、特に親子仲が良かったのは知っているので、ひとしおにグッとくるものが。
食事の後は、自宅にバイクを置かせてもらって、お墓へ。
海の見えるステキなお墓なのですが、やっぱりね、お墓を見ると、彼女が亡くなってしまったことが本当なんだって、思いしらされるような気がして、ちょっと泣きそうになりました。やっぱり、まだ辛いです。でも、そんな自分に比して、ご両親の心中はいかばかりかとも思いました。とてもニコニコと明るく迎えてくれて、でも、きっと、辛くて悲しいというのは一生消えないくらい大きいのかもしれない、そう思ったら、それも辛かったです。
とはいえ、お話をしていると、私たちが知っていた彼女とご両親が知っていらっしゃった彼女には、少しギャップがあって、なんというか、お互いに「ああ、そうだったのか」と。家族の一人が亡くなると、友人だった人から、意外なことを聞くことが多々あります。それは、なんというか、一人の人間が一個の物語になる過程というか、思い出にする作業というか、やっぱり、そうゆう積み重ねでしか、故人の死を昇華できないのだと思います。これは、ノリックが亡くなった時にも思ったことなんですが。

自宅で仏壇にお線香をあげさせてもらって、お茶をいただいてから、5時前においとましました。
おうちが犬伏峠のそばにあるため、そこから伊豆スカ~箱根ターンパイク経由で小田原厚木道路へ。
...ターンパイク、濃霧でした。おまけに風も強くて、ね。(汗)
でも、そうゆう逆境でバイクに乗るのも、また楽しいものです。クネクネした道は好きなんですが、基本、飛ばすタイプではないし、それはそれで楽しい、と。しかし、VTR250の時は楽に乗れてた峠ですが、グースは安定性に欠けるせいか、扱いにくい...でも、うまく曲がれたときは気持ちよかったし、なんとかなめらかに乗ろうと努力するのが楽しかったですね。
考えてみたら、グースでは初峠。もっと連れてきてあげなきゃな!と思いました。
今度は天気のいい時に!

無事帰宅しました。
家族や友人は、亡くなると天使になってくれるのだと思っています。
それは、常に見守ってくれている存在で、時にふと現れ、なにかを耳元でささやいてくれることがあります。
困っているときや迷っているときに助けてくれるのです。
そう思っています。
それは、攻殻機動隊のような話ですが、残されたものは、そんな気がして救われるのです。

本当は、これからも一緒に伊豆・箱根の峠を走るはずでした。本当はもっとたくさん音楽やバイクの話をするはずでした。もっともっと楽しいこといっぱいあるはずでした。
思い出を思い出せなくなる日が来るかもしれませんが、思い出は大切にして、ときどき彼女を思い出して泣いたりしたいと思います。そして、また来年も熱海に行くのです。

スプラッシュ、見た!!

2009-07-01 | Wheels & Engines
今日、スプラッシュが走ってるのを見ました。
初めてです。
現物が走ってるのを見るのは!!
いや、所有者は近所に住んでるスズキの販売店の方(ほんのり知ってる人です。)だったんですが....。
とまれ。
あれは、なんというか、美しい車ですね。
水色のを見たんですが、イルカっぽいというか、みずみずしい感じのする車でした。
ちょっとね、本気で欲しい!!とか思ったですよ。

でも、スズキで一番好きな車はラパンです。
現行の車では、一番理想に近いから。
小さくて、荷物がいっぱい積めて、無駄がなくて、居心地が良くて、ちょっと遊び心を持ち合わせてる。
フレンチブルーのラパンが、サンルーフorホロ付きなら、速攻で買いそうで怖いです。
基本はシトロエンの2CVなんですが、今日日、あんなカスカス最低限な可愛い車は出てきませんね。
チョイノリみたいな車って出てこないかな。
無理ですね。
世の中はエコですから、車の時代は終わりを告げようとしています。

絵は関係ないですよ。
うさぎちゃん描きたかっただけです。

GSR400に乗ってきた♪

2009-06-02 | Wheels & Engines
今日、グースの定期点検に行ってきまして、待ってる間にGSR400の試乗をさせてもらいました。
ずっと乗ってみたくて、前から「乗りたいッ!」って言ってたんですが、まぁ、いい機会でしたね。
「1時間くらい乗ってきていいよ」というお言葉に甘えて、がっつり1時間乗ってきました。

