ミミズの足 Ver.2

クライミング、音楽、その他諸々日々の出来事を綴る

オペラが好きになりそうな。。。

2017年11月17日 | 日々の出来事
「愛の妙薬」というオペラを観て。。
なぜ?よかったと思ったのだろうと考えた。

今まで、歌とセリフが重なる、、ミュージカルやオペラは好きになれなかった。
なんか、セリフと合わない感じがして。。シラけてしまう。
自分的には物語に入り込めにくかったのが原因かもしれない。

しかし、今回はじめオペラを観て「あ〜なるほど」と思った部分があった。
それは、メロディがその場の状況説明の役割をしていること、
活字で表すより、流れる歌「旋律」が物語と登場人物の気持ちを共有させてくれる

あああ、これなんだなぁオペラの良さは。。。

今週末には「蝶々夫人」をルーテルホールに観に行く。
「名作オペラを知ろう」とサブタイトルもついているから
わかりやい演出になっているだろう。

まあ、今のところ何も分からない僕とモーリエなので、
とにかく楽しめれば良い。。と考えている。

もちろん事前に下調べはしておかないとね。。。

愛の妙薬「人知れぬ涙」一番の盛り上がりアリア。
Luciano Pavarotti : Una furtiva lacrima


アリアはやっぱ感動するのだ。

一応歌詞を記載。
Una furtiva lagrima
negli occhi suoi spuntò:
Quelle festose giovani
invidiar sembrò.
Che più cercando io vo?
M'ama! Sì, m'ama, lo vedo. Lo vedo.
Un solo istante i palpiti
del suo bel cor sentir!
I miei sospir, confondere
per poco a' suoi sospir!
I palpiti, i palpiti sentir,
confondere i miei coi suoi sospir...
Cielo! Si può morir!
Di più non chiedo, non chiedo.
Ah, cielo! Si può! Si può morir!
Di più non chiedo, non chiedo.
Si può morir! Si può morir d'amor.

ひそかな涙が
あの女(ひと)の眼に浮かんだ
彼女は賑やかな娘たちを
羨んでいるようだった。
僕はこれ以上何を求めよう。
あの女は僕を愛しているのだ。
彼女の心のときめきを
一時でも感じることができたなら
僕の溜め息と
彼女の溜め息が混ぜ合うなら
心のときめきを感じることができたなら
僕の溜め息と彼女の溜め息が混ぜ合うなら
天よ、死んでもいい
それ以上なにをもとめようか!
ああ、死んでもいい
それ以上なにをもとめようか!
ああ、死んでもいい!愛のために死んでもいい