ミミズの足 Ver.2

クライミング、音楽、その他諸々日々の出来事を綴る

トフォーナ ディ メッゾ 3244m

2019年08月30日 | イタリア関係

Via Ferrata(梯子や鎖の道)は第一次世界大戦(Grande Guerra)中、

イタリアとオーストリアとの戦いにおいて戦略的に作られた岩壁の道。各所にトンネルや塹壕が残っている。

現在そのビア・フェッラータとして利用し山頂までの登山道を設けられている。

ステンレス製のワイヤーと壁に埋め込まれた梯子など公共的に整備されているようで、

点検管理がしっかりしている。ワイヤーの老朽化など無く不安が全くない

いつも思うのだが、イタリア人のこういう遊びに対して寛容な部分はとても羨ましい。

我が国では国立公園内にボルトの一本を打つことも許さない。ましてや世界遺産に登録された地では。。。。

コルティナ ダンベツィオでは約52のルートがあり、今後もあらたな道(Via)が作られているようだ。

 

4日目のルートは、ここコルティーナで一番最高峰であるTofana Mezzoを目指してみた。

この山は頂上まで街から3本のロープウェイを乗り換えれば、3000mまで上がることができる。

それを下山時に利用しようと考えている。

まずはプント アンナ 2731mを経由しトファーナへ。

約2300mまでリフトで上がり、スタート位置に立つ。

流石に3000m級の山々に囲まれると、すごい圧倒感がある。

リフト終点から取り付きを目指す。

 

岩とワイヤーを手がかりにし高度を上げる。眼下にリフトが見える。

 

前回のフェッラータ最高難度にも勝るグレードに感じる。

きっと1000m以上の高度感がそう感じさせるのか。

トファーナまでは標高差900mを登り切らなくては頂上に立てない。

 

スタンスが完全に切れいている。モーリエにとって足を広げても中々届かない

2、3回の空振りの後届いた。

 

PUNTA ANNA 2731mに到着。

 

トラバースでアップダウンを繰り返す。約2600m 

 

隣のトファーナ ローゼ 3243m こちらはフェッラータを利用しなくても登れるルートがあるようだ。

とても、歩いて登れるような山には見えないが、、、、。違う角度から見るとギザのピラミッドの

ようだった。

 

約2700mで登頂を断念する。この時点で12時だったが、頂上が雲で隠れていることと、

午後から雨の予報があったことも踏まえて決めた。

 

二番目のロープウェイが見える。

それを利用し下山した。

下りながらも、頂上に行けなかったことを少し後悔しながら。。。。

でも、少ししてから予想通り雨が降ってきたので、良い判断だったと自画自賛したmikiであったかな

これをもってコルティーナのフェッラータ登山は終わった。

 

4日間、なんとか天気にも恵まれビア・フェッラータを満喫することができた。

3000mまでは到達出来なかったが、ドロミティの山々を間近に眺めること出来たこと、

日本で考えていた以上に沢山の山が登れたことで、とても充実したイタリア旅行になった

色々な資料も手に入れたので、次回もドロミティかな

 

                                     miki記

 

 

 

 

 

 


ファローリア山でフェラータ

2019年08月29日 | イタリア関係

今日はお休みにするつもりが、天気の関係で(明日から雨予報)で朝に計画変更。

朝パスタを茹でてる最中ガスが使えなくなった

ここでアパートの話になりますが、このアパートは一階がリゾート向けアパート。

2階から上は普通のアパート。建てた当時、1階は物置か車庫だったらしい(推測)

外国ではバルコニーか庭で夕食を楽しみにしていたので、ちょっとガッカリ。

部屋自体は家具も台所もいかにも外国の部屋でステキなのだが、使い勝手に多少不便なところがある

元物置だから窓も少なく外側は鉄格子。前がゴミ置場だから開けるのもちょっと。しかも換気扇もない

ガスもどうやら後付けで取り付けたようだ。だからガスが使えないのは私たちだけ。

だけど、使い勝手の悪さは日本でも慣れている(大家さんゴメン、とても大好きなアパートなので

これからもヨロシク)。

それはさておき、mikiがフェラータでは難しさ最上級に行こうと言い出した。

最上級と聞くと直ぐにビビりの私だが、

miki曰く、一般登山者にとって最上級なのであって、多少クライミングしてたら問題ないよと。

何ちゃってでもどうにかなるってことで行ってみる。

ロープウェイ乗り場はアパートから歩いていける。

1本目のロープウェイを降りて、30分でフェラータ取付きへ。

 

