ミミズの足 Ver.2

クライミング、音楽、その他諸々日々の出来事を綴る

Arrivederci Arco  さようなら!アルコ また会う日まで

2012年07月10日 | イタリア関係
3ヶ月のアルコでの生活も今日で終わり。
こんなに居ると,別れがとてもとてもとても辛い。
岩場や街の中、アパートの管理人さん、いろんな所で沢山の人にお世話になった。
ありがとう

今日は最後のクライミング。午後に荷物の整理をする為、午前中だけ出掛ける。
通クライミング路。片道45分。よく通ったなあ。





マッソーネの岩場の駐車場。久々に朝来たけど,誰も居なかった。この時季は夕方からだね。
2週間ぶりに炎天下でのクライミングをした。ホールドが熱かった。



最後に三樹のケーナ演奏で締めくくる。岩場ではよく響くなあ。



さようならマッソーネ。沢山楽しませてくれてありがとう



クライミングの後に時々、寄ったバール。
3ヶ月も居ると,街でパン屋のおねいちゃん家族やクライミングショップの店員、クライマーに逢うこともあったが、一番逢ったのは、よく街を散歩しているおじさん。朝、岩場に行く途中、夜はバールの近く、、、といろいろなところを歩いているのかよく逢った。いつも、ボンジョルノと挨拶を交わすのだが、午後に逢ったときに「今日は遅いお出掛けだね!」と言われたこともあった。



昼に切り売りピザを買った。ピザ屋のおじさん、とても愛想良く話しかけてくる。
バスの運転手さんも乗客とよくお喋りしていたなあ。陽気な人が多かったなあ。


ベンチでピザを食べてたら、酒屋のおばあちゃんが、小走りで来てペットボトルをポンと置いていった。
ジュース?と思ったらワインであった。Grazie!ありがとう

いつも、この酒屋でワインとパンを買っていた。
時々、リンゴや桃など、おまけしてくれたり、ここのご主人からはアルコの良い観光地を教えてくれたりと親切にしてくれた。



アパートの管理人さん。今日久々に家族が揃っていた。
だけど、カメラを持ち合わせて無くて、下の写真はmikiの誕生日にワインをプレゼントしてくれたときのもの。
紙に日本語で お誕生日おめでとう と書かれてあった。感激



このアパートは写真のステファノと妻のラウラさんとそのお父さんとお母さんの家族経営だった。
彼らには例のレンタカー事件をはじめ、いろいろと助けられたなあ。何かと頼りにしていた。

このアパート、いつも結構お客さんが入ってたなあ。
街にも近くてネットも有って,エアコンも有って快適だった。



アルコ最後の晩餐は、私たちが時々利用していた街のレストランにする。
庶民的で、雰囲気も良く美味しい。



実はこのティラミスも食べたかったのだ。とても大きいけど,ふわっとしていて美味しい。
だけど、私たちは二人で1つが精一杯。




ずっとずっと楽しみにしていたアルコも、これが最後の晩
明日の朝にミラノに行って明後日の午前中の飛行機でイタリアを離れてしまう。

今度はいつ来れるかな。
なんか、アルコは私たち二人の第二の故郷になってしまった。
mikiもイタリア語が第二の母国語とは言ってないが、、本当によく頑張ったね。
英語じゃなくイタリア語を話すmikiにこちらの人は感激してたよ。

本当にありがとう、また何時の日か必ず来るね








C'è qualcuno che non sa.(誰も知らない)7b/c

2012年07月08日 | イタリア関係
帰国まで完登することが出来るか不安だったけど、昨日3度目のトライでRPした。

僕的には7cと言いたい???だって月石よりむずかったから。

核心をこなし、上部のフェイスを登っているときにホールドに血痕が有るのに気づく。
「僕が登る前に誰かが、、つけた??」と自分の指を見ると。。。

登れなくてもこのルートトライは最終便だったのでした。

このルートは珍しくボルト間隔が長い。隣のルートは12本ボルトがあるのに、ここは8本。
まあ、クリック出来るホールドが少ないので、ボルトが多くても役に立たないだろうが、、。
だから、落ちたときは5メートルほど落ちていたなぁ。
モーリエのビレイはショックが無くて助かる。(彼女曰く、いつ落ちるかビクビクしていたと。。)


この日は狙っていたので、アパートにて事前にウォーミングアップした。


これで僕の課題は全て終了。
後二日有りますが、ノンビリクライミングに徹しようと思う。

Cambiando discorso (話が変わりますが、、)
帰り道にこの様な張り紙が。。街灯などに何枚も張ってあります。
最初は行方不明者の張り紙か?と思ったが、よく見ると