アプハンだし、振動少ないし、ブレーキもギアも滑らかだし、倒し込んでも安定してるし、ビックリするくらい乗りやすく疲れにくい!
...って、まぁ、普段グースに慣れてるから、なおさらで、今時のバイクはみんなこんなんなのかもしれませんが。
VTR250(初号機)も、こんなに乗りやすくはなかったですからねぇ。
しかも、すごい静か。四輪に乗ってるみたいでした。
でも、なんつーか、つまらない。
「しれっとしたバイクでしょ?」
と、SBSの兄ちゃんも言ってましたが、確かにつまらない。
トルクどうの馬力どうの、っていうより、なによりも、音がつまらない。
FIだからなんだろうな。
キャブのようなドコドコした感じがまったくないんだよね。
あと、計器系。あの、デジタル表示が、あまり好きになれない。
グラディウスも似たような感じなんだろうな。
でも、長距離乗るなら、ああゆうのは楽だろうな。

今年のモーターショーには、逆輸入が決まったグラディウスを含め、面白いバイクが結構出てくるんじゃないかということで、楽しみです。

帰りにグースに乗って、改めてグースの乗りにくさと可愛さを確認。
そして、お家にはお腹をすかせたチョイノリが待っていました。

今日は、あまり体調が良くなくて、本当はライコに洗車用の洗剤やらワックスやらなんやらを買いに行く予定だったんですが、出来ませんでした。次の休みに行ってきて、洗車をしなきゃです。
今年はどこ行くかなぁ...とりあえず熱海には行きます。

とまれ。
33歳にもなって、一人でふらふらしてると、人間として失格な気分にもなります。
正直、一人で生きていくのは淋しい気もします。
でも、最近は泣いてしまうほど辛いこともなく、どちらかといえば、いかに自分が自立出来るかを目指さなくては、と思っています。
もちろん、愛し愛され生きるのさ、という人生にも憧れますけどね。
そのまえに、自分の人生をきちんと愛して生きていけるようにならなきゃね。
その先に、安斎さんみたいにステキな人がいたらいいと思います。

とりあえず、バイクと音楽とサッカー、そして絵を描いていくこと、それが満足にできればいい。
あとは、喜怒哀楽、のびのびと楽しく生きていたいな。
本当は、日本で暮らすのがちょっぴり窮屈です。
努力が苦手なので、海外で暮らせるようになるなんて、無理な話ですが、本当は東南アジアかヨーロッパで暮らしたいです。
まぁ、せめて、年に1回くらい海外旅行に行けるようになればいいかな。
クリスがWSBKに移ったら、まぁ、否が応でもそうなりそうですが。

匠さんと同じ携帯だったのかッ!!

2009-02-14 | Wheels & Engines
シロトリはバイクが好きなのでありますが、実はクルマも大好きです。
一番好きなのは2CVで、シトロエンが大好きです。

好きになったきっかけは、大好きなイラストレーターの寺田克也さんが吉田匠さんやDAVE鴫原さんと旧いクルマのインプレをする、「ちょっとフルくてイイくるまにゃのらずにいられないっ!」という本です。
まぁ、もともと好きだったんですけどね、これを読んでさらに深みにハマったと言うか...。
クルマっておもしろいな~って、思うようになった次第です。
そんな、マニアのように詳しいわけではありません。見て嬉しい、描いて楽しい、というほうが強くて、自分で所有したいという程でもありません。
でも、クルマは大好きです。ときめきます。

このあいだ、2CVの画像を漁って楽しんでいたら、匠さんのブログを見つけました。
色々読んでたら、匠さんの使っていた携帯電話の機種が、今私が使ってるのと一緒でした。
色も一緒だし、なにか、感動を覚えました。
ブログも非常に面白くて、画像もカッコいいクルマばかりで、隅から隅まで読んでやろうと思っています。

寺田、ちょっとフルくてイイバイクの方でも、本出してくれないかな?
もちろん、グースは登場決定だよね!

初スピード違反!+27km/h

2009-02-06 | Wheels & Engines
ああ。
白バイにとっ捕まりましたよ。江戸川の架橋で!!
加えて、ここ数ヶ月で小さな違反もあり、初行政処分です。
なんか、めっちゃ落ち込みます。

バイクに乗り始めた頃に学習した、違反で捕まらない心得を、また学習し直してる感じですね。
独走してる時は飛ばさない、気をつける。
分かってるはずだったんですけどね...つか、80km/hも出してなかったのに。
あるいは、やはり厄年ゆえか。
近いうちに成田行こう...。

ちょっとね、最近、色々と自分の将来を考えてて、でも、バイクは切り離せなくて、ずっと乗っていたいから、違反とかもしないようにしなきゃですね。違反は、心に余裕のない時にするものだし、違反するってことは、事故のリスクが高い乗り方してたってことだし、猛反省です。

とりあえず、成田へ行こう!