最上級といっても赤岩4級or4級+位を登山靴で登るといった感じか。

スメアになるところやホールドが甘いところも結構有った。

要所要所に梯子があるのは有難いが、間隔が外国人サイズで広い。

 

 

 

 

 

 

1時間50分 フェラータを楽しみました。フェラータが有ればクライミングやらない人も岩登りが

楽しめるのになあ、、、、日本では無理か。

ガスはmikiが帰宅してから大家さんに電話してくれて、お陰様で夕方には使えるようになりました。

めでたしめでたし。ちなみに日本のアパートはガスは完璧です。何たって大家さんがガス会社にいたからね。

 

モーリエ記

 

 

 


クリスタッロ 3221m までは行けなかったけれど

2019年08月29日 | イタリア関係

当初は2本のゴンドラを乗って頂上付近のフェラータを楽しむのが目的だった。

2本目のゴンドラが断崖絶壁の谷間(ほぼ崖崩れ状態)を高低差700mを一直線に登って行く。

強風で途中何回も止まることもあるらしく、耐風の為か、カプセル型で2人ようやく入る程度らしい。

是非乗ってたいと楽しみにしていた

早速行ってみると、2本目のゴンドラの看板に閉鎖と書かれている

どうやら技術的に老朽化、、、、が原因らしい。

動いていた時の動画はここをクリック

1本目のゴンドラから頂上は断崖絶壁で一般ルートはないが、mikiがフェラータの資料をネットで情報収集し、かなり遠回りだが回り込んで稜線上に頂上に行けるらしい。

日帰りは無理だが、12時タイムリミットで行けるところまで行くことにした。

どんなフェラータルートかは分からない。少々不安もあったが行ってみることにする 

クリスタッロの裾野は殆ど崩れ堕ちた岩石で覆われて、石灰岩は白いのでまるで雪崩れた跡のよう。

日本なら立ち入り禁止のロープが張られ登山対象にはならないだろう。只、ここは自己責任の国。

裾野のトラバース斜面には石を積み重ねたレリーフが何個もあった。

後ろのパーティーをやり過ごしている。

なので今日はしっかり登山、一部フェラータ。1本目のリフトから登山開始9時〜15時半まで体力も使いました。相当ゆっくりだったけどね。

 

核心はフェラータではなく、下のトラバースかな。登りは砂地獄になったところもあった。

誰かさんのブログでは人気の山ってなってたけど、2本目のゴンドラ閉鎖で登山者は非常に少ない。

前の写真の尾根で時間切れ。(帰りのリフトが16時終了)

2700m付近でも風もなく全然寒くなく上着も着なかった。

ここでも短パン姿の若者達が元気に登って行きました。

一つのピークに到達できなかったけど満足。

 

 

 

 


ドロミティにやって来ました。8月26日

2019年08月28日 | イタリア関係

3年振りのイタリアです。今回は仕事を辞めてないので休みを駆使して9日間です。

なのでフリーはパス。短期間で何かを落とすなんて、とても出来ないし課題があると楽しくない。

それで今回はドロミティです。ロープウエィ、ゴンドラ、リフト使えるものは使って山頂に行き

そこでフェラータを楽しもうというのが今回の旅行目的。だから金は使っても体力は使わず。

千歳→香港経由で無事ミラノ到着。香港国際空港は滅茶苦茶広い。広いわりには案内表示が少なく(分からなかっただけか)移動に1時間近く要す。

ミラノから約400キロ、4時間半で東ドロミティの拠点コルティナ・ダンペッツオに到着。

ドロミティは夏と冬のシーズン以外はロープウェイも動いてなくホテルもほぼ閉館して静まりかえっている。

今はシーズン真っ只中、メイン通りは沢山の観光客で大変賑わっている。

そのせいか、物価も高い。

着いた日は食材とフェラータの道具購入とインフォで情報収集。なんか疲れて寝てしまう

2日目から活動開始。ラガツォーイピッコロ 2778m。登山口が約2000m。

ここは一般道と途中でフェラータ登りもあるコースがある。

初級コースとあってかハーネス、ヘルメット無しで登る人もいた。

 

