【楽天】マー君、開幕20連勝の“世界新”!星野監督も「すげえヤツ」
◆楽天3―2日本ハム(6日・Kスタ宮城)
楽天・田中マー君が、
日本ハム戦で2失点完投勝利を挙げ、開幕20連勝を達成した。
08年の楽天・岩隈(マリナーズ)以来となる20勝投手の誕生。
ルーキー二刀流・大谷との投げ合いで4回までに2失点したが、
味方が5回に追いつき、
6回には松井の決勝ソロで逆転勝ちした。
西鉄の鉄腕・稲尾が1957年にマークした
シーズン20連勝のプロ野球記録に並んだ。
楽天は優勝マジックを20とし、貯金も20となった。
112球を投げて臨んだ9回。
田中マー君は、最速154キロをマークするなど、
直球系15球、すべて150キロ超だった。
最後の1球は144キロのスプリットで見逃し三振に仕留め、ガッツポーズ。
史上初の開幕20連勝を達成。
開幕20連勝は、101年前に作られたメジャー記録を抜く“世界新”。
シーズンをまたいだ連勝も「24」で、
1936~37年にカール・ハッベルがマークしたメジャー記録に並んだ。
星野監督は
「すげえヤツだよ。想像を絶する。
こんなピッチャー見たことない。
世界記録? もう破られないでしょう。100年たっても」。
同一シーズン20連勝は鉄腕稲尾と並ぶプロ野球タイ記録。
「生まれる前。ピンとこない」とマー君は語ったが、
あらゆる連勝記録を塗り替えている。
2位・ロッテが敗れ、優勝マジックは「20」となり、
貯金も今季最多タイの「20」に戻した。
二刀流大谷との投げ合いに、Kスタ史上最多の観客2万2316人が集結。
日本シリーズ開催を想定して増設した特設席も満席。
田中マー君は最後に一言。
「本当に欲しいものは優勝です」―。
地元ファンが拍手喝采で応えた。
◆米国にもない年間20連勝
米大リーグの同一シーズン連勝記録は19連勝で、
1888年にティム・キーフ(ジャイアンツ)、
1912年にはルーブ・マーカード(ジャイアンツ)がマークした。
また、
2シーズンにまたがる連勝記録は24。
1936年に16連勝でシーズンを終え、
翌年開幕から8連勝したカール・ハッベル(ジャイアンツ)が記録した。
にしても・・・あの野村監督をして・・
{マー君神の子・不思議な子??} と言わしめた。
ヤッパリマー君は凄いわぁ~