ラーナとマリオは2012年7月7日、今日結婚します。と書いてある。
この付近では、これが一般的のようだ。




Malcesine (マルチェージネ)2

2012年07月08日 | イタリア関係
前々回の続きで動画を作ってみた。


動画を作るときのBGMが最近は著作権に厳しいので、選ぶのが大変だ。
クラッシックだと著作権切れの音源がネット上で公開されているのでそれを使ってみた。
マーラーの交響曲第9番第4楽章。動画と合っていないが、この曲好きなので使用してみた。

昼は鶏の丸焼きとポテトフライ

2012年07月05日 | イタリア関係
昼前にスーパーに行ったmiki。帰りに通ったメルカート(移動市場)で鶏の丸焼きとポテトフライを買って来た。
メルカートはトラックでこの辺の地域を回っていて、アルコには水曜日に来る。だいたい朝から昼くらいで終わる。

朝は野菜を買いに来る客が多いが、昼前は鶏の丸焼きを買いに行列が出来ているらしい。
mikiもそそられて買った様だ。番号札を取ったら20人待ちだったとか。
みんな楽しみにしているんだね。
旨かったよ ご馳走様


相変わらず、毎日暑い。
陽射しが緩んだかと思うと,蒸し暑く雨が降ることも!!!

この暑さの中、重い荷物を持って,バスと電車を乗り継いで、マルペンサ空港に行くのが最大の核心かな

モーリエ記


Malcesine(マルチェージネ)

2012年07月04日 | イタリア関係
アルコから南へ20キロほど行ったガルダ湖沿いの街マルチェージネに行ってくる。
1700mのモンテ・バルドーまで上がるロープウェイで有名な街。
ロープウエィについては詳しい動画が→ここをクリック

このロープウエィは中が回る。頂上に着く間に一周するように出来ている。
100m~1700mまでを往復で19ユーロだった。
乗客の半分以上の人々はMTB持参していた。爽快に下りを楽しんだり、そこを拠点として違う山に行くのかな。この辺の山は何処もそれ用の道はとてもよく整備されている。

イタリアの山は上がってみるとなだらかな牧草帯という感じで牛も放牧されていた。


いつも行く岩場から見えていた山なので、
天気が良く、視界がはっきりする雨上がりの翌日を狙っていた。
前日が荒天だったので、チャンスと出掛けたが、
やっぱ夏はモヤが掛かりますねぇ。
アルコ方面を一枚。


マルチェージネの旧市街は床が玉砂利の大きいのを敷き詰めて固めてある。
アルコより狭い路地が多くまったく車は入れないので、
人力でお店の物資を運んでいた。






帰りは少々高いがボート船で帰る。
ヴェネツィアではバポレット(水上バス)というが、
その言葉では通じない様で、アウトバスならぬアウトボートと呼ばれていた。


船から観たレモンという名の街、リモーネ。


暑い時の1700mは気持ち良い。








        

雹が降る 7/2

2012年07月04日 | イタリア関係
朝から雷が何発も鳴るが,雨は降らなかった。いつもの様にシエスタ最中にクライミングに出掛ける。
シエスタの時間帯は街の公園は誰もいない。お昼寝かな!
風も無く、もわっとして蒸し暑かったが、とうとう17時に雨が来て退散!

帰宅後、けたたましい音が鳴ったと思ったら、雹が凄い勢いで降ってきた。
早速、ウチの取材班が外に出て写真を撮ってきた。


2回目の方がつぶが大きくなっていた。こんなのが強い勢いで降ってきたら痛そう。



クライミングスクール?で来ていたこども達。小学校高学年くらいかな。
6C~7Bをリードで登っていた 


モーリエ記

取り立てて,何もないのだけど、、、

2012年07月02日 | イタリア関係
クライミングの後にオリーブ畑の道を登ってみる。
夜の8時半くらいだから少し暗くなってきた。暑いので,半ズボンを買ったmiki。勿論、イタリアだからMONTURA。
でも、最近は虫が発生してきたので、刺されてしまった。



私たちが居る間にオリーブの実も成ってきた。
最近は強い陽射しでオリーブの葉も少しずつ黄色くなってきている。



スーパーで買い物。全般的に日本より安い。
4月にはホワイトアスパラが出てたけど、こちらでも高かった。



valeriana バレリアナ。菜っ葉の様な野菜なんだけど、柔らかくてとても美味しい。
これにはまり、いつも食べている。SさんKさんも美味しいと言って買っていた。
調べてみると西洋に分布されてる植物らしい。
ルッコラは日本で見るけど、これはあるのかなあ? 125gで1,89ユーロ。


モーリエ記