赤線のルートを進む。

こんなワイヤーが危険箇所に付いていて、ハーネスから長ヌンチャクを2本を掛けながら前進。

 

ルートはとても整備されており安全に不安はない。

 

後ろのカップルはハーネス、ヘルメット無し。初心者ルートなので簡単だけど、ヘルメットくらいは被ってほしい。

彼らがすぐ後ろにいることもあり、落石に注意した。

頂上の稜線に上がったところ。

ラガッツオーイピッコロの頂上

超人気の山小屋ラガッツオーイと隣はロープウェイ。

 

ロープウェイでも登れるので山頂は沢山の人人人。山頂に上がってからも広い尾根筋を1キロ近く歩く。

風が吹かない限り寒くはないんだけど、長袖長ズボンは私たちだけ。殆どの人(全てといっていい)は半袖と膝までの半ズボン、短パンもいた。長ズボンは女性のスパッツ位か。

 

夜は同じ時季にドロミティ旅行に来ていて今日コルティナに入ったT平夫妻、鴨さん、M川さんと待ち合わせて晩餐。

T村夫人、英語ペラペラ。あれほど喋れるならどこに行っても怖いもの無しだね。

うちは旦那がイタリア語だけペラペラー?だからイタリア以外は行けない。

                                          モーリエ記 編集miki

 

 

 

 

 

 

 

 

 


イタリアでの車の事故

2016年11月27日 | イタリア関係
今年4月下旬から約一月イタリアに行って来た。
滞在中レンタカーを借りっぱなしにして、そして事は起こった。
レンタカー会社はハーツ。

今回で三回目のイタリアだが、
いつもは事故に出遭ったらイヤだなぁ
必要なときだけ借りて殆ど長期間借りることはしなかった。
だが、今回はちょっと贅沢して一月借りっぱにして滞在したのだ。

そのこともあって色々周りを散策することができたし、普段見られな場所にも行くことができた
買い物もちょっと郊外のグランデなスーパマーケットにいったりして、やっぱ車あると楽だなぁと。。

思っていた矢先、、岩登りからアパートに帰るとアパートの管理人ラウラが話しかけてきた。

ひとつの事件があった。
アパートの地下駐車場に停めてあったあなたの車に、誰かが接触したと。

恐れていた厄介なことが起こってしまったか。。。。

Che cosa faccio.(僕は何をすれがいいのだ!)

まあ、幸いなことに、接触した相手はアパートのオーナーと知り合いらしく
当て逃げされることなく、相手の保険で直してくれるということで万事OKだったのだ。

難しい保険の書類も管理人が書いてくれてラッキーだった。

そして、空港のレンタカー屋さんに返却。

その時ハーツの担当者が僕に言った。
(イタ語なのでハッキリと理解したわけでないが)
「事故のペナルティ分は先に払わなければならない。後で手続きが終了した後ペナルティ分を返却される」
と言った気がしたのだが。。。
まあ、そんなもんだと約45000円プラスで支払った。

そして、帰国し、一月が経ち、二月、、、何の音沙汰なし。
しびれを切らし、8月くらいに直接イタリアのハーツレンタカーにメールを出した。
事故結果はどうなっているのかと。。。

音沙汰なし。

10月に日本のトラブル担当者に電話をする。

担当者の答えは明確だった。
「事故のペナルティはお客様に支払っていただきます。当社では事故に関しての交渉事をしていないので、
事故相手の交渉はお客様にして頂くことになっております。」

僕は眼が点に・・・。
あ、そういうものなの?と笑いがでるほど、自分に呆れてしまう。

返却時に保険関係書類をハーツレンタカーに渡しているので今更無理。
仮に書類が手元に有ったとしても。。
その手続きを出来るほどの語学力は無い。
これなら、相手の責が100パーセントでも、ほとんど請求できない。

ちなみに僕はハーツで借りるとき保険は全部掛けるが免責有りにしている。
少しの事故なら、免責無しを掛けるより安いというか。。免責免除高すぎ。

でも、今回の失敗を踏まえて、
次回は免責分もカバーするかと考えたり、
免責掛けたとしても事故が起きた時は、
警察に必ず届けを出さなければならなかったりで、結構大変なんだよなぁ。

イタリアだから、もう、戻ってくることはないと完全に諦めていた矢先

11月カードの請求書。  -45000円と書いてある。



モーリエは事故の請求来たみたい。。。僕に言って請求書を見せる。
でも、それは既に支払っているはず、、と思いながら
請求書に目をやると、金額の前にマイナスが付いているではないか!

これはもしかして。。。ペナルティ分を返却されたということではないか!


さすがハーツ。大手のハーツ。やることやっているハーツ。

もう、ハーツ様々。

日本の担当者が言っていたことは何だったんだ。。。と思うところも有りますが、
苦情係としては無難な答えだったのだろうなぁ。

まあ、とにもかくにも次回もハーツだね。
イタリアなら別な場所に乗り捨ても割増料金無し。
キロ制限割り増し無し。

いい会社です。ハーツレンタカー!

と持ち上げて終わりにします。

miki記







Arrivederci! また会いましょう!

2016年05月24日 | イタリア関係
今回のアオスタは今後の為の偵察として入れたものでした。
まだまだシーズンではないので、ロープウェイも駄目かなと思っていたけど、
モンテビアンコやモンテチェルビーノも観ることができてよかった。

その2大巨匠を入れたお陰で、なんか大味になってしまったが、
短期間では無理なことだし、この辺の様子を知ることができたのは収穫でした

今度この地域に来るとしたら、クールマイユールかコーニュを拠点とした滞在型を楽しみたいなあ

今回ダオスタを入れたことで、違う北イタリアを知ることが出来て面白かった。
トレンティーノもダオスタも山など自然に恵まれた地域で、
同じ北なのにだいぶ違うんだなと改めて感心したり
でも、イタリア人は皆、とてもとても親切で、
どんな時でも笑顔で接してくれるのは同じ
mikiのイタ語も土壇場に強くなりました。

これで旅行はおしまいだけど、周囲の皆様の御協力 のお陰で、
思う存分楽しむことができました。
ありがとうございました



イタリア最後の日 またも雨

2016年05月23日 | イタリア関係
チェルビニアに行った後は、二人ともどっと疲れに疲れていた
思えば、雨のヴェネチアからトレンティーノからダオスタ移動、
こちらに来てからも毎日往復100キロ移動で動き回っていたせいか、
なーんにもやりたくないってくらい疲れてしまった。
私なんて車に乗ってるだけだけど、連日長距離運転のmikiは10倍疲れているに違いない
いつもは雨予報にガクンと来るのだが、今回だけはホッとしてしまった。

なので、今日はゆっくりと珈琲。予報通り雨だから、午前中はのんびりと後片付け。



アオスタの古代遺跡が街の中にあちらこちらあるが、地下の遺跡もあるらしい。
12時過ぎるとシエスタで閉めてしまうかもと、昼前に出掛ける。




街の中にも遺跡があり、それを利用した様な建物も多い。
古代を上手に現代に取り込んでいる感じでおもしろい。
自宅の壁がローマ時代の壁なんて。。。

今日の雨で1000m以上の山々はガスが掛かっていたし、
白さが増してたなあ。予想最高15度。寒かった。

札幌の方が温かいんじゃないかな。

結局パンフレットでみた地下遺跡は見当たらなかったが(閉鎖してるのかなあ)、
ある建物の前でウロウロしてたら、
おじさんが「スピーキングイングリッシュこんにちは!!さようなら!!」と
声をかけてくれて建物の中に誘導してくれた。
なんとここは地下の遺跡が残ってる博物館だった。


午後からアオスタから20キロ先のスーパーへ。
とうとうアオスタでスーパー見つけられず、いきがてらドライブ。
ここも、山の中腹に街が多いなあ。



サン・ピエール城。山の上に城があるのはあちらこちらで見かけるが、
これはそのなかでも大きくて立派だった。
ダオスタはフランスの影響を受けているような建物が多い。


モンテ・ビアンコに行く途中でも見たと思うが、夜中からの雨で水量が増していた。
こんなところに家があるなんて





ブレイユ=チェルヴィニアはスキーヤーでいっぱい

2016年05月22日 | イタリア関係
ブレイユ=チェルヴィニアはモンテ・チェルビーノ(マッターホルン)の麓の街。
モンテ・ビアンコの次はモンテ・チェルビーノの方面に
今日は歩きで2700mまで上がって、そこから散策路を行ける所まで行こう、モンテ・チェルビーノも観えるよねと計画してた。

標高2050mチェルヴィニアの駐車場に着くと、周りは皆スキーの恰好をしている。
此処で、まだまだ登山のシーズンでないことに気付く
此処より少し上は殆ど雪山なのです。
でも、折角来たんだし、ロープウェイは3500m地点まで運航している様なので、行ってみる。
今日は曇りでガス掛かっていて、果たして観られるかなあ




3500m。ロープウェイ降り場に国境線が引いてあります。
皆さん、そこからスキーを装着して、爽快に滑っていきました。


チェルビーノはイタ語で鹿の角を表した名だそうです。


モンテ・チェルビーノはガスの中に隠れたり、頭を出したり。


折角来たんだからと、少し歩いてみました。
オーバーヤッケ(雨具ですが)に毛帽子、毛手袋、完全装備(とはいえないけど)です。



ここはスイス国内。3500mとにかく風が強い。
モンテ・チェルビーノは一瞬のうちに顔を出し直ぐ隠れます。



見えるは完全にスイス国内の山々ですねえ。

もう少し姿現してくれるまで待とうかとも思いましたが、
強風でロープウェイが運航中止になっても困るので、適当なところで戻ってきました。



下に降りてから、その辺を散策。
3000mラインの雲は取れないようなので、
ブエイユ・チェルヴィニアの街を後にしました。






モンテ・ビアンコ(モン・ブラン)を眺めて来ました。

2016年05月22日 | イタリア関係
アオスタからクールマイユールへ向かい、モンテビアンコを観てきました。
観光客だから勿論、ロープウェイです。


かなり急な斜面を上がっていきます。下に見える街はクールマイユール。


キャビンは回転しながら上がっていくので、360度景色を観ることができます。


間近に観る岩峰群、迫力ありました


遠くの山々もまた素晴らしい


ロープウェイ終点駅の3466mの屋上テラス。此処からモンテ・ビアンコを眺めます。(これにはモンテビアンコは写ってません)


テラスから眺めるだけじゃ勿体ないので、周辺を歩いてみました
看板には危険、、、注意書きはしてありました。


こういう中を歩くなんて、とてもとても素晴らしい体験でした。


モンテ・ビアンコをバックに


スキーヤーも結構来てました。ハーネスにバイル、アイススクリュー持参してました。


これはテラスからは観えませんでした。圧巻の眺めです。


風ひとつなく、澄み切った青空で、とても気持ちよかった。座って、昼のパンを食べてくつろぎました。少しずつ、モンテ・ビアンコは雲が掛かってきました。







やって来ましたアオスタ!!

2016年05月21日 | イタリア関係
前回アルコの後、イタリアで一番上の左側ヴァッレ・ダオスタが気になり、
今回の旅行の最後に組み込みました。(スイス・フランス国境近くです)



高速道路をミラノを抜けアオスタ、トリノ方面に入ると交通量が圧倒的に減る。ミラノからベネチア、トレント方面の10分の一以下。
スピードも100キロ超える車殆どなし
ドイツナンバーの車と各国のトラックが減る。替わりに仏ナンバーの車がチラホラ。



周りの景色も水田が出てきてのどか。予定の時間通りアオスタに到着。ここまではよかった

アパートをナビして貰い、近くまでは来るがわからない。
車ではらちあかず。車を路駐し、mikiが歩いて探しに行く。何人もの人に訊いて、皆さん親切に説明してくれるがわからない。アパートに電話かけるが、わからない

探し始めてかれこれ1時間近く、ようやくアパートを探すことができたが、久々に大変でした

アパートですが、街のど真ん中で狭い路地を入った所にあり、看板は探していた方とは逆向きにぶら下がっており、
あれはわかる筈ないわ。地図があっても無理でした。

mikiは「何人もの人に訊いても皆それぞれ言うことが少しずつ違うらしく、あちらこちら探し回って大変だった様です。




オシャレな内装でシティ派向き。アウトドア派にはちょっと不向きかな。



アオスタのメインストリート。市庁舎前のシャノー広場。



通りを行き来する人はとても賑やかで、話し声が飛び交ってます。


インフォメーションとスーパー探しに街ブラ。スーパーはとうとう見つからず。
最後にバールでようやくビール。夜の8時近くだけど、真昼の明るさです。


街のあちらこちらに古代ローマ時代の遺跡があります。


アオスタから見える山々、、、としか言えない。

街は雲一つなく快晴で、お陰で遠くの山々の景色も素晴らしかったけど、大変疲れた一日でした。







さよならアルコ

2016年05月20日 | イタリア関係
朝から天気はすこぶる快晴。おまけに気温も昨日より10度以上上がる予報。

こんな日は是非アルコのロケーションがいいスポットで写真撮りたいと早朝ドライブ。

昨日の雨で2000m級の山々は広範囲に白くなっていて、とても綺麗でした。
今日からお天気なのですぐに解けてしまうでしょう。

後片付けして、これからアルコを発ちます。

アパートのポルタ・ディ・クオーレの皆さん、アルコでお世話になった人たち、
色々ありがとうございました。

また是非、ここに来れる日を迎えたいです。

雨の日のヴェネチア散歩

2016年05月20日 | イタリア関係
5月19日アルコ最後の日。20日にはアルコを旅立たなければならない。
前日天気予報を見る全日雨一色。あれれれれ、、、と言いながら寝る

翌朝、窓から見える山々は殆どガス掛かってると思ったら、雨降り出す
テレビをつけると中部イタリア以北は何処も雨

いつものようにパンを買いに行き、朝食を済ませる。

すると、mikiがヴェネチアに行こうと
雨が続いたときに、ヴェネチア散歩案は浮上していたが、二人ともヴェチアに興味なくそのままに没になっていた。

今日の空模様を見ると晴れそうもないし、晴れてもせいぜい夕方か。
故々行きたくないけれど、こんな時なら行ってもいいかな。

決めたら早い30分後にはアパート出ていた
高速で3時間。いきなり、街が開けてきたと思ったら周りは海。水の上に浮かんでる街。ヴェネチアの海は、海って感じがしないなあ。


思い立ったらすぐ出掛けたので、なんの下調べもなし。
取り敢えず、ナビでローマ広場、サンマルコ寺院(その名前しか出てこない)を指定。街の中は迷路のようだが、ここは路地が狭すぎで、建物が石のせいもあり、電波が時々効かなくなるが、mikiの勘で目的地へ行って帰って来れた。予想してたけど人人人。


取り敢えず、見つけた駐車場に入る。一日26ユーロ。一時間でも同じ。
10階建ての屋上しか空いてなかった。着いた途端、雷


あちらこちらに橋がかけられてる。


いまや観光客のためのゴンドラが殆どなんだろうなあ。


サン・マルコ寺院。


団体客や修学旅行生??がとにかく多い。



午後2時過ぎ、、ようやく晴れてきました。晴れたらまた違うので撮ってしまう。




ヴェチア散歩3時間、ヴェチアをよく識れば識るほど、見どころも深くたくさんあるんだろうけれど、私たちはこの日帰り散歩で充分満足でした。

帰りはヴェネチアを出た途端、物凄い豪雨。ワイパー速く回しても追いつかない凄い雨。周りのトラックの水しぶきとともに視界は霞むし大変な運転でした(mikiは

そんなこんなでアルコ最後の日はヴェネチアになってしまいました。

アルコは明日から晴れマーク一色。おまけに気温もぐ―んと上がって,25度が続きます。雨あり肌寒いアルコでしたが、盛りだくさん楽しめました。

今度はいつ来れるかなあ





肌寒いアルコ

2016年05月18日 | イタリア関係
イタリアに来て何が楽しみと云えば、夕方はこちらは真昼のような明るさの中で
ベランダやお庭でワインを飲む、そのまま外で夕食。夜の8時9時までは明るいので
そのまま外でまったりと佇むこと、、、でした。

今回は肌寒くて夕方にベランダで、、、っていう気分にならない。
でも、ワインは飲んでます。
夜でも明るいとはいえ、お日様が雲の中に隠れていて
西日を浴びながらまったり、、、って風にはなりません。
(今回は東側に面してる部屋なので直の西日のご利益は当たりませんが

岩場で暑い、と裸族が出たのは2,3日かなあ
最近は風強くてビレーはフリースにダウン。4月はテルモスが欲しいねという言葉も出た。
北海道から来た私たちには寒いうちには入らないんでしょうが
前回前々回が天気に恵まれすぎたのか、とても温かく(暑いくらいか)、お日様にも十分恵まれたので余計に感じてしまいます。
(比較してはいけない、、でもしちゃう。 昔のことを言ってはいけない、、、でも、つい言ってしまう。)

でも、雨でも降らない限りこちらの人はジェラート食べてます。
ご年輩のご婦人が一人でも歩きながら食べてる姿、、時々見かけます。

明日はジェラート食べよっと


アルコ城手前まで散歩



こんなお立ち台まで出来てました。床とフロントはガラスです。





街の通りの裏側なのにあまりにのどか。こんなところでも車は通ります。



水曜日は移動市場の日。衣料品のメルカートも登場。



衣料品は月1位のようですが、これ目当ての人が居るんでしょうね。賑わってました。



Mt.Misone(1803m) 日本人初???登頂

2016年05月18日 | イタリア関係
身体があちこち痛くなってきた、、ということで、
今日は癒し系??の登山です。

最近のアルコの天気は不安定。
晴れてても1000m付近は厚い雲が掛かってて、
折角登っても視界真っ白、、、ならつまんない。

天気予報と空模様を見ながらギリギリに予定決定。
だから行動食は前日のあまりのパン1個とトマトと非常食のカロリーメイト。
(朝パンを買おうと思ったら定休日じゃないのに休み

今日は560mのテンノという街の駐車場まで車で行くので、標高差は約1200m。
全てにおいて前回よりも絶対に楽、、大丈夫 と楽観的に行く。

 
駐車場発7:30 頂上10:20 駐車場着13:20
行きと帰りはルートを変えてます。
この山は南側が崖になっていて、北側から廻り込むようなルートになってます。
だからトラバース的な道が多かった。


途中の登山道はあまり視界が良くない。


時々、素晴らしいロケーション


ガルダ湖方面


下に見えるのはテンノ湖。水色緑色が混ざったようなとてもきれいな湖です。





山小屋付近。約1700m。牧草地のようになってました。



頂上。バックはマドンナ・ディ・カンピーリオの山々。
ガルダ湖方面はガス掛かってしまいました。



確かに楽でした。前回よりも。でも、疲れた。
この位がちょうどいいのかなあ。この山は900m台にある駐車場からいくのが
一般的でガイドブックにも載ってます。
ただ、山の中なので、ビビりの私たちは街の駐車場にしました。
(でも、あそこなら街より安全そうでしたね)

だいたいの山がかなり高いところまで車で行けて、駐車場があります。
1000m付近まであります。
そこに車を置くのがいやじゃなければ、もっとお手軽に登山が楽しめそう


山を下りてから下界に↑いました。色がスゴイ
シッポがちょ切れていました。

殆ど、下に来てからmikiのストックが壊れてしまいました
今回のイタリアの為に買ったものです。
「一番高いのを買ったのにー」とmiki。

荷物が減ったと思ったのですが、、、帰ったら山の店に持っていくそうです。




シエスタ

2016年05月16日 | イタリア関係
元々はスペイン語らしい。昼休みの時間。
イタリアでは都会ではなくなったらしいのですが、、でもトレントはあったなあ。
まだまだ田舎はあるようです。

だいたいのお店は12時から15時半まで昼休み。店は閉めてしまいます
営業してるのは飲食店のみ。
飲食店でもその時間帯は閉めてしまうところもある。



シエスタ時間帯は人通りも少ないです。

3時間半も休みなので、皆さん家に帰るようです。
15時半からまたお店を開き(だいたいの店は)19時まで営業します。



↑のお店は9時から12時半まで。午後の3時半から7時半までの営業。
12時半から午後の3時半までシエスタ。

一回、家に帰ったら、もう一回職場に戻る気なんてしないと思うのだけど、
こちらの人はそれが普通なのかな

前回のイタリアで、友人の送迎で(3組来たので計12回)行きと帰り、その都度レンタカーを借りていました。その際、シエスタと休日を避けて借りたり返したり、そんなこと何も考えてなかった私たちにとっては想定外の大変さで、どうにか無事に済んだのですが、苦くて深くてコクのある想い出です。